JP2585097Y2 - 車輌用小物入れ - Google Patents

車輌用小物入れ

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JP2585097Y2
JP2585097Y2 JP1991074421U JP7442191U JP2585097Y2 JP 2585097 Y2 JP2585097 Y2 JP 2585097Y2 JP 1991074421 U JP1991074421 U JP 1991074421U JP 7442191 U JP7442191 U JP 7442191U JP 2585097 Y2 JP2585097 Y2 JP 2585097Y2
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佳英 橋本
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西川化成株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車輌用内装パネルに設
けられる車輌用小物入れの改造に関する。
【0002】
【従来の技術】車輌用内装パネルに設けられる車輌用小
物入れとしては、実開昭64−22546号公報に示さ
れるように、前面に開口部を有し車両用内装パネルに組
み付けられる枠体と、該枠体内に上記開口部から前後方
向へスライド式に挿入され且つ該左右の外壁面に前後方
向へ延びる断面凸状のガイド部を有する小物入れ用のボ
ックス部材と、上記枠体の内壁面と上記ボックス部材の
外壁面との間に各々前後方向へ延びて設けられ上記ボッ
クス部材のガイド部と係合して該ボックス部材を前後方
向へガイドする断面凹状のガイド部材とからなるものが
知られており、該車輌用小物入れにおいては、一対のガ
イド部材は各々枠体の内壁面に固定されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、ボックス部
材とガイド部材との間に隙間が有ると、車輌が走行する
際にボックス部材が左右に振動してカタカタという異音
が発生して乗員に不快感を与えることがある。
【0004】一方、ボックス部材とガイド部材との間の
隙間をなくそうとすると、ボックス部材及びガイド部材
のいずれかに寸法誤差が発生した場合にボックス部材を
スムーズに出し入れできないという問題がある。
【0005】上記に鑑みて、本考案は、ボックス部材及
びガイド部材のいずれかに僅かな寸法誤差があってもボ
ックス部材を枠体に対してスムーズに出し入れができ、
且つ車輌走行時にボックス部材が左右に振動することに
より発生する異音を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案は、左右一対のガイド部の少なくとも1つを
ガイド部材で設けフローティング支持すると共にボック
ス部材側へ付勢するものである。
【0007】具体的に本考案が講じた解決手段は、前面
に開口部を有し車両用内装パネルに組み付けられる枠体
と、該枠体内に上記開口部から前後方向へスライド式に
挿入される小物入れ用のボックス部材と、上記枠体の左
右側壁の内壁面に前後方向へ延びて設けられ上記ボック
ス部材を前後方向へガイドする左右一対のガイド部とか
らなる車輌用小物入れを対象とし、上記一対のガイド部
のうちの少なくとも1つは上記枠体と別体のガイド部材
からなり、該ガイド部材は上記枠体に左右方向へ移動自
在に保持されており且つ付勢手段によってボックス部材
側へ付勢されている構成とするものである。
【0008】
【作用】上記の構成により、一対のガイド部のうちの少
なくとも1つは枠体と別体のガイド部材からなり、該ガ
イド部材は付勢手段によってボックス部材側へ付勢され
ているので、ボックス部材とガイド部材との間には隙間
が形成されない。
【0009】また、ガイド部材は枠体に左右方向へ移動
自在に保持されているので、ボックス部材及びガイド部
材のいずれかに発生する多少の寸法誤差は吸収される。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図7は、車輌用内装パネルとしての車輌用
インストルメントパネル10の全体構造を示しており、
本考案の一実施例に係る車輌用小物入れ12は上記イン
ストルメントパネル10の右側の下部に設けられてい
る。
【0012】図1は上記車輌用小物入れ12の分解斜視
図を示し、同図において、14は車輌用インストルメン
トパネル10に組み付けられる角筒状の枠体である。枠
体14の前面には開口部16が形成され、該開口部16
の周囲には四隅に組付用の螺子孔18aを有するフラン
ジ18が設けられており、螺子孔18aに挿通される螺
子(図示は省略している)により枠体14は車輌用イン
ストルメントパネル10に取り付けられる。枠体14の
右側の側壁20Rには、前後両端部に形成された前後一
対の方形状の突起部用右側貫通孔22Rと、該突起部用
右側貫通孔22R同士の間に形成され該突起部用右側貫
通孔22Rよりも大きい前後一対の方形状のスプリング
用貫通孔24とが各々形成されており、枠体14の左側
の側壁20Lにおける前記突起部用右側貫通孔22Rと
対向する位置に突起部用左側貫通孔22Lが設けられて
いる。
【0013】図1において、26は枠体14の開口部1
6から枠体14内に挿入される小物入れ用のボックス部
材であって、該ボックス部材26の左右の側壁28L,
28Rの外壁面には前後方向へ延びる断面矩形状の凸条
30が設けられている。また、左右の側壁28L,28
Rの外壁面の後部における凸条30の上側には、前方側
にかけて拡大するテーパー面32aを有する係合部32
が設けられている。
【0014】図1において、34Rは枠体14の右側の
側壁20Rとボックス部材26の右側の側壁28Rとの
間、すなわち枠体14の側壁20Rの内壁面に配置され
て前後方向へ延び、ボックス部材26をガイドするガイ
ド部としての右側ガイド部材であって、該右側ガイド部
材34Rの内面には、ボックス部材26の凸条30と嵌
合してボックス部材26を前後方向へ案内する凹条溝3
6が設けられている。また右側ガイド部材34Rの上面
における前部には後方側にかけて拡大するテーパー面3
8aを有するストッパ部38が設けられており、ボック
ス部材26の係合部32とガイド部材34のストッパ部
38とが係合することにより、ボックス部材26は枠体
14から外側へ抜け出ないように構成されている。
【0015】図3は図2におけるIII −III 線の断面構
造を、図4は図2におけるIV−IV線の断面構造を、図5
は図3におけるV−V線の断面構造を、図6は図4にお
けるVI−VI線の断面構造を各々示している。
【0016】図3〜図6において、34Lは左側ガイド
部材であって、該左側ガイド部材34Lは、右側ガイド
部材34Rと同様に、ボックス部材26をガイドするガ
イド部であって凹状溝36を有していると共に図示して
いないストッパ部材を有している。左右のガイド部材3
4L,34Rの外側の側面には前後一対の突起部40が
設けられており、各突起部40は、角棒状の首部42と
該首部42の先端に前後方向の反対側を向いて設けられ
た係合爪44とからなる。突起部40の首部42が上記
突起部用左右貫通孔22L,22Rを貫通して外部へ延
び且つ係合爪44が枠体14の左右の側壁20L,20
Rに係合しており、これにより、左右のガイド部材34
L,34Rが前後方向へ移動すること及び突起部40が
内側へ抜け出ることが規制されている。この場合、左側
ガイド部材34Lの首部42の長さは枠体14の左側側
壁20Lの厚さと略同寸に形成されており、左側ガイド
部材34Lの外側面は枠体14の左側側壁20Lの内壁
面と当接している。また、右側ガイド部材34Rの首部
42の長さは枠体14の右側側壁20Rの厚さよりも大
きく形成されており、右側ガイド部材34Rは枠体14
に対して左右方向に移動自在である。
【0017】枠体14の右側側壁20Rのスプリング用
開口部24には、図1、図4及び図6に示すような付勢
手段としてのU字状のスプリング46が嵌合されてい
る。スプリング46の内側部分の中央部46aは内側へ
突出しており、該中央部46aは右側ガイド部材34R
をボックス部材26側へ付勢している。これにより、左
側ガイド部材34Lの凹状溝36とボックス部材26の
左側側壁28Lの外壁面、及び右側ガイド部材34Rの
凹状溝36とボックス部材26の右側側壁28Rの外壁
面とが各々接しており、車輌の走行時においてもボック
ス部材26と左右ガイド部材34L,34Rとが異音を
発することがない。
【0018】尚、本実施例では、左右一対のガイド部を
ガイド部材で構成したが、スプリング部材26を有しな
い左側ガイド部材34Lは枠体と一体に形成してもよ
い。
【0019】また、本実施例において、ガイド部材に凹
状溝36を、枠体に凸条30を各々形成したが、ガイド
部材に凸条を形成し、該凸条と嵌合する凹状溝を枠体に
形成するようにしてもよい。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように、一対のガイド部の
うちの少なくとも1つは枠体と別体のガイド部材で設け
られ、該ガイド部材は枠体に左右方向へ移動自在に保持
され且つ付勢手段によってボックス部材側へ付勢されて
いるために、ボックス部材のガイド部とガイド部材との
間には隙間が形成されないので両者の接離に伴う異音が
発生せず、またボックス部材及びガイド部材のいずれか
に多少の寸法誤差が発生しても該寸法誤差は上記隙間に
より吸収される。
【0021】このため、本考案によると、ボックス部材
及びガイド部材のいずれかに僅かな寸法誤差があっても
ボックス部材を枠体に対してスムーズに出し入れがで
き、且つ車輌走行時にボックス部材が左右に振動するこ
とにより発生する異音を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る車輌用小物入れの分解
斜視図である。
【図2】上記車輌用小物入れの組立て状態を示す斜視図
である。
【図3】図2におけるIII −III 線の断面図である。
【図4】図2におけるIV−IV線の断面図である。
【図5】図3におけるV−V線の断面図である。
【図6】図4におけるVI−VI線の断面図である。
【図7】上記車輌用小物入れが組み込まれたインストル
メントパネルの斜視図である。
【符号の説明】
10…インストルメントパネル(車輌用内装パネル) 12…車輌用小物入れ 14…枠体 16…開口部 20R…枠体の右側側壁 20L…枠体の左側側壁 26…ボックス部材 28R…ボックス部材の右側側壁 28L…ボックス部材の左側側壁 30…凸条 34R…右側ガイド部材(ガイド部) 34L…左側ガイド部材(ガイド部) 46…スプリング(付勢手段)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開口部を有し車両用内装パネルに
    組み付けられる枠体と、該枠体内に上記開口部から前後
    方向へスライド式に挿入される小物入れ用のボックス部
    材と、上記枠体の左右側壁の内壁面に前後方向へ延びて
    設けられ上記ボックス部材を前後方向へガイドする左右
    一対のガイド部とからなる車輌用小物入れであって、上
    記一対のガイド部のうちの少なくとも1つは上記枠体と
    別体のガイド部材からなり、該ガイド部材は上記枠体に
    左右方向へ移動自在に保持されており且つ付勢手段によ
    ってボックス部材側へ付勢されていることを特徴とする
    車輌用小物入れ。
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JP6599042B1 (ja) * 2019-08-05 2019-10-30 カルソニックカンセイ株式会社 引出式収納箱

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JPS6324670A (ja) * 1986-07-16 1988-02-02 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置

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