JP2584590Y2 - 搬送ライン - Google Patents
搬送ラインInfo
- Publication number
- JP2584590Y2 JP2584590Y2 JP1992081161U JP8116192U JP2584590Y2 JP 2584590 Y2 JP2584590 Y2 JP 2584590Y2 JP 1992081161 U JP1992081161 U JP 1992081161U JP 8116192 U JP8116192 U JP 8116192U JP 2584590 Y2 JP2584590 Y2 JP 2584590Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- roller
- roller chain
- line
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば工場において重
量物の搬送などに適用される搬送ラインに関するもので
ある。
量物の搬送などに適用される搬送ラインに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】図３は工場において重量物の搬送などに
使用されている従来のローララインの説明図である。図
において、従来のローララインは重量物のワーク０７を
搬送可能に床面０１に堅固な架台０２を設け、この架台
０２上にベアリング軸受０３を介して複数のスプロケッ
ト付きのローラ０４を設置しており、架台０２に設けら
れた減速機付きモータ０５によりチェーン０６を介して
ローラ０４を回転させることにより、ローラ０４上のワ
ーク０７を搬送するようになっている。
使用されている従来のローララインの説明図である。図
において、従来のローララインは重量物のワーク０７を
搬送可能に床面０１に堅固な架台０２を設け、この架台
０２上にベアリング軸受０３を介して複数のスプロケッ
ト付きのローラ０４を設置しており、架台０２に設けら
れた減速機付きモータ０５によりチェーン０６を介して
ローラ０４を回転させることにより、ローラ０４上のワ
ーク０７を搬送するようになっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来のロ
ーララインにおいては、架台０２などが床面から突出し
て設けられているためにローラライン上を人や車輛が横
切ることが困難である。また、ローラライン上に重量物
のワーク０７を乗せ替えする場合に揚重機を必要とす
る。また、ローララインをループさせる場合にはローラ
ラインのコーナ部に勾配のついたローラを設けたりトラ
バーサなどを用いたりする必要があり、ローララインが
大掛かりな構造をしているために製作費用が高価とな
る。
ーララインにおいては、架台０２などが床面から突出し
て設けられているためにローラライン上を人や車輛が横
切ることが困難である。また、ローラライン上に重量物
のワーク０７を乗せ替えする場合に揚重機を必要とす
る。また、ローララインをループさせる場合にはローラ
ラインのコーナ部に勾配のついたローラを設けたりトラ
バーサなどを用いたりする必要があり、ローララインが
大掛かりな構造をしているために製作費用が高価とな
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案の搬送ラインは、
床面のループ状の溝内に設けられて回動するローラチェ
ーンと、該ローラチェーンに取付けられ上記溝の蓋をな
すプレートと、該プレートの上面に設けられた枠と、該
枠内にその先端部に設けられた止め具が係合されて上記
プレートに牽引され上記床面を移動する台車とを備えた
ことを特徴としている。
床面のループ状の溝内に設けられて回動するローラチェ
ーンと、該ローラチェーンに取付けられ上記溝の蓋をな
すプレートと、該プレートの上面に設けられた枠と、該
枠内にその先端部に設けられた止め具が係合されて上記
プレートに牽引され上記床面を移動する台車とを備えた
ことを特徴としている。
【０００５】
【作用】上記において、台車に積載された積載物を搬送
する場合、台車の先端部に設けられた止め具をプレート
の上面に設けられた枠に係合させた後、ローラチェーン
を駆動し、台車をプレートにより牽引して移動させ、積
載物を移送する。 上記ローラチェーンは、溝の近傍の床
面を摺動するプレートと結合しているため、たるみを生
じることがなく、また、このプレートはローラチェーン
と対応して設けられて溝の上部を覆うため、溝の上部は
全面に蓋が設けられた状態となり、床面は平面となる。
する場合、台車の先端部に設けられた止め具をプレート
の上面に設けられた枠に係合させた後、ローラチェーン
を駆動し、台車をプレートにより牽引して移動させ、積
載物を移送する。 上記ローラチェーンは、溝の近傍の床
面を摺動するプレートと結合しているため、たるみを生
じることがなく、また、このプレートはローラチェーン
と対応して設けられて溝の上部を覆うため、溝の上部は
全面に蓋が設けられた状態となり、床面は平面となる。
【０００６】
【実施例】図１および図２は本考案の一実施例に係る搬
送ラインの説明図である。図において、本実施例に係る
搬送ラインは工場において重量物の搬送などに使用され
るもので、重量物のワーク６を搬送可能に床面１にアン
グル２ａと継ぎ板２ｂとで構成した凹状の溝２をループ
状に設け、この溝２内にプレート３ａ付きのローラチェ
ーン３をループ状に設けてローラチェーン３のプレート
３ａが溝蓋となるようにするとともに、ローラチェーン
３駆動用のスプロット４ａを取付けた減速機付きのモー
タ４を床下１ａに設けている。そして、ローラチェーン
３のプレート３ａ上に台車５牽引用の円筒状或いは角筒
状をなす枠３ｂを適宜設けるとともに、この枠３ｂと係
合可能にスライド式の止め具５ｅを台車５前方に設けて
いる。台車５は前方に旋回車輪５ａを、後方に固定車輪
５ｂをそれぞれ有し、ローラチェーン３のプレート３ａ
上の枠３ｂに止め具５ｅを介してセットされるようにな
っている。図における符号５ｃはブラケット、５ｄはパ
イプ、５ｆは取手である。
送ラインの説明図である。図において、本実施例に係る
搬送ラインは工場において重量物の搬送などに使用され
るもので、重量物のワーク６を搬送可能に床面１にアン
グル２ａと継ぎ板２ｂとで構成した凹状の溝２をループ
状に設け、この溝２内にプレート３ａ付きのローラチェ
ーン３をループ状に設けてローラチェーン３のプレート
３ａが溝蓋となるようにするとともに、ローラチェーン
３駆動用のスプロット４ａを取付けた減速機付きのモー
タ４を床下１ａに設けている。そして、ローラチェーン
３のプレート３ａ上に台車５牽引用の円筒状或いは角筒
状をなす枠３ｂを適宜設けるとともに、この枠３ｂと係
合可能にスライド式の止め具５ｅを台車５前方に設けて
いる。台車５は前方に旋回車輪５ａを、後方に固定車輪
５ｂをそれぞれ有し、ローラチェーン３のプレート３ａ
上の枠３ｂに止め具５ｅを介してセットされるようにな
っている。図における符号５ｃはブラケット、５ｄはパ
イプ、５ｆは取手である。
【０００７】本搬送ラインによりワーク６を搬送する場
合は、ローラチェーン３のプレート３ａ上にワーク６を
積載した台車５を移動させて台車５前方の止め具５ｅを
ローラチェーン３のプレート３ａ上の枠３ｂにセットす
る。そして、ローラチェーン３駆動用の減速機付きのモ
ータ４を作動させることによりスプロット４ａが回転し
てローラチェーン３を移動させ、台車５を所定の位置ま
で牽引してワーク６を搬送する。ワーク６を搬送した後
の台車５は、元の位置までローラチェーン３で牽引し、
台車５の止め具５ｅを枠３ｂから外すことにより台車５
がローラチェーン３のプレート３ａ上から解除される。
合は、ローラチェーン３のプレート３ａ上にワーク６を
積載した台車５を移動させて台車５前方の止め具５ｅを
ローラチェーン３のプレート３ａ上の枠３ｂにセットす
る。そして、ローラチェーン３駆動用の減速機付きのモ
ータ４を作動させることによりスプロット４ａが回転し
てローラチェーン３を移動させ、台車５を所定の位置ま
で牽引してワーク６を搬送する。ワーク６を搬送した後
の台車５は、元の位置までローラチェーン３で牽引し、
台車５の止め具５ｅを枠３ｂから外すことにより台車５
がローラチェーン３のプレート３ａ上から解除される。
【０００８】従来のローララインにおいては、架台など
が床面から突出して設けられているためにローラライン
上を人や車輛が横切ることが困難で、またローラライン
上に重量物のワークを乗せ替えする場合に揚重機を必要
とし、またローララインをループさせる場合にはローラ
ラインのコーナ部に勾配のついたローラを設けたりトラ
バーサなどを用いたりする必要があり、ローララインが
大掛かりな構造をしているために製作費用が高価となる
が、本搬送ラインにおいては床面１に溝２をループ状に
設け、この溝２内にプレート３ａ付きのローラチェーン
３を設けてローラチェーン３のプレート３ａが溝蓋とな
るようにするとともに、ローラチェーン３駆動用のスプ
ロット４ａを取付けた減速機付きのモータ４を床下１ａ
に設け、ワーク６などを積載する台車５をローラチェー
ン３のプレート３ａ上にセットするようになっており、
ワーク６搬送用の台車５を床面１に埋設したループ状の
ローラチェーン３で牽引する構造とすることにより簡単
な構造で直線部及びコーナ部における搬送に対応でき、
搬送ライン上を人や車輛が横切ることが可能で安全で作
業環境が改善される。また、台車５は牽引部で解除する
ことによりフリーとなって揚重機を用いずに搬送ライン
上に台車ごとワーク６の乗せ替えが可能である。また、
最も簡素化された構造を有することにより、安価に製作
できる利点を有する。
が床面から突出して設けられているためにローラライン
上を人や車輛が横切ることが困難で、またローラライン
上に重量物のワークを乗せ替えする場合に揚重機を必要
とし、またローララインをループさせる場合にはローラ
ラインのコーナ部に勾配のついたローラを設けたりトラ
バーサなどを用いたりする必要があり、ローララインが
大掛かりな構造をしているために製作費用が高価となる
が、本搬送ラインにおいては床面１に溝２をループ状に
設け、この溝２内にプレート３ａ付きのローラチェーン
３を設けてローラチェーン３のプレート３ａが溝蓋とな
るようにするとともに、ローラチェーン３駆動用のスプ
ロット４ａを取付けた減速機付きのモータ４を床下１ａ
に設け、ワーク６などを積載する台車５をローラチェー
ン３のプレート３ａ上にセットするようになっており、
ワーク６搬送用の台車５を床面１に埋設したループ状の
ローラチェーン３で牽引する構造とすることにより簡単
な構造で直線部及びコーナ部における搬送に対応でき、
搬送ライン上を人や車輛が横切ることが可能で安全で作
業環境が改善される。また、台車５は牽引部で解除する
ことによりフリーとなって揚重機を用いずに搬送ライン
上に台車ごとワーク６の乗せ替えが可能である。また、
最も簡素化された構造を有することにより、安価に製作
できる利点を有する。
【０００９】
【考案の効果】本考案に係る搬送ラインは前記のように
構成されており、搬送ラインが床面から突出せず床面が
平面になるので、搬送ライン上を容易に人や車輛が横切
ることができ、また揚重機を用いずに台車ごと重量物を
ローラライン上に乗せ替えすることが可能であり、また
搬送ラインのコーナ部に特に勾配を設けたりトラバーサ
などを用いたりする必要がなく構造が簡素化されて製作
費用が安価となる。
構成されており、搬送ラインが床面から突出せず床面が
平面になるので、搬送ライン上を容易に人や車輛が横切
ることができ、また揚重機を用いずに台車ごと重量物を
ローラライン上に乗せ替えすることが可能であり、また
搬送ラインのコーナ部に特に勾配を設けたりトラバーサ
などを用いたりする必要がなく構造が簡素化されて製作
費用が安価となる。
【図１】図１（ａ）は本考案の一実施例に係る搬送ライ
ンの正面図、同図（ｂ）は平面図である。
ンの正面図、同図（ｂ）は平面図である。
【図２】図２（ａ）はその側面図、同図（ｂ）は図１
（ｂ）におけるII−II断面図である。
（ｂ）におけるII−II断面図である。
【図３】図３（ａ）は従来のローララインの正面図、同
図（ｂ）は平面図、同図（ｃ）は側面図である。
図（ｂ）は平面図、同図（ｃ）は側面図である。
１ 床面 １ａ 床下 ２ 溝 ２ａ アングル ２ｂ 継ぎ板 ３ ローラチェーン３ａ プレート ３ｂ 枠 ４ 減速機付きのモータ ５ 台車 ５ａ 自在車輪 ５ｂ 固定車輪 ５ｃ ブラケット ５ｄ パイプ ５ｅ 止め具 ５ｆ 取手 ６ ワーク
Claims (1)
- 【請求項１】 床面のループ状の溝内に設けられて回動
するローラチェーンと、該ローラチェーンに取付けられ
上記溝の蓋をなすプレートと、該プレートの上面に設け
られた枠と、該枠内にその先端部に設けられた止め具が
係合されて上記プレートに牽引され上記床面を移動する
台車とを備えたことを特徴とする搬送ライン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992081161U JP2584590Y2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 搬送ライン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992081161U JP2584590Y2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 搬送ライン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0645933U JPH0645933U (ja) | 1994-06-24 |
| JP2584590Y2 true JP2584590Y2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=13738731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992081161U Expired - Fee Related JP2584590Y2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 搬送ライン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2584590Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007186284A (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | ワーク搬送装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5315273A (en) * | 1976-07-29 | 1978-02-10 | Toshiba Corp | Forming method for transparent thin film of oxide |
| JPS6175370U (ja) * | 1984-10-23 | 1986-05-21 |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP1992081161U patent/JP2584590Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0645933U (ja) | 1994-06-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980721 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |