JP2584527Y2 - 電子写真複写機の駆動装置 - Google Patents

電子写真複写機の駆動装置

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JP2584527Y2
JP2584527Y2 JP4936492U JP4936492U JP2584527Y2 JP 2584527 Y2 JP2584527 Y2 JP 2584527Y2 JP 4936492 U JP4936492 U JP 4936492U JP 4936492 U JP4936492 U JP 4936492U JP 2584527 Y2 JP2584527 Y2 JP 2584527Y2
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photosensitive drum
drum shaft
shaft
bearing
axial direction
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敏雄 安齋
健治 神崎
衛 城戸
紀文 佐藤
稔 笠間
正人 小林
博 加藤
高志 星野
浩 大沢
裕之 沢井
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子写真複写機の感光
体ドラム駆動装置に関し、詳しくは、感光体ドラムを感
光体ドラム軸に固定し、かつ感光体ドラム軸の軸方向の
動きを阻止する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体ドラムとドラム軸を固定
し、或いは、ドラム軸とこのドラム軸を支持しているフ
レームとの間の軸方向の動きを阻止する技術としては、
特開昭63−256970号公報に記載された構造のも
のが公知である。これは、図5に示すように、感光体ド
ラム軸30と感光体ドラム31との中間に板バネ32を
配設して、その板バネ32のバネ力を利用して感光体ド
ラム軸30及び感光体ドラム31の軸方向の動きを阻止
するものである。図5において、感光体ドラム軸30及
びドラム軸部33はそれぞれベアリング35及びベアリ
ング34の内輪に固定され、軸方向の動きが規制されて
いる。そして、感光体ドラム軸30に固設した突き当て
体36が板バネ32に当接し、感光体ドラム軸30に対
して遊転可能な感光体ドラム31の軸方向の動きが板バ
ネ32のバネ力で規制されている。なお、図中5はリア
フレーム、37は駆動板、38はフロントフレームであ
る。
【0003】また、感光体ドラムの軸方向の動きを阻止
するための一般的な構造として、図6に示す構造のもの
が知られている。図6において、感光体ドラム軸39の
中間部において、C形止め輪40とリアフレーム5との
間にベアリング41と一対のネジ筒体42とを設け、こ
のネジ筒体42を調節することによって、感光体ドラム
43の軸方向の動きを阻止していた。なお、図中44及
び45は止め輪つきベアリング、46はフロントフレー
ム、47はC形止め輪である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前記従来の構
造のものにおいては、次のような問題が生じていた。
【0005】まず、図5の構造のものにおいては、板バ
ネ32の振動や感光体ドラム軸30の回転時に発生する
スラスト方向の力によって感光体ドラム軸30及び感光
体ドラム31が軸方向へ移動し、これに伴って感光体ド
ラム31が振動し、感光体ドラム31面上における潜像
の形成に悪影響を及ぼし、そのため鮮明な画像が得られ
ないという欠点があり、この欠点を除去し感光体ドラム
31を確実に固定しようとすると板バネ32のバネ力が
大きくなり、部品相互間の強度が大きくなって組立作業
も困難になるという問題があった。
【0006】また、図6の構造のものにおいては、一対
のネジ筒体42の他にベアリング41やC形止め輪47
等を設ける必要があるために部品点数も多くなり、また
小型化もできないという問題があった。
【0007】本考案は、前記の問題点を解消し、部品点
数を少なくして組立を容易にし、また小型化し、しかも
簡単な組み付けで感光体ドラムを感光体ドラム軸に固定
すると同時に感光体ドラム軸の軸方向の動きを阻止する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記目的を達
成するために、一対の支持板間にベアリングを介して回
転自在に支持された感光体ドラム軸と、該感光体ドラム
軸に対して着脱自在に取り付けられた感光体ドラムと、
前記感光体ドラム軸に固着され、前記感光体ドラムの軸
方向内側に形成された切り込み部に内側から係合して、
前記感光体ドラム軸と前記感光体ドラムの回転方向の動
きを規制する感光体ドラム固定ピンと、前記感光体ドラ
ムの軸方向外側に形成されたオネジ部と、該オネジ部と
螺合しその一端が前記ベアリングの一方と当接するメネ
ジ筒体と、前記感光体ドラム軸に固着され、前記ベアリ
ングの他方と当接する止め部材とを備えたことを特徴と
する。
【0009】
【作用】本考案によると、感光体ドラムと一方のベアリ
ングの間に介設したメネジ筒体を回動することによっ
て、メネジ筒体が一方のベアリングに押付けられるとと
もに、オネジ部に加わった反作用力は感光体ドラム,感
光体ドラム固定ピン,感光体ドラム軸及び止め部材を介
して他方のベアリングに加わる。これにより、感光体ド
ラムの感光体ドラム軸への固定と感光体ドラム軸の軸方
向への動きの規制が同時に行われる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基いて本
考案の特徴を具体的に説明する。図1は、本考案の一実
施例を示す要部の断面図である。図において、フロント
フレーム1にはフロントベアリングサポート板2がビス
3により着脱自在に取り付けられている。フロントベア
リングサポート板2には止め輪付きベアリング4がフレ
ーム内側から圧入固着され、またリアフレーム5には止
め輪付きベアリング6がフレーム内側方向から圧入固着
されている。そして、この止め輪付きベアリング4、6
によって感光体ドラム軸7が回転自在に支持されてい
る。感光体ドラム軸7は、モータ等の駆動源 (図示せ
ず) によりリアフレーム5から回転駆動される。この感
光体ドラム軸7のリアフレーム5側にはC形止め輪8が
設けられて感光体ドラム軸7のA方向への動きを阻止で
きるようになっている。
【0011】図2に止め輪付きベアリング6周辺部の詳
細を示す。ベアリング6は、たとえば、いわゆるボール
ベアリング形式のものであり、環状に配置された多数の
ボール6aを挟んで内輪6bと外輪6cが配置された構
成となっている。感光体ドラム軸7に固定されたC形止
め輪8がベアリング6の内輪6bに当接し、ベアリング
6の外輪6cに固定された環状のストッパ9がリアフレ
ーム5に当接する。ベアリング4もベアリング6と同様
な構造を有している。
【0012】また、図1において、前記感光体ドラム軸
7の中間部には感光体ドラム固定ピン10が圧入固着さ
れている。一方、感光体ドラム11の内側に突設した突
き当て部12には、図3に示すように、半径方向に切り
込み部16が形成されており、この切り込み部16に感
光体ドラム固定ピン10が係合され、このピン10が切
り込み部16の底部に当接する。したがって、感光体ド
ラム軸7と感光体ドラム11は回転方向に関して固定さ
れるとともに、感光体ドラム軸7の軸方向への動きが規
制される。
【0013】感光体ドラム11のフロントフレーム1側
には、オネジ部13が突設されており、このオネジ部1
3に螺合するメネジ筒体14が感光体ドラム11とフロ
ントベアリングサポート板2との間に介設されている。
また、感光体ドラム11のリアフレーム5側は、図4に
示すように、4本の支持突起15を介して感光体ドラム
軸7に支持されている。
【0014】以上のような構造において、感光体ドラム
11を取り付ける場合には、先ず、フロントベアリング
サポート板2を取り外した状態とし、感光体ドラム11
を感光体ドラム軸7に嵌め込んで、突き当て部12の切
り込み部16と感光体ドラム固定ピン10とを係合させ
た状態とする。このとき、感光体ドラム軸7に固着され
ている固定ピン10は、感光体ドラム11のリアフレー
ム5側の支持突起15の間の空間を通過するので、感光
体ドラム11を感光体ドラム軸7に嵌め込む作業に支障
は生じない。なお、メネジ筒体14は予め感光体ドラム
11のオネジ部13にねじ込んでおいてもよく、或い
は、後でねじ込んでもよい。
【0015】次に、感光体ドラム軸7にベアリング4を
嵌合させた状態で、フロントベアリングサポート板2を
フロントフレーム1にビス3により固定する。
【0016】次に、メネジ筒体14を軸方向に伸びるよ
うに回転させるとメネジ筒体14は止め輪付きベアリン
グ4の内輪をフロントベアリングサポート板2の内側か
ら押すように働き、その反作用として感光体ドラム11
の中空内部の突き当て部12は、感光体ドラム固定ピン
10をリアフレーム5の方向へ押すように働く。感光体
ドラム固定ピン10は、さらに感光体ドラム軸7を介し
て、C形止め輪8が止め輪付きベアリング6の内輪6b
をリアフレーム5内側から押すように働く。
【0017】そして、以上のような一連の動作より、各
部品間の隙間がゼロになるまでメネジ筒体14を締め込
むことによってフロントフレーム1とリアフレーム5間
と感光体ドラム軸7との軸方向の動きを規制するととも
に、感光体ドラム軸7と感光体ドラム11とを同時に固
定することができる。
【0018】また、感光体ドラム軸7に回転力が加わっ
たときには、感光体ドラム軸7及び感光体ドラム11に
固定されたメネジ筒体14は、ベアリング4,8により
回転支持されるので、感光体ドラム軸7と感光体ドラム
11は一体となって回転する。
【0019】
【考案の効果】以上に述べたように、本考案において
は、感光体ドラム軸と感光体ドラムは一体的に回転しな
がら軸方向の動きは阻止され、これに起因する感光体ド
ラムの振動も無くなり、感光体ドラム面での潜像形成へ
の悪影響が阻止される。また、従来のような板バネ等が
不要となるので組立が容易となる。さらには、従来品と
比べて部品点数が少なくなり締め付け機構部が感光体ド
ラムと一体化されたために小型化され、しかもフレーム
と感光体ドラム軸の軸方向への動きの規制及び感光体ド
ラム軸と感光体ドラムとの固定が同時に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図2】 本考案の一実施例におけるリアフレーム側の
拡大詳細図である。
【図3】 図1の部分Xの軸方向断面図である。
【図4】 図1のY−Y線切断断面図である。
【図5】 板バネを使用した従来のドラム固定機構図で
ある。
【図6】 ネジ筒体を使用した従来のドラム固定機構図
である。
【符号の説明】
1 フロントフレーム、2 フロントベアリングサポー
ト板、3 ビス、4止め輪付きベアリング、5 リアフ
レーム、6 止め輪付きベアリング、6aボール、6b
内輪、6c 外輪、7 感光体ドラム軸、8 C形止
め輪、9ストッパ、10 感光体ドラム固定ピン、11
感光体ドラム、12 突き当て部、13 オネジ部、
14 メネジ筒体、15 支持突起、16 切り込み
部、30 感光体ドラム軸、31 感光体ドラム、32
板バネ、33 ドラム軸部、34,35 ベアリン
グ、36 突き当て体、37 駆動板、38 フロント
フレーム、39 感光体ドラム軸、40 C形止め輪、
41 ベアリング、42ネジ筒体、43 感光体ドラ
ム、44,45 止め輪付きベアリング、46フロント
フレーム、47 C形止め輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 紀文 神奈川県海老名市本郷2274番地富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)考案者 笠間 稔 神奈川県海老名市本郷2274番地富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)考案者 小林 正人 神奈川県海老名市本郷2274番地富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)考案者 加藤 博 神奈川県海老名市本郷2274番地富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)考案者 星野 高志 神奈川県海老名市本郷2274番地富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)考案者 大沢 浩 神奈川県海老名市本郷2274番地富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)考案者 沢井 裕之 神奈川県海老名市本郷2274番地富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (56)参考文献 特開 昭63−8654(JP,A) 特開 平2−304459(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16C 13/02 G03G 21/00 350

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の支持板間にベアリングを介して回
    転自在に支持された感光体ドラム軸と、 該感光体ドラム軸に対して着脱自在に取り付けられた感
    光体ドラムと、 前記感光体ドラム軸に固着され、前記感光体ドラムの軸
    方向内側に形成された切り込み部に内側から係合して、
    前記感光体ドラム軸と前記感光体ドラムの回転方向の動
    きを規制する感光体ドラム固定ピンと、 前記感光体ドラムの軸方向外側に形成されたオネジ部
    と、 該オネジ部と螺合しその一端が前記ベアリングの一方と
    当接するメネジ筒体と、 前記感光体ドラム軸に固着され、前記ベアリングの他方
    と当接する止め部材とを備えたことを特徴とする電子写
    真複写機の駆動装置。
JP4936492U 1992-07-14 1992-07-14 電子写真複写機の駆動装置 Expired - Lifetime JP2584527Y2 (ja)

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JP5306271B2 (ja) * 2010-03-26 2013-10-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 軸部材保持機構、感光体ドラムユニット及び画像形成装置
JP6589771B2 (ja) 2016-08-10 2019-10-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置およびそれを備えた画像形成装置

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