JP2584462B2 - 1回使用の使捨て注射器 - Google Patents

1回使用の使捨て注射器

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JP2584462B2 JP62506112A JP50611287A JP2584462B2 JP 2584462 B2 JP2584462 B2 JP 2584462B2 JP 62506112 A JP62506112 A JP 62506112A JP 50611287 A JP50611287 A JP 50611287A JP 2584462 B2 JP2584462 B2 JP 2584462B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は1回使用の使捨て注射器、特に固定針を有
し、プランジャを所定位置へ係止する前には相対的可動
部との相互作用によりプランジャを唯1回だけ循環させ
ることのできる硬質フルートまたはディスクを具備する
ことによりその注射器の再使用を不可能にする実質的に
硬質の注射器に関する。
背景技術 標準的使捨て注射器は1回使用を意図しているが再使
用ができるように構成されている。注射器の正確な1回
使用、破壊および使捨ては一般的に管理された環境下に
おける使用者側の厳格な追従を要求する。
適切な管理のできない環境、即ち病院または医院の外
部では、使捨て注射器が不当に使用する人に、例えば不
法薬の注射用または複数人に対する注射用として使用中
に適正な殺菌をすることなく使用済注射器を使用する人
々の手に渡っている。
不法かつ危険な薬の投与のために合法的な供給源から
使用済使捨て注射器が流用されるのに加え、適正な殺菌
がなされないそのような注射器はHIVビールス(エイ
ズ)およびB型肝炎等の病気の感染運搬車となる。
注射器の再使用を防止するために提案されている1方
法に自壊型のつぶれやすい単一量投与用容器に薬物を包
装し、薬物の投与後には圧搾かつ壊滅するものがある。
しかしながら、総の薬物が単一量投与供給方法に適切
とはいえない。ある薬物は極めて経済的であって複数回
投与の容器に分解することが望ましい。従って、これら
の薬物は1回使用の使捨て注射器または複数回使用の殺
菌自在の注射器によって投与されることになる。
1形態または他の形態により再使用可能な注射器の問
題を解決するための従来装置として米国特許第2,618,26
3号、Lakso他による1952年11月18日特許がある。この特
許は針の内端部に隣接するアンプル内における予め測定
した薬物の処理について開示している。この針は、アン
プルを加圧することによりアンプルに侵入して薬物を注
出する。その後全装置が廃棄される。
1977年3月22日特許のCuuninghamの米国特許第4,013,
073号はつぶれ易い壁の内部が両壁から加圧されて薬物
を注出すると該両壁が相互に係止して装置の再使用が不
可能になるように構成したつぶれ易い1回使用の注射器
を開示している。
1977年5月10日特許のHilleman他の米国特許第4,022,
206号は単一投与量を予め包装した系に凍結乾燥ワクチ
ンを保存かつ供給するための装置と方法を開示している
が、再使用できないユニット用として提供されたもので
ない。
1983年7月5日特許のChiquiar−Ariasの米国特許第
4,391,273号は注射が終了した時点でシリンダの底壁に
侵入するピストンに取り付けられたピンを有する硬質タ
イプの注射器を開示している。また、この特許は該シリ
ンダを前進させるが該ピストンを再循環したり、該注射
器を再使用しようとするときに該シリンダの側壁を切断
するためのナイフを開示している。
1985年10月22日特許のLarryの米国特許第4,548,601号
は注射が終了すれば空気圧により内包装部が破壊するよ
うな可撓性内外包装部を有する自前包装された医薬組合
体を開示している。
発明の開示 本発明は再使用が機械的に不可能な1回使用の注射器
に関する。
本発明の目的は構造が簡単で、廉価かつ自動的に再使
用を防止する1回使用の注射器を提供することにある。
本発明の他の目的は標準的なプラスチック製使捨て注
射器のプランジャ上に設置されたときに注射器に負荷を
与える唯1回の後退移動および薬物を投与するための唯
1回の前進運動を可能にするが、再度の使用を防止する
ために所定位置に該プランジャを係止する安価なフルー
トまたはディスクを提供することにある。
本発明の他の目的は第1回投与後に機能停止する注射
器に寄与する安価な手段を提供することにある。
本発明の他の目的は同一容量の注射器が異なる分量を
収容しかつ分配するのを制御できる手段を提供し、それ
によって異寸法の注射器に対する必要性を減少させるこ
とにある。
上記目的を達成するための本発明による1回使用の使
捨て注射器は、細長中空円筒状胴体、該胴体内に軸移動
可能に取り付けられたプランジャ手段、上記胴体の1端
部を閉鎖するノズル手段、上記ノズル手段の反対端部で
上記胴体から突出した上記プランジャ手段と一体のロッ
ド手段、および上記胴体内に取り付けられて上記プラン
ジャ手段の1完全循環を可能にしかつそれ以上の移動を
制限する制御手段から成ることを特徴とする。
上記ノズル手段は注射針である。
上記制御手段は上記プランジャ手段上に配置されかつ
一方向のみの相対移動を可能にしかつ上記胴体の内側壁
と接触して一方向のみの相対移動を可能にする弾性ディ
スクまたはフルートから成るのがよい。
更に、本発明は容量を選択的に調整できるプラスチッ
ク製注射器に使用される装置を提供し、この装置はプラ
ンジャ手段と標準的注射器の内側壁との間に設けられた
制御手段から成り、上記制御手段が注射器の材料よりも
硬質の材料で形成されかつ所定位置のときに上記制御手
段から上記プランジャ手段が後退するのを防ぎ、上記制
御手段の適正配置が注射器の容量を決定することのでき
る形状になっていることを特徴とする。
上記制御手段はフルート、曲折ワイヤ、ディスク、ま
たは複数の相互に連結されたダイヤモンド形のいずれの
形態であってもよい。
更に、本発明による1回使用の使捨て注射器の他の態
様は、内側壁、近位端部、遠位端部、および上記遠位端
部を閉鎖するノズル手段を有する細長中空円筒状胴体、 上記ノズル手段を通して上記胴体へ流体を流入しかつ
そこから流体を流出させるために軸移動可能に上記胴体
内に取り付けられたプランジャ手段、 上記胴体の近位端部から伸長する上記プランジャ手段
へ連結されたプランジャシャフト、 上記プランジャシャフトと上記内側壁との間の制御手
段、上記制御手段は遠位部、および近位に配置されて外
方へ対面した鉤部および近位に配置されて内方へ対面し
たのみ部を有する近位部を含み、上記鉤部は上記内側壁
と接触し、かつ上記のみ部は上記プランジャシャフトと
接触し、それにより注射時に上記制御手段ののみ部は上
記プランジャシャフト上へ衝突して、流体が上記ノズル
手段から流出するときに上記プランジャシャフトと共に
遠位へ移動し、上記制御手段は上記鉤部を上記内側壁へ
食い込ませることにより上記胴体に対して上記プランジ
ャシャフトのそれ以上の近位移動を防止することを特徴
とする。
上記プランジャシャフトは上記のみ部と係合する面を
有する長手方向に配置された平面的な脚を有するのがよ
い。
上記制御手段は近位に配置されて外方へ対面した第2
の鉤部および近位に配置されて内方へ対面した第2のの
み部を含むのがよい。
上記のみ部および上記第2のみ部は上記制御手段内で
長孔により分離されていて上記のみ部および上記第2の
み部は上記制御手段の遠位部から片持レバーのバネ式に
近位へ延びて上記胴体の内側壁に対して上記鉤部および
上記第2鉤部を付勢するものであるのがよい。
上記プランジャシャフトは上記鉤部および上記第2鉤
部と係合するための面を有する少なくとも2つの長手方
向に配置された平面的な脚を含み、上記脚は上記鉤部お
よび上記第2鉤部が相互間で他方の平面的な脚と係合す
るように位置決めされているのがよい。
少なくとも2つの上記平面的な脚は相互に対して実質
的に垂直に配置されて上記制御手段と係合するために上
記プランジャシャフトの長手に沿ったV形軸溝を形成し
ているのがよい。
上記胴体はプラスチック材で形成されているのがよ
い。
上記制御手段は金属製、好ましくはシート状金属製、
更に好ましくは上記シート状金属がステンレススチール
である。
図面の簡単な説明 第1図は本発明を利用する代表的注射器を示す説明図
である。
第2図は所定位置にある本発明の1回使用のディスク
を具備したプランジャ/シリンダ組立体の分解斜視図で
ある。
第3図は注射器使用前の所定位置のディスクを示す第
1図の3−3線断面図である。
第4図は薬を入れた測定チューブを具備した注射器を
示す第3図と同様の断面図である。
第5図は薬物投与後の、測定チューブの端部にシリン
ダを係止した装置を示す第3図と同様の断面図である。
第6図は種々の要素の相互作用を示すためのプランジ
ャおよびディスクの断面図である。
第7図は本発明のディスクの他の態様を示す平面図で
ある。
第8図は注射器内にフルートを設置した本発明の第2
態様を示す部分図である。
第9図は注射器外の本発明のフルートの立面図であ
る。
第10図は第8図の本発明のフルートの底面図である。
第11図は作動位置の第8図−第10図のフルートの部分
断面斜視図である。
第12図は上記プランジャに連結された本発明の目的を
達成するためのワイヤ装置の斜視図である。
第13図は第12図の13−13線に沿った図である。
第14図は第12図の側面図である。
第15図は本発明の目的に合致する他の装置の説明図で
ある。
第16図は第15図の装置の側面図である。
発明を実施するための最良態様 第1図から明らかなように、本発明の外周部は細長中
空円筒状胴体を形成するシリンダ2、薬物投与を容易に
するための外方へ広がった上ディスク部4、後述のプラ
ンジャ10の外先端部であるキャップ6およびノズル手段
として鼻7から突出する投与要素8を有する硬質プラス
チック製注射器から成る。
第2図において、下端部に示されたキャップ6はプラ
ンジャ10に連結または一体化されている。プランジャ10
は脚12と円筒状中空連結部材14とを有する概ねX状断面
を有する。ピストン部材16はシール要素18を含み、上記
プランジャの反対端部にキャップ6を具備して成る。こ
の図において、上記プランジャの略中間にシリンダ2の
1部と本発明のディスク20とが示されている。下に詳述
するように、ディスク20は円筒状中央連結部材14を受け
る中央開口部22、脚12を受ける放射状長孔24、外方へ突
出した尖端部を有する矢部またはダーツ26を有する。内
部要素である中央開口部22および放射状長孔24は上記プ
ランジャ10のシャフトと接触して付勢され、第6図から
明らかなように、この2つの接触要素の1方向への移動
が実質的に抵抗なく行なわれるが、その反対方向への移
動はディスク20を上記プランジャのシャフトへ食い込ま
せる。同様に、外方へ突出したダーツまたは矢部26はシ
リンダ2の内側壁に沿って1方向へ容易に移動するが、
反対方向への相対移動についてはいかなる試みもダーツ
26をシリンダ2の内壁へ衝突させる。
上記の首尾一貫した動作は形状記憶を持つ剛性のステ
ンレススチールのごとき材料を上記ディスクに使用する
と同時にその注射器自体にプラスチック材料を使用する
ことにより可能になる。2材料間の相対的剛性がかかる
形状のディスク20によって接触要素の相対移動に対する
反作用を可能にしてそれ以上の移動を防止する。
第3図において、本発明の装置は針のない状態で断面
図で示されている。ここでは上記注射器は空で使用でき
る状態になっている。ピストン部材16は鼻7に隣接し、
ディスク20は上記シリンダの空洞部の後部に所定距離で
設定され、上記ピストンをその点まで引抜くことによっ
て所定量の投与薬物を上記シリンダへ導入できる。ダー
ツ26が上記シリンダの内壁に係止されるので上記ディス
クの後方移動は阻止される。しかし、上記プランジャは
この方向へ自由に移動する。
本発明の装置は初期設定次第で注射器の容量を容易に
調整できる。
第4図は上記ディスク20の隣接位置へ引っ込められた
上記ピストン部材16を有する本発明の注射器を示す。こ
のシリンダは、薬物を充填しており、シリンダ2の内壁
上に衝突するディスク20とその尖端部によって後退が制
限される。
第5図において、注射器内には薬物が供給され、プラ
ンジャ10の前進がディスク20を最前位置へ運んでピスト
ン16をシリンダ2の前部へ係止させる。上記ディスクは
上記プランジャと共働して前進する。上記プランジャを
後退させようとする試みは、上記ディスクの尖端部をシ
リンダ2の内壁に衝突させるのでそれ以上の反対移動を
制限する。
次に第6図について説明する。この図において、本発
明に係るディスクは注射器用シリンダ2の内側壁と、脚
および円筒状中央連結部材14を有するプランジャ10のプ
ランジャシャフトとの間に固定された状態で示されてい
る。この図から明らかなように、上方平面部28の末端部
である上方へ突出した複数のダーツまたは矢部26は折れ
線29上で一致し、その反対側部が上記プランジャと接触
する上方へ突出した本体要素30を形成している。
第7図を参照すると、本発明のディスクは平面図で示
され、尖端要素を構成するダーツ26および平面部28は弓
状要素32を介して連結されているのでこのディスクの重
量を減少させると同時に可撓性を増加する。第7図の右
側から明らかなようにスロット34は弓状要素32内に形成
されていて上記プランジャ内への上記ディスクの組立て
を促進する。
第8,9,10および11はディスクの代りに硬質フルートを
使用する本発明の他の態様を示す。本態様は標準的使捨
て注射器の製造時または製造後の組立を簡単にする。ま
た、この態様は所定量までの流体を注射器へ吸引するた
めに上記プランジャの伸縮を可能にしかつ上記プランジ
ャによる流体の排出を可能にしかつ上記と同様にプラン
ジャの2度目の伸縮を防止するという本発明の目的を達
成する。
第9図は細い胴部34′を有する脚30′,32′を含む薄
い金属フルートの形態の第2態様の平面図を示す。上記
脚は応力減少部である弓状部42を有する下部まで続くス
ロット40によって分離されている。
第10図は相互に直角に配設され、外方へ広がり、上方
端が尖ったのみ部36と尖端鉤部38を有する脚30′と32′
を表した上記フルートの端面図を示す。
第8図および第11図から明らかなように、上記フルー
トは注射器のシリンダ2の内側壁と上記プランジャの脚
12との間の位置に拘束部材として配置され、その間で一
方へ相対移動するときにのみ部36は上記プランジャの脚
12間へ侵入するが他方向への相対移動は実質的に抵抗を
伴わないように設置される。上記鉤部38は、一方向への
相対移動のときにシリンダ2の内側壁に衝突するが、他
方向への相対移動では実質的に抵抗を伴わない。上記プ
ランジャはこのようにして引抜かれるが、流体が上記シ
リンダへ送られるまで第2図のピストン16が更に外方へ
移動するのをシリンダ2の内側壁へフルートを衝突させ
ることによって防止する。注射時に、フルート36の上記
のみ部は上記プランジャの脚12と衝突しかつ液体が注射
されるまでそのプランジャシャフトと共に下方へ移動す
る。このように、上記フルートは、シリンダ2の内側壁
へ再び食い込む上記鉤部38によって上記プランジャの後
退移動を防止する。
第12図に関し、更に本発明の他の態様を示す。この態
様は基部材50を有する概ね湾曲U形のワイヤ成形体から
成り、この基部材は上記プランジャの側壁内に形成され
たV形に概ね合致し、一対の上外方へ広がるアーム部材
52を有し、各アーム部材はのみ型尖端部54を形成し、上
記シリンダの内側壁と上記ピストンのプランジャとの間
の所定位置に設置されると第8−11図について説明した
拘束フルートと同様に作用する。
第15図および第16図は更に本発明の他の態様を示し、
この態様は注射器を形成するプラスチック材料よりも硬
質のプラスチック材料で形成されるのが好ましい。一般
的に、この拘束装置または制御手段は上述のディスクフ
ルートの態様と同様にして使用されかつクローバー形状
に形成され、クローバーの葉の弧は薄い可撓性バンド60
であって、一体的な補強突起64を有するダイヤモンド形
係合部材62を介して交差尖点で連結されており、上記各
突起は三角形側壁66を有する。ダイヤモンド形係合部材
62は上記プランジャを該側壁に対して相対移動させると
きに生じるいかなる曲折モーメントにも抵抗し、ダイヤ
モンド形係合部材62の尖端部を上記シリンダおよび/ま
たは上記プランジャの内壁へ食い込ませる。
上記のごとく、本発明は標準の使捨て注射器を唯1回
だけ使用できるように改変する安価な方法を提供する。
更に、本発明は、所定寸法の注射器を用いて、上記拘束
装置の位置を変えることにより異なる容量の制御的投与
を可能にする。

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側側壁、近位端部、遠位端部及び前記遠
    位端部を閉鎖しているノズルとを有する細長い中空円筒
    形の胴体と、 前記ノズルを介して前記胴体へ流体を抜き取り或いは同
    胴体から流体を押し出すために前記胴体内に軸線方向に
    移動可能に取り付けられたプランジャと、 前記プランジャに結合されて前記近位端部において前記
    胴体を越えて伸長しているプランジャシャフトと、 前記プランジャシャフトと前記胴体の内側側壁との間に
    設けられ、遠位端部と近位端部とを有し、同近位端部に
    は、近位方向に向き且つ外方を向いている第1の突出部
    と、近位方向に向き且つ内方を向いている第2の突出部
    とが設けられている、制御部材と、を含み、 前記第1の突出部は前記胴体の内側側壁に接触し、前記
    第2の突出部は、注射中に前記ノズルを介して流体が押
    し出されるときに前記プランジャシャフトに当接し且つ
    同プランジャシャフトと共に遠位方向に移動するよう
    に、同プランジャシャフトと接触しており、 前記制御部材は、前記第1の突出部を前記内側側壁に食
    い込ませることによって、前記プランジャが近位方向に
    更に移動するのを阻止するようになされている、使い捨
    て注射器。
  2. 【請求項2】前記プランジャシャフトが、前記第2の突
    出部と係合するための長手方向に沿った面を有する平面
    状の脚部を有する、請求項1に記載の注射器。
  3. 【請求項3】前記制御部材が、近位方向に向き且つ外方
    を向いている第3の突出部と、近位方向に向き且つ内方
    を向いている第4の突出部と、を更に含む請求項1に記
    載の注射器。
  4. 【請求項4】前記第1の突出部と前記第3の突出部とが
    前記制御部材内に設けられた長孔(24)によって分離さ
    れていて、前記第2の突出部と前記第4の突出部とが前
    記制御部材の遠位部分から片持ち梁状のばねの形態で近
    位方向に延びていて、前記第1の突出部と前記第3の突
    出部とを前記胴体の内側側壁に押し付けるようになされ
    ている、請求項3に記載の注射器。
  5. 【請求項5】前記プランジャシャフトが、前記第2の突
    出部と前記第4の突出部とに係合するための面を有する
    少なくとも2つの長手方向に沿った平面状の脚部を含
    み、同脚部は、前記第2の突出部と前記第4の突出部と
    が各々前記少なくとも2つの脚部のうちの異なった脚部
    と係合するように位置決めされている、請求項3に記載
    の注射器。
  6. 【請求項6】前記平面状の脚部のうちの少なくとも2つ
    が、前記制御部材と係合するために、前記プランジャシ
    ャフトの長手方向に沿って設けられたV字形状の軸線方
    向の溝を形成するように相互にほぼ直角に配向されてい
    る、請求項5に記載の注射器。
  7. 【請求項7】前記胴体がプラスチック材料によって作ら
    れている、請求項1に記載の注射器。
  8. 【請求項8】前記制御部材が金属によって作られてい
    る、請求項1に記載の注射器。
  9. 【請求項9】前記制御部材がシート材によって作られて
    いる、請求項1に記載の注射器。
  10. 【請求項10】前記シート材がステンレス鋼である、請
    求項9に記載の注射器。
  11. 【請求項11】前記第1の突出部と前記第3の突出部と
    が矢形状であり、前記第2の突出部と前記第4の突出部
    とがのみ形状である、請求項3に記載の注射器。
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