JP2584080Y2 - 車両用ミラー装置 - Google Patents
車両用ミラー装置Info
- Publication number
- JP2584080Y2 JP2584080Y2 JP1991015754U JP1575491U JP2584080Y2 JP 2584080 Y2 JP2584080 Y2 JP 2584080Y2 JP 1991015754 U JP1991015754 U JP 1991015754U JP 1575491 U JP1575491 U JP 1575491U JP 2584080 Y2 JP2584080 Y2 JP 2584080Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- mirror
- circuit
- reflection film
- individual
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両の個別認識信号を発
振できる車両用ミラー装置に関する。
振できる車両用ミラー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車種別交通量調査、駐車料金、高速道路
利用料金徴収などを実施する際に、車両を個別に認識す
る必要性が高まってきている。現在、ICカード導入に
よる管理システムが、集荷場や建設現場等に1部導入さ
れている以外に、バーコードを車体ルーフに表示してお
くことが考えられている程度で、効率的な手法が提案さ
れていない。
利用料金徴収などを実施する際に、車両を個別に認識す
る必要性が高まってきている。現在、ICカード導入に
よる管理システムが、集荷場や建設現場等に1部導入さ
れている以外に、バーコードを車体ルーフに表示してお
くことが考えられている程度で、効率的な手法が提案さ
れていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のようにICカー
ドを利用するものについては、特殊な管理システムの中
に組入れるため、ICカードへの取扱いが複雑である。
また後者のバーコード方式は車両の外面を汚したり、も
しくは車両の外観を低下させるものとなる。更に、通
常、外観からは見えないように個別認識標識を、特殊塗
料で記入する方式も考えられるが、手間がかかるうえ、
経歴変化、車の汚れ等により判別できなくなるおそれが
ある。本考案は、車両の個別判別を容易とする車両用ミ
ラー装置を提供することを目的としている。
ドを利用するものについては、特殊な管理システムの中
に組入れるため、ICカードへの取扱いが複雑である。
また後者のバーコード方式は車両の外面を汚したり、も
しくは車両の外観を低下させるものとなる。更に、通
常、外観からは見えないように個別認識標識を、特殊塗
料で記入する方式も考えられるが、手間がかかるうえ、
経歴変化、車の汚れ等により判別できなくなるおそれが
ある。本考案は、車両の個別判別を容易とする車両用ミ
ラー装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
め、本考案は、車両に搭載されるドアミラーまたはイン
ナーミラーのハウジング内に、車両の個別の識別認識符
号の信号を発生する個別認識信号発生回路及び当該識別
認識の信号を変調して、電波としての周波数と電力を有
する信号を発生する回路を含む電波発射装置と、鏡面反
射膜を有するミラーとを備え、当該電波発射装置を当該
鏡面反射膜に接続することにより鏡面反射膜を電波発射
用空中線として使用することが特徴である。
め、本考案は、車両に搭載されるドアミラーまたはイン
ナーミラーのハウジング内に、車両の個別の識別認識符
号の信号を発生する個別認識信号発生回路及び当該識別
認識の信号を変調して、電波としての周波数と電力を有
する信号を発生する回路を含む電波発射装置と、鏡面反
射膜を有するミラーとを備え、当該電波発射装置を当該
鏡面反射膜に接続することにより鏡面反射膜を電波発射
用空中線として使用することが特徴である。
【0005】
【作用】地上に受信装置を設置し、その個所を車両が通
渦すると、当該車両から送出される車両個別の識別認識
符号により車両の種別、型式、登録番号等の信号が受信
装置側に伝達され、交通量調査、駐車管理等の情報に役
立てることができる。
渦すると、当該車両から送出される車両個別の識別認識
符号により車両の種別、型式、登録番号等の信号が受信
装置側に伝達され、交通量調査、駐車管理等の情報に役
立てることができる。
【0006】
【実施例】図1は本考案車両用ミラー装置の1例を示す
部分的破断正面図、図2は図1のII−II線における
横断面図である。車室内に固着したステー1に取付けた
ミラーボデー2は,前面にミラー(鏡)3を有し、ミラ
ーボデー2の内部に防眩切替機構4と、電波発射装置5
を内蔵させている。電波発射装置5は図2に示すように
ミラーボデー2の内壁から突出させたサポート6に固着
されている。またミラー裏面の反射面8の両端近くに
は、ビビリ防止兼空中線接続用のスプリング接点7を当
接させている。なお、図示例はインナーミラーを示した
が、ドアミラーにも適用できる。
部分的破断正面図、図2は図1のII−II線における
横断面図である。車室内に固着したステー1に取付けた
ミラーボデー2は,前面にミラー(鏡)3を有し、ミラ
ーボデー2の内部に防眩切替機構4と、電波発射装置5
を内蔵させている。電波発射装置5は図2に示すように
ミラーボデー2の内壁から突出させたサポート6に固着
されている。またミラー裏面の反射面8の両端近くに
は、ビビリ防止兼空中線接続用のスプリング接点7を当
接させている。なお、図示例はインナーミラーを示した
が、ドアミラーにも適用できる。
【0007】図3は本考案車両用ミラーにおける電波発
射装置のブロック図を示すものであって、発振回路10、
変調回路11、個別識別信号発生回路(ID回路)12、電
力増幅回路13、空中線インピーダンスマッチング回路14
および空中線15から構成されている。
射装置のブロック図を示すものであって、発振回路10、
変調回路11、個別識別信号発生回路(ID回路)12、電
力増幅回路13、空中線インピーダンスマッチング回路14
および空中線15から構成されている。
【0008】発振回路10は、水晶振動子等を用いて基本
となる周波数、例えば20〜30 MHzを発振させる。希望周
波数が高いときには、逓倍する場合もある。変調回路11
は個別ID信号(符号化した信号)をパルス、周波数、
振幅などに変更し搬送波に盛り込ませる。個別識別信号
発生回路12は個別の識別認識符号を作るもので、通常R
OMが用いられる。電力増幅回路13は発振回路10および
変調回路11からの信号を増幅させる。空中線インピーダ
ンスマッチング回路14は電力増幅回路13と空中線15との
間のインピーダンスを整合させる。
となる周波数、例えば20〜30 MHzを発振させる。希望周
波数が高いときには、逓倍する場合もある。変調回路11
は個別ID信号(符号化した信号)をパルス、周波数、
振幅などに変更し搬送波に盛り込ませる。個別識別信号
発生回路12は個別の識別認識符号を作るもので、通常R
OMが用いられる。電力増幅回路13は発振回路10および
変調回路11からの信号を増幅させる。空中線インピーダ
ンスマッチング回路14は電力増幅回路13と空中線15との
間のインピーダンスを整合させる。
【0009】
【考案の効果】車両のバックミラーから与えられる車両
個別の識別認識符号により地上受信所の近傍を通過した
車両の種別、型式、登録番号等の情報を処理することが
できる。また、空中線15は、ドアミラーまたはインナ
ーミラーに内蔵され、特にドアミラーは車体から突出し
ているので、ボデー(アース)からはなれており、電波
発射効率を高める。また、ドアミラー、インナーミラー
ともに雨水や泥がかかっても破損することがないので、
電波発射に悪影響を与えない。また、個別識別信号を発
射するものが車両用ミラーであるため、通常の車両のス
タイル、デザインに特別な考慮をはらう必要がない。更
にエンジンコントロールなどの電装品とはなれた位置
に、実装しているため、他の電装品に影響を与えること
がない。
個別の識別認識符号により地上受信所の近傍を通過した
車両の種別、型式、登録番号等の情報を処理することが
できる。また、空中線15は、ドアミラーまたはインナ
ーミラーに内蔵され、特にドアミラーは車体から突出し
ているので、ボデー(アース)からはなれており、電波
発射効率を高める。また、ドアミラー、インナーミラー
ともに雨水や泥がかかっても破損することがないので、
電波発射に悪影響を与えない。また、個別識別信号を発
射するものが車両用ミラーであるため、通常の車両のス
タイル、デザインに特別な考慮をはらう必要がない。更
にエンジンコントロールなどの電装品とはなれた位置
に、実装しているため、他の電装品に影響を与えること
がない。
【0009】
【考案の効果】電波発射装置からの信号により地上受信
所を通過した車両の種別、型式、登録番号等の情報を処
理することができる。また空中線15は、ドアミラーまた
はインナーミラーに内蔵され、特にドアミラーは車体か
ら突出しているので、ボデー(アース)からはなれてお
り、電波発射効率を高める。また、ドアミラー、インナ
ーミラーともに雨水や泥がかかっても破損することがな
いので、電波発射に悪影響を与えない。また、個別識別
信号を発射するものが車両用ミラーであるため、通常の
車両のスタイル、デザインに特別な考慮をはらう必要が
ない。更にエンジンコントロールなどを電製品とはなれ
た位置に、実装しているため、他の電製品に影響を与え
ることがない。
所を通過した車両の種別、型式、登録番号等の情報を処
理することができる。また空中線15は、ドアミラーまた
はインナーミラーに内蔵され、特にドアミラーは車体か
ら突出しているので、ボデー(アース)からはなれてお
り、電波発射効率を高める。また、ドアミラー、インナ
ーミラーともに雨水や泥がかかっても破損することがな
いので、電波発射に悪影響を与えない。また、個別識別
信号を発射するものが車両用ミラーであるため、通常の
車両のスタイル、デザインに特別な考慮をはらう必要が
ない。更にエンジンコントロールなどを電製品とはなれ
た位置に、実装しているため、他の電製品に影響を与え
ることがない。
【図1】本考案車両用ミラー装置の1部破断正面図であ
る。
る。
【図2】図1のII−II線における断面図である。
【図3】本考案車両用ミラー装置における車両個別信号
発射装置のブロック図である。
発射装置のブロック図である。
1 ステー 2 ミラーボデー 3 ミラー 4 防眩切替機構 5 電波発射装置 6 サポート 7 スプリング接点 8 反射面 10 発振回路 11 変調回路 12 個別識別信号発生回路 13 電力増幅回路 14 空中線インピーダンスマッチング回路 15 空中線
Claims (1)
- 【請求項1】 車両に搭載されるドアミラーまたはイン
ナーミラーのハウジング内に、車両の個別の識別認識符
号の信号を発生する個別認識信号発生回路及び当該識別
認識の信号を変調して、電波としての周波数と電力を有
する信号を発生する回路を含む電波発射装置と、鏡面反
射膜を有するミラーとを備え、当該電波発射装置を当該
鏡面反射膜に接続することにより鏡面反射膜を電波発射
用空中線として使用することを特徴とする車両用ミラー
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991015754U JP2584080Y2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 車両用ミラー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991015754U JP2584080Y2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 車両用ミラー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0520934U JPH0520934U (ja) | 1993-03-19 |
JP2584080Y2 true JP2584080Y2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=11897567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991015754U Expired - Fee Related JP2584080Y2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 車両用ミラー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584080Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5445040A (en) * | 1977-09-16 | 1979-04-10 | Nissan Motor Co Ltd | Rear warning radar device |
JPS53116800U (ja) * | 1978-02-09 | 1978-09-16 |
-
1991
- 1991-02-26 JP JP1991015754U patent/JP2584080Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0520934U (ja) | 1993-03-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |