JP2583378B2 - ストッカにおける金型ホルダ - Google Patents

ストッカにおける金型ホルダ

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JP2583378B2
JP2583378B2 JP4254280A JP25428092A JP2583378B2 JP 2583378 B2 JP2583378 B2 JP 2583378B2 JP 4254280 A JP4254280 A JP 4254280A JP 25428092 A JP25428092 A JP 25428092A JP 2583378 B2 JP2583378 B2 JP 2583378B2
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稔 早川
純 吉田
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Amada Metrecs Co Ltd
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ストッカにおける金
型ホルダの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タレットパンチプレスに対するパ
ンチ,ダイの金型自動交換装置に隣接して設けられたス
トッカには、複数のパンチ,ダイを備えた金型ホルダが
収納されている。そして、ストッカに収納された金型ホ
ルダに備えたパンチ,ダイのサイズは例えば11/4 吋,
1/2 吋等複数種類あり、それぞれ専用のホルダベース上
に装着されて金型ホルダは構成されているのが一般的で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のストッカに収納された金型ホルダでは、パンチ径,
ダイ径に応じた種々の金型ホルダを用意する必要があ
り、金型ホルダの保管棚、保管スペースの大型化、管理
の複雑化等種々の問題があった。
【0004】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ために、ホルダベースを共通化して、設備費の削減と金
型交換時間の短縮化を図ったストッカにおける金型ホル
ダを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、タレットパンチプレスに対するパン
チ,ダイの金型自動交換装置に隣接したパンチ,ダイを
備えた金型ホルダを複数収納したストッカにして、パン
チ,ダイのサイズ変更に対応したスペーサ部材を前記金
型ホルダのホルダベース上に設けてストッカにおける金
型ホルダを構成した。
【0006】
【作用】この発明のストッカにおける金型ホルダを採用
することにより、パンチ径,ダイ径が異なった場合に
は、金型ホルダのホルダベース上に載置されたスペーサ
部材のみを交換し、パンチ径,ダイ径に対応したスペー
サ部材をホルダベースに組込むことで所望の金型ホルダ
を得ることができる。而して、ホルダベースを共通化し
コストの低減が図られる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0008】図15を参照するに、タレットパンチプレ
ス1は門型形状のフレーム3を備えており、このフレー
ム3には回転自在な上,下部タレット5,7が支承され
ている。この上、下部タレット5,7の円周上にはそれ
ぞれ相対応した位置にパンチP,ダイDが装着されてい
る。下部タレット7には交換すべきダイDを装着したダ
イホルダ9が複数箇所に着脱可能に取付けられている。
【0009】前記上,下部パレット5,7の右端に装着
されたパンチP,ダイDの位置が加工位置11であり、
上,下部タレット5,7の上側位置が交換位置13とな
っている。前記加工位置11の上方におけるフレーム3
にはパンチPを打撃するため図示省略のすでに公知の駆
動装置によりストライカが上下動自在に設けられてい
る。
【0010】前記下部タレット5,7の前側(図15に
おいて右側)にはセンタテーブル15が固定して配置さ
れていると共に、センタテーブル15の前後(図15に
おいて上,下)にはフロントサイドテーブル17,リヤ
サイドテーブル19がY軸方向(図15において左右方
向)へ移動自在に配置されている。センタテーブル15
に跨がってフロント,リヤサイドテーブル17,19の
右端にはX軸方向へ延伸したY軸方向へ移動自在なキャ
レッジベース21が設けられている。
【0011】このキャレッジベース21にはX軸方向へ
移動自在なキャレッジ23が設けられており、このキャ
レッジ23にはワークWをクランプする複数のワークク
ランプ25が備えられている。なお、キャレッジベース
21およびキャレッジ23は図示省略のすでに公知であ
るボールねじ,サーボモータなどによってY軸方向なら
びにX軸方向へ移動されるため、詳細な構成の説明は省
略する。
【0012】上記構成により、キャレッジベース21を
フロント,リヤサイドテーブル17,19と一緒にY軸
方向へ、キャレッジ23をX軸方向へ移動せしめること
により、ワーククランプ25にクランプされたワークW
はX軸,Y軸方向へ移動し、ワークWの所望位置が加工
位置11に位置決めされる。ワークWの所望位置が加工
位置11に位置決めされると、上,下部テーブル5,7
が回動して所望のパンチP,ダイDが加工位置に割出さ
れてストライカの上下動によって、パンチPとダイDと
の協働でワークWの所望位置にパンチング加工が行なわ
れることになる。
【0013】前記タレットパンチプレス1におけるフレ
ーム3の近傍例えば図15において左方には交換用パン
チ,ダイを支承した複数のパンチ,ダイホルダを収納し
たストッカ27が配置されている。このストッカ27と
前記交換位置13との間には、Y軸方向へ往復動自在な
金型自動交換装置29が設けられている。この金型自動
交換装置29を構成する支持フレーム31がY軸方向へ
延伸して設けられており、この支持フレーム31の前面
には複数のガイドレール33が取付けられている。この
ガイドレール33に沿ってY軸方向へ往復動自在な往復
台35が設けられている。この往復台35にはパンチ
P,ダイDを交換する交換ヘッドが備えられている。
【0014】前記ストッカ27は上下方向に複数段の収
納棚37が設けられ、各収納棚37上には交換用パンチ
P,ダイDを支承した金型ホルダ39が収納されてい
る。そして、駆動モータ(図示省略)により収納棚37
は旋回自在に構成されている。
【0015】上記構成により、駆動モータを駆動せしめ
ることにより収納棚37は回動し、所望する次工程に必
要なパンチP,ダイDを備えた金型ホルダ39を所定の
交換位置に位置決めして、前記往復台35に備えられた
交換ヘッドにて金型ホルダ39を保持してパンチPとダ
イDの交換が行なわれる。
【0016】次に、本実施例の主要部である前記金型ホ
ルダ39について、より詳細に説明する。
【0017】図1を参照するに、収納棚37に載置され
た金型ホルダ39は、パンチPとダイDが装着されるホ
ルダ本体41と、このホルダ本体41を載置するホルダ
ベース43と、前記ホルダ本体41とホルダベース43
間に装着されたスペーサ部材45とから構成されてい
る。
【0018】ホルダ本体41は、パンチPが挿入される
孔47とダイDが挿入される孔49が形成され、片端
(図1において左側)に突出した押え部51が形成され
ていて、この押え部51に係合する押えブロック53を
締付ける締付ボルト55によりホルダベース43に係止
されている。また、他端(図1において右側)には浮き
上り防止のためのエンドプレート57が設けられ、この
エンドプレート57に形成した貫通穴59にホルダベー
ス45に形成した突部61が挿入されて浮き止を防止し
ている。
【0019】ホルダベース43と、このホルダベース4
3に組み合わされるスペーサ部材45は、図2及至図7
を参照するに、本実施例では例えばパンチ径とダイ径を
11/4 吋のものと1/2 吋のものを組込んだ金型ホルダ3
9に例をとって説明する。なお、パンチ径とダイ径が1
1/4 吋,1/2 吋とに限定するものではなく、種々のパン
チ径とダイ径のものに適用が可能である。
【0020】図2及至図4には11/4 吋用のパンチ,ダ
イ径のパンチPとダイDを組込んだホルダ本体41が載
置されるホルダベース43が示されており、このホルダ
ベース43には前記ホルダ本体41を装着するガイド面
63を相対して備えた鍔部65が突出して形成されてい
る。また、前記ガイド面63と同一幅で適宜の長さで溝
67がダイDの直下に形成されている。そして、パンチ
Pの直下に所定の径の孔69とダイDの直下にダイDの
サイズ(11/4 吋)の径に応じた孔71が形成されてい
ると共に、各種の締付け穴が設けられている。
【0021】ホルダベース43の溝67に嵌装されるス
ペーサ部材45として、11/4 吋用のスペーサ部材45
aは、図8および図9に詳細が示されているごとく、一
枚のプレート状をなし、ダイDの直下に前述したホルダ
ベース43に形成した孔71と同径の孔73が形成され
ている。なお、符号75は取付用の締付け穴である。
【0022】図5及至図7には1/2 吋用のパンチ,ダイ
径のパンチPとダイDを組込んだホルダ本体41が載置
されるホルダベース43が示されている。なお、このホ
ルダベース43は、前述した11/4 吋用のパンチPとダ
イDを組込んだホルダ本体41が載置されたホルダベー
ス43と全く同一形状をしていて、共通化されたもので
あるため同一部材には同一符号を付して詳細な説明を省
略する。
【0023】ホルダベース43の溝67に嵌装されるス
ペーサ部材45として、1/2 吋用のスペーサ部材45b
は、図10及至図12に詳細が示されているごとく、長
手方向に延伸し幅方向の両側に鍔部77が突出し、鍔部
77の相対する面がガイド面79となっている。そし
て、前記鍔部77の外面が前記ホルダベース43に形成
したガイド面63に嵌挿され、ダイDの直下にして、こ
のダイDに適合された孔81が形成されている。なお、
この孔81はダイDを金型ホルダ39に着脱する際に使
用される孔である。更に、符号83は取付用の締付け穴
である。
【0024】上記構成により、その作用としては、図1
3および図14を参照するに、図13にはパンチPとダ
イDのサイズとして11/4 吋用を装着した状態を示し、
11/4 吋用のスペーサ部材45aをホルダベース43に
形成したガイド面63に添って嵌着し、そのスペーサ部
材45aの上面に11/4 吋のパンチPとダイDを装着し
たホルダ本体41を載置して金型ホルダ39を構成す
る。また、図14にはパンチPとダイDのサイズとして
1/2 吋用を装着した状態を示し、1/2 吋用のスペーサ部
材45bをホルダベース43に形成したガイド面63に
添って嵌着する。そして、スペーサ部材45bに形成し
たガイド面79に添って1/2 吋のパンチPとダイDを装
着したホルダ本体41を載置して金型ホルダ39を構成
する。
【0025】而して、ホルダベース43は共通化され、
スペーサ部材45a,45bのみ交換することにより、
金型サイズを異にする金型ホルダ39を構成することが
できるので、コストが低減できると共に金型ホルダの数
量を減じ、設備費の削減と金型交換時間の短縮化を図る
ことができる。
【0026】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
【0027】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れたとおりの構成であるから、スペーサ部材のみを交換
するだけで複数種類の径の異なったパンチ,ダイを備え
た金型ホルダを構成でき、ホルダベースを共通化したこ
とにより、設備費の削減と金型交換時間の短縮化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、金型ホルダの側面図
である。
【図2】図1における金型ホルダに11/4 吋の径のパン
チ,ダイを組込んだ時のホルダベースを示す平面図であ
る。
【図3】図2におけるIII-III 線に沿った断面図であ
る。
【図4】図2における右側より見た側面図である。
【図5】図1における金型ホルダに1/2 吋の径のパン
チ,ダイを組込んだ時のホルダベースを示す平面図であ
る。
【図6】図5におけるVI-VI 線に沿った断面図である。
【図7】図5における右側より見た側面図である。
【図8】図2における11/4 吋用のスペーサ部材を示す
平面図である。
【図9】図8における右側より見た側面図である。
【図10】図5における1/2 吋用のスペーサ部材を示す
平面図である。
【図11】図10におけるXI-XI 線に沿った断面図であ
る。
【図12】図10における右側より見た側面図である。
【図13】11/4 吋用の金型ホルダの作用説明図であ
る。
【図14】1/2 吋用金型ホルダの作用説明図である。
【図15】この発明を実施する一実施例のタレットパン
チプレスとストッカと金型自動交換装置とを表する配置
説明図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス 27 ストッカ 29 金型自動交換装置 39 金型ホルダ 43 ホルダベース 45 スペーサ部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タレットパンチプレスに対するパンチ,
    ダイの金型自動交換装置に隣接したパンチ,ダイを備え
    た金型ホルダを複数収納したストッカにして、パンチ,
    ダイのサイズ変更に対応したスペーサ部材を前記金型ホ
    ルダのホルダベース上に設けてなることを特徴とするス
    トッカにおける金型ホルダ。
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