JP2583141B2 - 自動車の外形部品取付方法 - Google Patents

自動車の外形部品取付方法

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JP2583141B2 JP2075932A JP7593290A JP2583141B2 JP 2583141 B2 JP2583141 B2 JP 2583141B2 JP 2075932 A JP2075932 A JP 2075932A JP 7593290 A JP7593290 A JP 7593290A JP 2583141 B2 JP2583141 B2 JP 2583141B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の外面形状を形成するボンネット、
フロントフェンダ、ドア等の複数種の外形部品を自動車
車体に取付ける方法に関する。
(従来の技術) 従来、ドアやボンネットの自動取付けを行なう自動機
として夫々特開昭60−240574号公報や特開昭62−99272
号公報に記載のものが知られる。この自動機は、自動車
車体のドア開口やエンジンルーム開口といった部品の取
付箇所の位置を検出する位置センサを備えて、部品を位
置合せして取付箇所に自動的に組付けられるように構成
されているが、これによれば以下の不具合を生ずる。即
ち、自動車車体の組立精度には許容範囲内ではあっても
多少の誤差を生ずることがあり、例えば組立精度誤差に
よって左右のサイドパネルが前後方向に相対的に位置ず
れすることがあり、この場合、上記のものでは左右のド
アが左右のサイドパネルのドア開口に個々に位置合せし
て取付けられるため、各ドアとの間に一定の隙間を存し
て左右の各フロントフェンダを取付けると、左右のフロ
ントフェンダの前端の位置が整合しなくなり、ボンネッ
トの前縁との間に段差ができて、自動車のヘッドからサ
イドにかけての外面ラインがうまく連続しなくなる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、以上の問題点に鑑み、自動車車体に組立精
度誤差があっても、複数種の外形部品を相互に整合する
ように取付けて、自動車の外面ラインを良好に保てるよ
うにした外形部品の取付方法を提供することをその目的
としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく、本発明では、車体主要部を構
成する部材を相互に結合して組立てた自動車車体に、自
動車の外面形状を形成する複数種の外形部品を取付ける
方法において、前記自動車車体の複数の基準点の位置を
測定して自動車車体の組立精度誤差を計測し、前記複数
種の外形部品の取付位置を、自動車車体の組立精度誤差
によるこれらの外形部品相互の不整合を生じないよう、
前記計測データに基いて外形部品相互に関連性を持たせ
て算出し、算出された取付位置にこれら各外形部品を各
自動機により取付けるようにした。
(作 用) 複数種の外形部品の取付位置を、計測された自動車車
体の組立精度誤差に基いて部品相互に関連性を持たせて
算出するため、例えば左右のサイドパネルが前後方向に
相対的に位置ずれしていたときは、車体側面に取付ける
外形部品たるドアとフロントフェンダの間隔を左右で変
えて、左右のフロントフェンダの前端の位置をボンネッ
トの前縁に一致するように整合させることができる。
自動車車体の組立精度データの計測は、部品の組付ス
テーションで行っても、又組付ステーションのライン上
流側に位置する任意のステーションで行っても良い。後
者の場合は、計測した組付精度データ又はこのデータに
基いて演算した部品組付位置の補正データを計測ステー
ションから組付ステーションに送信し、組付ステーショ
ンに自動車車体が搬入されたとき、その搬入位置を検出
し、組付位置の補正データを車体の位置ずれに応じて補
正して部品の組付けを行う。
ところで、複数種の外板部品の組付けを別々の組付ス
テーションで行うと、組立ラインの長さが増すと共に、
各組付ステーションに、夫々対応する部品組付位置の補
正データを送信しなければならず、通信網が複雑にな
る。
これに対し、複数種の外板部品を単一の組付ステーシ
ョンで車体に組付けるようにすれば、組立ラインの長さ
を短縮して且つ通信網も簡素化できる。更に、この組付
ステーションで車体の組立精度を計測するようにすれ
ば、この計測データには車体の搬入位置のずれも含まれ
るから、計測データに基いて演算した部品組付位置の補
正データに従って所要の位置に各部品を組付けることが
できる。
(実施例) 第1図を参照して、(1)は自動車車体aの搬送路、
(2)は該搬送路(1)の途中に設けた組付ステーショ
ンを示し、該ステーション(2)の左右両側に設けた各
基台(3)上にフロントフェンダb用の自動機(4)
と、フロントドアC1とリヤドアC2用の前後2台の自動機
(5)(5)とを夫々前後動自在に搭載し、又該ステー
ション(2)に搬送路(1)を跨ぐように架設した第1
の機枠(6)に、ボンネットd用の自動機(7)と、ト
ランクリッドe用の自動機(8)とを夫々前後動自在に
搭載し、更に該機枠(6)より丈高の第2の機枠(9)
を架設して、この機枠(9)の左右両側に、フロントフ
ェンダb及びドアC1、C2用の第1ドロップリフタ(10)
(10)と、その前側にボンネットd用の第2ドロップリ
フタ(11)と、更にその後側にトランクリッドe用の第
3ドロップリフタ(12)とを夫々昇降自在に設け、組付
ステーション(2)の上方の左右両側を通る1対の第1
ハンガコンベア(13)(図面には片側のみを図示)のハ
ンガ(13a)に吊持されるフロントフェンダbとドア
C1、C2とを第1ドロップリフタ(10)を介してフロント
フェンダ用とドア用の自動機(4)(5)(5)に受渡
し、又組付ステーション(2)の上方中央部を通る第2
ハンガコンベア(14)のハンガ(図示せず)に吊持され
るボンネットdとトランクリッドeとを夫々第2と第3
のドロップリフタ(11)(12)を介してボンネット用と
トランクリッド用の自動機(7)(8)に受渡し、これ
ら自動機によりフロントフェンダb、ドアC1、C2、ボン
ネットd、トランクリッドeを単一の組付ステーション
(2)で自動車車体aに取付けるようにした。
尚、ドア用の自動機(5)は、ドアを保持するロボッ
ト(5a)とドアヒンジを車体aに締結するロボット(5
b)とで構成されている。
図中(15)はフロントフェンダ用の自動機(4)に搭
載する組付治具に備えるナットランナにボルトを供給す
る組付ステーション(2)の前端部に設けたロボット、
(161)(162)は前記第1機枠(6)の前部と後部にボ
ンネットdとトランクリッドeのヒンジを車体aに締結
すべく吊設したロボットである。尚、トランクリッドe
はテールゲートであっても良い。又、組付ステーション
(2)には、第2図に示す如く、自動車車体aのフロン
トピラの下部の基準穴Aの位置を検出する第1位置セン
サ(17)と、リヤホイールアーチBの位置を検出する第
2位置センサ(18)との各1対と、エンジンルームを構
成するフロントコンポーネントfの前端のバルクヘッド
上の基準穴Cの位置を検出する第3位置センサ(19)と
が、部品取付時に退避動作し得るように、夫々横方向と
上下方向に移動可能な支柱(201)(202)(203)を介
して設けられている。
第1位置センサ(17)は、第3図乃至第5図に示す如
く、支柱(201)の上端に図外のシリンダにより横方向
に進退自在に設けられるベース板(17a)と、該ベース
板(17a)に1対のガイドバー(17b)(17b)を介して
横方向に遊動自在に支持されてばね(17c)により横方
向内方に付勢される検知ヘッド(17d)とを備え、該ヘ
ッド(17d)に前後方向の軸線回りに回動自在な回動子
(17e)を軸支すると共に、該回動子(17e)に、基準穴
Aに係合可能な触子(17f)を上下方向の軸線回りに揺
動自在に軸支し、ベース板(17a)に検知ヘッド(17d)
に突設したアーム(17d1)に連結される直動型の第1エ
ンコーダ(17g)と、検知ヘッド(17d)に回動子(17
e)の軸(17e1)に連結される回動型の第2エンコーダ
(17h)と、回動子(17e)に触子(17f)の軸(17f1
に連結される回動型の第3エンコーダ(17i)とを設け
て、基準穴Aの横方向と上下方向と前後方向の変位を夫
々第1と第2と第3のエンコーダ(17g)(17h)(17
i)で検出するようにした。図中(17j)は触子(17f)
を所定の中立位置にロックするロックシリンダを示す。
第2位置センサ(18)は、第6図乃至第8図に示す如
く、支柱(202)の上端に図外のシリンダにより横方向
に進退自在に設けられるベース板(18a)と、該ベース
板(18a)に1対のガイドバー(18b)(18b)を介して
横方向に遊動自在に支持されてばね(18c)により横方
向内方に付勢される検知ヘッド(18d)とを備え、該ヘ
ッド(18d)にリヤホイールアーチBに係合する板状の
触子(18e)を1対のガイドバー(18f)(18f)を介し
て上下動自在に支持させると共に、該ヘッド(18d)に
該触子(18e)に連結されるピストンロッド(18g)を嵌
挿するシリンダ(18h)を形成し、常時は該触子(18e)
を該シリンダ(18h)の上室に供給するエア圧によりそ
の下室に収納したばね(18i)に抗して下動位置に保持
し、触子(18e)をリヤホイールアーチBに連続する車
体側面に当接させた状態で上室からエアを排気すること
により、該触子(18e)を上動させてリヤホイールアー
チBに係合させるようにした。そして、ベース板(18
a)に検知ヘッド(18d)に連結される直動型の第1エン
コーダ(18j)と、該ヘッド(18d)に触子(18e)に連
結される直動型の第2エンコーダ(18k)とを設け、リ
ヤホイールアーチBの横方向と上下方向の変位を夫々第
1と第2のエンコーダ(18j)(18k)で検出するように
した。
第3位置センサ(19)は、支柱(203)の上端からバ
ルクヘッド上にのびるアーム(20a)の先端に図外のシ
リンダにより上下動自在に設けられるもので、その構造
は前記第1位置センサと特に異ならず、基準穴Cに係合
する触子の横方向の揺動を回動型のエンコーダで検出し
て、該基準穴Cの横方向の変位を計測すべく構成されて
いる。
ここで、車長方向をT軸、車幅方向をB軸、車高方向
をH軸とすると、第9図に示すように、左右各側の第1
位置センサ(17)により車体の左右各側のフロントピラ
の基準穴AのT軸方向の変位ΔTLA、ΔTRAとB軸方向の
変位ΔBLA、ΔBRAとH軸方向の変位ΔHLA、ΔHRA、左右
各側の第2位置センサ(18)により車体の左右各側のリ
ヤホイールアーチBのB軸方向の変位ΔBLB、ΔBRBとH
軸方向の変位ΔHLB、ΔHRB、第3位置センサ(19)によ
りバルクヘッドの基準穴CのB軸方向の変位ΔBCが検出
される。そして、これら変位のデータに基いて先ず第1
段階でフロントコンポーネントfの車体aに対する取付
状態を以下の手順で算出する。
先ず車体aのフロントピラ部におけるB軸方向のずれ
量ΔBAをΔBLAとΔBRAにより求めると共に、車体aのリ
ヤホイールアーチ部におけるB軸方向のずれ量ΔBBをΔ
BLB、ΔBRBにより求め、フロントコンポーネントfがそ
の中心線と車体中心線とが合致するように正しく取付け
られている場合におけるバルクヘッド部のB軸方向の予
想ずれ量ΔBCYを、第10図に示す関係に従って、次式 により算出する。尚、LA、LCは、リヤホイールアーチ部
に対するバルクヘッド部とフロントピラ部のT軸方向の
距離であり、機種毎に予め定められている。
又、バルクヘッド部のB軸方向の実際のずれ量ΔBCJ
を、次式 ΔBCJ=ΔBC−ΔBB により算出する。
ここで、B軸の正方向を右側から左側に向う方向にす
ると、フロントコンポーネントfが第9図に仮想線で示
すように車体中心線に対し左側に傾いている場合はΔB
CJ>ΔBCYとなり、又右側に傾いている場合はΔBCJ<Δ
BCYとなり、フロントコンポーネントfの車体中心線に
対するずれ量ΔBF(=ΔBCJ−ΔBCY)を求めて、|ΔBF
|≦αのときは、フロントコンポーネントfの車体中心
線に対するずれが無いものとして、第2段階に進む。
第2段階では、先ず車体aの左右のサイドパネルの相
対的な前後方向のずれを見て、ボンネットd、左右のフ
ロントフェンダb、左右のフロントとリヤのドアC1、C2
から成る複数種の外形部品の取付位置を、これら部品相
互の不整合を生じないよう、部品相互に関連性を持たせ
てT軸方向に補正する第1の演算処理と、トランクリッ
ドeの取付位置をT軸方向に補正する第2の演算処理
と、全ての外形部品の個々の取付位置を、第1と第2の
演算処理で求めたT軸方向補正量と車体aのB軸やH軸
方向の位置ずれとに基いて算出する第3の演算処理とを
行なう。
第11図に、正規の車体aとティーチングデータによる
各部品の取付位置とを実線、左右のサイドパネルgのず
れを点線、第1と第2の演算処理による補正後の各部品
の取付位置を仮想線で示す。第1の演算処理は、より後
方にずれている後位のサイドパネルを基準にして以下の
如く行なうが、前位のサイドパネルを基準とし或いは前
位と後位のサイドパネルの相対的な前後方向のずれ量の
中間値を基準として行なうことも可能である。
第11図に示すものでは、正規位置に対し右サイドパネ
ルが後方、左サイドパネルが前方にずれており、T軸の
正方向を前方から後方に向う方向に設定すると、ΔTRA
<0、ΔTLA<0となり、ΔTRA>ΔTLAと判別され即ち
後位のサイドパネルが右サイドパネルと判別され、先ず
ボンネットdと右フロントフェンダbと右側のフロント
及びリヤのドアC1、C2の取付位置を夫々ΔTRAだけ後方
にずらす補正を行なうと共に、ボンネットdと左フロン
トフェンダbの前端を整合させるために、左フロントフ
ェンダbの取付位置をΔTRAだけ後方にずらす補正を行
なう。
次に、左サイドパネルのT軸方向変位ΔTLAと左フロ
ントフェンダのT軸補正量即ちΔTRAとを用い、左側の
フロントドアC1とリヤドアC2のT軸補正量ΔTC1、ΔTC2
を次式により算出する。
このように補正した場合、左フロントフェンダbと左
フロントドアC1との隙間l1、左フロントドアC1と左リヤ
ドアC2の隙間l2、左リヤドアC2と左サイドパネルのリヤ
フェンダ部の隙間l3は、各隙間の前位の部品のT軸補正
量が隙間を減少し、後位の部品のT軸補正量が隙間を増
加するから(補正量は後方へのずれが正であるため)、
隙間の規定値をlとして以下のようになる。
従って、全ての隙間l1、l2、l3を均等にできる。
第2の演算処理では、トランクリッドeの後端が左右
何れかのサイドパネルの後方に張り出さないよう、前位
のサイドパネルに合わせてトランクリッドeの取付位置
をT軸方向に補正するもので、実施例の場合は左サイド
パネルのT軸方向変位ΔTLAだけトランクリッドeをT
軸方向にずらす補正を行なう。
第3の演算処理では、ΔHLA、ΔHLBとΔHRA、ΔHRB
ら各サイドパネルのH軸方向変位と上下方向の傾きとを
求め、左右の各ドアC1、C2とフロントフェンダbの取付
位置のH軸方向の補正とB軸回りの傾動補正とを行な
う。第12図に各部品を実線示の水平状態から仮想示の如
く全体的に角度θだけ傾動した場合、各部品の中心は0
点から0′点に移動し、傾動補正に付随して0−0′間
のH軸移動量分のH軸補正を行なうと共に、上記第1演
算処理で求めた各部品のT軸補正量に0−0′間のT軸
移動量を加えて、各部品の取付位置の最終的なT軸補正
量を算定する。
又、ΔBLA、ΔBRAとΔHLA、ΔHRAに基いてボンネット
bの取付位置のB軸方向とH軸方向の補正を行なうと共
に、ΔBLB、ΔBRBとΔHLB、ΔHRBに基いてトランクリッ
ドeの取付位置のB軸方向とH軸方向の補正を行なう。
上記したフロントコンポーネントfの車体中心線に対
するずれ量ΔBFの絶対値が上記した第1の許容値αより
大きいときは、異常である旨を表示するが、αより大き
な第2の許容値β以下のとき即ちα<|ΔBF|≦βとき
は、上記した第2段階の補正に加え、ΔBLA、ΔBRA、Δ
BCから求められるフロントコンポーネントfの中心線に
合わせてボンネットdと左右のフロントフェンダbの取
付位置に対するH軸回りの回転補正とこれに付随するT
軸方向とB軸方向の補正を行なう。
以上の如くして、各外形部品の取付位置の補正演算を
行なった後、各自動機(4)(5)(7)(8)に補正
をかけて、各外形部品を車体aに取付ける。
|ΔBF|≧βのときは、取付位置の補正及び部品の取
付けは行なわない。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、請求項1の発明によ
れば、車体に組立精度誤差があっても、複数種の外形部
品を部品相互が整合するように取付位置を補正して車体
に取付けることができ、自動車の体裁を良好に維持で
き、更に請求項2の発明によれば、単一の組付ステーシ
ョンで複数種の外形部品を上記の如く取付けられるた
め、各外形部品を格別の組付ステーションで組付ける場
合に比し、ライン長さを大幅に短縮でき、且つ補正デー
タの通信網を簡素化できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する組付ステーションの斜視
図、第2図は自動車車体の複数の基準点の位置を検出す
る位置センサのレイアウトを示す斜視図、第3図は第1
の基準点たるフロントピラの基準穴の位置を検出する第
1位置センサの截断平面図、第4図は第3図のIV−IV線
截断面図、第5図は第4図のV−V線截断面図、第6図
は第2の基準点たるリヤホイールアーチの位置を検出す
る第2位置センサの車体側から見た側面図、第7図及び
第8図は夫々第6図のVII−VII線及びVIII−VIII線截断
面図、第9図は車体の各基準点と各位置センサで検出さ
れる変位の記号との関係を説明する図、第10図はフロン
トピラ部とリヤホイールアーチ部の横方向ずれ量ΔBA
ΔBBとバルクヘッド部の予想ずれ量ΔBCYとの関係を幾
何学的に示す図、第11図は左右のサイドパネルの相対的
な前後方向のずれに対する各部品の前後方向の位置補正
を示す図、第12図はサイドパネルの上下方向の傾斜に対
する各部品の傾動補正を示す図である。 a……自動車車体 A、B、C……基準点 b、c、d、e……外形部品 (2)……組付ステーション (4)(5)(7)(8)……自動機 (17)(18)(19)……位置センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大滝 敬三郎 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホ ンダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 宮▲崎▼ 彰 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホ ンダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 阿部 雅行 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホ ンダエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−153388(JP,A) 特開 昭64−47682(JP,A) 特開 昭61−219538(JP,A) 特開 昭60−163775(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体主要部を構成する部材を相互に結合し
    て組立てた自動車車体に、自動車の外面形状を形成する
    複数種の外形部品を取付ける方法において、前記自動車
    車体の複数の基準点の位置を測定して自動車車体の組立
    精度誤差を計測し、前記複数種の外形部品の取付位置
    を、自動車車体の組立精度誤差によるこれら外形部品相
    互の不整合を生じないよう、前記計測データに基いて外
    形部品相互に関連性を持たせて算出し、算出された取付
    位置にこれら各外形部品を各自動機により取付けるよう
    にしたことを特徴とする自動車の外形部品取付方法。
  2. 【請求項2】前記複数種の外形部品を単一の組付ステー
    ションで自動車車体に取付けるようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の自動車の外形部品取付方法。
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