JP2582567B2 - レ−ス刺しゆう機 - Google Patents

レ−ス刺しゆう機

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JP2582567B2
JP2582567B2 JP62084971A JP8497187A JP2582567B2 JP 2582567 B2 JP2582567 B2 JP 2582567B2 JP 62084971 A JP62084971 A JP 62084971A JP 8497187 A JP8497187 A JP 8497187A JP 2582567 B2 JP2582567 B2 JP 2582567B2
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Japan
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pause
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switching
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JP62084971A
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達 名越
浩一郎 大川
直之 福島
良成 平岡
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HIRAOKA KOGYO KK
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HIRAOKA KOGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、運転開始時や任意点スタートの際、各機
構の作動−休止の状態を柄データに従って自動的に設定
するようにしたレース刺しゅう機に関するものである。
〔発明の概要〕
運転開始時に、各機構の作動−休止の状態を検出し、
この検出信号と柄データの一部に記載された初期作動−
休止状態とを比較し、両者が異なるとき所定の順序で切
換信号を発生して、各機構の作動−休止の状態を柄デー
タに従って自動設定するようにしたレース刺しゅう機で
ある。
また、任意点スタートの際、柄データに記録された初
期作動−休止状態および柄データの内容から当該中途ス
タート点に於けるあるべき作動−休止の状態を計算し、
所定の順序で切換信号を発生し各機構の作動−休止の状
態をこの計算した作動−休止の状態と一致させるように
したものである。
〔従来の技術〕
従来、レース刺しゅう機の運転開始時に於ける各機構
の作動−休止の設定は、オペレータが各機構の手動スイ
ッチをいちいち操作することによって行っていたため、
多大の時間と労力を必要とするうえ判断ミスが発生しや
すいという欠点があった。
また、柄の一部を飛ばして途中の番地から刺しゅうを
開始するいわゆる任意点スタートの場合に於ても、柄デ
ータを見ながら飛ばした部分の作動−休止の動作が正し
く繋がるように手動で設定しなければならず、ミスを防
止するために十分なチェックが必要であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この発明の目的は、上記従来装置の欠点を改良するこ
とであり、運転開始時や任意点スタートの際に各機構の
作動−休止を柄データに従って自動的に設定する自動初
期設定機能を備えたレース刺しゅう機を提供することで
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明のレース刺しゅ
うは、針、シャトル、第1糸締め、第2糸締め、ボーラ
ー、ボーラーレギュレーションの各機構の作動−休止の
切換えを行う切換手段と、前記各機構の作動−休止の状
態を検出する検出手段と、前記検出手段の出力と目標と
なる作動−休止の状態とを比較し両者が異なるとき所定
の順序で切換信号を発生する手段とを備え、運転開始時
に前記切換信号により前記切換手段を動作させ前記各機
構の作動−休止の状態を目標となる作動−休止の状態に
一致させるようにしている。
また、切換信号を発生する手段が、任意の作動−休止
の状態から出発して柄データを任意のステッチまで刺し
ゅうしたとき到達するであろう作動−休止の状態を機械
を運転することなく求めるようにしている。
〔作用〕
このようにしたことにより、運転開始時や任意点スタ
ートの際手動で設定しなくても、各機構のあるべき作動
−休止の状態が柄データに従って自動的に設定される。
〔実施例〕
この発明の実施例である布枠をサーボモータで位置決
めする形式のレース刺しゅう機について図面を参照しな
がら説明する。第1図はその全体のブロック図、第2図
(a)(b)は各機構の状態表、第3図は運転開始時の
概略動作手順を示すフローチャート、第4図は柄データ
のフォーマット、第5図は任意点スタート時の概略動作
手順を示すフローチャート、第6図(a)(b)は各機
構の状態遷移を示す説明図、第7図は各機構の作動−休
止状態を目標とする状態に設定する際の動作を示すフロ
ーチャート、また、第8図は柄データをトレースする際
の手順を示すフローチャートである。
針、シャトル、第1糸締め、第2糸締め、ボーラー、
ボーラーレギュレーションの各機構に、作動−休止の切
換えを行う作動−休止切換装置がそれぞれ設けられ、各
作動−休止切換装置は演算装置から送られる切換信号に
より動作して各機構をそれぞれ所定のタイミングで作動
あるいは休止させる。
各作動−休止切換装置は、電磁弁によりエアシリンダ
ーをオンオフする周知のものであり、他の例えば電磁ク
ラッチによるものを使用することもできる。
各機構には、その作動−休止の状態を検出するための
リードスイッチ、リミットスイッチ、近傍スイッチ等の
検出装置が設けられ、その検出信号が演算装置に入力さ
れている。また、主軸の回転角度を検出するロータリー
エンコーダが主軸に結合され、その出力信号が演算装置
に入力され切換信号を発生するタイミングを取ってい
る。
紋紙、磁気テープ、磁気カード、フロッピィディスク
等周知の記録手段に記録された柄データを読み取り一括
して記憶しておく柄データ記憶装置が設けられ、演算装
置は柄データ記憶装置から柄データを逐次読み出しすべ
ての機構を関連動作させる制御信号を発生する。
レース刺しゅう機には周知のように第2図に示される
ような作動−休止状態が存在する。
シャトルおよび第1糸締めの作動−休止のパターンは
同一でかつボーラーの作動−休止とは逆の関係になって
おり、また、針とボーラーとは同時に作動することはな
いから、針、シャトル、第1糸締め、第2糸締め、ボー
ラーの各機構の作動−休止の状態は、第2(a)のA〜
Jに示される10種類だる。ただし、このうちG〜Jの状
態は、1ステッチだけ継続する一時的な状態である。ま
た、ボーラーレギュレーションには、同図(b)に示さ
れるような13種類の状態が存在する。
運転開始時に於けるレース刺しゅう機の概略動作シー
ケンスを第3図に示す。
運転開始時には、第4図に示されるような柄データの
最初の部分に記録されている初期作動−休止状態を柄デ
ータ記憶装置から読み出し、各機構の検出装置により検
出された現状の作動−休止状態と比較する。そして、両
者が異なっていれば、現状の作動−休止状態が柄データ
に記録されている初期作動−休止状態に一致するまで切
換信号を発生し、各機構の作動−休止切換装置に切換信
号を送り作動−休止の切換えを行う。
なお、本実施例に於ては柄の初期作動−休止状態が柄
データの先頭部分に記録されていると仮定したが、オペ
レータが操作パネルから入力するようにしてもよい。
任意点スタート時に於けるレース刺しゅう機の概略動
作シーケンスを第5図に示す。
任意点スタートの場合には、演算装置は、柄データ記
憶装置から順次各ステッチデータを読み出して指定され
た番地まで正方向にトレースし、指定された番地に於け
る各機構の作動−休止のあるべき状態を計算する。そし
て、各機構の作動−休止切換装置に切換信号を送り、現
状の作動−休止状態が計算した作動−休止状態に一致す
るように切換える。
このように、運転開始時および任意点スタート時には
現状の作動−休止状態を目標となる作動−休止に設定す
る処理が必要となるが、その際の動作について第7図の
フローチャートを参照しながら説明する。
各機構の作動−休止状態は、前述の如く第2図に示さ
れるような種類があり、従来のジャカード機に於ては、
この状態間の遷移は柄データー中に含まれているSP−
E、N−A等のコード指令による第6図に示されるよう
な順序で行われる。ここで、1回の遷移は1サイクル
(主軸1回転)で行われる。
ところが、作動−休止機構として電磁弁とエアシリン
ダーを使用した場合には、各作動−休止機構をそれぞれ
独立に切換えることができるから、以下に説明するよう
な手順により、任意の状態から任意の状態へ不必要なス
テッチを縫うことなく移行することができる。
ボーラーレギュレーションを目標とする状態に切換え
た後、布を傷つけぬよう針とボーラーを休止側に切換
え、次いで、シャトルおよび第1糸締めの切換えを行
い、第2糸締めの切換えを行うとともに(C〜Fの
とき)針またはボーラーを作動側に切換え、以下通常の
柄運転に移行する。
上記シーケンスの各処理は、それぞれを1サイクル
(主軸1回転)で行ってもよいが、各切換処理は主軸が
所定角度に達したとき実行される機構になっているか
ら、主軸の回転角度を監視しながら適切なタイミングで
切換信号を順次発生し〜の処理を主軸1〜2回転の
間にすべて終了させることも可能である。
次に、第5図に示した任意点スタート時に於ける動作
シーケンス中の柄データをトレースして指定番地に於け
る作動−休止状態を求める方法について第8図を参照し
ながら説明する。
まず、初期作動−休止状態を、針、ニードル関係とボ
ーラーレギュレーション関係の2つのステータス記憶エ
リアに格納する。次いで、柄ステッチデータを1ステッ
チずつ読み出しながらデータ中の作動−休止変更指令
(指令コード)に従ってステータス記憶エリアのデータ
を書き換えてゆく。ステッチカウンタが指定番地と等し
くなったところで処理が終了し、この時のステータス記
憶エリアの内容が求める作動−休止状態を現している。
なお、上記実施例に於いては、演算装置は初期作動−
休止状態から出発して柄データ記憶回路から読み出した
ステッチデータを指定された番地まで正方向にトレース
して計算するようにしているが、必要に応じて、任意の
番地の作動−休止状態から出発して正方向にも逆方向に
もトレースすることができるようにプログラムしておけ
ば、例えば柄を少し戻して刺しゅうする場合などに便利
である。
また、上記実施例は布枠をサーボモータにより駆動・
位置決めする方式のレース刺しゅう機を示したが、本発
明は、作動−休止機構の検出機構および切換機構さえ有
するものであれば、機械式ジャカードを残し柄データー
入力として紋紙の代りに演算装置から出力される電気信
号により制御する形式のレース刺しゅう機(特開昭59−
47465号参照)に対しても実施することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明のレース刺しゅう機
は、運転開始時や任意点スタートの際に各機構の作動−
休止の状態を柄データに従って自動的に設定する機能を
備えたことにより、従来装置に比較して運転開始時や任
意点スタートの際にかかる時間と労力が大幅に低減され
るばかりでなく人為的な判断ミスの介入を確実に防止す
ることができるという独特の作用効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図……この発明の実施例のブロック図 第2図……各機構の状態表 第3図……運転開始時の動作フローチャート 第4図……柄データのフォーマット 第5図……任意点スタート時の動作フローチャート 第6図……各機構の状態遷移の説明図 第7図……各機構の作動−休止状態を設定する動作のフ
ローチャート 第8図……柄データをトレースする手順のフローチャー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)針、シャトル、第1糸締め、第2糸
    締め、ボーラー、ボーラーレギュレーションの各機構の
    作動−休止の切換えを行う切換手段と、 (ロ)前記各機構の作動−休止の状態を検出する検出手
    段と、 (ハ)前記検出手段の出力と目標となる作動−休止の状
    態とを比較し両者が異なるとき所定の順序で切換信号を
    発生する手段とを備え、 (ニ)前記切換信号により前記切換手段を動作させ前記
    各機構の作動−休止の状態を目標となる作動−休止の状
    態に一致させることを特徴とするレース刺しゅう機。
  2. 【請求項2】任意の作動−休止の状態から出発して柄デ
    ータを任意のステッチまで刺しゅうしたとき到達するで
    あろう作動−休止の状態を機械を運転することなく求め
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のレース
    刺しゅう機。
JP62084971A 1987-04-07 1987-04-07 レ−ス刺しゆう機 Expired - Lifetime JP2582567B2 (ja)

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JPS63249760A JPS63249760A (ja) 1988-10-17
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5947465A (ja) * 1982-09-08 1984-03-17 平岡工業株式会社 電気信号で駆動されるレ−ス刺しゆう機
JPS6013990U (ja) * 1983-07-07 1985-01-30 平岡工業株式会社 電子式多頭ミシンの糸切れ管理装置

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JPS63249760A (ja) 1988-10-17

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