JP2581942Y2 - 風防付き天びん - Google Patents

風防付き天びん

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JP2581942Y2
JP2581942Y2 JP5251693U JP5251693U JP2581942Y2 JP 2581942 Y2 JP2581942 Y2 JP 2581942Y2 JP 5251693 U JP5251693 U JP 5251693U JP 5251693 U JP5251693 U JP 5251693U JP 2581942 Y2 JP2581942 Y2 JP 2581942Y2
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door
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open
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sensitivity calibration
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邦夫 島内
一夫 西林
毅 佐藤
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Shimadzu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、風防付き天びんに関す
る。
【0002】
【従来の技術】高精度の天びんでは、一般に、風が秤量
皿に作用することによって生じる秤量値の変動を防止す
るため、秤量皿が設けられる秤量室を囲う風防を設けて
いる。また、正確な測定を行うために測定者が随時感度
校正できる機能を備えており、必要に応じて測定者が感
度校正指令を発すると、自動的に内蔵分銅の加除により
感度校正が自動的に行えるようになっている。
【0003】このような風防付き天びんでは従来、感度
校正指令が発せられた場合に、正確な感度校正を行うた
めに、風防の扉を閉じていなければ、感度校正できない
ようになっているか、あるいは扉の自動開閉機構を有す
る天びんであれば強制的に扉を閉じるようにして、感度
校正を行うようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の自動開閉扉
付きの天びんでは、感度校正を行う際に、天びん使用者
が扉が開いていることに気づかずに、感度校正を行おう
とした場合に、急に扉が閉じることになり、扉に指や物
を挟む危険性が非常に高く、天びんの故障原因となっ
た。また、扉が開いている場合に、感度校正を行わない
天びんでは、自動感度校正機能は全く意味をなさないも
のとなった。
【0005】本考案は以上のような課題に着目してなさ
れたものであって、天びんの感度校正を行う際に、安全
に自動感度校正することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案はかかる目的を達
成するために次のような構成を採用したものである。す
なわち、本考案に係る天びんは、秤皿を有する秤量室が
風防で覆われた風防付き天びんにおいて、作業用の開口
部を開閉する風防扉と、風防扉を駆動する開閉駆動装置
と、風防扉の開閉状態を検知する扉位置センサと、感度
校正時に基準荷重となる内蔵分銅を天びん機構に加除す
る加除装置と、風防扉が開状態で感度校正指令があった
とき警告を発する警報器と、風防扉を閉じる時期を調整
するタイマと、位置センサからの信号により扉の開閉状
態を判別する開閉判別手段を備え、感度校正を開始する
際に扉が開いていれば警告を出し、所定時間経過後に扉
を閉じて感度校正を行うようにしたことを特徴とする。
【0007】以下、この構造の天びんがどのように作用
するかを説明する。
【0008】
【作用】本考案の構成の天びんにあっては感度校正指令
が発せられた時、風防扉が開いているか否かを扉位置セ
ンサにて検知する。風防扉が閉じているときは、すぐに
感度校正を開始する。風防扉が開いているときは、警報
を発して測定者にその旨を報知する。そして予めタイマ
に設定してある待ち時間を計測し、待ち時間経過後に風
防扉の開閉駆動装置が駆動して風防扉を閉じ、その後、
感度校正を開始する。したがって、風防扉が開いてる状
態で感度校正指令が発せられても、測定者は警報によ
り、扉が開いていることを気づくので、誤って風防扉に
手や被測定物を挟んでしまうことはない。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。図1は本考案の一実施例を示す天びんの斜視図で
あり、図2はその要部の構成を示したブロック図であ
る。本実施例では、秤皿1は秤量室2内に設置され、秤
皿1に載置された被測定物の荷重が図示しない天びん機
構に伝達され、天びん機構に係合する荷重センサにて荷
重が計測される。秤皿1の下部でハウジング3内には内
蔵分銅4が配設され、加除装置5によって内蔵分銅4が
天びん機構に加除できるようにされている。
【0010】秤量室2は下面および後面がハウジング3
の壁面により、また前面が固定風防6により、左右側面
および上面が風防扉7により囲まれており、風防扉7が
閉じたときは秤量室2が外部から隔離されて風の影響を
受けないようになっている。ハウジング3内には開閉駆
動装置8が設けられ、風防扉7が開閉される。この開閉
駆動装置8は図示しないモータによる回転力がベルト機
構で風防扉7下部のローラに伝達されることで開閉動作
を行う。風防扉7の下部でハウジング3内には位置セン
サ9が取り付けられ、風防扉7が閉位置または開位置に
あることを検知する。また、ハウジング3内には警報器
10、タイマ11があり、警報発令信号を受ければタイ
マで設定された時間だけ測定者に警報を発するようにさ
れている。
【0011】天びんの制御および操作を行うCPU、R
OM、RAMを備えたマイクロコンピュータ20が上記
の各装置と接続される。そして、マイクロコンピュータ
20には、入出力装置としてのキーボード(感度校正指
令スイッチ21を含む)、表示器が接続されている。
【0012】次に、マイクロコンピュータ20に書き込
まれたプログラムを示すフローチャートを用いてこの天
びんの動作を説明する。図3は本実施例の天びんのマイ
クロコンピュータ20内のROMに書き込まれたプログ
ラムを示すフローチャートである。
【0013】このプログラムでは、感度校正指令スイッ
チ21が押される(ST1)と、位置センサ9により風
防扉7が開いているかを判別する(ST2)。本実施例
では位置センサ9は光学式のものであり、閉位置を検知
する側と開位置を検知する側とがあって、それぞれの位
置センサの真上に風防扉があるときに信号を出力する。
この信号によって扉が開いているか否かを判別する。位
置センサ9により風防扉7が閉じていると判断されたと
きは直ちに感度校正を始める(ST9)。位置センサ9
により風防扉7が開いていると判断されたとき、警報器
10が風防扉7が開いていることを知らせる警報を発す
る(ST3)。これによって、測定者は風防扉が開いて
いることを知るとともにまもなく風防扉が自動的に閉じ
られることを認識する。そして、警報報知時間を設定す
るタイマがリセットされ(ST4)、予めタイマにセッ
トしてあった待ち時間tのカウントを始める(ST
5)。タイマがカウント中は警報がなり続け、やがて設
定していた待ち時間が終了すると(ST6)、警報が停
止し(ST7)、開閉駆動装置8が働いて風防扉7が閉
じる(ST8)。そして、内蔵分銅加除装置5が働いて
内蔵分銅4を天びん機構に載置し、感動校正を行う(S
T9)。
【0014】本実施例では、手動で感度校正指令を発す
るようにしたが、これに限らず、たとえば、天びん機構
のある場所の温度変化を検知しておき、所定の温度範囲
以上の温度変化があったときに自動的に感度校正指令を
発するようにしてもよい。この場合も風防扉7が開いて
いれば同様の動作をする。
【0015】
【考案の効果】本考案の天びんによれば、測定者が風防
扉を開いたまま、感度校正指令を発しても自動的に扉を
閉じられるので正確に感度校正が行える。また、風防扉
が閉じられる前に、警報がなっているので、誤って指や
被測定物を風防扉に挟む危険性はなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である天びんの斜視図。
【図2】本考案の一実施例である天びんの構成を示すブ
ロック図。
【図3】本考案の一実施例である天びんのマイクロコン
ピュータに書き込まれたプログラムを示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1:秤皿 2:秤量室 4:内蔵分銅 5:加除装置 7:風防扉 8:開閉駆動装置 9:位置センサ 10:警報器 20:マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−231917(JP,A) 特開 平3−59424(JP,A) 特開 平3−251726(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01G 23/01 G01G 21/28 - 21/30

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 秤皿を有する秤量室が風防で覆われた風
    防付き天びんにおいて、作業用の開口部を開閉する風防
    扉と、風防扉を駆動する開閉駆動装置と、風防扉の開閉
    状態を検知する扉位置センサと、感度校正時に基準荷重
    となる内蔵分銅を天びん機構に加除する加除装置と、風
    防扉が開状態で感度校正指令があったとき警告を発する
    警報器と、風防扉を閉じる時期を調整するタイマと、位
    置センサからの信号により扉の開閉状態を判別する開閉
    判別手段とを備え、感度校正を開始する際に扉が開いて
    いれば警告を出し、所定時間経過後に扉を閉じて感度校
    正を行うようにしたことを特徴とする風防付き天びん。
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