JP2581473B2 - ページングシステムの交互送信方法および装置 - Google Patents
ページングシステムの交互送信方法および装置Info
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- JP2581473B2 JP2581473B2 JP6287881A JP28788194A JP2581473B2 JP 2581473 B2 JP2581473 B2 JP 2581473B2 JP 6287881 A JP6287881 A JP 6287881A JP 28788194 A JP28788194 A JP 28788194A JP 2581473 B2 JP2581473 B2 JP 2581473B2
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/18—Service support devices; Network management devices
- H04W88/185—Selective call encoders for paging networks, e.g. paging centre devices
- H04W88/187—Selective call encoders for paging networks, e.g. paging centre devices using digital or pulse address codes
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/16—Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
- H04J3/1682—Allocation of channels according to the instantaneous demands of the users, e.g. concentrated multiplexers, statistical multiplexers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Signal Processing (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、データ信号速度の異な
るページャ呼出要求信号を受け付け、データ信号速度の
等しいページャ呼出要求信号ごとにページャ呼出信号群
として蓄積し、蓄積した各ページャ呼出信号群ごとに所
定の同期外しの信号を付加し、１送信周期内に交互に複
数のページャ呼出信号群を組み合わせて同一無線チャネ
ルにより送出するページングシステムの交互送信方法の
改善に関する。
るページャ呼出要求信号を受け付け、データ信号速度の
等しいページャ呼出要求信号ごとにページャ呼出信号群
として蓄積し、蓄積した各ページャ呼出信号群ごとに所
定の同期外しの信号を付加し、１送信周期内に交互に複
数のページャ呼出信号群を組み合わせて同一無線チャネ
ルにより送出するページングシステムの交互送信方法の
改善に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の典型的な交互送信装置
は、図５に示すように、ページャ呼出要求受信部１、バ
ッファ選択部２、計数回路３Ａ，３Ｂ，３Ｃ、待合せバ
ッファ４Ａ，４Ｂ，４Ｃ、送信切替部５、および送信部
６からなる。
は、図５に示すように、ページャ呼出要求受信部１、バ
ッファ選択部２、計数回路３Ａ，３Ｂ，３Ｃ、待合せバ
ッファ４Ａ，４Ｂ，４Ｃ、送信切替部５、および送信部
６からなる。
【０００３】この送信装置は、ページャ呼出要求信号を
ページャ呼出要求受信部１により受信してそのデータ信
号速度を含む信号形式を識別して、それぞれをバッファ
選択部２により複数の待合せバッファ４Ａ，４Ｂに信号
形式別に振り分けて蓄積し、これらの蓄積したページャ
呼出信号群を送信切替部５で切替えながら一定の時問間
隔で起動される送信部６により無線チャネルとして送出
している。
ページャ呼出要求受信部１により受信してそのデータ信
号速度を含む信号形式を識別して、それぞれをバッファ
選択部２により複数の待合せバッファ４Ａ，４Ｂに信号
形式別に振り分けて蓄積し、これらの蓄積したページャ
呼出信号群を送信切替部５で切替えながら一定の時問間
隔で起動される送信部６により無線チャネルとして送出
している。
【０００４】無線によるページングシステムの信号送信
方式は、国内のＮＴＴのポケットベル方式のほか、国際
的なＰＯＣＳＡＧ方式やＧｏｌａｙ方式等が知られてお
り、交換網などを介して各無線基地局に送られてくるペ
ージャ呼出要求信号の端末受信機の識別信号や短いデー
タなどをＶＨＦ帯の無線周波数のページャ呼出信号に変
換して無線チャネルにより送信し、ページャの端末受信
機が移動しながら自身あての呼出信号を受信するもので
ある。例えばＰＯＣＳＡＧ方式の場合は、１５０ＭＨｚ
帯のＦＳＫ変調方式による５１２ビット／秒、または１
２００ビット／秒のデータ通信で、同期語に続けて８個
のフレームが送られる。ページャはいずれか１つのフレ
ームに属し、自身の属するフレームのときだけ間欠的に
受信動作をする。
方式は、国内のＮＴＴのポケットベル方式のほか、国際
的なＰＯＣＳＡＧ方式やＧｏｌａｙ方式等が知られてお
り、交換網などを介して各無線基地局に送られてくるペ
ージャ呼出要求信号の端末受信機の識別信号や短いデー
タなどをＶＨＦ帯の無線周波数のページャ呼出信号に変
換して無線チャネルにより送信し、ページャの端末受信
機が移動しながら自身あての呼出信号を受信するもので
ある。例えばＰＯＣＳＡＧ方式の場合は、１５０ＭＨｚ
帯のＦＳＫ変調方式による５１２ビット／秒、または１
２００ビット／秒のデータ通信で、同期語に続けて８個
のフレームが送られる。ページャはいずれか１つのフレ
ームに属し、自身の属するフレームのときだけ間欠的に
受信動作をする。
【０００５】交互送信方式は、狭い無線チャネルの周波
数帯域を有効に利用するために開発されたもので、同一
無線チャネルにより、データ信号速度の異なるページャ
呼出信号群を交互に送信することができる。各ページャ
呼出信号群の後には、ダミー信号を挿入して同期を外
し、ページャの受信状態をその都度解除して、端末受信
機の電源消耗を軽減するようにしている。例えば、ＰＯ
ＣＳＡＧ方式では、１２００ｂｐｓの呼出信号群の後に
は７５０ｂｐｓ、５１２ｂｐｓの呼出信号群の後には３
００ｂｐｓの「１」、「０」の繰り返し信号をダミー信
号として個別の呼出信号２件分以上の時間送出してい
る。
数帯域を有効に利用するために開発されたもので、同一
無線チャネルにより、データ信号速度の異なるページャ
呼出信号群を交互に送信することができる。各ページャ
呼出信号群の後には、ダミー信号を挿入して同期を外
し、ページャの受信状態をその都度解除して、端末受信
機の電源消耗を軽減するようにしている。例えば、ＰＯ
ＣＳＡＧ方式では、１２００ｂｐｓの呼出信号群の後に
は７５０ｂｐｓ、５１２ｂｐｓの呼出信号群の後には３
００ｂｐｓの「１」、「０」の繰り返し信号をダミー信
号として個別の呼出信号２件分以上の時間送出してい
る。
【０００６】上述の典型的な交互送信装置は、各待合せ
バッファごとに蓄積されるページャ呼出要求の数に上限
が設けられ、いずれかの待合せバッファの限度に達する
と、それ以上のページャ呼出要求の受付を停止していた
ので、その改善案として１送出期間内に送出可能なペー
ジャ呼出要求数を増加して、無線チャネルの利用効率を
さらに高める案が特公昭６３−６０９３０号により開示
された。この装置は、図６に示すように、上述のページ
ャ呼出信号の送信装置に時間計算回路７を設けて、各待
ち合わせバッファ４Ａ，４Ｂなどに蓄積される呼出要求
件数を計数回路３Ａ，３Ｂなどにより計数した後、時間
計算回路７によりそれぞれの呼出要求信号の合計の送出
所要時間を計算して、その総合計時間が送出周期の制限
時間になるまで呼出要求を受け付けて蓄積し、複数のペ
ージャ呼出要求群を所定の時間間隔で交互に送出するも
のである。
バッファごとに蓄積されるページャ呼出要求の数に上限
が設けられ、いずれかの待合せバッファの限度に達する
と、それ以上のページャ呼出要求の受付を停止していた
ので、その改善案として１送出期間内に送出可能なペー
ジャ呼出要求数を増加して、無線チャネルの利用効率を
さらに高める案が特公昭６３−６０９３０号により開示
された。この装置は、図６に示すように、上述のページ
ャ呼出信号の送信装置に時間計算回路７を設けて、各待
ち合わせバッファ４Ａ，４Ｂなどに蓄積される呼出要求
件数を計数回路３Ａ，３Ｂなどにより計数した後、時間
計算回路７によりそれぞれの呼出要求信号の合計の送出
所要時間を計算して、その総合計時間が送出周期の制限
時間になるまで呼出要求を受け付けて蓄積し、複数のペ
ージャ呼出要求群を所定の時間間隔で交互に送出するも
のである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の交互送
信方式は、いずれも各ページャ呼出信号群の後にページ
ャの受信状態を解除するための同期外しのダミー信号を
伴っていたので、後続の有意信号である呼出信号群が直
ちに送出されず、従って、単一種類のページャ呼出信号
を用いる場合に比較すると、送出周期内の有意信号の割
合が少なくなるという問題点があった。
信方式は、いずれも各ページャ呼出信号群の後にページ
ャの受信状態を解除するための同期外しのダミー信号を
伴っていたので、後続の有意信号である呼出信号群が直
ちに送出されず、従って、単一種類のページャ呼出信号
を用いる場合に比較すると、送出周期内の有意信号の割
合が少なくなるという問題点があった。
【０００８】本発明の目的は、送出周期内の有意信号の
割合を高めることができるページングシステムの交互送
信方法および装置を提供することにある。
割合を高めることができるページングシステムの交互送
信方法および装置を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明のページングシス
テムの交互送信方法は、同一送信周期内に送出するペー
ジャ呼出信号群のうち、互いに他方のページャ呼出信号
群のデータ信号速度の逓倍波を含まないページャ呼出信
号群をそれぞれ第１、第２のページャ呼出信号群として
２つずつ組合せ、第１のページャ呼出信号群に同期外し
の信号を付加せずに、第２のページャ呼出信号群を第１
のページャ呼出信号群に連続して送出することを特徴と
する。
テムの交互送信方法は、同一送信周期内に送出するペー
ジャ呼出信号群のうち、互いに他方のページャ呼出信号
群のデータ信号速度の逓倍波を含まないページャ呼出信
号群をそれぞれ第１、第２のページャ呼出信号群として
２つずつ組合せ、第１のページャ呼出信号群に同期外し
の信号を付加せずに、第２のページャ呼出信号群を第１
のページャ呼出信号群に連続して送出することを特徴と
する。
【００１０】また、１つの組合せの第２のページャ呼出
信号群と第３のページャ呼出信号群とが、互いに他方の
ページャ呼出信号群のデータ信号速度の逓倍波を含まな
いときは、第２のページャ呼出信号群に同期外しの信号
を付加せずに、第３のページャ呼出信号群を第２のペー
ジャ呼出信号群に連続して送出してもよい。
信号群と第３のページャ呼出信号群とが、互いに他方の
ページャ呼出信号群のデータ信号速度の逓倍波を含まな
いときは、第２のページャ呼出信号群に同期外しの信号
を付加せずに、第３のページャ呼出信号群を第２のペー
ジャ呼出信号群に連続して送出してもよい。
【００１１】また、３００ｂｐｓの同期外しの信号が付
加される５１２ｂｐｓのページャ呼出要求信号と、７５
０ｂｐｓの同期外しの信号が付加される１２００ｂｐｓ
のページャ呼出要求信号とがそれぞれ蓄積されたとき、
１２００ｂｐｓのデータ信号速度のページャ呼出信号群
を第１のページャ呼出信号群とし、５１２ｂｐｓのデー
タ信号速度のページャ呼出信号群を第２のページャ呼出
信号群として、第１のページャ信号群の後に７５０ｂｐ
ｓの同期外し信号を付加せずに第１、第２のページャ呼
出信号群を連続して送出してもよい。
加される５１２ｂｐｓのページャ呼出要求信号と、７５
０ｂｐｓの同期外しの信号が付加される１２００ｂｐｓ
のページャ呼出要求信号とがそれぞれ蓄積されたとき、
１２００ｂｐｓのデータ信号速度のページャ呼出信号群
を第１のページャ呼出信号群とし、５１２ｂｐｓのデー
タ信号速度のページャ呼出信号群を第２のページャ呼出
信号群として、第１のページャ信号群の後に７５０ｂｐ
ｓの同期外し信号を付加せずに第１、第２のページャ呼
出信号群を連続して送出してもよい。
【００１２】本発明のページングシステムの交互送信装
置は、各ページャ呼出信号群ごとに蓄積されるページャ
呼出要求信号の有無を検出する検出手段と、検出結果に
より、各ページャ呼出信号群の送出順序と各ページャ呼
出信号群ごとに付加される同期外し信号の種類とを指定
する送出順序指定手段と、指定された送出順序により、
それぞれ所定の同期外しの信号を付加して各ページャ呼
出信号群を送出する同期外し信号付加手段とを有するこ
とを特徴とする。
置は、各ページャ呼出信号群ごとに蓄積されるページャ
呼出要求信号の有無を検出する検出手段と、検出結果に
より、各ページャ呼出信号群の送出順序と各ページャ呼
出信号群ごとに付加される同期外し信号の種類とを指定
する送出順序指定手段と、指定された送出順序により、
それぞれ所定の同期外しの信号を付加して各ページャ呼
出信号群を送出する同期外し信号付加手段とを有するこ
とを特徴とする。
【００１３】また、送出順序指定手段は、連続して指定
する第１、第２の２つのページャ呼出信号群のうち、後
に送出される第２のページャ呼出信号群のデータ信号速
度が先に送出される第１のページャ呼出信号群のデータ
信号速度の逓倍波を含むときは、第１のページャ呼出信
号群に定められた同期外し信号を付加するように指定
し、第２のページャ呼出信号群のデータ信号速度か第１
のページャ呼出信号群のデータ信号速度の逓倍波を含ま
ないときは、第１のページャ呼出信号群に定められた同
期外し信号を付加せず、第１、第２の２つのページャ呼
出信号群を連続して送出するように指定する。
する第１、第２の２つのページャ呼出信号群のうち、後
に送出される第２のページャ呼出信号群のデータ信号速
度が先に送出される第１のページャ呼出信号群のデータ
信号速度の逓倍波を含むときは、第１のページャ呼出信
号群に定められた同期外し信号を付加するように指定
し、第２のページャ呼出信号群のデータ信号速度か第１
のページャ呼出信号群のデータ信号速度の逓倍波を含ま
ないときは、第１のページャ呼出信号群に定められた同
期外し信号を付加せず、第１、第２の２つのページャ呼
出信号群を連続して送出するように指定する。
【００１４】
【作用】省略された第１のページャ呼出信号群の同期外
しの信号の送出時間が第２のページャ呼出信号群の送出
に利用される。
しの信号の送出時間が第２のページャ呼出信号群の送出
に利用される。
【００１５】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１６】図１は本発明によるページングシステムの
交互送信装置の１実施例のブロック図、図２は図１の送
出スケジュール部８０のテーブル８２に格納されるペー
ジャ呼出信号群の送出順序のスケジュール例、図３は数
サイクルのスケジュール運用例を示す図、図４はＰＯＣ
ＳＡＧ方式の呼出信号群とダミー信号の組合せ例であ
る。
交互送信装置の１実施例のブロック図、図２は図１の送
出スケジュール部８０のテーブル８２に格納されるペー
ジャ呼出信号群の送出順序のスケジュール例、図３は数
サイクルのスケジュール運用例を示す図、図４はＰＯＣ
ＳＡＧ方式の呼出信号群とダミー信号の組合せ例であ
る。
【００１７】本実施例のページング呼出信号の送信装置
は、図１に示すように、従来と同様なページャ呼出要求
信号受信部１０、バッファ選択部２０、待合せバッファ
４０Ａ〜４０Ｃ、時間計算部７０および送信切替え部５
０と、検出手段に相当する各待合せバッファに蓄積され
るページャ呼出要求信号を計数する計数回路３０Ａ〜３
０Ｃと、送出順序指定手段に相当する各ページャ呼出信
号群の送出順序と同期外しのためのダミー信号の種類と
を指定する送出スケジュール部８０と、同期外し信号付
加手段に相当する指定された同期外しの信号を付加して
各ページャ呼出信号群を送出する送信切特え部５０およ
び送信部６０からなる。
は、図１に示すように、従来と同様なページャ呼出要求
信号受信部１０、バッファ選択部２０、待合せバッファ
４０Ａ〜４０Ｃ、時間計算部７０および送信切替え部５
０と、検出手段に相当する各待合せバッファに蓄積され
るページャ呼出要求信号を計数する計数回路３０Ａ〜３
０Ｃと、送出順序指定手段に相当する各ページャ呼出信
号群の送出順序と同期外しのためのダミー信号の種類と
を指定する送出スケジュール部８０と、同期外し信号付
加手段に相当する指定された同期外しの信号を付加して
各ページャ呼出信号群を送出する送信切特え部５０およ
び送信部６０からなる。
【００１８】データ信号速度Ａ，Ｂなどのページャ呼出
要求信号は、ページャ呼出要求信号受信部１０に入力さ
れるたびにバッファ選択部２０によりそれぞれ各待合せ
バッファ４０Ａ，４０Ｂなどに配分されて蓄積され、該
当の計数回路３０Ａ，３０Ｂなどがそれぞれに蓄積され
るページャ呼出要求信号を計数している。時間計算部７
０は、各計数回路３０Ａ，３０Ｂなどの計数値によりペ
ージャ呼出要求信号の量を監視し、１送出周期内に送出
可能な限度に達するとバッファ選択部２０に閉塞信号を
送出する。
要求信号は、ページャ呼出要求信号受信部１０に入力さ
れるたびにバッファ選択部２０によりそれぞれ各待合せ
バッファ４０Ａ，４０Ｂなどに配分されて蓄積され、該
当の計数回路３０Ａ，３０Ｂなどがそれぞれに蓄積され
るページャ呼出要求信号を計数している。時間計算部７
０は、各計数回路３０Ａ，３０Ｂなどの計数値によりペ
ージャ呼出要求信号の量を監視し、１送出周期内に送出
可能な限度に達するとバッファ選択部２０に閉塞信号を
送出する。
【００１９】また、送出スケジュール部８０には、図２
に示すように、各ページャ呼出信号群の送出順序と各ペ
ージャ呼出信号群ごとに付加される同期外し信号の種類
を示す送出スケジュールのテーブル８２が格納されてい
て、時間計算部７０から送出周期ごとに人力される各待
合せバッファごとの呼出信号の蓄積情報により、テーブ
ル中の１つのスケジュールが選択されて、送信切替え部
５０および送信部６０に出力される。
に示すように、各ページャ呼出信号群の送出順序と各ペ
ージャ呼出信号群ごとに付加される同期外し信号の種類
を示す送出スケジュールのテーブル８２が格納されてい
て、時間計算部７０から送出周期ごとに人力される各待
合せバッファごとの呼出信号の蓄積情報により、テーブ
ル中の１つのスケジュールが選択されて、送信切替え部
５０および送信部６０に出力される。
【００２０】図２の送出スケジュールのテーブル８２
は、３つのページャ呼出信号群Ａ，Ｂ，Ｃの送出順序を
各ページャ呼出信号の蓄積状態に対応して示したもの
で、各ページャ呼出信号群Ａ，Ｂ，Ｃの同期外しのダミ
ー信号をそれぞれａ，ｂ，ｃで表わしている。また、ペ
ージャ呼出信号群のＡとＢ、ＢとＣはそれぞれデータ信
号速度が逓倍の関係にないので、ＡとＢ、ＢとＣの間に
従来ならば挿入されていたダミー信号ａ，ｂがこの例で
は省略されている。例えば、１番は３つのページャ呼出
信号群Ａ，Ｂ，Ｃの全てが待合せバッファに待機中の場
合で、ページャ呼出信号群の送出順序はＡ−Ｂ−Ｃで、
最後にページャ呼出信号群Ｃのダミー信号ｃが送出され
る。２〜４番はページャ呼出信号群Ｃ，Ｂ，Ａのいずれ
か１つのページャ呼出信号群が蓄積件数０の場合で、送
出順序はＡ−Ｂ，Ｃ−Ａ，Ｂ−Ｃであり、いずれも最後
のダミー信号は省略されずに付加される。また、Ａと
Ｂ、ＢとＣの間のダミー信号ａ，ｂは省略されている
が、３番のＣ−Ａの場合は、Ｃの後にダミー信号ｃが付
加される。この場合、もしＡを先にしてＡ−Ｃの順序と
するとダミー信号ａの省略が可能になるならば、送出順
序を「Ａ−Ｃ−ｃ」と指定する。５〜７番は、いずれも
待機中のページャ呼出信号群がただ１つの場合で、ダミ
ー信号は省略できないが、送出するページャ呼出信号の
数には影響ない。
は、３つのページャ呼出信号群Ａ，Ｂ，Ｃの送出順序を
各ページャ呼出信号の蓄積状態に対応して示したもの
で、各ページャ呼出信号群Ａ，Ｂ，Ｃの同期外しのダミ
ー信号をそれぞれａ，ｂ，ｃで表わしている。また、ペ
ージャ呼出信号群のＡとＢ、ＢとＣはそれぞれデータ信
号速度が逓倍の関係にないので、ＡとＢ、ＢとＣの間に
従来ならば挿入されていたダミー信号ａ，ｂがこの例で
は省略されている。例えば、１番は３つのページャ呼出
信号群Ａ，Ｂ，Ｃの全てが待合せバッファに待機中の場
合で、ページャ呼出信号群の送出順序はＡ−Ｂ−Ｃで、
最後にページャ呼出信号群Ｃのダミー信号ｃが送出され
る。２〜４番はページャ呼出信号群Ｃ，Ｂ，Ａのいずれ
か１つのページャ呼出信号群が蓄積件数０の場合で、送
出順序はＡ−Ｂ，Ｃ−Ａ，Ｂ−Ｃであり、いずれも最後
のダミー信号は省略されずに付加される。また、Ａと
Ｂ、ＢとＣの間のダミー信号ａ，ｂは省略されている
が、３番のＣ−Ａの場合は、Ｃの後にダミー信号ｃが付
加される。この場合、もしＡを先にしてＡ−Ｃの順序と
するとダミー信号ａの省略が可能になるならば、送出順
序を「Ａ−Ｃ−ｃ」と指定する。５〜７番は、いずれも
待機中のページャ呼出信号群がただ１つの場合で、ダミ
ー信号は省略できないが、送出するページャ呼出信号の
数には影響ない。
【００２１】図３の（Ａ）は、この実施例の数サイクル
にわたる運用例で、（Ｂ）に示す従来例と比較して同一
時間内に送出可能な通信量の増加することが判る。
にわたる運用例で、（Ｂ）に示す従来例と比較して同一
時間内に送出可能な通信量の増加することが判る。
【００２２】図４は、２つのページャ呼出信号群Ａ，Ｂ
がデータ信号速度１，２００（ｂｐｓ），５１２（ｂｐ
ｓ）のＰＯＣＳＡＧ方式の場合である。この場合は、Ｂ
群のダミー信号が３００（ｂｐｓ）なので、１送出周期
内でＢ群を先にすると、１，２００（ｂｐｓ）のページ
ャ呼出信号群Ａの同期外しに支障を与える恐れがある。
したがって、送出順序は、１，２００（ｂｐｓ）のペー
ジャ呼出信号群Ａを先にして５１２（ｂｐｓ）のページ
ャ呼出信号群Ｂを後に指定する。
がデータ信号速度１，２００（ｂｐｓ），５１２（ｂｐ
ｓ）のＰＯＣＳＡＧ方式の場合である。この場合は、Ｂ
群のダミー信号が３００（ｂｐｓ）なので、１送出周期
内でＢ群を先にすると、１，２００（ｂｐｓ）のページ
ャ呼出信号群Ａの同期外しに支障を与える恐れがある。
したがって、送出順序は、１，２００（ｂｐｓ）のペー
ジャ呼出信号群Ａを先にして５１２（ｂｐｓ）のページ
ャ呼出信号群Ｂを後に指定する。
【００２３】
【発明の効果】上述のように本発明のページャの交互送
信方法は、同一送信周期内に送出するページャ呼出信号
群のうち、互いに他方のページャ呼出信号群のデータ信
号速度の逓倍波を含まないページャ呼出信号群をそれぞ
れ第１、第２のページャ呼出信号群として２つずつ組合
せ、第１のページャ呼出信号群に同期外しの信号を付加
せずに、第２のページャ呼出信号群を第１のページャ呼
出信号群に連続して送出することにより、送出周期内の
有意信号の割合を単一種類のＰＯＣＳＡＧ信号を用いる
場合と同程度にすることができる効果がある。
信方法は、同一送信周期内に送出するページャ呼出信号
群のうち、互いに他方のページャ呼出信号群のデータ信
号速度の逓倍波を含まないページャ呼出信号群をそれぞ
れ第１、第２のページャ呼出信号群として２つずつ組合
せ、第１のページャ呼出信号群に同期外しの信号を付加
せずに、第２のページャ呼出信号群を第１のページャ呼
出信号群に連続して送出することにより、送出周期内の
有意信号の割合を単一種類のＰＯＣＳＡＧ信号を用いる
場合と同程度にすることができる効果がある。
【図１】本発明によるページングシステムの交互送信装
置の１実施例のブロック図である。
置の１実施例のブロック図である。
【図２】テーブル８２に格納されるページャ呼出信号群
の送出順序のスケジュール例である。
の送出順序のスケジュール例である。
【図３】数サイクル間のスケジュール運用例を示す図で
ある。 （Ａ）新方式 （Ｂ）旧方式
ある。 （Ａ）新方式 （Ｂ）旧方式
【図４】ＰＯＣＳＡＧ方式の呼出信号群とダミー信号の
組合せ例である。 （Ａ）新方式 （Ｂ）旧方式
組合せ例である。 （Ａ）新方式 （Ｂ）旧方式
【図５】従来の典型的な交互送信装置のブロック図であ
る。
る。
【図６】従来の交互送信装置の１例のブロック図であ
る。
る。
１，１０ ページャ呼出信号受信部 ２，２０ バッファ選択部 ３Ａ，３Ｂ，３Ｃ，３０Ａ，３０Ｂ，３０Ｃ 計数回
路 ４Ａ，４Ｂ，４Ｃ，４０Ａ，４０Ｂ，４０Ｃ 待合せ
バッファ ５，５０ 送信切替部 ６，６０ 送信部 ７，７０ 時間計算部 ８０ 送出スケジュール部 ８２ テーブル
路 ４Ａ，４Ｂ，４Ｃ，４０Ａ，４０Ｂ，４０Ｃ 待合せ
バッファ ５，５０ 送信切替部 ６，６０ 送信部 ７，７０ 時間計算部 ８０ 送出スケジュール部 ８２ テーブル
Claims (5)
- 【請求項１】 データ信号速度の異なるページャ呼出要
求信号を受け付け、データ信号速度の等しいページャ呼
出要求信号ごとに１つずつのページャ呼出信号群として
蓄積し、前記各ページャ呼出信号群ごとに定められる同
期外しの信号を蓄積した該当の各ページャ呼出信号群に
付加し、１送信周期内に複数のページャ呼出信号群を交
互に組み合わせて同一無線チャネルにより送出するペー
ジングシステムの交互送信方法において、 同一送信周期内に送出するページャ呼出信号群のうち、
互いに他方のページャ呼出信号群のデータ信号速度の逓
倍波を含まないページャ呼出信号群をそれぞれ第１、第
２のページャ呼出信号群として２つずつ組合せ、 前記第１のページャ呼出信号群に同期外しの信号を付加
せずに、前記第２のページャ呼出信号群を前記第１のペ
ージャ呼出信号群に連続して送出することを特徴とする
ページングシステムの交互送信方法。 - 【請求項２】 １つの組合せの第２のページャ呼出信号
群と第３のページャ呼出信号群とが、互いに他方のペー
ジャ呼出信号群のデータ信号速度の逓倍波を含まないと
きは、前記第２のページャ呼出信号群に同期外しの信号
を付加せずに、前記第３のページャ呼出信号群を前記第
２のページャ呼出信号群に連続して送出する請求項１に
記載のページングシステムの交互送信方法。 - 【請求項３】 ３００ｂｐｓの同期外しの信号が付加さ
れる５１２ｂｐｓのページャ呼出要求信号と、７５０ｂ
ｐｓの同期外しの信号が付加される１２００ｂｐｓのペ
ージャ呼出要求信号とがそれぞれ蓄積されたとき、１２
００ｂｐｓのデータ信号速度のページャ呼出信号群を第
１のページャ呼出信号群とし、５１２ｂｐｓのデータ信
号速度のページャ呼出信号群を第２のページャ呼出信号
群として、前記第１のページャ信号群の後に７５０ｂｐ
ｓの同期外し信号を付加せずに前記第１、第２のページ
ャ呼出信号群を連続して送出する請求項１または２に記
載のページングシステムの交互送信方法。 - 【請求項４】 データ信号速度の異なるページャ呼出要
求信号を受け付け、データ信号速度の等しいページャ呼
出要求信号ごとにページャ呼出信号群として蓄積し、蓄
積した前記各ページャ呼出信号群ごとに所定の同期外し
の信号を付加し、１送信周期内に交互に複数のページャ
呼出信号群を組み合わせて同一無線チャネルにより送出
するページングシステムの交互送信装置において、 各ページャ呼出信号群ごとに蓄積されるページャ呼出要
求信号の有無を検出する検出手段と、 前記検出結果により、各ページャ呼出信号群の送出順序
と各ページャ呼出信号群ごとに付加される同期外し信号
の種類とを指定する送出順序指定手段と、 前記指定された送出順序により、それぞれ所定の同期外
しの信号を付加して各ページャ呼出信号群を送出する同
期外し信号付加手段とを有することを特徴とするページ
ングシステムの交互送信装置。 - 【請求項５】送出順序指定手段は、連続して指定する第
１、第２の２つのページャ呼出信号群のうち、後に送出
される第２のページャ呼出信号群のデータ信号速度が先
に送出される第１のページャ呼出信号群のデータ信号速
度の逓倍波を含むときは、前記第１のページャ呼出信号
群に定められた同期外し信号を付加するように指定し、
前記第２のページャ呼出信号群のデータ信号速度か前記
第１のページャ呼出信号群のデータ信号速度の逓倍波を
含まないときは、前記第１のページャ呼出信号群に定め
られた同期外し信号を付加せず、前記第１、第２の２つ
のページャ呼出信号群を連続して送出するように指定す
る請求項４に記載のページングシステムの交互送信装
置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6287881A JP2581473B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | ページングシステムの交互送信方法および装置 |
| EP95308248A EP0714216A3 (en) | 1994-11-22 | 1995-11-17 | Paging signal transmission equipment |
| US08/561,259 US5854979A (en) | 1994-11-22 | 1995-11-21 | Paging signal transmission equipment for the radio paging system and its signal transmission method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6287881A JP2581473B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | ページングシステムの交互送信方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08149540A JPH08149540A (ja) | 1996-06-07 |
| JP2581473B2 true JP2581473B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=17722941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6287881A Expired - Fee Related JP2581473B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | ページングシステムの交互送信方法および装置 |
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| EP (1) | EP0714216A3 (ja) |
| JP (1) | JP2581473B2 (ja) |
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Family Cites Families (5)
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-
1994
- 1994-11-22 JP JP6287881A patent/JP2581473B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1995
- 1995-11-17 EP EP95308248A patent/EP0714216A3/en not_active Withdrawn
- 1995-11-21 US US08/561,259 patent/US5854979A/en not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| EP0714216A3 (en) | 1997-11-19 |
| US5854979A (en) | 1998-12-29 |
| JPH08149540A (ja) | 1996-06-07 |
| EP0714216A2 (en) | 1996-05-29 |
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