JP2581465B2 - プラズマディスプレイパネルとその駆動方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルとその駆動方法

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JP2581465B2
JP2581465B2 JP23335294A JP23335294A JP2581465B2 JP 2581465 B2 JP2581465 B2 JP 2581465B2 JP 23335294 A JP23335294 A JP 23335294A JP 23335294 A JP23335294 A JP 23335294A JP 2581465 B2 JP2581465 B2 JP 2581465B2
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priming
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雅之 登尾
與志雄 佐野
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/22Electrodes
    • H01J2211/28Auxiliary electrodes, e.g. priming electrodes or trigger electrodes

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  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報端末機器やパーソナ
ルコンピュータのディスプレイデバイス、あるいはテレ
ビジョンの画像表示装置などに用いられる平面型のプラ
ズマディスプレイパネルの構造と駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネルは、フラッ
トディスプレイの中でも大容量、応答速度が速い、視野
角が広いなどの特徴を有しており大面積ディスプレイに
適している。特に、図12,図13,図14に示す面放
電を利用した交流プラズマディスプレイパネルは高輝度
を得るのに有利なメモリ特性を有する高効率、長寿命な
パネルである。
【0003】図12,図13において、1はガラスより
なる第1絶縁基板、2はガラスよりなる第2絶縁基板、
3は走査電極11や維持電極12の抵抗値を下げること
に用いる金属のバス電極、4は金属電極によってなるデ
ータ電極、5は希ガス等の放電ガスが充填される放電ガ
ス空間、6は第1絶縁基板1と第2絶縁基板2によって
挟み込まれ、各表示セル間を区切る絶縁体隔壁、また、
7は放電ガスの放電により発生した紫外光によって発光
する蛍光体、8は電極を覆う絶縁体、9はガス放電によ
って絶縁体を保護するMgO等の保護膜、10は隔壁に
より確定され表示の最小単位となる表示セル、11はネ
サ電極などの透明電極などによってなる走査電極、12
はネサ電極などの透明電極などによってなる維持電極で
ある。表示部は図中の矢印の示された方向である。この
構造は反射型構造とよばれ、蛍光体の励起発光を直視す
ることにより高い発光輝度を得ることができる。
【0004】次に、プラズマディスプレイパネルの電極
のみに着目した図を図15に示す。図15において、1
3はプラズマディスプレイパネル、14は第1絶縁基板
1と第2絶縁基板2を張り合わせ、内部に放電ガスを封
入し気密にシールするシール部、S1 ,S2 ,…,Sm
は走査電極11、C1 ,C2 ,…,Cm は維持電極1
2、D1 ,D2 ,…,Dn-1 ,Dn はデータ電極4であ
る。i番目の走査電極と、j番目のデータ電極の交点の
表示セル10をaijで示す。
【0005】図16は、図12〜図15に示したプラズ
マディスプレイパネルの駆動電圧波形、及び発光波形の
一例を示す図である。図16において、波形(A)は、
維持電極C1 ,C2 ,…,Cm に印加する電圧波形、波
形(B)は、走査電極S1 に印加する電圧波形、波形
(C)は、走査電極S2 に印加する電圧波形、波形
(D)は、走査電極Sm に印加する電圧波形、波形
(E)は、データ電極D1 に印加する電圧波形、波形
(F)は、データ電極D2 に印加する電圧波形、波形
(G)は、表示セルa11の発光波形を示す。波形(E)
や波形(F)の斜線を有するパルスは、書き込みすべき
データの有無に従ってパルスの有無が決定されているこ
とを示す。データ電圧波形として、図16では表示セル
11、a22にはデータを書き込み、表示セルa12、a21
にはデータを書き込まない場合を示している。1行目、
2行目のa11、a22、a12、a22以外の表示セル、およ
び3行目以降の表示セルについては、データの有無によ
り表示が行われることを示している。
【0006】まず消去パルス35によって、それまでの
維持放電を一旦消去する。次に、プライミング放電を行
う。プライミング放電は表示セルを選択し、表示データ
の書き込みを行う際に、放電の種となるプライミング粒
子をパネル内全面に均一に生成することを目的として行
われる。このプライミング粒子がパネル全面に均一に存
在することで、大面積のパネル内においても、書き込み
放電をばらつきなく、低電圧で、しかも、確実に起こさ
せることができる。このために、プライミングパルス3
6を維持電極12に印加している。また、プライミング
放電が維持放電にそのままつながらないようにするため
に、プライミング消去パルス37を走査電極に印加す
る。
【0007】つぎに表示データの書き込みを行う。図1
6では、1行目の走査電極につながる表示セルa11、2
行目の走査電極につながる表示セルa22が書き込まれた
場合を示している。図16に示したように、データ電極
4に印加されるデータパルス34と、このパルスに同期
して走査電極11に印加される走査パルス33を重畳さ
せることによって表示データの書き込みを行う。
【0008】主放電は維持パルス31、32によって走
査電極11と維持電極12との間で行われる。このよう
に、同一平面上にある電極間で主放電を行わせる方式を
面放電型と呼んでいる。これらの維持パルス31、32
を印加する回数により、表示輝度の制御を行う。
【0009】なお、このように書き込みを行う時間と、
発光を行う時間を分離してプラズマディスプレイパネル
を駆動する方法例は、特開昭63−151997、特開
平4−195188などに開示されている。
【0010】つぎに、このようなプラズマディスプレイ
パネルを用いて階調表示を行う場合を考える。図17に
おいて、横軸は時間であり、縦軸は、走査電極を表して
いる。図17のそれぞれのサブフィールドの駆動波形は
図16に示した波形を用いる。輝度階調は、図17のよ
うに、1フィールドを複数のサブフィールド(図17の
場合はSF1〜SF8)に分割し、それぞれのサブフィ
ールドにおける各表示セルの発光回数(維持パルスの
数)を2n で重みづけて、次のように表現する。
【0011】
【0012】an は1または0の値をとる変数である。
図17はk=8の場合を示しており、28 =256階調
の表現ができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のプライミング放電では、プライミング放電
の開始電圧がパネル全面で不均一であるために、常に、
もっとも放電しにくい表示セルの条件にあわせて高い電
圧を印加しなければならず、高耐圧な駆動回路が必要で
あった。また、従来の構造ではプライミング放電がそれ
ぞれの表示セル全体に広がり、プライミングによる発光
輝度が高いため、コントラスト低下の原因となってい
た。
【0014】本発明の目的は、低電圧で確実なプライミ
ングを起こすことができるプラズマディスプレイパネル
とその駆動方法を実現することにある。また本発明の第
2の目的は、プライミング輝度が低く、高いコントラス
トが得られるプラズマディスプレイパネルを実現するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる交流面放
電型プラズマディスプレイパネルは、表示セル中の同一
平面上に形成した並行する複数の走査電極と、前記走査
電極との間で放電を維持するための、並行する複数の維
持電極と、前記走査電極および維持電極と直交して表示
データを供給する、並行する複数のデータ電極とを備
え、かつ、走査電極と、または維持電極との間でプライ
ミング放電を行うプライミング電極をセル間に設けた交
流面放電型プラズマディスプレイパネルにおいて、プラ
イミング電極を走査電極、または維持電極に並行に設け
ることを特徴とする。
【0016】また、本発明は、交流面放電型プラズマデ
ィスプレイパネルにおいて、前記プライミング電極と、
走査電極または維持電極との間で生じる放電の放電開始
電圧が、走査電極と維持電極の間の放電開始電圧よりも
低くなるように、前記プライミング電極と、走査電極ま
たは維持電極との距離を設定することを特徴とする。
【0017】また、本発明は、前記プライミング電極を
不透明材料で構成し、プライミング放電による発光を遮
蔽するようにプライミング電極を配置することを特徴と
する。
【0018】また、本発明は、交流面放電型プラズマデ
ィスプレイパネルは、プライミング電極がない走査電極
間、または維持電極間に、走査電極または維持電極に並
行に隔離電極を設けることを特徴とする。
【0019】また、本発明の駆動方法は、走査電極に走
査パルスを印加している期間中は、プライミング電極の
電圧を基準電圧と走査パルス電圧の中間電圧とすること
を特徴とする。
【0020】また、本発明の駆動方法は、走査電極に走
査パルスを印加する期間の直前に、プライミング電極の
電圧を基準電圧と走査パルス電圧の中間電圧に設定し、
走査電極に走査パルスを印加する期間中はプライミング
電極をフロート状態とすることを特徴とする。
【0021】また、本発明の駆動方法は、走査電極また
は維持電極に維持パルスを、または維持パルスと消去パ
ルスを印加している期間中は、プライミング電極をフロ
ート状態とすることを特徴とする。
【0022】また、本発明の駆動方法は、走査電極また
は維持電極に維持パルスを印加する直前に、プライミン
グ電極の電圧を基準電圧とすることを特徴とする。
【0023】また、本発明の駆動方法は、走査電極また
は維持電極に維持パルスを、または維持パルスと消去パ
ルスを印加している期間中は、プライミング電極の電圧
をプライミング電極の両側の走査電極、または維持電極
電圧と同じにすることを特徴とする。
【0024】また、本発明の駆動方法は、隔離電極をフ
ロート状態で用いることを特徴とする。
【0025】また、本発明の駆動方法は、隔離電極にプ
ライミングパネルを印加するとともに、プライミングパ
ネルを印加している期間以外は隔離電極をフロート状態
で用いることを特徴とする。
【0026】また、本発明にかかる交流面放電型プラズ
マディスプレイパネルとその駆動方法は、表示セル中の
同一平面上に形成した並行する複数の走査電極と、前記
走査電極との間で放電を維持するための、並行する複数
の維持電極と、前記走査電極および維持電極と直交して
表示データを供給する、並行する複数のデータ電極とを
備え、かつ、走査電極と、または維持電極と、の間でプ
ライミング放電を行うプライミング電極をセル間に設け
た交流面放電型プラズマディスプレイパネルにおいて、
プライミング電極を走査電極、または維持電極に並行に
設け、かつ、プライミング電極を隔壁上に配置してプラ
イミング電極とデータ電極との間でプライミング放電を
行わせるようにすることを特徴とする。
【0027】
【作用】図1は、本発明を適用した交流面放電型プラズ
マディスプレイパネルの一構成を示す構造断面図であ
る。図1と図13を対比すれば明らかであるが、図1で
は、走査パルスを印加する走査電極11の間にプライミ
ング電極15を設けている。これにより、低い電圧でプ
ライミング放電を生じさせることが可能となる。
【0028】このプライミング電極15と走査電極11
との距離は、少なくとも維持電極12と走査電極11と
の間の距離よりも短くする。放電開始電圧は、図11に
示す電極間距離(d)と放電空間中に充填された放電ガ
スの圧力(p)の積(p・d)によって決まる。本発明
を適用する交流面放電型プラズマディスプレイパネルで
は、スパッタリングによるパネルの劣化を抑制するため
に、維持電極12と走査電極11との間の維持放電開始
電圧が極小値を示すp・d積よりもかなり高い領域に放
電ガスの圧力(p)と電極間距離(d)を設定してい
る。したがって、プライミング放電を生じる電極間距離
を前述の如く縮めることは、プライミング放電開始電圧
を極小値に近付け、低下できることを意味する。
【0029】プライミング放電開始電圧を低下させるた
めには、図13に示す従来の電極構造でも、プライミン
グ放電を生じる維持電極12と走査電極11の電極間距
離を縮めるか、もしくは、パネル内に封入された放電ガ
スの圧力を下げることで実現できる。しかし、維持電極
12と走査電極11の距離を縮めると、面放電型構造特
有の相向かい合った電極端での電界集中により、電極上
に形成された高2次電子放出係数をもつ保護膜9が放電
ガス中のイオンによるスパッタリングにより消失しやす
くなり、短時間で放電開始電圧を著しく上昇させる要因
となる。一方、放電ガスの圧力を低下させる方法では、
保護膜9に入射するイオンの運動エネルギーが上昇し、
やはり、パネルの放電劣化を促進することとなってしま
う。
【0030】しかしながら、本発明の電極構造をもつ交
流面放電型プラズマディスプレイパネルでは、寿命特性
を損なうことなしにプライミング放電の電圧を低下する
ことができる。なぜならば、本発明を適用した交流面放
電型プラズマディスプレイパネルでは、プライミング放
電と維持放電が異なる電極間で行われ、図17でもわか
るようにプライミング放電は維持放電に比べ、1フレー
ム(1/60秒)で数回と非常に放電回数が少ないこと
から、本パネルでの寿命特性は維持放電が行われる走査
電極11と維持電極12間の特性で決定される。したが
って、プライミング電極と走査電極11間の距離を短く
とっても短寿命化にはつながらない。
【0031】また、プライミング放電は表示データがな
くとも、1フレームに数度は必ず行われることから、プ
ライミング放電の発光輝度を減少させることで、著しい
コントラストの向上が実現できる。従来構造では、プラ
イミング放電が表示セル内全域にわたって生じるが、本
発明の構造を適用した交流面放電型プラズマディスプレ
イパネルでは、プライミング放電は局所的になり、発光
強度も小さくなった。さらに、プライミング電極の材質
を金属電極等の不透明な材料とすることで、維持放電の
発光輝度を低下させることなしにプライミング放電によ
る発光を遮蔽することができ、高いコントラストの実現
が可能となった。
【0032】さらに、図1に示すように、走査電極11
のバス電極3をプライミング電極15に近い位置に設
け、プライミング放電の発光を一部遮蔽することで、プ
ライミング放電の輝度を低め、コントラストを向上させ
ることができた。また、プライミング放電は、プライミ
ング電極15とデータ電極4との間で行っても同様の効
果を得ることができた。
【0033】次にプライミング電極15に印加する電圧
波形について説明する。従来はこのようなプライミング
電極を有する交流面放電型のパネルはなかったので、今
回新たにその駆動波形を考案した。プライミング電極1
5の電圧は、走査電極11に走査パルスを印加している
期間中は、基準電圧と走査パルス電圧の中間電圧とし
た。これにより、走査期間でのプライミング電極15
と、走査電極11または維持電極12の間の誤放電を効
果的に防止できた。また、これにより、走査期間での、
プライミング電極15と、走査電極11または維持電極
12の間の静電容量の充放電による電極消費を抑えるこ
とができた。
【0034】あるいは、プライミング電極は、走査電極
11に走査パルスを印加している期間中は、フロート状
態としても上記と同様の効果が得られた。この時、特に
誤放電を防止するには、走査電極11に走査パルスを印
加する期間の直前に、プライミング電極の電圧を基準電
圧と走査パルス電圧の中間電圧に設定しておくことが効
果的であった。これにより、走査期間中、フロート状態
のプライミング電極の電圧が基準電圧と走査パルス電圧
の中間電圧近傍に留まるため、走査電極11とプライミ
ング電極間の誤放電をよりよく防止できた。
【0035】また、プライミング電極15の電圧は、走
査電極11または維持電極12に維持パルスを、または
維持パルスと消去パルスを印加している期間中は、フロ
ート状態とした。これにより、維持パルスや消去パルス
を印加している期間内での、プライミング電極15と、
走査電極11または維持電極12の間の静電容量の充放
電による電力消費を抑えることができた。
【0036】このとき、走査電極11または維持電極1
2に維持パルスを印加する直前に、プライミング電極1
5の電圧を基準電圧とすると、維持パルスや消去パルス
を印加中のプライミング電極15の電圧が、維持パルス
や消去パルスの電圧以上になることがないため、プライ
ミング電極15の駆動回路にこれらの電圧値以上の耐電
圧を要求する必要がなく、回路の信頼性、経済性を高め
るのに有効であった。
【0037】また、プライミング電極15の電圧は、走
査電極11または維持電極12に維持パルスを、または
維持パルスと消去パルスを印加している期間中は、プラ
イミング電極15の両側の走査電極11、または維持電
極12の電圧と同じとした。これによっても、維持パル
スや消去パルスを印加している期間内での、プライミン
グ電極15と、走査電極11または維持電極12の間の
静電容量の充放電による電力消費を抑えることができ
た。
【0038】さらにプライミング電極15や、隔離電極
16をフロート状態とする事で、従来必要であった、表
示セル間の隣合う走査電極11、または隣合う維持電極
12、または隣合う走査電極11と維持電極12の間の
隔壁を不要にすることができた。これは、フロート状態
のプライミング電極15や隔離電極16が、放電の広が
りを効果的に防止できる機能を持つことを積極的に利用
した結果である。
【0039】
【実施例】本発明の第1の実施例のパネル構造と駆動方
法を図面を参照して説明する。図1は本発明を適用した
面放電型プラズマディスプレイパネルの実施例を示す構
造断面図である。図12で示した従来例の上面図のY−
Y′間に対応した断面を示したものである。また、図2
は電極配置図である。
【0040】作用の項で述べたように、維持放電によっ
て規定される寿命を良好なもとのするためには、高い放
電ガス圧と、十分な維持電極12と走査電極11の距離
で用いる必要がある。例えば、HeとNeを7対3の割
合で混合した母ガスにXeを4%混合した放電ガスを用
いて本発明を実施した場合は、放電ガスの全圧は500
torr、維持電極12と走査電極11との間の距離は
100μmから200μmが適当であった。これに対し
て放電開始電圧は、維持電極12と走査電極11との間
の距離が20μmから100μmの間に最小値が存在す
るため、プライミング電極15と走査電極11との距離
をこの範囲に設定して使用することが好ましかった。
【0041】放電ガスの種類によって、これらの値が変
わることはいうまでもない。通常用いる希ガスの混合ガ
スでは、放電ガス圧は400torrから600tor
r、維持電極12と走査電極11の距離は100μmか
ら200μmが適当であった。この条件は、放電開始電
圧を最小にするpd積よりも高いpd積であった。従っ
て、維持電極12と走査電極11間の距離よりも、プラ
イミング電極15と走査電極11の距離を短くすること
で、プライミング電圧を従来よりも低くできた。なお、
以下で述べるコントラストの改善および電極のフロート
状態による作用に関しては、電極間距離によらず達成で
きた。
【0042】このプライミング電極15は厚膜の銀電極
により作成した。プライミング電極15が表示セルの隅
に配置されるので、プライミング放電は表示セル全体に
行き渡ることがなくなった。また、プライミング電極1
5が不透明のため、プライミング放電の発光が表示側
(図1の上側)に放射される割合が減り、プライミング
輝度が従来の半分程度となった。これにより暗室でのコ
ントラストが倍程度改善された。なお、特に明室内での
表示のコントラストをさらに改善するには、プライミン
グ電極15を黒色に近いものとするか、またはプライミ
ング電極15と第1絶縁基板1の間に黒色の厚膜、また
は薄膜の層を設けることが効果があった。
【0043】つぎにプライミング電極15の駆動法につ
いて説明する。なお、ここではプライミング電極15は
全て共通に結線され同一波形で駆動されている場合を述
べる。図3は図1、図2に示したプライミング電極15
を有するパネルの駆動電圧波形の実施例である。消去パ
ルス35の後に、波形(A)に示すようにプライミング
パルス36をプライミング電極15に印加する。プライ
ミング放電はプライミング電極15とプライミング電極
15に接する走査電極S1 ,S2 ,…,Sm の間で発生
する。プライミングパルス36を取り去った後、走査電
極S1 ,S2 ,…,Sm にプライミング消去パルス37
を印加して、プライミング放電により保護膜9の上に蓄
積した電荷(壁電荷と呼ぶ)を放電ガス空間5に放出さ
せ、壁電荷を消去する。その後、従来の駆動法と同様に
線順次の走査と、全走査電極に共通の維持放電を行う。
【0044】一方、プライミング電極15には、プライ
ミング消去パルス37が取り除かれた後は、キャンセル
パルス38を印加する。キャンセルパルス38の電圧
は、走査電極に印加される走査パルス33によって、プ
ライミング電極15と走査電極S1 ,S2 ,…,Sm
間に放電が起きないような値とする。具体的には、走査
パルス33のピーク電圧と、プライミング電極の基準電
圧(図3の場合は0V)の中間の電圧とするが、望まし
くはこれらの電圧の平均値程度とすると特に良好な結果
が得られる。キャンセルパルス38は走査期間終了とと
もに停止する。
【0045】その後の維持放電パルスや消去パルスを印
加中は、プライミング電極15は図3の波形(A)にお
いて破線で示した中間中フロート状態とする。これによ
り、走査電極S1 ,S2 ,…,Sm とプライミング電極
15の間の静電容量の充放電を防ぎ、この充放電による
電力損失を効果的になくすことができる。フロート状態
は維持パルス31が終了した後、次のサブフィールドの
消去パルス35の印加が終了するまで継続する。
【0046】なお、このようなフロート状態を用いるの
ではなく、後述する図4のように、プライミング電極1
5に隣合う走査電極S1 ,S2 ,…,Sm の維持パルス
と同一波形の維持パルス、および消去パルスをプライミ
ング電極15に印加してもよい。
【0047】図4は、図1に示したプライミング電極1
5を有するパネルの異なる駆動法の実施例の電圧波形を
示す。この駆動波形では、図3と異なり消去パルス35
を省略している。また、プライミング放電は、走査電極
1 ,S2 ,…,Sm に共通に印加するプライミングパ
ルス36と、プライミング電極15に印加するプライミ
ングパルス39との重畳により行っている。このよう
に、プライミングをプライミングパルス36とプライミ
ングパルス39の合成で行うので、十分な電圧をプライ
ミングの為に用いることができる。その結果、プライミ
ングをおこし易くするための消去パルス35は不要とで
きる利点があった。また、プライミング消去パルス37
はプライミング電極15に印加している。
【0048】この駆動法では、またプライミングパルス
36の値が十分であれば、プライミングパルス39を省
略することもできる。これにより、駆動回路をさらに簡
略なものにできる。また、図4ではプライミング消去パ
ルス37とキャンセルパルス38が分離されているが、
必ずしもこのようにする必要はなく、継続して印加して
もよい。
【0049】また、本実施例では、キャンセルパルス3
8は、走査が開始される直前の最初の立ち下がりと、走
査終了後の最後の立ち上がり時のみ電圧を与えて、走査
パルス33が走査電極に印加されている期間中は、破線
で示す期間中フロート状態としてプライミング電極15
と走査電極S1 ,S2 ,…,Sm との間の静電容量の充
放電による無駄な電力消費を減らすようにしている。
【0050】また、最初の立ち下がりでは、図3の場合
と同じ基準でキャンセルパルス38の電圧を与える。す
るとその後は、フロート状態のプライミング電極15の
電圧は、この電圧の近傍に留まるので、図3の場合と同
様の効果が得られることになる。
【0051】また本実施例では走査電極S1 ,S2
…,Sm に維持パルス32が与えられている期間中は、
維持パルス32と同一波形の維持パルス40をプライミ
ング電極15に印加して、プライミング電極15と走査
電極間の誤放電を防ぎ、またプライミング電極15と走
査電極間の静電容量の充放電を効果的に防止した。
【0052】次に本発明の第2および第3の実施例のパ
ネル構造とその駆動方法について説明する。図5は本発
明の第2の実施例の面放電型プラズマディスプレイパネ
ルの構造断面図で、図12で示した従来例の上面図のY
−Y′間に対応した断面を示している。本実施例では、
プライミング電極15がない維持電極12の間に隔離電
極16を設けた。図7で説明する駆動波形を用いる場合
は、隔離電極16と維持電極12の間の距離は、プライ
ミング電極15と走査電極11の間の距離と同等にとれ
ばよかった。また、隔離電極16を、後で説明する図8
で示すようなフロート状態のみで用いる場合は、隔離電
極16と維持電極12の距離は、放電特性の点から特に
限定する必要はなかった。
【0053】図6は本発明の第3の実施例の面放電型プ
ラズマディスプレイパネルの構造断面図で、図12で示
した従来例の上面図のY−Y′間に対応した断面を示し
ている。本実施例では、図5と比較して、走査電極11
の間、および維持電極12の間の絶縁体隔壁6がない。
したがって構造が簡単である利点を有している。なお、
本実施例では、隔離電極16と維持電極12の間の距離
は、上記の第2の実施例と同じように設定すればよかっ
た。
【0054】次に、図5または図6に示したパネルの駆
動電圧波形の2つの実施例を図7、および図8に示す。
まず、図7において、プライミング電極15にはプライ
ミングパネル36を、またこれに同期して隔離電極16
にはプライミングパルス40を印加する。また、プライ
ミングパルス36の後に、維持電極C1 ,C2 ,…,C
m にはプライミング消去パルス41を、走査電極S1
2 ,…,Sm にはプライミング消去パルス37を印加
する。隔離電極16は、このプライミング消去パルス4
1が停止した時点で、図7の波形(A)の破線で示した
期間フロート状態として、維持パルス31により、隔離
電極16の維持電極12の間で維持放電が起こらないよ
うにした。また、これにより、隔離電極16と維持電極
12の間で、維持パルス31による静電容量の充放電に
よる、無駄な電力消費が起こらないようにできた。
【0055】このように、本実施例ではプライミング放
電を走査電極11側だけでなく維持電極12側でも引き
起こす。これにより、プライミング放電により生成され
るプライミング粒子の量が増加するとともに、プライミ
ング粒子が表示セル内に均一に生成されるので、書き込
み放電がより確実に行われるようになる効果があった。
【0056】次に、図5または図6に示したパネルの駆
動電圧波形の第2の実施例を図8に示す。図8の波形
(A)の破線にて示すように、隔離電極16をフロート
状態としている。なお、走査電極11間に位置するプラ
イミング電極15には、図3の実施例のプライミング電
極15に印加する電圧波形と同じ電圧波形を印加してい
る。その他の電極の電圧波形も図3の場合と同様であ
る。
【0057】本実施例では、維持電極12間に位置する
フロート状態の隔離電極16が放電の広がりを抑えるよ
うに作用する。従って、隣合う維持電極12の間の誤放
電を効果的に防止できる。したがって、隔壁がなくとも
放電が隣の表示セルに広がって誤放電となることがない
ので、特に図6の構成のパネルに用いるのが好適であ
る。また、図5の構成のパネルに用いた場合は、隣あう
維持電極12の間の隔壁が壊れた場合でも確実な動作を
保証できた。
【0058】図9は、本発明の第4の実施例の構造断面
図でプライミング電極15を隔壁に形成したものであ
る。このときのプライミング放電はプライミング電極1
5とデータ電極4との間で行われる。この場合の前述の
希ガス放電ガス放電ガスの条件下では、プライミング電
極15とデータ電極4との間の電極間距離は50μmか
ら150μmが適当であった。また、プライミング電極
15上に絶縁体8、保護膜9が形成されていても良い。
保護膜9のみが形成されていても良い。また、データ電
極4のプライミング電極15に対向する部分のみMgO
などよりなる保護膜で覆ってもよい。
【0059】図9に示したパネルの駆動電圧波形の実施
例を図10に示す。このパネルでは、プライミング電極
15とデータ電極4の間でプライミング放電を行う。こ
れにより、プライミング放電は走査電極11や維持電極
12とは相互作用がなくなるため、プライミング放電が
起こり易い条件に最適化することが容易になった。ま
た、特にプライミング消去パルスを用いなくともよいた
め、プライミングに要する時間を短縮できる効果もあっ
た。
【0060】以上述べた実施例ではパネル全面を一括し
てプライミング放電させる場合について述べた。しか
し、本発明は、これに限らず、パネル面を適当なプライ
ミング電極毎にブロック分割して、ブロック毎の駆動を
行ってもよいことは言うまでもない。また、ブロック駆
動の極端な場合として、1ブロックに1プライミング電
極を対応させ、プライミングを走査してもよい。
【0061】また、以上で述べた実施例において、走査
電極11の間にプライミング電極15を設けるのではな
く、維持電極12の間にプライミング電極15を配し、
維持電極12とプライミング電極15の間でプライミン
グを行った場合でも、走査電極11とプライミング電極
15との間でプライミングを行った場合と同様の効果が
得られた。
【0062】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
電極構造を用いることにより、低いプライミングパルス
電圧で確実なプライミング放電を可能とし、しかも寿命
の低下がなく、また高いコントラストを得ることのでき
る交流面放電型プラズマディスプレイパネルを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の交流面放電型プラズマディスプレイパ
ネルの第1の実施例の構造断面図である。
【図2】本発明の交流面放電型プラズマディスプレイパ
ネルの第1の実施例の電極配置図である。
【図3】図1に示した本発明の第1の実施例のパネルの
駆動波形である。
【図4】図1に示した本発明の第1の実施例のパネル
の、異なる駆動波形である。
【図5】本発明の交流面放電型プラズマディスプレイパ
ネルの第2の実施例の構造断面図である。
【図6】本発明の交流面放電型プラズマディスプレイパ
ネルの第3の実施例の構造断面図である。
【図7】図5または図6に示した本発明の第2および第
3の実施例のパネルの駆動波形である。
【図8】図5または図6に示した本発明の第2および第
3の実施例のパネルの駆動波形の第2の例である。
【図9】本発明の交流面放電型プラズマディスプレイパ
ネルの第4の実施例の構造断面図である。
【図10】図9に示した本発明の第4の実施例のパネル
の駆動波形である。
【図11】電極間距離(d)と放電ガス圧力(p)との
積と放電開始電圧との関係を示したものである。
【図12】従来の交流面放電型プラズマディスプレイパ
ネルの上面図を示したものである。
【図13】図12に示した上面図中のY−Y′での構造
断面図である。
【図14】図12に示した上面図中のX−X′での構造
断面図である。
【図15】従来の交流面放電型プラズマディスプレイパ
ネルの電極配置図である。
【図16】従来の交流面放電型プラズマディスプレイパ
ネルの駆動波形の1例である。
【図17】フィールド内時間分割法を用いた中間調TV
表示のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 第1絶縁基板 2 第2絶縁基板 3 バス電極 4,D1 ,D2 ,…,Dn-1 ,Dn データ電極 5 放電ガス空間 6 絶縁体隔壁 7 蛍光体 8 絶縁体 9 保護膜 10 表示セル 11,S1 ,S2 ,…,Sm 走査電極 12,C1 ,C2 ,…,Cm 維持電極 13 プラズマディスプレイパネル 14 シール部 15 プライミング電極 16 隔離電極 31,32 維持パルス 3,33 走査パルス 4,34 データパルス 5,35 消去パルス 6,36,39,40 プライミングパレス 7,37,41 プライミング消去パルス 38 キャンセルパルス

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示セル中の同一平面上に形成した並行
    する複数の走査電極と、前記走査電極との間で放電を維
    持するための、並行する複数の維持電極と、前記走査電
    極および維持電極と直交して表示データを供給する、並
    行する複数のデータ電極とを備え、かつ、走査電極と、
    または維持電極との間でプライミング放電を行うプライ
    ミング電極をセル間に設けた交流面放電型プラズマディ
    スプレイパネルにおいて、プライミング電極を走査電
    極、または維持電極に並行に設けることを特徴とするプ
    ラズマディスプレイパネル。
  2. 【請求項2】 前記プライミング電極と、走査電極また
    は維持電極との間で生じる放電の放電開始電圧が、走査
    電極と維持電極の間の放電開始電圧よりも低くなるよう
    に、前記プライミング電極と、走査電極または維持電極
    との距離を設定することを特徴とする請求項1に記載の
    プラズマディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】 前記プライミング電極を不透明材料で構
    成し、プライミング放電による発光を遮蔽するようにプ
    ライミング電極を配置することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 【請求項4】 プライミング電極がない走査電極間、ま
    たは維持電極間に、走査電極または維持電極に並行に隔
    離電極を設けることを特徴とする請求項1,請求項2ま
    たは請求項3に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 【請求項5】 走査電極に走査パルスを印加している期
    間中は、プライミング電極の電圧を基準電圧と走査パル
    ス電圧の中間電圧とすることを特徴とする請求項1から
    請求項4に記載したプラズマディスプレイパネルの駆動
    方法。
  6. 【請求項6】 走査電極に走査パルスを印加する期間の
    直前に、プライミング電極の電圧を基準電圧と走査パル
    ス電圧の中間電圧に設定し、走査電極に走査パルスを印
    加する期間中はプライミング電極をフロート状態とする
    ことを特徴とする請求項1から請求項4に記載したプラ
    ズマディスプレイパネルの駆動方法。
  7. 【請求項7】 走査電極または維持電極に維持パルス
    を、または維持パルスと消去パルスを印加している期間
    中は、プライミング電極をフロート状態とすることを特
    徴とする請求項1から請求項4に記載したプラズマディ
    スプレイパネルの駆動方法。
  8. 【請求項8】 走査電極または維持電極に維持パルスを
    印加する直前に、プライミング電極の電圧を基準電圧と
    することを特徴とする請求項7に記載のプラズマディス
    プレイパネルの駆動方法。
  9. 【請求項9】 走査電極または維持電極に維持パルス
    を、または維持パルスと消去パルスを印加している期間
    中は、プライミング電極の電圧をプライミング電極の両
    側の走査電極、または維持電極電圧と同じにすることを
    特徴とする請求項1から請求項4に記載したプラズマデ
    ィスプレイパネルの駆動方法。
  10. 【請求項10】 隔離電極をフロート状態で用いること
    を特徴とする請求項4に記載のプラズマディスプレイパ
    ネルの駆動方法。
  11. 【請求項11】 隔離電極にプライミングパルスを印加
    するとともに、プライミングパルスを印加している期間
    以外は隔離電極をフロート状態で用いることを特徴とす
    る請求項4に記載のプラズマディスプイレパネルの駆動
    方法。
  12. 【請求項12】 表示セル中の同一平面上に形成した並
    行する複数の走査電極と、前記走査電極との間で放電を
    維持するための、並行する複数の維持電極と、前記走査
    電極および維持電極と直交して表示データを供給する、
    並行する複数のデータ電極とを備え、かつ、走査電極
    と、または維持電極と、の間でプライミング放電を行う
    プライミング電極をセル間に設けた交流面放電型プラズ
    マディスプレイパネルにおいて、プライミング電極を走
    査電極、または維持電極に並行に設け、かつ、プライミ
    ング電極を隔壁上に配置したことを特徴とするプラズマ
    ディスプイレパネル。
  13. 【請求項13】 隔壁上に設けたプライミング電極とデ
    ータ電極との間でプライミング放電を行わせることを特
    徴とする請求項12に記載のプラズマディスプレイの駆
    動方法。
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