JP2581127B2 - マルチポイント会議システム - Google Patents

マルチポイント会議システム

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JP2581127B2
JP2581127B2 JP63022104A JP2210488A JP2581127B2 JP 2581127 B2 JP2581127 B2 JP 2581127B2 JP 63022104 A JP63022104 A JP 63022104A JP 2210488 A JP2210488 A JP 2210488A JP 2581127 B2 JP2581127 B2 JP 2581127B2
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JP
Japan
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audio
conference
mixer
audio signal
conference room
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JP63022104A
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Inventor
憲一 高野
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマルチポイント会議システムに関し、特に音
声会議システムに関するものであり、ミキサ・音声会議
セット等を利用した音声の会議システムでのハウリン
グ、エコーの制御に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は従来のマルチポイント会議システムを示す系
統図である。同図において、1〜nは会議室、1-1〜n-1
はマイクロホン、1-2〜n-2はスピーカ、1-3〜n-3は通称
エコーキャンセラと呼ばれる音声会議セット、1-4〜n-4
はミキサ、1′〜n′は音声分配器、L1〜Lnは通信回線
である。このような構成のシステムにおいて、スピーカ
からの音声がマイクロホンに直接あるいは壁などに反射
して入り込むことにより生ずるハウリングや、音声遅延
により生ずるエコーを音声会議セットにより抑制または
キャンセルする。このような構成においてマルチポイン
トでテレビ会議を実施することは、第4図に示すよう
に、各局に自局の音声を分配する音声分配器と、各局か
らの音声を結合するミキサを設置することにより可能で
ある。この場合の動作の概要を次に説明する。
各局の会議室で発せられた音声はマイクロホンを通じ
て音声会議セットに入力され、室内の各局の会議室へ伝
達するため音声分配器により分配し、通信回線を通じて
相手局へ送られる。そして、通信回線により伝達されて
きた各局の音声をミキサによりミキシングし、会議室の
スピーカで拡声する。また、前述したマイクロホンから
のまわりこみに対する処理を行なう。このミキサは内部
的にすべてデジタル処理され、また端末からの単一信号
を受けてその回路の損失を補償するような機能、および
無通話時のノイズを制御する機能をもつものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のマルチポイント会議システムは発生す
るハウリング、エコーを個々の会議室の音声会議セット
でキャンセルまたは抑圧する機能を有するが、同一の会
議で使用する会議室の数が増えるに従って、自局の音声
のフィードバック量が増加し、ハウリングまたはエコー
を抑圧することが十分でなくなるという問題があった。
例えば、1会議室のフィードバックレベルをαとする
と、N会議室の場合にはフィードバックレベルが(N−
1)×α>A(自局の音声量)となり、ハウリング現象
が発生する。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために本発明によるマルチ
ポイント会議システムは、会議室に、音声会議セット
と、自動利得制御回路と選択切換部とを有する音声信号
選択切換制御部と、ミキサとを備え、音声会議セットは
スピーカから他局会議室の音声が自局のマイクロホンに
直接あるいは壁などに反射して入り込むことにより生ず
るハウリングや音声遅延により生ずるエコーを抑圧し、
自動利得制御回路は各会議室から通信回線を通じて送ら
れてきた音声信号に対して回線の線路損失補正を行な
い、選択切換部は一定時間内での音声信号電力の多い会
議室の音声を選択して切り換える機能をもち、ミキサは
選択された音声をミキシングするようにしたものであ
る。
〔作用〕
本発明によるマルチポイント会議システムにおいて
は、マルチポイントで使用する会議室数が増加しても、
エコー、ハウリングが起きる要因がより軽減される。
〔実施例〕
従来のマルチポイント会議システムにおいては、自局
の会議室の音声を除き、他局の会議室の音声をすべて自
局でミキシングしていたが、本発明によるマルチポイン
ト会議システムにおいては、他局の会議室の音声の中か
ら主なる音声のみをミックスするように制限を加えた音
声信号選択機能を利用することにより、会議室のハウリ
ング、エコーを抑制するようにした。
第1図は本発明に係わるマルチポイント会議システム
の一実施例を示す系統図であり、同図において、1-5〜n
-5は音声信号選択切換制御部であり、第4図と同一部分
又は相当部分には同一符号が付してある。また、第2図
は第1図のシステムを構成する音声信号選択切換制御部
を詳細に示す系統図である。第2図において、n-4はミ
キサ、n-5は音声信号選択切換制御部、n-5-1は選択切換
部、n-5-2は音声信号電力検出部、n-5-3はレベル調整回
路、n-5-4はAGC回路である。
次に本実施例の動作について説明する。ここでの説明
は、特に音声信号選択切換制御部n-5の内容を中心にす
る。第2図において、まず各通信回線の線路損失を補正
するために通信回線を通して伝達されてきた音声信号の
レベルはAGC回路(自動利得制御回路)n-5-4およびレベ
ル調整回路n-5-3により一定レベルに調整される。一定
レベルに調整された各音声信号は、音声信号電力検出部
n-5-2で、或る一定時間内におけるそれぞれの電力を積
算され、これによりスピーカに出力すべき個数mの音声
を決定する。そして、m個選択のために、m個選択可能
な選択信号を作成し、選択切換部n-5-1に出力し、該当
のm個の音声信号を選択する。選択された音声信号はミ
キサn-4でミキシングされ、音声会議セットn-3を通して
スピーカn-2に音声が伝えられる。
第3図は第1図の実施例を更に具体化したものであ
る。この実施例は、使用する会議室数n=4、ミキシン
グする音声の数m=2で、通信回線として双方向の衛星
回線を利用した音声会議システムを示すものである。こ
の実施例では、特に双方向の衛星回線を利用することに
より、音声を各会議室へ容易に分配することが可能であ
る。また、とりわけ、地上→衛星→地上の伝達時間に約
0.6秒の遅れがあり、会議室のエコーに対する抑圧効果
は従来例の場合よりも著しいものがある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によるマルチポイント会議
システムは、各会議室からの音声信号をすべてミキシン
グするのではなく、音声信号電力の大きい音声を選択
し、選択した音声をミキシングしてスピーカに出力する
ようにしたことにより、音声レベルの増大を回避するこ
とができ、エコー、ハウリング現象を除去できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるマルチポイント会議システムの
一実施例を示す系統図、第2図は第1図のシステムを構
成する音声信号選択切換制御部を示す系統図、第3図は
第1図の実施例を具体化したものを示す系統図、第4図
は従来のマルチポイント会議システムを示す系統図であ
る。 1〜n……会議室、1-1〜n-1……マイクロホン、1-2〜n
-2……スピーカ、1-3〜n-3……音声会議セット、1-4〜n
-4……ミキサ、1′〜n′……音声分配器、L1〜Ln……
通信回線、1-5〜n-5……音声信号選択切換制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発言用のマイクロホンと聴覚用のスピーカ
    とを有する同一構成の複数の会議室から成るマルチポイ
    ント会議システムにおいて、前記会議室は音声会議セッ
    トと、自動利得制御回路と選択切換部とを有する音声信
    号選択切換制御部と、ミキサとを備え、前記音声会議セ
    ットは前記スピーカから他局会議室の音声が自局のマイ
    クロホンに直接あるいは壁などに反射して入り込むこと
    により生ずるハウリングや音声遅延により生ずるエコー
    を抑圧し、前記自動利得制御回路は各会議室から通信回
    線を通じて送られてきた音声信号に対して回線の線路損
    失補正を行ない、前記選択切換部は一定時間内での音声
    信号電力の多い会議室の音声を選択して切り換える機能
    をもち、前記ミキサは選択された音声をミキシングする
    マルチポイント会議システム。
JP63022104A 1988-02-03 1988-02-03 マルチポイント会議システム Expired - Lifetime JP2581127B2 (ja)

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JPH01198161A JPH01198161A (ja) 1989-08-09
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