JP2580909Y2 - カセットケース収納箱 - Google Patents
カセットケース収納箱Info
- Publication number
- JP2580909Y2 JP2580909Y2 JP6846092U JP6846092U JP2580909Y2 JP 2580909 Y2 JP2580909 Y2 JP 2580909Y2 JP 6846092 U JP6846092 U JP 6846092U JP 6846092 U JP6846092 U JP 6846092U JP 2580909 Y2 JP2580909 Y2 JP 2580909Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- guide
- guide plate
- storage box
- cassette case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packaging For Recording Disks (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】カセットケースを収納する収納箱
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のカセットケース収納箱は、板バネ
やコイルバネの弾発力を利用してケースを取り出すのが
通例であるが、ストッパーの構成により、固定式ストッ
パーと可動式ストッパーの二種類に大別することができ
る。固定式ストッパーの場合、ケースを取り出すにはケ
ース自体を後方へ押込んで前端縁のストッパーとの係合
を解いてやればよい。可動式ストッパーの場合は、スト
ッパーを操作してカセットケースの端縁と係合を解けば
バネの弾発力でケースは取り出せる。
やコイルバネの弾発力を利用してケースを取り出すのが
通例であるが、ストッパーの構成により、固定式ストッ
パーと可動式ストッパーの二種類に大別することができ
る。固定式ストッパーの場合、ケースを取り出すにはケ
ース自体を後方へ押込んで前端縁のストッパーとの係合
を解いてやればよい。可動式ストッパーの場合は、スト
ッパーを操作してカセットケースの端縁と係合を解けば
バネの弾発力でケースは取り出せる。
【０００３】しかし固定式の場合、特に下段の収納部が
空いており、上段に多くのカセットケースが収納されて
いる時には重心が高くなって安定が悪い。このためカセ
ットケースを一旦押込んで、ストッパーとの係合を解く
時、誤って収納箱を倒す虞れがあった。また可動式の場
合は、ストッパーを水平方向へ動かすものと、垂直方向
へ動かすものと二種類あるが、水平方向へストッパーを
動かす収納箱では、箱の側面を手で押えて操作しないと
収納箱自体が動いて固定式同様、安定を欠いて倒してし
まったりする。
空いており、上段に多くのカセットケースが収納されて
いる時には重心が高くなって安定が悪い。このためカセ
ットケースを一旦押込んで、ストッパーとの係合を解く
時、誤って収納箱を倒す虞れがあった。また可動式の場
合は、ストッパーを水平方向へ動かすものと、垂直方向
へ動かすものと二種類あるが、水平方向へストッパーを
動かす収納箱では、箱の側面を手で押えて操作しないと
収納箱自体が動いて固定式同様、安定を欠いて倒してし
まったりする。
【０００４】この種収納箱は、その時の都合により、縦
向きに置く場合と、横向きにして使用する場合がある。
従って、垂直方向へストッパーを動かす方式の収納箱で
も、横向きにして使用した場合は上記した水平方向へ動
かす場合と同様の欠点が生じる。
向きに置く場合と、横向きにして使用する場合がある。
従って、垂直方向へストッパーを動かす方式の収納箱で
も、横向きにして使用した場合は上記した水平方向へ動
かす場合と同様の欠点が生じる。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】係止片を設けた係止杆
を斜め下方向へ作動可能とし、縦向きまたは横向きいず
れの場合もカセットケースの取り出しが安定した収納箱
とすることによって上記欠点を改良しようとするもので
ある。
を斜め下方向へ作動可能とし、縦向きまたは横向きいず
れの場合もカセットケースの取り出しが安定した収納箱
とすることによって上記欠点を改良しようとするもので
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】正面を開口した箱主体
（１）の一側内壁面に取付ける案内板ユニット（２）
は、枠体（３）に等間隔を置いて多数の案内板（４）を
段設する。この案内板ユニットと所要間隔を置いて取付
ける複数のバネ付案内板ユニット（６）は縦長な正面板
（７）の上板（８）と下板（９）の両側に側面板（１
０）（１１）を設け、各側面板に上記案内板（４）と対
応する多数の案内板（１２）（１３）を段設し、一側の
側面板（１０）の後端に上記案内板と対応する数のバネ
（１４）の一端を連結し、正面板（７）に設ける斜め下
方へ傾斜した案内用長孔（１５）は案内板と対応する数
だけ設ける。棒状の係止杆（１７）の後端（１８）を他
側の側面板（１１）の後部内側に取付け、先端（１９）
は上記長孔の上段より突出し、前側に設けた係止片（２
０）は、正面板と側面板（１０）で形成される間隙（２
１）より突出させて案内板上のカセットケース（２２）
と係合させる。
（１）の一側内壁面に取付ける案内板ユニット（２）
は、枠体（３）に等間隔を置いて多数の案内板（４）を
段設する。この案内板ユニットと所要間隔を置いて取付
ける複数のバネ付案内板ユニット（６）は縦長な正面板
（７）の上板（８）と下板（９）の両側に側面板（１
０）（１１）を設け、各側面板に上記案内板（４）と対
応する多数の案内板（１２）（１３）を段設し、一側の
側面板（１０）の後端に上記案内板と対応する数のバネ
（１４）の一端を連結し、正面板（７）に設ける斜め下
方へ傾斜した案内用長孔（１５）は案内板と対応する数
だけ設ける。棒状の係止杆（１７）の後端（１８）を他
側の側面板（１１）の後部内側に取付け、先端（１９）
は上記長孔の上段より突出し、前側に設けた係止片（２
０）は、正面板と側面板（１０）で形成される間隙（２
１）より突出させて案内板上のカセットケース（２２）
と係合させる。
【０００７】
【作用】本考案品を使用して、カセットケース（２２）
を収納する場合は、案内板（１３）に沿って押込めば、
バネ（１４）と係止片（２０）で挟持されて安定した収
納ができる。ケースを取り出す場合は、係止杆（１７）
の先端（１９）を摘んで、押えるだけで長孔（１５）に
沿って斜め下方へ移動し、係止片（２０）は後退してケ
ースとの係合が解け、バネ（１４）の弾発力でケースは
前方へ押し出される。係止杆の操作は、長孔を介して上
から下方向へ押し下げるために収納箱（１）を台板（図
示省略）に押し付ける力が働き収納箱は非常に安定して
いる。この収納箱の安定度は、縦向きまたは横向きいず
れの方向へ置いて使用しても変らない。
を収納する場合は、案内板（１３）に沿って押込めば、
バネ（１４）と係止片（２０）で挟持されて安定した収
納ができる。ケースを取り出す場合は、係止杆（１７）
の先端（１９）を摘んで、押えるだけで長孔（１５）に
沿って斜め下方へ移動し、係止片（２０）は後退してケ
ースとの係合が解け、バネ（１４）の弾発力でケースは
前方へ押し出される。係止杆の操作は、長孔を介して上
から下方向へ押し下げるために収納箱（１）を台板（図
示省略）に押し付ける力が働き収納箱は非常に安定して
いる。この収納箱の安定度は、縦向きまたは横向きいず
れの方向へ置いて使用しても変らない。
【０００８】
【実施例】図面について実施例を述べると、正面開口の
箱主体（１）の一側内壁面に取付ける案内板ユニット
（２）は、縦長な枠体（３）に等間隔を置いて多数の案
内板（４）を段設し、枠体に複数の取付用突起（５）を
設ける。この案内板ユニットと所要間隔を置いて取付け
る複数のバネ付案内板ユニット（６）は、縦長な正面板
（７）に設けた上板（８）と下板（９）の両側に側面板
（１０）（１１）を設け、各側面板に上記案内板（４）
と対応する多数の案内板（１２）（１３）をそれぞれ段
設し、一側の側面板（１０）の後端に上記案内板と対応
する数のバネ（１４）の一端を連結し、正面板（７）に
設ける案内用長孔（１５）は斜め下方へ傾斜させて案内
板と対応する数だけ設け、最端部のバネ付案内板ユニッ
ト（６）は、側面板（１１）の案内板（１３）は省略
し、上板（８）と下板（９）に取付用突起（１６）を設
ける。棒状の係止杆（１７）の後端（１８）を他側の側
面板（１１）の後部内側に取付け、先端（１９）は上記
長孔の上段より突出し、前側に設けた係止片（２０）
は、正面板（７）と側面板（１０）で形成される間隙
（２１）より突出させて案内板上のカセットケース（２
２）と係合させる。
箱主体（１）の一側内壁面に取付ける案内板ユニット
（２）は、縦長な枠体（３）に等間隔を置いて多数の案
内板（４）を段設し、枠体に複数の取付用突起（５）を
設ける。この案内板ユニットと所要間隔を置いて取付け
る複数のバネ付案内板ユニット（６）は、縦長な正面板
（７）に設けた上板（８）と下板（９）の両側に側面板
（１０）（１１）を設け、各側面板に上記案内板（４）
と対応する多数の案内板（１２）（１３）をそれぞれ段
設し、一側の側面板（１０）の後端に上記案内板と対応
する数のバネ（１４）の一端を連結し、正面板（７）に
設ける案内用長孔（１５）は斜め下方へ傾斜させて案内
板と対応する数だけ設け、最端部のバネ付案内板ユニッ
ト（６）は、側面板（１１）の案内板（１３）は省略
し、上板（８）と下板（９）に取付用突起（１６）を設
ける。棒状の係止杆（１７）の後端（１８）を他側の側
面板（１１）の後部内側に取付け、先端（１９）は上記
長孔の上段より突出し、前側に設けた係止片（２０）
は、正面板（７）と側面板（１０）で形成される間隙
（２１）より突出させて案内板上のカセットケース（２
２）と係合させる。
【０００９】
【考案の効果】本考案は上記構成からなるので、カセッ
トケースを取り出す場合、係止杆の先端を長孔に沿って
斜め下方へ押し下げるために重心が低く非常に安定し、
収納箱を動揺させたり、倒したりすることはない。また
収納箱を縦向きに置いても、横向きに置いても長孔は斜
め方向へ傾斜しているので上記同様安定した操作ができ
る。案内板やバネ付案内板をそれぞれユニットとして形
成しているために組立が容易であるなどの利点がある。
トケースを取り出す場合、係止杆の先端を長孔に沿って
斜め下方へ押し下げるために重心が低く非常に安定し、
収納箱を動揺させたり、倒したりすることはない。また
収納箱を縦向きに置いても、横向きに置いても長孔は斜
め方向へ傾斜しているので上記同様安定した操作ができ
る。案内板やバネ付案内板をそれぞれユニットとして形
成しているために組立が容易であるなどの利点がある。
【図１】（Ａ）は収納箱の正面図、（Ｂ）は（Ａ）のＡ
−Ａ線拡大断面図である。
−Ａ線拡大断面図である。
【図２】案内板ユニットで、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は
右側面図，（Ｃ）は（Ｂ）のＢ−Ｂ線断面図である。
右側面図，（Ｃ）は（Ｂ）のＢ−Ｂ線断面図である。
【図３】バネ付案内板ユニットで、（Ａ）は平面図、
（Ｂ）は正面図、（Ｃ）は（Ｂ）のＣ−Ｃ線拡大断面図
である。
（Ｂ）は正面図、（Ｃ）は（Ｂ）のＣ−Ｃ線拡大断面図
である。
【図４】本案品の作用説明図で、（Ａ）はケースを収納
した時の正面図、（Ｂ）は取り出した時の平面図であ
る。
した時の正面図、（Ｂ）は取り出した時の平面図であ
る。
１ 箱主体 ２ 案内板ユニット ４ 案内板 ６ バネ付案内板ユニット １２ 案内板 １３ 案内板 １４ バネ １７ 係止杆 ２０ 係止片
Claims (1)
- 【請求項１】 正面開口の箱主体（１）の一側内壁面に
取付ける案内板ユニット（２）は、縦長な枠体（３）に
等間隔を置いて多数の案内板（４）を段設し、該案内板
ユニットと所要間隔を置いてそれぞれ取付ける複数のバ
ネ付案内板ユニット（６）は、縦長正面板（７）に設け
た上板（８）と下板（９）の両側に側面板（１０）（１
１）を設け、各側面板に上記案内板（４）と対応する多
数の案内板（１２）（１３）をそれぞれ段設し、一側の
側面板（１０）の後端に上記案内板と対応する数のバネ
（１４）の一端を連結し、正面板（７）に設ける案内用
長孔（１５）は斜め下方へ傾斜させて案内板と対応する
数だけ設け、棒状の係止杆（１７）の後端（１８）を他
側の側面板（１１）の後部内側に取付け、先端（１９）
は上記長孔の上段より突出し、前側にカセットケースと
係合する係止片（２０）を設けたことを特徴とするカセ
ットケース収納箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6846092U JP2580909Y2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | カセットケース収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6846092U JP2580909Y2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | カセットケース収納箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0627676U JPH0627676U (ja) | 1994-04-12 |
| JP2580909Y2 true JP2580909Y2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=13374332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6846092U Expired - Lifetime JP2580909Y2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | カセットケース収納箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2580909Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP6846092U patent/JP2580909Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0627676U (ja) | 1994-04-12 |
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