JP2580476B2 - Pcコンクリートパネルおよびその施工方法 - Google Patents

Pcコンクリートパネルおよびその施工方法

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JP2580476B2 JP29391893A JP29391893A JP2580476B2 JP 2580476 B2 JP2580476 B2 JP 2580476B2 JP 29391893 A JP29391893 A JP 29391893A JP 29391893 A JP29391893 A JP 29391893A JP 2580476 B2 JP2580476 B2 JP 2580476B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水槽や橋梁など大きな荷
重のかかる構造物を施工する場合に使用される、PC
(プレストレストコンクリート)線を埋設したパネルお
よびその施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大きな水圧の加わる水槽を施工する場
合、水槽の壁面は図6に示すようにPC線1を埋設した
複数枚のPCコンクリートパネル2…を壁状に並べて、
PC線1を緊締することにより、各PCコンクリートパ
ネル2…を一体化して強度の高い壁面を構築している。
【0003】従来のPCコンクリートパネル2は図7に
示すように隣接するコンクリートパネル2、2が接合さ
れる端面2a、2bに目地溝4、4を形成し、コンクリ
ートパネル2の内部に、横方向に沿ってPC線1を挿通
するシース管5…を図6に示すように複数段に埋設して
ある。また隣接するコンクリートパネル2、2が接合さ
れる端面2a、2bの目地溝4、4に沿って、シース管
5…の開口部6…に夫々凹溝7…が形成されている。
【0004】この凹溝7は図7に示すようにPCコンク
リートパネル2の正面側に形成され、つき合わせた状態
では図8に示すように正面六角形状をなすようになって
いる。また図7に示すように端面2bの目地溝4の両側
には縦方向に嵌合溝9、9が形成され、ここに帯状のゴ
ムパッキン8、8が一部嵌合して、先端側が突設されて
いる。
【0005】このPCコンクリートパネル2を用いて壁
面を構築する場合、PCコンクリートパネル2…の端面
2a、2bの近傍の正面と背面の上下に図示しない締付
金具を先ず取付ける。この後、PCコンクリートパネル
2…を立設してから、図示しない締付金具のボルトを回
転させて間隔を狭ばめ、図7に示すように帯状のゴムパ
ッキン8を対向する端面2aに圧着して目地溝4の両側
をシールする。
【0006】次いで図8に示すように、シース管5の開
口部6が露出する正面六角形状の凹溝7に、金属で形成
された連結管10を入れて、その両端を隣接するシース管
5、5の開口部6、6から挿入する。この後、連結管10
の端部側にテープ11を巻付けてシールしてシース管5、
5を連通する。次に凹溝7を形成した正面側に図7に示
すように枠板13を取付けて固定し、上部の目地溝4から
モルタル14を流し込んで充填する。この時、下部側の連
結管10には大きな水圧が加わるが、テープ11を巻付けて
シールしてあるので、内部にモルタル14が浸入せずPC
線1の通路が確保される。モルタル14が固化してから、
各シース管5…にPC線1…を挿通し、次いで各PC線
1…を緊締して、隣接するPCコンクリートパネル2…
を一体化する。この後、シース管5内に図示しないモル
タルを流し込んで、PC線1をシース管5内に固定して
壁面を完成する。
【0007】しかしながら従来のPCコンクリートパネ
ル2では、隣接するPCコンクリートパネル2、2のシ
ース管5、5を連通するために、端面2a、2bに凹溝
7、7を形成し、ここから手を入れて連結管10の両端を
開口部6、6に挿入する。次いで連結管10の端部をテー
プ11でシールしてから、枠板13を取付け、この後、目地
溝4にモルタル14を流し込んでいるため、多くの手間が
かかる問題があった。このように連結管10を各凹溝7か
らシース管5に挿通する箇所が数百箇所以上もあり、し
かもこの作業が現場で行われるため人手がかかる上、工
期が長くなり施工費が高くなる欠点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点を除
去し、隣接するPCコンクリートパネルの間隔を締付金
具で狭ばめるだけで、隣接するシース管を連通する筒状
型枠が目地溝内に形成され、しかも従来のように連結管
の挿入やテープの巻付け作業、枠板の取付け取外し作業
を省いて、現場での作業性を大幅に向上させ、工期を短
縮して施工費を低減させたPCコンクリートパネルおよ
びその施工方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明は、隣接するコンクリートパネルに接合される端面
に目地溝を形成したコンクリートパネルの内部に、横方
向に沿ってシース管を複数段に埋設し、このシース管の
一方の開口部が露出するパネルの端面に、シース管の開
口部を囲むようにこれより外径が大きいリング状または
円筒状の弾性体を取付け、シース管の他方の開口部が露
出するパネルの端面に、シース管の開口部を囲むように
これより外径が大きく、前記弾性体より外径の小さい円
筒体を突設したことを特徴とするPCコンクリートパネ
ルである。
【0010】本発明の請求項2記載の発明は、隣接する
コンクリートパネルに接合される端面に目地溝を形成し
たコンクリートパネルの内部に、横方向に沿ってシース
管を複数段に埋設し、このシース管の一方の開口部が露
出するパネルの端面に、シース管の開口部を囲むように
これより外径が大きいリング状の弾性体を取付け、シー
ス管の他方の開口部が露出するパネルの端面に、シース
管の開口部を囲むようにこれより外径が大きく、前記弾
性体より外径の小さい円筒体を突設したPCコンクリー
トパネルを複数枚面状に配置して、一方のPCコンクリ
ートパネルの端面に突設した円筒体の先端側を、隣接す
るPCコンクリートパネルの端面に設けたリング状の弾
性体に食い込ませて、隣接するシース管の間の目地溝内
に両シース管を連通する筒状型枠を形成し、次いで目地
溝にモルタルを流し込んで隣接するパネルを接合してか
ら、シース管に挿通したPC線を緊締して一体化するこ
とを特徴とするPCコンクリートパネルの施工方法であ
る。
【0011】更に本発明の請求項3記載の発明は、隣接
するコンクリートパネルに接合される端面に目地溝を形
成したコンクリートパネルの内部に、横方向に沿ってシ
ース管を複数段に埋設し、このシース管の一方の開口部
が露出するパネルの端面に、シース管の開口部を囲むよ
うにこれより外径が大きい円筒状の弾性体を突設し、シ
ース管の他方の開口部が露出するパネルの端面に、シー
ス管の開口部を囲むようにこれより外径が大きく、前記
弾性体より外径の小さい円筒体を突設したPCコンクリ
ートパネルを複数枚面状に配置して、一方のPCコンク
リートパネルの端面に突設した円筒体を、隣接するPC
コンクリートパネルの端面に突設した円筒状の弾性体内
に挿入して、この弾性体の外側を番線またはバンドで締
め付けて、隣接するシース管の間の目地溝内に両シース
管を連通する筒状型枠を形成し、次いで目地溝にモルタ
ルを流し込んで隣接するパネルを接合してから、シース
管に挿通したPC線を緊締して一体化することを特徴と
するPCコンクリートパネルの施工方法である。
【0012】
【作用】本発明のPCコンクリートパネルを用いて水槽
や橋梁を構築する場合、PCコンクリートパネルを面状
に配置して締付金具によりパネルの間隔を狭めて行く
と、一方のPCコンクリートパネルの端面にシース管の
外側を囲んで突設した円筒体が、対向するパネルの端面
に、シース管の外側を囲むように取付けたリング状の弾
性体に食い込んで、隣接するシース管の間の目地溝内に
両シース管を連通する筒状型枠が形成される。また円筒
体と対向して、他方の端面に円筒状の弾性体を突設した
構造のものは、締付金具によりパネルの間隔を狭めて行
くと、円筒体が円筒状の弾性体内に挿入され、この状態
で弾性体の外側を番線またはバンドで締め付けると、隣
接するシース管の間の目地溝内に両シース管を連通する
筒状型枠が形成される。
【0013】この後、上部の目地溝からモルタルを流し
込んで充填すると、筒状型枠は先端がリング状の弾性体
に食い込み、または円筒状の弾性体内に挿入されて緊締
されて水密構造となっているので、大きな水圧が加わっ
ても内部にモルタルが浸入せずPC線の通路が確保され
る。モルタルが固化してから、各シース管にPC線を挿
通し、次いで各PC線を緊締して隣接するPCコンクリ
ートパネルを一体化する。この後、シース管内に図示し
ないモルタルを流し込んで、PC線をシース管内に固定
して水槽の壁面や橋梁を完成する。
【0014】
【実施例】以下本発明を図1ないし図2を参照して詳細
に説明する。PCコンクリートパネル2は図1示すよう
に隣接するコンクリートパネル2、2と接合される端面
2a、2bに目地溝4、4が縦方向に形成され、コンク
リートパネル2の内部には、横方向に沿ってPC線1を
挿通するシース管5…が図6に示すように複数段に埋設
してある。また隣接するコンクリートパネル2、2が接
合される端面2aの目地溝4の両側には図1に示すよう
に縦方向に嵌合溝9、9が形成され、ここに帯状のゴム
パッキン8、8が一部嵌合して先端側が突設されてい
る。
【0015】このシース管5の一方の開口部6が露出す
るPCコンクリートパネル2の端面2bに、シース管5
の開口部6を囲むようにこれより外径が大きいリング状
のゴムリング16が埋め込まれて一体に成型されている。
またシース管5の他方の開口部6が露出するPCコンク
リートパネル2の端面2aには、シース管5の開口部6
を囲むようにこれより外径が大きく、前記ゴムリング16
より外径の小さい金属円筒体17が突設されている。この
金属円筒体17の外径はゴムリング16の外径より例えば30
ミリ程度小さく、上下左右に15ミリ程度ずれても確実に
食い込むようになっている。更に金属円筒体17の突出し
た先端部にはブレード18が形成されゴムリング16に食い
込み易くなっている。
【0016】またPCコンクリートパネル2…の端面2
a、2bの近傍の正面と背面の上下に締付金具19が設け
られている。これはアンカーボルトに取付けられたブラ
ケット20、20をボルト21で連結したもので、ボルト21を
回転させることによりPCコンクリートパネル2、2の
間隔を狭ばめるようになっている。
【0017】上記構造のPCコンクリートパネル2を用
いて壁面を構築する場合、PCコンクリートパネル2…
の端面2a、2bの近傍の正面と背面の上下に締付金具
19のブラケット20、20を取付けてから、PCコンクリー
トパネル2…を立設して締付金具19のボルト21を取付け
る。次に締付金具19のボルト21を回転させて間隔を狭
め、図2に示すように帯状のゴムパッキン8を対向する
端面2bに圧着して目地溝4の両側をシールする。
【0018】またこれと同時に、端面2aのシース管5
の外側を囲んで突設した先端にブレード18が形成された
金属円筒体17が、対向する端面2bのシース管5の外側
を囲むように取付けたゴムリング16に食い込んで隣接す
るシース管5、5の間の目地溝4、4内に両シース管
5、5を連通する筒状型枠22が形成される。この場合、
金属円筒体17の外径はゴムリング16の外径より例えば30
ミリ程度小さく、上下左右に15ミリ程度ずれても確実に
食い込むようになっているので、円筒状の水槽の壁面の
ように、湾曲した壁面を形成する場合にも筒状型枠22は
水密構造が得られる。
【0019】この後、上部の目地溝4からモルタル14を
流し込んで充填する。この時、下部側の筒状型枠22は、
先端がゴムリング16に食い込んで水密構造となっている
ので水圧によって内部にモルタル14が浸入せずPC線1
の通路が確保される。モルタル14が固化してから各シー
ス管5…にPC線1…を挿通し、次いで各PC線1…を
緊締して、隣接するPCコンクリートパネル2…を一体
化する。この後、シース管5内に図示しないモルタルを
流し込んで、PC線1をシース管5内に固定して壁面を
完成する。
【0020】図3は本発明の他の実施例を示すもので、
PCコンクリートパネル2の上部側と下部側の端面2b
に金属棒で形成され、金属円筒体17の突出長さより長い
ガイドピン24、24が突設されている。またこれと対向す
るPCコンクリートパネル2の端面2aには、前記ガイ
ドピン24の外径より大きい内径の金属管で形成されたガ
イド孔25が設けられている。このガイド孔25の内径は、
ガイドピン24の外径より例えば20ミリ程度小さく、上下
左右に10ミリ程度ずれても挿入されるようになってい
る。なお他の構成は図1および図2に示すものと同様で
ある。
【0021】このPCコンクリートパネル2の上下の端
面2bにガイドピン24、24を設けた構造では、ガイドピ
ン24が、突出した金属円筒体17より十分に長いので、先
ずPCコンクリートパネル2、2を立設した時に、上下
のガイドピン24が、対向するガイド孔25に挿入されれ
ば、金属円筒体17とゴムリング16との相対的な位置関係
が規制され、締付金具19を締め付けて行った場合に、食
い込み状態が外部から見えなくても確実に金属円筒体17
の先端をゴムリング16に食い込ませることができる。
【0022】図4は本発明の異なる他の実施例を示すも
ので、PCコンクリートパネル2の端面2aには、シー
ス管5の開口部6を囲むようにこれより外径が大きいリ
ング状のゴムクッション26が埋設され、ここに傾斜させ
た金属円筒体17の一端側が嵌合し、先端側が斜めに突設
している。この構造では円筒状の水槽の壁面のように、
湾曲した壁面を形成する場合に好適であり、またPCコ
ンクリートパネル2を成型した後に、金属円筒体17を嵌
合したゴムクッション26をコンクリートパネル2に取付
けることができるので突出部分がなく成型が容易であ
る。
【0023】図5は本発明の異なる他の実施例を示すも
ので、一方のPCコンクリートパネル2の端面2bに、
シース管5の開口部6を囲むようにこれより外径が大き
いゴムチューブ28の一端が埋め込まれ、先端側が突出し
ている。またこれと対向する他方のPCコンクリートパ
ネル2の端面2aには、シース管5の開口部6を囲むよ
うにこれより外径が大きく、前記ゴムチューブ28の内径
より外径が小さい金属円筒体17が突設されている。この
金属円筒体17の突出した外周面には波形部27が形成さ
れ、この突出部分の長さは目地溝4、4の間隔より小さ
く形成されている。なお他の構成は図1および図2に示
すものと同様である。
【0024】この構造では、締付金具19を締め付けて行
くと、隣接するPCコンクリートパネル2、2の間隔が
狭ばまり、端面2aに突設した金属円筒体17が、対向す
る端面2bに突設されたゴムチューブ28内に挿入され
る。端面2a、2bの間隔が5ミリ程度になったら、こ
の隙間から番線29を通してゴムチューブ28の外周に数回
巻き付けてから、強く緊締すると、番線29によりゴムチ
ューブ28が外周の波形部27に食い込んで固定されて筒状
型枠22が形成される。この後、更に端面2a、2bの間
隔を狭めて行くとゴムチューブ28が弾性により一部膨ら
むが、水密構造の筒状型枠22が形成される。なおこの場
合、番線29の代わりに締付バンドで固定しても良い。
【0025】なお上記実施例では、ゴムで形成したゴム
リング16やゴムチューブ28を用いた場合について示した
が、軟質のプラスチックで形成したものでも良い。
【0026】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るPCコン
クリートパネルおよびその施工方法によれば、隣接する
PCコンクリートパネルの間隔を締付金具で狭めるだけ
で、隣接するシース管を連通する筒状型枠が目地溝に形
成され、従来のように連結管の挿入やテープの巻付け作
業、枠板の取付け取外し作業が省かれ、現場での作業性
を大幅に向上させ、工期を短縮して施工費を低減させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるPCコンクリートパネ
ルの接合前の状態を示す水平断面図である。
【図2】図1に示すPCコンクリートパネルを接合した
後の状態を示す水平断面図である。
【図3】本発明の他の実施例によるガイドピンを設けた
PCコンクリートパネルを接合した状態を示す縦断面図
である。
【図4】本発明の他の実施例による金属円筒体を傾斜し
て取付けたPCコンクリートパネルを接合した状態を示
す水平断面図である。
【図5】本発明の他の実施例による金属円筒体にゴムチ
ューブを被せて固定して筒状型枠を形成したPCコンク
リートパネルを示す水平断面図である。
【図6】従来のPCコンクリートパネルを一体に組立て
て壁面を形成した正面図である。
【図7】従来のPCコンクリートパネルを組立てる状態
を一部破断して示す平面図である。
【図8】図7のPCコンクリートパネルを組立てて枠板
を取り外した状態を一部破断して示す正面図である。
【符合の説明】
1 PC線 2 PCコンクリートパネル 2a 端面 2b 端面 4 目地溝 5 シース管 6 開口部 8 ゴムパッキン 10 連結管 11 テープ 13 枠板 14 モルタル 16 ゴムリング 17 金属円筒体 18 ブレード 19 締付金具 22 筒状型枠 24 ガイドピン 27 波形部 28 ゴムチューブ 29 番線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04H 7/20 E01D 7/02 (56)参考文献 特公 平2−43863(JP,B2) 特公 平2−49991(JP,B2)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接するコンクリートパネルに接合され
    る端面に目地溝を形成したコンクリートパネルの内部
    に、横方向に沿ってシース管を複数段に埋設し、このシ
    ース管の一方の開口部が露出するパネルの端面に、シー
    ス管の開口部を囲むようにこれより外径が大きいリング
    状または円筒状の弾性体を取付け、シース管の他方の開
    口部が露出するパネルの端面に、シース管の開口部を囲
    むようにこれより外径が大きく、前記弾性体より外径の
    小さい円筒体を突設したことを特徴とするPCコンクリ
    ートパネル。
  2. 【請求項2】 隣接するコンクリートパネルに接合され
    る端面に目地溝を形成したコンクリートパネルの内部
    に、横方向に沿ってシース管を複数段に埋設し、このシ
    ース管の一方の開口部が露出するパネルの端面に、シー
    ス管の開口部を囲むようにこれより外径が大きいリング
    状の弾性体を取付け、シース管の他方の開口部が露出す
    るパネルの端面に、シース管の開口部を囲むようにこれ
    より外径が大きく、前記弾性体より外径の小さい円筒体
    を突設したPCコンクリートパネルを複数枚面状に配置
    して、一方のPCコンクリートパネルの端面に突設した
    円筒体の先端側を、隣接するPCコンクリートパネルの
    端面に設けたリング状の弾性体に食い込ませて、隣接す
    るシース管の間の目地溝内に両シース管を連通する筒状
    型枠を形成し、次いで目地溝にモルタルを流し込んで隣
    接するパネルを接合してから、シース管に挿通したPC
    線を緊締して一体化することを特徴とするPCコンクリ
    ートパネルの施工方法。
  3. 【請求項3】 隣接するコンクリートパネルに接合され
    る端面に目地溝を形成したコンクリートパネルの内部
    に、横方向に沿ってシース管を複数段に埋設し、このシ
    ース管の一方の開口部が露出するパネルの端面に、シー
    ス管の開口部を囲むようにこれより外径が大きい円筒状
    の弾性体を突設し、シース管の他方の開口部が露出する
    パネルの端面に、シース管の開口部を囲むようにこれよ
    り外径が大きく、前記弾性体より外径の小さい円筒体を
    突設したPCコンクリートパネルを複数枚面状に配置し
    て、一方のPCコンクリートパネルの端面に突設した円
    筒体を、隣接するPCコンクリートパネルの端面に突設
    した円筒状の弾性体内に挿入して、この弾性体の外側を
    番線またはバンドで締め付けて、隣接するシース管の間
    の目地溝内に両シース管を連通する筒状型枠を形成し、
    次いで目地溝にモルタルを流し込んで隣接するパネルを
    接合してから、シース管に挿通したPC線を緊締して一
    体化することを特徴とするPCコンクリートパネルの施
    工方法。
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