JP2580444Y2 - パズルブロック玩具 - Google Patents

パズルブロック玩具

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JP2580444Y2
JP2580444Y2 JP9095092U JP9095092U JP2580444Y2 JP 2580444 Y2 JP2580444 Y2 JP 2580444Y2 JP 9095092 U JP9095092 U JP 9095092U JP 9095092 U JP9095092 U JP 9095092U JP 2580444 Y2 JP2580444 Y2 JP 2580444Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、その各面に様々な文字
を表示した複数のブロックを組み合わせて所定の単語を
完成させるようにしたパズルブロック玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、多数の立方体又は直方体ブロ
ックの各面に文字、図形、絵柄などを表示した積み木玩
具や、各面に絵柄の断片を描いたブロックを組み合わせ
ることによって特定の絵柄が表現されるようなジグソー
パズルブロックなどが知られている。
【0003】また最近では、パズルゲームを遊びながら
同時に文字や単語の学習に役立つ様々な知育玩具が開発
されている。この種の玩具としては、例えば、1単位を
構成する複数のブロックの各面に共通なモチーフの文
字、図形などを分割して表し、各面の組合せによって種
々の文字、図形などが表現されるようにしたパズルブロ
ック玩具がある(実開昭55−158786号公報)。
更に、立方体の各面にそれぞれ1個の仮名文字を描いた
多数のブロックを組み合わせて、碁盤目状に区分された
ゲーム盤上に配置し、ヒント文に対応する単語を完成さ
せるクロスワードパズル器具(実開平3−41477)
などが提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】請求項1記載のパズル
ブロック玩具の目的は、特に幼児や外国語を学ぶ大人で
も簡単に遊ぶことができ、推理力・創造力を働かせてパ
ズルの組合せを楽しみながら、同時に仮名文字、日本語
又は他の外国語の単語、綴りなどを自然に習得すること
ができる新規なパズルブロック玩具を提供することにあ
る。
【0005】これに加え、請求項2記載のパズルブロッ
ク玩具は、実用的に組合せパズルをより楽しみ易くした
パズルブロック玩具を提供しようとするものである。
【0006】また、請求項3記載のパズルブロック玩具
は、組合せパズルとしての面白さをより一層増大させた
パズルブロック玩具を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。
【0008】請求項1記載のパズルブロック玩具は、直
方体の各面に文字を表示した複数のブロックの各面を組
み合わせることによって所定の単語を表現することがで
きるパズルブロック玩具であって、直方体が、互いに対
面する1対の正方形の面と、その正方形の面に隣接し、
かつ該正方形の1辺からなる短辺とその概ね2倍の長さ
の長辺とからなる長方形の4つの面とから構成される。
そして、正方形の面には、それぞれ1個の文字が表示さ
れると共に、長方形の各面には、それぞれ2個の文字が
表示されており、ブロックの各面を縦横に組み合わせる
ことによって、縦方向又は横方向に所定の様々な単語を
完成させることができることを特徴とする。
【0009】請求項2記載のパズルブロック玩具は、こ
の請求項1記載の特徴点に加えて、組み合わせた各ブロ
ックの上面が同一平面上にくるように、ブロックを配置
することができる枠体を更に有することを特徴とする。
【0010】また、請求項3記載のパズルブロック玩具
は、上述した請求項1記載の特徴点に加えて、各ブロッ
クの6面がそれぞれ異なる色彩に着色されており、各ブ
ロックの同じ色彩を付した面を組み合わせることによっ
て、所定の様々な単語が完成するようになっていること
を特徴とする。
【0011】
【作用】従って、請求項1記載のパズルブロック玩具に
よれば、或ブロックの長方形の面に表示された2つの文
字を1つのヒントにして推理力・創造力を働かせ、それ
に他のブロックの面の文字を適当に組み合わせることに
よって、所定の単語を次々に完成させることができる。
【0012】更に、請求項2記載のパズルブロック玩具
によれば、組み合わせた各面に表示される文字及び完成
した単語を見易くすることができる。
【0013】また、請求項3記載のパズルブロック玩具
によれば、先ず各ブロックに付された色彩を1つのヒン
トとして、選択した色と同一の色彩の面を組み合わせる
ことによって所定の単語を完成させることができる。
【0014】
【実施例】図1には、本考案のパズルブロック玩具に使
用されるブロック1、2が示されている。このブロック
1、2は、1対の互いに対面する正方形をなす面3と、
それぞれ面3に隣接する4つの長方形をなす面4とを有
する、2個の立方体を結合させた形状に構成されてい
る。即ち、面4は、面3の正方形の1辺を短辺とし、か
つその短辺の長さをaとすると長辺の長さが2aとなる
ような、面3の2倍の大きさの長方形からなる。ブロッ
ク1、2は、例えばプラスチック、木、紙など様々の適
当な材料で形成される。
【0015】ブロック1、2の正方形の各面3には、そ
れぞれ平仮名又は片仮名の1文字が表示され、かつ長方
形の各面4には、同じく平仮名又は片仮名の2文字が縦
に又は横に表示されている。長方形の面4に表された2
文字をヒントに判断すれば、単純に1個1個別の文字を
組み合わせる場合よりも、より一層推理力・創造力を働
かせて単語を完成させていくことができる。例えば、ブ
ロック1の「とけ」と表示される長方形の面とブロック
2の正方形の「い」の面とを縦に組み合わせると、例え
ば時計を意味する「とけい」の3文字の単語が完成し、
ブロック2の長方形の「きつ」の面とブロック1の長方
形の「だね」の面とを縦横に組み合わせると、狐を表す
「きつね」の文字が完成する。尚、ここでいう平仮名、
片仮名の文字には、長音符号「ー」も含まれるものとす
る。また、仮名文字に代えてアルファベットを使用し
て、英単語を表現したり、その他の様々な外国語の文字
を用いてその単語を表現させることもできる。
【0016】図2には、このような10個のブロックを
1組として使用し、それぞれに片仮名3文字からなる5
つの果物の名前が順に縦列に表現されるように各面を配
置した組合せの実施例が示されている。各ブロックの6
面にそれぞれ文字が表示されるので、1組のブロックで
6通りの組合せを作ることが可能である。図2の実施例
では、果物という共通のモチーフを有する5つの単語を
選択したが、他の組合せについては、例えば野菜、動
物、道具、乗物又は花の名前などのように異なるモチー
フの単語を選択して各面を構成すると、より一層パズル
を楽しむことができ、知能の育成や文字・言葉の学習な
ど知育玩具としての効果が増大するので、好都合であ
る。また、ブロックの各面を、モチーフが異なる毎に異
なる色彩で着色すれば、同じ色の面を組み合わせること
によって共通のモチーフの単語を完成させることができ
る。これによって色合わせの面白さが加わり、組合せパ
ズルの面白さを更に増すことができる。
【0017】図3には、動物の名前を共通のモチーフと
する組合せの別の実施例が示されている。この実施例で
は、16個のブロックを1組として使用し、平仮名の4
文字からなる6つの単語を順に縦列に並べて完成させる
ようになっている。このように組み合わせる面の数を増
やして、更に5文字、6文字又はそれ以上文字数の単語
を表現するように構成することもできる。また、図2及
び図3の実施例では各単語を縦に並べるようにしたが、
横に並べるように構成することもでき、特にアルファベ
ットを用いた英単語などの場合には、好都合である。
【0018】本考案のパズルブロック玩具は、実際に遊
ぶ時には、組み合わせたブロックの上向きの面が、正方
形の面3又は長方形の面4であっても常に同一平面上に
くるようになっていることが望ましい。図4には、その
ようにブロックを配置することができる枠体の実施例が
示されている。この枠体5は、図2の実施例のように1
0個のブロックを用いて3文字からなる5つの単語を完
成させるために使用され、箱体をなす長方形の外枠6の
内側に、縦方向及び横方向に延長する肉薄の仕切枠7、
8が設けられている。この仕切枠7、8によって、枠体
5の内部には、1辺の長さをaとする正方形からなりか
つその深さがaである15個のます9が、縦5列及び横
3列に形成される。このような仕切枠7、8は、例えば
薄い金属板、プラスチック板又は紙によって形成するこ
とができる。
【0019】同図によく示されるように、正方形の面3
を上向きに表示させる場合には、ブロック2を縦向きに
して所定の位置のます9の中に嵌合させる。他方、長方
形の面4を上向きに表示させる場合には、ブロック1を
横向きにして仕切り枠8の上の所定の位置に載置する。
このとき、ブロック1は、その中央部が仕切枠8の上端
によって一直線をもって支持されるだけであるが、枠体
5の中には多数のブロックが互いに側面を接するように
隣接して配置され、かつ外枠6が仕切枠7、8より幾分
高く形成されるから、バランスを失って実質的に傾いた
りすることなく安定して配置される。
【0020】図5には、枠体の別の実施例が示されてい
る。この第2実施例の枠体10は、外枠11の内部が、
或一定の幅dを有する仕切枠12、13によって、図4
の実施例と同様に1辺の長さをaとする正方形のます1
4に分割されている。ブロック15は、長方形の面16
を上向きに表示しようとする場合、図6によく示される
ように、その中央部と両端部とが仕切枠12によって支
持されるように載置する。従って、他のブロックが隣接
していない単独の場合でも、安定させて配置することが
できる。正方形の面17を上向きに表示させる場合に
は、同様にブロック18を縦向きにしてます14の中に
嵌合させればよい。
【0021】このように構成することによって、各ブロ
ックは、面16の長方形の長辺の長さが2a+2dとな
り、上述した実施例の2aより仕切枠の幅2つ分だけ僅
かに長くなる。しかしながら、仕切枠12、13の幅d
はaに比して僅かであるから、長方形の面16は正方形
の面17の略2倍の大きさであり、従って図6のブロッ
ク15、18は図1のブロック1、2と実質的に同じも
のである。また、この場合には、ます14の深さhがa
+2dとなって、図4のます9より僅かに深くなる。
【0022】以上、本考案の好適な実施例について詳細
に説明したが、本考案は、これら実施例に様々な変形・
変更を加えて実施することができる。例えば、単語の組
合せは、図2及び図3の実施例のように縦列又は横列の
一方の方向にのみ表現される場合を例示したが、別の実
施例では、クロスワードパズルのように縦方向及び横方
向に同時に単語が完成されるように構成することもでき
る。この場合には、ブロックの一部の面から文字を部分
的に削除してブランクの面領域を設けてもよい。また、
ブロックを配置する枠体としては、上記実施例以外の様
々な構造のものが考えられることは、当業者にとって明
かである。例えば、各ますの底面をばね手段などで上下
に変位可能に構成し、該底面を押し下げるようにブロッ
クを嵌め込むことによって正方形の面を上向きに配置す
ることもできる。
【0023】
【考案の効果】本考案は、以上のように構成されている
ので、以下に記載するような効果を奏する。
【0024】請求項1記載のパズルブロック玩具によれ
ば、単純に1個1個別の文字を組み合わせるのではな
く、ブロックの長方形の面に表示された2つの文字を1
つのヒントとしてパズルの組合せの方向性が得られるの
で、組合せパズルの面白さが増大する。このため、特に
幼児でも簡単に遊ぶことができて、推理力・創造力を働
かせる知能訓練を効果的に行うことができ、楽しみなが
ら自然に仮名文字、日本語又は他の外国語の単語、綴り
などを習得することができる。また、外国語を学ぶ際の
初歩的な段階において言葉の学習にも利用することがで
きる。
【0025】これに加え、請求項2記載のパズルブロッ
ク玩具によれば、組み合わされたブロックの各面に表示
される文字が見易くなることによって実用性が向上し、
組合せパズルをより楽しみ易くすることができる。
【0026】更に、請求項3記載のパズルブロック玩具
によれば、各ブロックに付された色彩別にモチーフを変
えて単語の組合せを構成することもでき、更に色彩をヒ
ントにする色合わせの面白さが加えられることによっ
て、組合せパズル玩具としての面白さがより一層増大
し、かつ知能の育成に役立たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のパズルブロック玩具に使用するブロッ
クを示す斜視図である。
【図2】ブロックの各面の組合せの実施例を示す平面図
である。
【図3】ブロックの各面の組合せの別の実施例を示す平
面図である。
【図4】ブロックを載せた枠体を示す斜視図である。
【図5】枠体の別の実施例を示す斜視図である。
【図6】図5の枠体にブロックを配置した状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
1、2 ブロック 3、4 面 5 枠体 6 外枠 7、8 仕切枠 9 ます 10 枠体 11 外枠 12、13 仕切枠 14 ます 15 ブロック 16、17 面 18 ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 9/12 A63H 33/00 - 33/10 G09B 1/00 - 1/40

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直方体の各面に文字を表示した複数のブ
    ロックからなり、前記ブロックの各面を組み合わせるこ
    とによって所定の単語を表現することができるパズルブ
    ロック玩具であって、 前記直方体が、互いに対面する1対の正方形の面と、前
    記正方形の面に隣接し、かつ前記正方形の1辺からなる
    短辺とその概ね2倍の長さの長辺とからなる長方形の4
    つの面とからなり、 前記正方形の面には、それぞれ1個の文字が表示され、
    かつ前記長方形の各面には、それぞれ2個の文字が表示
    されており、前記ブロックの各面を縦横に組み合わせる
    ことによって、縦方向又は横方向に所定の様々な単語が
    完成するように構成されたことを特徴とするパズルブロ
    ック玩具。
  2. 【請求項2】 組み合わせた前記各ブロックの上面が同
    一平面上にくるように、前記ブロックを配置することが
    できる枠体を更に有することを特徴とする請求項1に記
    載のパズルブロック玩具。
  3. 【請求項3】 前記各ブロックの6面がそれぞれ異なる
    色彩に着色されており、前記ブロックの同じ色彩を付し
    た前記各面を組み合わせることによって、前記所定の単
    語が完成するようになっていることを特徴とする請求項
    1に記載のパズルブロック玩具。
JP9095092U 1992-12-11 1992-12-11 パズルブロック玩具 Expired - Lifetime JP2580444Y2 (ja)

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JP5245151B2 (ja) * 2007-12-17 2013-07-24 日本学校図書株式会社 文章作成教育用積木玩具
CN110384940A (zh) * 2019-08-28 2019-10-29 鸿兴印刷(鹤山)有限公司 一种积木玩具单元及积木玩具

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