JP2580252B2 - 給排湯移送管 - Google Patents
給排湯移送管Info
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- JP2580252B2 JP2580252B2 JP11863988A JP11863988A JP2580252B2 JP 2580252 B2 JP2580252 B2 JP 2580252B2 JP 11863988 A JP11863988 A JP 11863988A JP 11863988 A JP11863988 A JP 11863988A JP 2580252 B2 JP2580252 B2 JP 2580252B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、給排湯等に用いられる給排湯移送管に関
し、さらに詳しくは、耐候性を有すると共に、ハロゲン
含有水との接触による水泡、層状剥離、および亀裂等の
発生を防止した、架橋ポリオレフィン樹脂からなる給排
湯移送管に関する。
し、さらに詳しくは、耐候性を有すると共に、ハロゲン
含有水との接触による水泡、層状剥離、および亀裂等の
発生を防止した、架橋ポリオレフィン樹脂からなる給排
湯移送管に関する。
給排湯移送管として、従来より、架橋して耐熱性を付
与したポリエチレン等の架橋ポリオレフィン製のものが
使用され、また、特に移送管が露出配管となる場合に
は、さらにカーボンブラックを配合して耐候性を付与し
たものが使用されている。
与したポリエチレン等の架橋ポリオレフィン製のものが
使用され、また、特に移送管が露出配管となる場合に
は、さらにカーボンブラックを配合して耐候性を付与し
たものが使用されている。
ところが、カーボンブラック配合の架橋ポリオレフィ
ン樹脂製給排湯移送管において、殺菌を目的として上水
に添加されているハロゲン(多くは塩素)のため、長期
間使用すると高温水との接触面に水泡が発生したり、30
〜70μ程度の厚さの層状剥離が発生する例が発見され
た。
ン樹脂製給排湯移送管において、殺菌を目的として上水
に添加されているハロゲン(多くは塩素)のため、長期
間使用すると高温水との接触面に水泡が発生したり、30
〜70μ程度の厚さの層状剥離が発生する例が発見され
た。
〔発明が解決しようとする課題〕 カーボンブラック配合の架橋ポリオレフィン樹脂から
なる従来の給排湯移送管は、耐候性は有するものの、ハ
ロゲン含有水との接触による水泡、層状剥離等の発生の
問題を有しており、また、カーボンブラックを配合して
いない移送管の場合も、本発明者等の実験によれば、長
期間の使用において、ハロゲン含有水により劣化を起し
内部に微細な亀裂が発生することが判明した。
なる従来の給排湯移送管は、耐候性は有するものの、ハ
ロゲン含有水との接触による水泡、層状剥離等の発生の
問題を有しており、また、カーボンブラックを配合して
いない移送管の場合も、本発明者等の実験によれば、長
期間の使用において、ハロゲン含有水により劣化を起し
内部に微細な亀裂が発生することが判明した。
本発明は、給排湯移送管におけるこれらの問題を解決
すべくなされたものであり、従って、本発明は、耐候性
を有すると共に、ハロゲン含有水との接触による水泡、
層状剥離、および亀裂等の発生を防止した給排湯移送管
を提供することを目的とする。
すべくなされたものであり、従って、本発明は、耐候性
を有すると共に、ハロゲン含有水との接触による水泡、
層状剥離、および亀裂等の発生を防止した給排湯移送管
を提供することを目的とする。
本発明の給排湯移送管は、アゾ系、フタロシアニン
系、スレン系、染色レーキ、キナクリドン系、ジオキサ
ジン系、イソインドリノン系の有機顔料、および、金属
酸化物系、クロム酸モリブデン酸系、硫化物セレン化物
系、フェロシアン化物系、珪酸アルミニウム系の無機顔
料から選ばれた少くとも一種の着色剤0.02〜7重量%
と、酸化防止剤および光安定剤から選ばれた少くとも一
種の安定剤0.005〜2重量%とが配合された架橋ポリオ
レフィン樹脂からなることを特徴とする。
系、スレン系、染色レーキ、キナクリドン系、ジオキサ
ジン系、イソインドリノン系の有機顔料、および、金属
酸化物系、クロム酸モリブデン酸系、硫化物セレン化物
系、フェロシアン化物系、珪酸アルミニウム系の無機顔
料から選ばれた少くとも一種の着色剤0.02〜7重量%
と、酸化防止剤および光安定剤から選ばれた少くとも一
種の安定剤0.005〜2重量%とが配合された架橋ポリオ
レフィン樹脂からなることを特徴とする。
ここで、ポリオレフィン樹脂とは、高圧法、中低圧法
により重合して得られる低密度ポリエチレン、中高密度
ポリエチレン、エチレンと、炭素数3〜20程度のα−オ
レフィン、好ましくはブテン−1、ペンテン−1、ヘキ
セン−1、4−メチルペンテン−1、オクテン−1と
を、気相法、溶液法、スラリー法、高圧法等によってイ
オン反応により共重合して得られるエチレン−α−オレ
フィン共重合体(そのα−オレフィン含量は、通常0.5
〜15重量%)、気相法、溶液法、スラリー法等により重
合して得られるポリプロピレン、および、プロピレン
と、炭素数2〜10程度のα−オレフィン、好ましくはエ
チレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1と
を、気相法、溶液法、スラリー法等により共重合して得
られるプロピレン−α−オレフィン共重合体等が代表的
なものとして挙げられる。
により重合して得られる低密度ポリエチレン、中高密度
ポリエチレン、エチレンと、炭素数3〜20程度のα−オ
レフィン、好ましくはブテン−1、ペンテン−1、ヘキ
セン−1、4−メチルペンテン−1、オクテン−1と
を、気相法、溶液法、スラリー法、高圧法等によってイ
オン反応により共重合して得られるエチレン−α−オレ
フィン共重合体(そのα−オレフィン含量は、通常0.5
〜15重量%)、気相法、溶液法、スラリー法等により重
合して得られるポリプロピレン、および、プロピレン
と、炭素数2〜10程度のα−オレフィン、好ましくはエ
チレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1と
を、気相法、溶液法、スラリー法等により共重合して得
られるプロピレン−α−オレフィン共重合体等が代表的
なものとして挙げられる。
本発明における架橋ポリオレフィン樹脂とは、前記ポ
リオレフィン樹脂に、電子線、γ線等を照射する、所謂
放射線架橋法、有機過酸化物等を配合して高温下に晒
す、所謂化学架橋法、不飽和シラン化合物を共重合せし
めて水に晒す、所謂水架橋法等の公知の架橋法によっ
て、ゲル分率40%以上に架橋してなるものをいう。
リオレフィン樹脂に、電子線、γ線等を照射する、所謂
放射線架橋法、有機過酸化物等を配合して高温下に晒
す、所謂化学架橋法、不飽和シラン化合物を共重合せし
めて水に晒す、所謂水架橋法等の公知の架橋法によっ
て、ゲル分率40%以上に架橋してなるものをいう。
また、着色剤として、具体的には、例えば、有機顔料
のアゾ系としては、パーマネントレッド2B、パーマネン
トイエローHR、パーマネントイエローH10G、ブリリアン
トカーミン6B、ピグメントスカーレット3B、ピラゾロン
レッド、ポリアゾレッド、モノアゾレット、ポリアゾイ
エロー、ナフトールレッド、ベンジジンイエロー等、フ
タロシアニン系としては、フタロシアニンブルー、フタ
ロシアニングリーン等、スレン系としては、アンスラキ
ノンイエロー、フラバンスロンイエロー、アンスラピリ
ミジン、インダンスレンブルー、ペリレンレッド、チオ
インジゴ等、染色レーキとしては、ローダミンレーキ
等、キナクリドン系としては、キナクリドン等、ジオキ
サジン系としては、ジオキサジンバイオレット等、イソ
インドリノン系としては、イソインドリノンイエロー等
が挙げられ、なかで、フタロシアニンブルー、フタロシ
アニングリーン、アンスラピリミジン、インダンスレン
ブルー、ペリレンレッド、キナクリドン、ジオキサジン
バイオレット、イソインドリノンイエローが好ましく、
フタロシアニンブルー、ペリレンレッドが特に好まし
い。また、無機顔料の金属酸化物系としては、チタンホ
ワイト(ルチル)、チタンホワイト(アナターゼ)、チ
タンイエロー、鉄黒、弁柄、黄色酸化鉄、酸化クロムグ
リーン、コバルトブルー等、クロム酸モリブデン酸系と
しては、黄鉛、モリブデンレッド等、硫化物セレン化物
系としては、カドミウムレッド、カドミウムイエロー、
リトポン等、フェロシアン化物系としては、紺青等、珪
酸アルミニウム系としては、群青等が挙げられ、なか
で、チタンホワイト(ルチル)、チタンイエロー、弁
柄、黄色酸化鉄、酸化クロムグリーン、コバルトブル
ー、カドミウムレッド、カドミウムイエローが好まし
く、チタンホワイト(ルチル)、チタンイエロー、黄色
酸化鉄、コバルトブルーが特に好ましい。
のアゾ系としては、パーマネントレッド2B、パーマネン
トイエローHR、パーマネントイエローH10G、ブリリアン
トカーミン6B、ピグメントスカーレット3B、ピラゾロン
レッド、ポリアゾレッド、モノアゾレット、ポリアゾイ
エロー、ナフトールレッド、ベンジジンイエロー等、フ
タロシアニン系としては、フタロシアニンブルー、フタ
ロシアニングリーン等、スレン系としては、アンスラキ
ノンイエロー、フラバンスロンイエロー、アンスラピリ
ミジン、インダンスレンブルー、ペリレンレッド、チオ
インジゴ等、染色レーキとしては、ローダミンレーキ
等、キナクリドン系としては、キナクリドン等、ジオキ
サジン系としては、ジオキサジンバイオレット等、イソ
インドリノン系としては、イソインドリノンイエロー等
が挙げられ、なかで、フタロシアニンブルー、フタロシ
アニングリーン、アンスラピリミジン、インダンスレン
ブルー、ペリレンレッド、キナクリドン、ジオキサジン
バイオレット、イソインドリノンイエローが好ましく、
フタロシアニンブルー、ペリレンレッドが特に好まし
い。また、無機顔料の金属酸化物系としては、チタンホ
ワイト(ルチル)、チタンホワイト(アナターゼ)、チ
タンイエロー、鉄黒、弁柄、黄色酸化鉄、酸化クロムグ
リーン、コバルトブルー等、クロム酸モリブデン酸系と
しては、黄鉛、モリブデンレッド等、硫化物セレン化物
系としては、カドミウムレッド、カドミウムイエロー、
リトポン等、フェロシアン化物系としては、紺青等、珪
酸アルミニウム系としては、群青等が挙げられ、なか
で、チタンホワイト(ルチル)、チタンイエロー、弁
柄、黄色酸化鉄、酸化クロムグリーン、コバルトブル
ー、カドミウムレッド、カドミウムイエローが好まし
く、チタンホワイト(ルチル)、チタンイエロー、黄色
酸化鉄、コバルトブルーが特に好ましい。
また、安定剤として、具体的には、例えば、酸化防止
剤としては、2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノ
ール、n−オクタデシル−β−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、4,4′−
チオ−ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テト
ラキス〔メチレン−3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−
4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メタン、
1,3,5−トリス(2,6−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−
t−ブチルベンジル)イソシアヌレート、3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナミック酸と1,3,
5−トリス(2−ヒドロキシエチル)−s−トリアジン
−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオンのトリエステル、2−
t−ブチル−4−メチル−6−(2′−ヒドロキシ−
3′−t−ブチル−5′−メチルベンジル)フェニルア
クリレート等のフェノール系化合物、ジラウリル−3,
3′−チオジプロピオネート、ジミリスチル−3,3′−チ
オジプロピオネート、ジステアリル−3,3′−チオジプ
ロピオネート、ペンタエリスリット−テトラ(β−ラウ
リル−チオプロピオネート)等の硫黄系化合物、トリス
(ミックスド、モノおよびジノニルフェニル)フォスフ
ァイト、ジステアリルペンタエリスリトールジフォスフ
ァイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォ
スファイト、4,4′−ブチリデン−ビス(3−メチル−
6−t−ブチルフェニル−ジ−トリデシル)フォスファ
イト、テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−
4,4′−ビフェニレンフォスファイト等の燐系化合物
等、光安定剤としては、コハク酸ジメチル−1−(2−
ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒ
ドロキシピペリジン重縮合物、ポリ〔{6−(1,1,3,3
−テトラメチルブチル)イミノ−1,3,5−トリアジン−
2,4−ジイル}{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジル)イミノ}〕、ビス(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、トリス
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−ドデ
シル−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート等のヒ
ンダードアミン系化合物、2−(2′−ヒドロキシ−
3′−t−ブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロ
ロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
3′,5′−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベン
ゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール系化合物、2−
ヒドロキシ−4−オクタデシルオキシベンゾフェノン、
2,2′−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン等
のベンゾフェノン系化合物、2,4−ジ−t−ブチルフェ
ニル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエ
ート等のベンゾエート系化合物、エチル−2−シアノ−
3,5−ジフェニルアクリレート等のシアノアクリレート
系化合物、〔2,2′−チオ−ビス(4−t−オクチルフ
ェノール)〕−n−ブチルアミンニッケル等のニッケル
系化合物、N−(4−エトキシカルボニルフェニル)−
N′−エチル−N′−フェニルフォルムアミジン等のフ
ォルムアミジン系化合物等が挙げられる。
剤としては、2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノ
ール、n−オクタデシル−β−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、4,4′−
チオ−ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テト
ラキス〔メチレン−3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−
4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メタン、
1,3,5−トリス(2,6−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−
t−ブチルベンジル)イソシアヌレート、3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナミック酸と1,3,
5−トリス(2−ヒドロキシエチル)−s−トリアジン
−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオンのトリエステル、2−
t−ブチル−4−メチル−6−(2′−ヒドロキシ−
3′−t−ブチル−5′−メチルベンジル)フェニルア
クリレート等のフェノール系化合物、ジラウリル−3,
3′−チオジプロピオネート、ジミリスチル−3,3′−チ
オジプロピオネート、ジステアリル−3,3′−チオジプ
ロピオネート、ペンタエリスリット−テトラ(β−ラウ
リル−チオプロピオネート)等の硫黄系化合物、トリス
(ミックスド、モノおよびジノニルフェニル)フォスフ
ァイト、ジステアリルペンタエリスリトールジフォスフ
ァイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォ
スファイト、4,4′−ブチリデン−ビス(3−メチル−
6−t−ブチルフェニル−ジ−トリデシル)フォスファ
イト、テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−
4,4′−ビフェニレンフォスファイト等の燐系化合物
等、光安定剤としては、コハク酸ジメチル−1−(2−
ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒ
ドロキシピペリジン重縮合物、ポリ〔{6−(1,1,3,3
−テトラメチルブチル)イミノ−1,3,5−トリアジン−
2,4−ジイル}{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジル)イミノ}〕、ビス(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、トリス
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−ドデ
シル−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート等のヒ
ンダードアミン系化合物、2−(2′−ヒドロキシ−
3′−t−ブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロ
ロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
3′,5′−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベン
ゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール系化合物、2−
ヒドロキシ−4−オクタデシルオキシベンゾフェノン、
2,2′−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン等
のベンゾフェノン系化合物、2,4−ジ−t−ブチルフェ
ニル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエ
ート等のベンゾエート系化合物、エチル−2−シアノ−
3,5−ジフェニルアクリレート等のシアノアクリレート
系化合物、〔2,2′−チオ−ビス(4−t−オクチルフ
ェノール)〕−n−ブチルアミンニッケル等のニッケル
系化合物、N−(4−エトキシカルボニルフェニル)−
N′−エチル−N′−フェニルフォルムアミジン等のフ
ォルムアミジン系化合物等が挙げられる。
本発明の給排湯移送管は、前記着色剤の少くとも一種
が配合物の合計量に対して0.02〜7重量%、好ましくは
0.1〜3重量%、前記安定剤の少くとも一種が同じく0.0
05〜2重量%、好ましくは0.01〜1重量%配合された前
記架橋ポリオレフィン樹脂からなるものである。即ち、
前記着色剤と前記安定剤の両者が配合されていることが
必須であり、これら以外の配合剤の場合、並びに、前記
着色剤および安定剤であってもその配合量が下限を下ま
わる場合には、本発明の効果は得られない。なお、配合
量が上限を上まわっても、求める諸特性の更なる向上は
認められない。
が配合物の合計量に対して0.02〜7重量%、好ましくは
0.1〜3重量%、前記安定剤の少くとも一種が同じく0.0
05〜2重量%、好ましくは0.01〜1重量%配合された前
記架橋ポリオレフィン樹脂からなるものである。即ち、
前記着色剤と前記安定剤の両者が配合されていることが
必須であり、これら以外の配合剤の場合、並びに、前記
着色剤および安定剤であってもその配合量が下限を下ま
わる場合には、本発明の効果は得られない。なお、配合
量が上限を上まわっても、求める諸特性の更なる向上は
認められない。
なお、本発明の給排湯移送管の製造は、前記ポリオレ
フィン樹脂に、前記着色剤と安定剤とを、直接に添加す
るか或いはマスターバッチとして添加し、さらに必要に
応じて、分散剤、中和剤、滑剤、帯電防止剤等を添加し
て、押出機にて溶融混練して管状に押出し、架橋処理を
施すことによってなされる。
フィン樹脂に、前記着色剤と安定剤とを、直接に添加す
るか或いはマスターバッチとして添加し、さらに必要に
応じて、分散剤、中和剤、滑剤、帯電防止剤等を添加し
て、押出機にて溶融混練して管状に押出し、架橋処理を
施すことによってなされる。
本発明の給排湯移送管は、架橋ポリオレフィン樹脂か
らなり、かつ、特定の着色剤と安定剤とが特定量配合さ
れているので、耐候性を有すると共に、ハロゲン含有水
との接触による水泡、層状剥離、および亀裂等の発生を
防止したものとなる。
らなり、かつ、特定の着色剤と安定剤とが特定量配合さ
れているので、耐候性を有すると共に、ハロゲン含有水
との接触による水泡、層状剥離、および亀裂等の発生を
防止したものとなる。
実施例1 低密度ポリエチレン樹脂(三菱油化社製「三菱ポリエ
チHE30」、密度0.920g/cm3、MFR0.3g/10分)に、安定剤
としてテトラキス〔メチレン−3−(3′,5′−ジ−t
−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト〕メタン0.1重量%を添加し、口径40mmの押出機で造
粒しペレットとした。一方、エチレン−ブテン−1共重
合体樹脂と、着色剤としてのチタンホワイト(ルチル)
とを、ロールにより混練して着色剤濃度20重量%のマス
ターバッチを作製し、これを最終濃度が1.0重量%とな
るように前記ペレットに混合した後、JIS K 6761に規定
される呼び径13のポリエチレン管を押出成形し、該管を
ゲル分率約80%となるように電子線照射することによ
り、架橋ポリオレフィン樹脂製給排湯移送管を製造し
た。
チHE30」、密度0.920g/cm3、MFR0.3g/10分)に、安定剤
としてテトラキス〔メチレン−3−(3′,5′−ジ−t
−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト〕メタン0.1重量%を添加し、口径40mmの押出機で造
粒しペレットとした。一方、エチレン−ブテン−1共重
合体樹脂と、着色剤としてのチタンホワイト(ルチル)
とを、ロールにより混練して着色剤濃度20重量%のマス
ターバッチを作製し、これを最終濃度が1.0重量%とな
るように前記ペレットに混合した後、JIS K 6761に規定
される呼び径13のポリエチレン管を押出成形し、該管を
ゲル分率約80%となるように電子線照射することによ
り、架橋ポリオレフィン樹脂製給排湯移送管を製造し
た。
得られた管から長さ50cmの短管を切り取り、該短管に
ついて、塩素濃度100ppm、80℃の塩素水を流量10/分
で30日間通水した後、長さ20mmに輪切りにしてサンプリ
ングし、その内面の水泡の発生状態を観察し、ASTM D 7
14−56のFig.4を基準として評価した(0点;異常なし
〜8点;全面に激しく発生〜10点;剥離、の11段階)。
ついて、塩素濃度100ppm、80℃の塩素水を流量10/分
で30日間通水した後、長さ20mmに輪切りにしてサンプリ
ングし、その内面の水泡の発生状態を観察し、ASTM D 7
14−56のFig.4を基準として評価した(0点;異常なし
〜8点;全面に激しく発生〜10点;剥離、の11段階)。
次いで、このサンプルを固定盤上に載置して平行板で
直径の70%に圧縮変形させ、その状態で平行板を移動さ
せてサンプルの全外周を固定盤に接触させながら回転さ
せる操作を20回繰返した後、サンプル内面の層状剥離お
よび亀裂の発生状態を観察し、以下の基準で評価した。
直径の70%に圧縮変形させ、その状態で平行板を移動さ
せてサンプルの全外周を固定盤に接触させながら回転さ
せる操作を20回繰返した後、サンプル内面の層状剥離お
よび亀裂の発生状態を観察し、以下の基準で評価した。
層状剥離 ○;剥離認められず ×;全面に剥離が発生 亀裂 ○;亀裂認められず △;一部に亀裂が発生 ×;全面に亀裂が発生 一方、得られた管をサンシャインウェザーメーターで
ブラックパネル温度83℃、12分/60分降雨、48分/60分雨
無しの条件で2000時間照射した後、ダンベルを切り取っ
て引張伸びを測定し、照射前の引張伸びに対する保持率
を算出することにより耐候性を評価した。
ブラックパネル温度83℃、12分/60分降雨、48分/60分雨
無しの条件で2000時間照射した後、ダンベルを切り取っ
て引張伸びを測定し、照射前の引張伸びに対する保持率
を算出することにより耐候性を評価した。
評価結果を表に示す。
実施例2 高密度ポリエチレン(三菱油化社製「三菱ポリエチEY
40H」、密度0.952g/cm3、MFR1.5g/10分)と、安定剤と
してテトラキス〔メチレン−3−(3′,5′−ジ−t−
ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕
メタン2.0重量%、縮合触媒としてジブチルスズジラウ
レート1重量%、着色剤としてチタンホワイト(ルチ
ル)とを、ロールにより混練して着色剤濃度20重量%の
マスターバッチを作製し、これを最終着色剤濃度が1.0
重量%になるように架橋性ポリエチレン樹脂(三菱油化
社製「リンクロンHE707N」、密度0.945g/cm3、MFR0.4g/
10分)に混合した後、JIS K 6761に規定される呼び径13
のポリエチレン管を押出成形し、該管を80℃の温水に10
時間浸漬することにより、ゲル分率72%の架橋ポリオレ
フィン樹脂製給排湯移送管を製造し、諸特性を評価し
た。
40H」、密度0.952g/cm3、MFR1.5g/10分)と、安定剤と
してテトラキス〔メチレン−3−(3′,5′−ジ−t−
ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕
メタン2.0重量%、縮合触媒としてジブチルスズジラウ
レート1重量%、着色剤としてチタンホワイト(ルチ
ル)とを、ロールにより混練して着色剤濃度20重量%の
マスターバッチを作製し、これを最終着色剤濃度が1.0
重量%になるように架橋性ポリエチレン樹脂(三菱油化
社製「リンクロンHE707N」、密度0.945g/cm3、MFR0.4g/
10分)に混合した後、JIS K 6761に規定される呼び径13
のポリエチレン管を押出成形し、該管を80℃の温水に10
時間浸漬することにより、ゲル分率72%の架橋ポリオレ
フィン樹脂製給排湯移送管を製造し、諸特性を評価し
た。
実施例3 ポリオレフィン樹脂としてエチレン−ブテン−1共重
合体樹脂(三菱油化社製「三菱ポリエチ−LL M 40F」、
ブテン−1含量7.5重量%、密度0.922g/cm3、MFR0.7g/1
0分)を用い、ジクミルパーオキサイドを配合してゲル
分率約80%となるように架橋した外は、実施例1と同様
にして架橋ポリオレフィン製給排湯移送管を製造し、諸
特性を評価した。
合体樹脂(三菱油化社製「三菱ポリエチ−LL M 40F」、
ブテン−1含量7.5重量%、密度0.922g/cm3、MFR0.7g/1
0分)を用い、ジクミルパーオキサイドを配合してゲル
分率約80%となるように架橋した外は、実施例1と同様
にして架橋ポリオレフィン製給排湯移送管を製造し、諸
特性を評価した。
実施例4 着色剤をフタロシアニンブルーに変えた外は、実施例
1と同様にして給排湯移送管を製造し、諸特性を評価し
た。
1と同様にして給排湯移送管を製造し、諸特性を評価し
た。
実施例5 安定剤をポリ〔{6−(1,1,3,3−テトラメチルブチ
ル)イミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル}{(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}ヘキ
サメチレン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)イミノ}〕に変えた外は、実施例1と同様にして給
排湯移送管を製造し、諸特性を評価した。
ル)イミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル}{(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}ヘキ
サメチレン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)イミノ}〕に変えた外は、実施例1と同様にして給
排湯移送管を製造し、諸特性を評価した。
実施例6 安定剤をジミリスチル−3,3′−チオジプロピオネー
トとし、その配合量を0.02重量%に変えた外は、実施例
1と同様にして給排湯移送管を製造し、諸特性を評価し
た。
トとし、その配合量を0.02重量%に変えた外は、実施例
1と同様にして給排湯移送管を製造し、諸特性を評価し
た。
実施例7 安定剤を4,4′−チオ−ビス(3−メチル−6−t−
ブチルフェノール)とし、その配合量を0.02重量%に変
えた外は、実施例1と同様にして給排湯移送管を製造
し、諸特性を評価した。
ブチルフェノール)とし、その配合量を0.02重量%に変
えた外は、実施例1と同様にして給排湯移送管を製造
し、諸特性を評価した。
実施例8 安定剤としてポリ〔{6−(1,1,3,3−テトラメチル
ブチル)イミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル}
{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミ
ノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)イミノ}〕0.1重量%を併用した外は、実
施例1と同様にして給排湯移送管を製造し、諸特性を評
価した。
ブチル)イミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル}
{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミ
ノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)イミノ}〕0.1重量%を併用した外は、実
施例1と同様にして給排湯移送管を製造し、諸特性を評
価した。
比較例1 着色剤をカーボンブラック(ファーネスブラック、粒
径20mμ)2.2重量%に変えた外は、実施例1と同様とし
た。
径20mμ)2.2重量%に変えた外は、実施例1と同様とし
た。
比較例2 着色剤を配合しなかった外は、実施例1と同様とし
た。
た。
比較例3 着色剤を配合しなかった外は、実施例3と同様とし
た。
た。
比較例4 安定剤を配合しなかった外は、実施例1と同様とし
た。
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 浩一 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化 株式会社樹脂研究所内 (72)発明者 久留美 仁朗 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化 株式会社樹脂研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】アゾ系、フタロシアニン系、スレン系、染
色レーキ、キナクリドン系、ジオキサジン系、イソイン
ドリノン系の有機顔料、および、金属酸化物系、クロム
酸モリブデン酸系、硫化物セレン化物系、フェロシアン
化物系、珪酸アルミニウム系の無機顔料から選ばれた少
くとも一種の着色剤0.02〜7重量%と、酸化防止剤およ
び光安定剤から選ばれた少くとも一種の安定剤0.005〜
2重量%とが配合された架橋ポリオレフィン樹脂からな
ることを特徴とする給排湯移送管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11863988A JP2580252B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 給排湯移送管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11863988A JP2580252B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 給排湯移送管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01288425A JPH01288425A (ja) | 1989-11-20 |
JP2580252B2 true JP2580252B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=14741519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11863988A Expired - Lifetime JP2580252B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 給排湯移送管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580252B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0761751B1 (en) * | 1995-08-10 | 1999-06-02 | Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. | Use of colorant resin composition having resistance to chlorine-containing water, and molded articles formed therefrom |
JPH1017726A (ja) * | 1996-07-08 | 1998-01-20 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 着色樹脂組成物 |
JPH10265620A (ja) * | 1997-03-25 | 1998-10-06 | Hightech Kemi Kk | 配水管用着色樹脂組成物 |
JPH11189688A (ja) * | 1997-12-26 | 1999-07-13 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 耐塩素含有水性着色樹脂組成物、及び水道用パイプ、並びに成形品の耐塩素含有水性を向上する方法 |
US7255134B2 (en) * | 2002-07-23 | 2007-08-14 | Lubrizol Advanced Materials, Inc. | Carbon black-containing crosslinked polyethylene pipe having resistance to chlorine and hypochlorous acid |
DE10335863A1 (de) * | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Clariant Gmbh | Kontinuierliches Verfahren zur Herstellung eines Pigment-Masterbatches |
ATE490993T1 (de) | 2006-10-02 | 2010-12-15 | Borealis Tech Oy | Polyolefinzusammensetzung mit verbesserter resistenz gegenüber cio2-enthaltenden wasser |
CN114072458A (zh) * | 2019-07-01 | 2022-02-18 | 北欧化工公司 | 过氧化物交联聚乙烯制成的高uv稳定的管 |
-
1988
- 1988-05-16 JP JP11863988A patent/JP2580252B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01288425A (ja) | 1989-11-20 |
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