JP2580055B2 - 伸縮可能なセル状の遮蔽体材料の製造方法 - Google Patents

伸縮可能なセル状の遮蔽体材料の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は改善されたセル状の窓遮蔽体の製造方法に関
する。より詳細には本発明は相互に接着された帯状織地
で形成された多数の水平方向に延びるセルからなるセル
状の窓遮蔽体の伸縮可能な遮蔽体材料の製造方法に関
し、それにより以前にはこのような窓遮蔽体の製造に適
切でなかった薄手織地が用いられる。
[発明の背景] 窓遮蔽体本体がその単位体としてのセルを形成するよ
うに相互に折込まれて接着された多数の同形の帯状織地
からなるセル状の窓遮蔽体の製造工程は公知である。典
型的にはセルは横方向に延びるが、水平方向に対して垂
直に、あるいは角度をなして配置してもよい。窓遮蔽体
が上昇するとセルが収縮し、窓遮蔽体が下降するとセル
が伸張する。このような窓遮蔽体は実質的に静止した空
気塊を含み、かくして有効な断熱体となる。
従来このような窓遮蔽体はセルの前駆体となる帯状の
織地を長手方向に平行に折込み液体接着剤を用いて各々
の連続する帯状体に形成されたタブを次の帯状体の中央
部分に接着してセルを完成させることによって製造され
ている。ウェンデル・B・コルソンの米国特許第4,450,
027号は連続的な帯状織地材料からこのような窓遮蔽体
を形成するための方法及び装置を開示している。このよ
うな窓遮蔽体の製造の際にこれまで用いられている接着
剤による接着の手法は、典型的には次の帯状体のタブか
中央部分に適当なビード状の接着剤を配置することを含
むものであった。
他の米国特許に関連する技術が示されている。例えば
リチャード・N・アンダソンの米国特許第4,677,013
号、第4,685,986号、第4,631,217号、第4,677,012号、
第4,676,855号は他のセル状窓遮蔽体の製造方法を開示
している。例えば帯状体がZ字形となるように折込ま
れ、帯状体のいずれかの側のタブが上側及び下側の帯状
体に接着されて完成された窓遮蔽体構造を形成する。ま
たシュネブリーの米国特許第4,732,630号、関連出願で
ある米国特許出願第07/3967号及び第07/169,832号(198
8年5月出願)を参照するとよい。
これらの米国特許及び米国特許出願は全て帯状体材料
に形成されたタブを液体接着剤を用いて上側の帯状体
に、またある場合には上側及び下側の帯状体の両方に接
着してセルを形成することを示している。この手法は公
知のものでは最も実際的であるが、このような窓遮蔽体
が形成される織地の種類を制限する結果となっていた。
特に遮蔽体を構成する材料は液体接着剤が硬化する際に
通常セルを圧縮した状態にして堆積される。この状態で
各々の帯状体のタブの接着剤は通常タブが接着される帯
状体とともにタブが形成される帯状体にも並置される。
従って織地は接着剤が織地に浸透しないように選択され
なければならなかったので、第1の帯状体のタブはこの
タブを形成する帯状体に付着せず接着されるべき第2の
帯状体のみに付着する。すなわちセルの内部は接着して
閉塞されない。
前述の米国特許に示されている遮蔽体を形成する方法
のこの限界はある種の非常に望ましい「薄手の」織地が
使用できなくなることであった。この説明で用いる「薄
手の」は可視光に対して非常に透過性の大きい、あるい
はほぼ透明な織地に関するものである。このような薄手
の織地は通常比較的間隔を置いて織込まれ、典型的には
単繊維の糸で編成されている。典型的な薄手でない材料
のセル状ブラインドを形成するのに用いられるときに良
好な接着を行うのに十分なビード状の従来の接着剤がこ
の間隔をおいて織込まれた薄手の織地上に施されると、
接着剤は特に良好な接着を得るためにこれに圧力がかけ
られる場合に織地に浸透しようとする。かくして薄手の
織地が通常の製造工程で用いられる場合にセルの内壁は
相互に付着しようとする傾向にあり、これは結局ブライ
ンドが適切に開くのを妨げるものである。この難点は実
際に特に多くの消費者にとって非常に望ましいと思われ
る液体接着剤に対して透過性の織地のような薄手の材料
からなるセル状の遮蔽体の製造を妨げていた。
薄手の材料を用いたこのようなセル状の遮蔽体の接着
製造に関して種々の方法が試みられている。
接着剤の通過を遅くするために接着剤が施される位置
で薄手の材料内に帯状のより重い材料が編込まれてい
る。多くの場合この材料は非常に扱い難く、単なる薄手
の材料の概略2倍の経費となる。織地に浸透しないより
粘性の大きい接着剤も不十分なものであった。
特に単繊維材料で編成され、あるいは編成された間隔
をおいた薄手の織地の間の良好な接着は接着剤の注入及
び凝固を必要とし、この場合接着剤は実際に織地に浸透
し凝固して繊維を包囲する多少とも固体状の塊となる。
接着剤は過度に粘性が大きければ織地に浸透できない。
これは繊維が通常、接着剤が付着して繊維を包囲せずに
良好な接着がなされるだけの十分な表面積を与える多数
の小さい「毛状の」小繊維を有する、従来の密に織込ま
れた織地に関してあまり問題にならない。ある程度まで
は、前述のコルソン等の米国特許による不透明な、薄手
でない織地からなるセル状の遮蔽体を形成するために織
地に浸透しない接着剤が良好に用いられている。間隔を
おいて織込まれた織地は強い、非注入型の接着部を形成
するのに十分な表面積を与えるものではない。特に織地
が「毛状」でない単繊維の糸で編成され、あるいは編成
されている場合、効果的な接着を行うために注入モード
の接着が必要となる。いずれの場合にも、注入がなされ
ると、タブがそれ自体に、また上側あるいは下側の帯状
体に接着される傾向になり、ブラインドが適切に開くの
を妨げることになる。
リチャード・N・アンダソンの別の米国特許第4,673,
600号はこの問題を把えている。この米国特許によれ
ば、薄手の織地が「ハニカム状」またはセル状の遮蔽体
として形成され、セルが伸張した状態にある際に接着剤
が硬化できるようにすることによって接着される。この
方法は熱溶融性接着剤等の速乾性接着剤を用いる場合に
有用である。しかしながらこの方法はこのように製造さ
れたセル状の遮蔽体の形状と用いられる製造工程にある
種の制約を与えるものである。
[発明の概略] 従って単繊維の糸で編成され、あるいは織成される、
特に薄手の、実質的に間隔をおいて織込まれた織地材料
のような液体接着剤に対して透過性の材料のセル状遮蔽
体を製造する方法を提供することが本発明の1つの目的
である。
合理的な価格の製品を製造する方法を提供することが
本発明の他の目的である。
薄手の織地の遮蔽体のための接着され、伸縮可能なセ
ル状の材料を製造することが本発明のさらに他の目的で
あり、それによりセルが圧縮された状態にあるときに少
なくとも部分的に硬化する。
本発明によれば、セルを構成する個々の帯状体はセル
を構成する帯状体の中央部及びタブを形成するように織
込まれる。それから帯状の非接着性材料が、タブが接着
される上側、あるいは下側の帯状体の部分とタブとの間
にあるように挿入される。それから接着剤が2つのタ
ブ、あるいは上側ないし下側の帯状体の対応する位置に
施され、それによって各々のタブの接着剤が上側、ある
いは下側の本体部に付着する、というように続いて、遮
蔽体材料を形成する。この製造工程では適当な接着がな
されるようにする接着剤硬化の状況に曝される。これは
前述のコルソンの米国特許第4,450,027号及び他の米国
特許に示される連続的な工程でなされる。それから本発
明では、遮蔽体材料を垂直方向に引張り非接着性の帯状
材料を除去することによって伸張せしめられる。
かくして、本発明は各々のセルが液体接着剤に対して
透過性のシート状材料で形成された、多数の重ねられた
細長い中空のセルからなる伸縮可能なセル状の遮蔽体材
料の製造方法にして、帯状のシート材料を用意すること
と、該帯状のシート材料からなる帯状体の長手方向の縁
部に沿って折込まれた帯状体を形成することと、上記シ
ート材料からなる帯状体を少なくとも1つの領域に液体
状態の接着剤を施すことと、上記折込まれたシート材料
からなる帯状体の対向する表面領域に対して非接着性の
帯状材料を配置し、それに続くステップで該非接着性の
帯状材料により接着剤の透過した帯状体が複数のセルの
形成を妨げられるような同じ帯状体の他のいずれかの部
分に接着するのを防止するようにすることと、複数の重
ねられた上記折込まれた帯状体を堆積させ帯状体の形成
部分に配置された接着剤で上記折込まれた帯状体の表面
領域を合体させることと、上記接着剤を硬化させること
と、上記非接着性の帯状材料を除去することと、の各ス
テップからなる伸縮可能なセル状の遮蔽体材料の製造方
法を特色とするものである。
[好ましい実施例の説明] 本発明は添付の図面を参照してよりよく理解されよ
う。
第1図は遮蔽体が開いた状態にある、すなわち遮蔽体
が引上げられて光が妨げられずに対応する窓(図示せ
ず)を通って射し込むことができるようにする、本発明
の遮蔽体を示し、また第2図にはこれに対応する遮蔽体
が窓を閉じた状態を示している。本発明の遮蔽体は窓に
対し横方向に延び遮蔽体の構成単位をなして全体的にそ
れぞれが10で示された多数のセルからなることがわか
る。第2図の状態でセル10が伸張して概略多角形の断面
を呈しており、第1図の状態では底部材12を引き上げる
ことによって圧縮されたものとして示されている。底部
材12の移動を制御する図示の引上げコードの形態は概略
的なものであって、本発明を限定するものではない。図
示のようにコードはセルの中心を通過して見えないよう
にするのが好ましい。第2図の伸張した状態でセルは各
々実質的に静止した空気塊を保持し、これは非常に有効
な窓の絶縁部として作用する。セルの開いた端部はU字
形の垂直な端側キャップ内で移動してこの中に空気を保
持する補助をなす。
それゆえ、必要なのは第1図の圧縮された状態から第
2図の伸張した状態まで容易に伸張し得て、不適切な機
械的複雑さや製造の経費を伴わなず好ましい外観を保持
するセルの構造であることがわかる。
このような遮蔽体の経済的な製造はセルに対応する帯
状の織地材料からなる帯状体の両側の縁部に形成された
タブを上側あるいは下側の帯状体の対向する部分に接着
接合することによって最もよく達せられる。
第5図はコルソンの米国特許第4,450,027号の示すと
ころによって実施される従来の構造を示しており、連続
するシート材料すなわち帯状の織地20がタブ20a及び中
央部20bをなすように折り込まれている。タブ20aは22に
おいて従来の接着剤によって中央部20bに接着されてい
る。この従来の例に用いられている織地は薄手ではな
く、接着剤に対して実質的に非透過性であるがわずかな
透過性となっていて、タブ20a上にビード状の接着剤を
施し帯状体が連続する帯状体の中央または中央部20bに
合致するように堆積させることによって遮蔽体材料が製
造される。接着剤が凝固したときに遮蔽体材料が実質的
に完成する。
前述したように本発明によれば、第5図の構造で典型
的には透光性ないし透明な薄手の織地材料を用いるのが
望ましい。このような材料は光を自由に通過させるよう
に間隔をおいた織込み構造となる傾向にあり、通常単繊
維の合成繊維を編成し、あるいは織成したものである。
このような単繊維は非常に滑らかな表面であって、接着
剤が付着するような小さい毛ないし小繊維を生ずること
はない。間隔をおいた織込み構造は一般的に比較的少な
い繊維からなる。それゆえ適切な接合を行うために接着
剤は硬化して塊になったときに織地の繊維を包囲するよ
うに薄手の織地に浸透しなければならない。
本発明者は、第5図の従来の構造を用い、また薄手で
ない不透明な織地に連続して用いられる接着剤を用いて
接着する際に、接着剤は各々の帯状体のタブ20aを所望
のように連続した帯状体の中央部20bだけでなく同じ帯
状体の中央部にも接合する傾向にあり、これは遮蔽体が
開かれるのを妨げることを見出した。実質的な接合部を
形成するのに十分な分量の接着剤が施されれば、その一
部が帯状体が接合部を形成するために堆積されたときに
間隔をおいて織込まれた薄手の材料を通して押出され
る。このとき糸状の接着剤26が各々の帯状体のタブ20a
及び中央部20bを接合しようとするが、これは遮蔽体が
適切に開くのを妨げる。第3図はこの問題を避けること
を試みてより少ない分量の接着剤を用いたときの典型的
な結果を示している。実質的に形成される接着接合部は
24で示されるように非常に幅が狭く、途切れたり消失し
たりする傾向にある。いずれの状況も遮蔽体の即時的な
損傷をもたらすことになる。
同様の理由で接着剤の粘性だけを変更してもこの問題
を解決するには不十分である。接着剤はより厚くされる
と織地に浸透してこれを包囲することができない。薄過
ぎると接着剤は織地全体に拡散する傾向になり、十分な
接着をなさない。
本発明によれば第6図に断面で示されるように、非接
着性帯状材料、すなわち用いられる接着剤に付着しない
材料が薄手の織地からなる前駆体としての帯状体のタブ
20aと中央部20bとの間に挿入される。それからタブの上
面に32で示されるように接着剤が施され、前述のように
遮蔽体が形成される。接着剤は通常帯状体のタブ20a及
び中央部20bに浸透するが、非接着性の帯状材料28には
付着しない。接着剤が硬化したときに非接着性の帯状材
料28は除去できる。
第7及び8図は非接着性の帯状材料28を除去した後の
本発明による薄手の材料で形成された遮蔽体を示してい
る。接着剤30は帯状体の中央部20bに浸透しようとする
が、第6図に示されるように非接着性の帯状材料28があ
るため、対応するタブ20aに付着するのが防止される。
第6図に示されるように遮蔽体が開かれると、接着剤30
は各々の帯状体の中央部の上側に突出するが遮蔽体の適
切な方向に支障を与えることはない。
第9図はアンダソンの米国特許第4,676,355号等に記
載されている「ハニカム状」ないしセル状の遮蔽体の他
の形態を示しており、本発明の方法により接着剤透過性
の薄手の材料で形成される。この場合にセルの基本的な
部材は、タブ40aを中央部のいずれかの側にして全体的
にZ字形をなすように折込まれた帯状体40である。各々
の帯状体のタブは上側及び下側の帯状体の中央部に接合
される。帯状体40が接着剤透過性の材料で形成され、接
着剤が施され、帯状体が堆積されると、タブ40aはそれ
が形成される帯状体に接着される。本発明によれば、非
接着性材料の帯状材料42がセルの堆積される前にセルの
内部空間内に挿入され、セルの内部が前述のように接着
されて閉じるのを防止する。接着剤が少なくとも部分的
に硬化したときに帯状材料42が除去される。本発明の方
法は他のハニカム形のセル状遮蔽体に同様に適用可能で
ある。
本発明の実施例における主たるステップは単にセルの
前駆体としてタブ及び中央部を形成するように帯状体を
折込むことにより帯状体を形成すること、非接着性帯状
材料の挿入、帯状体のタブに沿ってまたはこれに対応す
る部分にビード状または小滴状の接着剤を付着させるこ
と、遮蔽体の前駆体を形成する多数のこれらの帯状体を
堆積することである。遮蔽体の前駆体を接着剤の硬化に
適した状況に曝した後に非接着性の材料が簡単に除去さ
れて、完成した窓遮蔽構造体になる。
本発明によれば非接着性の帯状体に好ましい材料は接
着剤が付着しないポリエチレン・プラスチックでもよ
い。接着剤とポリエチレンあるいは他の帯状材料とのあ
る種の組合わせに関して、帯状体への非付着性シリコー
ンのコーティングが望ましいであろう。当業者には他の
多くの適切な材料が想起されよう。水で活性化される触
媒接着剤、熱溶融性接着剤、湿度硬化性熱溶融物、及び
種々のシリコーンが全て適切なものである。乾燥状態で
施され、圧力下あるいは圧力なしで帯状体を堆積させた
後に加熱によって活性化する接着剤も有効であろう。肝
要なのは接着剤が織地の繊維に浸透して十分にこれを包
囲し、また製造工程において帯状体上に保持固定される
ように十分粘性が大きくなければならないことである。
非接着性の帯状材料28の除去は、単に作業者が指を用
いて適切になされるが、ある状況では明らかにより機械
化された手法も経済的に有効であろう。本発明者は実際
にある種の所望の織地が空気に対して十分に透過性であ
っても形成されたセルから非接着性の帯状材料を吹飛ば
すには十分でないことが分かっている。
本発明により遮蔽体を形成する他の詳細な点は前述の
米国特許及び関連出願に全体的に示されている。
本発明の好ましい実施例を詳細に論じ説明したが、こ
れは本発明を限定するものではなく単に例示的なもので
あると解すべきである。
【図面の簡単な説明】 第1図は開いた状態にある本発明による遮蔽体の斜視図
である。 第2図は閉じた状態にある本発明による遮蔽体の対応す
る斜視図である。 第3図は薄手の織地材料の間に適切な接着を行うのに不
十分な接着剤が用いられた場合に生ずる典型的な問題を
示す図である。 第4図は過剰の接着剤で薄手の織地材料の隣接する層が
相互に接着された場合に生ずる典型的な問題を示す図で
ある。 第5図は薄手でない織地材料を用いた典型的な従来の構
造を示す図である。 第6図は本発明の方法の工程における中間の段階を示す
図である。 第7図は開いた状態における製造後の本発明による遮蔽
体を示す図である。 第8図は閉じた状態における本発明による遮蔽体を示す
図である。 第9図は本発明による遮蔽体の他の実施例を示す図であ
る。 図中、 10……セル、12……織地、20,40……帯状体、20a,40a…
…タブ、20b……中央部、28,42……非接着性の帯状材
料、30……接着剤。

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々のセルの液体接着剤に対して透過性の
    シート状材料で形成された、多数の重ねられた細長い中
    空のセルからなる伸縮可能なセル状の遮蔽体材料の製造
    方法にして、 帯状のシート材料を用意すること、 該帯状のシート材料からなる帯状体の長手方向の縁部に
    沿って折込まれた帯状体を形成することと、 該シート材料からなる帯状体の表面の少なくとも1つの
    領域に液体状態の接着剤を施すことと、 上記折込まれたシート材料からなる帯状体の対向する内
    面に対して非接着性の帯状材料を配置することにより、
    それに続くステップで該非接着性の帯状材料により接着
    剤の透過した帯状体が同じ帯状体の他のいずれかの部分
    に接着するのを防止するようにすることと、 多数の重ねられた上記折込まれた帯状体を積層させ帯状
    体表面の接着部分に配置された接着剤で上記折込まれた
    帯状体の表面領域を合体させることと、 上記接着剤を硬化させることと、 上記非接着性の帯状材料を除去することと、 の各ステップからなることを特徴とする伸縮可能なセル
    状の遮蔽体材料の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の製造方法にして、上記帯
    状体の折込みが上記シート材料からなる帯状体の長手方
    向に平行に該帯状体を折込み該帯状体の長手方向両側縁
    部にタブを形成せしめること、を特徴とする遮蔽体材料
    の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の製造方法にし
    て、上記折込まれた帯状体は横断面がほぼU字状となる
    ように折込まれてなること、を特徴とする遮蔽体材料の
    製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載の製造方法にし
    て、上記折込まれた帯状体は横断面がほぼZ字状となる
    ように折込まれてなること、を特徴とする遮蔽体材料の
    製造方法。
  5. 【請求項5】請求項2から4のいずれかに記載の製造方
    法にして、上記シート材料は比較的間隔をおいて織込ま
    れた織地からなること、を特徴とする遮蔽体材料の製造
    方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の製造方法にして、上記織
    地は単繊維糸で構成したこと、を特徴とする遮蔽体材料
    の製造方法。
  7. 【請求項7】請求項5または6に記載の製造方法にし
    て、上記折込まれた帯状体の各部の繊維糸を包み込むに
    十分な分量が付着する液体状の接着剤が用いられるこ
    と、を特徴とする遮蔽体材料の製造方法。
  8. 【請求項8】請求項2から7のいずれかに記載の製造方
    法にして、上記重ねられた折込まれた帯状体に圧力を加
    えて上記接着剤がタブとこれに隣接する折込まれた帯状
    体とが十分に接合するようにすること、を特徴とする遮
    蔽体材料の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の製造方法にして、上記接
    着剤の硬化のため加熱を用いること、を特徴とする遮蔽
    体材料の製造方法。
  10. 【請求項10】請求項2に記載の製造方法にして、上記
    非接着性の帯状材料は上記付着された接着剤の線に沿っ
    て配置され、上記タブの一と該タブのある折込まれた帯
    状体の対向表面部分とに差渡して延びていることを特徴
    とする遮蔽体材料の製造方法。
  11. 【請求項11】請求項1に記載の製造方法にして、上記
    非接着性の帯状材料は拡開したセル状態で該セルから取
    外し得ること、を特徴とする遮蔽体材料の製造方法。
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