JP2579942B2 - ドロ−イング装置 - Google Patents

ドロ−イング装置

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JP2579942B2
JP2579942B2 JP62130592A JP13059287A JP2579942B2 JP 2579942 B2 JP2579942 B2 JP 2579942B2 JP 62130592 A JP62130592 A JP 62130592A JP 13059287 A JP13059287 A JP 13059287A JP 2579942 B2 JP2579942 B2 JP 2579942B2
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徹郎 奥田
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はエアジエツトを利用して綜絖及びドロツパに
同時に経糸を引通す機構に関する。
(ロ)従来技術 織布作業の糸準備工程として綜絖及びドロツパの目に
経糸を引き通す作業がある。かかる綜絖の目への経糸の
引通し作業とドロツパの目への経糸の引通し作業とは一
連の作業であるが、従来においては、例えば特開昭50-2
0067号に示されるようにそれぞれ別個の装置で行なつて
いた。
しかしながら綜絖の目への経糸の引通しとドロツパの
目への経糸の引通しを別個に行なつたのでは作業能率が
極めて悪い問題がある。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明が解決しようとする問題は、エアジエツトを利
用することにより一台の装置で綜絖の目とドロツパの目
に一度に経糸を引き通せるようにして作業能率の向上を
図れるようにするとともに、装置の簡素化、小型化を可
能にすることである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、複数の綜絖及びドロッパを該綜絖及びドロ
ッパの目が重なり合う一直線上に配置されるようにして
並列に配列し、ジェットエアを利用して該綜絖及び該ド
ロッパの目に経糸を同時に通すドローイング装置におい
て、平面形状がほぼ長円形の複数のヘッドを、該長円形
のほぼ中心を中心として回転可能にかつ回転軸線が綜絖
又はドロッパの目の配列方向にほぼ直角になるようにし
て、該綜絖及びドロッパの目の配列方向に沿って所定の
間隔で配置して隣接するヘッド間に該綜絖又はドロッパ
を配置可能にし、該長円形のヘッドを短軸に沿って二つ
の部分に2分割して、二つの部分を該回転軸線を中心に
回転する回転軸に互いに離間、接近可能に取り付け、該
ヘッドの各部分の周辺部には、該長円形の長軸に沿って
ヘッドの周辺部に貫通する通路を形成する切欠きを形成
して、該長軸が該ヘッドの配列方向に沿う位置に該ヘッ
ドを回転することにより該ヘッドの該周辺部による綜絖
及びドロッパの挟持並びに綜絖及びドロッパの目と該通
路との整合を可能にし、かつ該短軸が該ヘッドの配列方
向に沿う位置に該ヘッドを回転することにより該ヘッド
からの綜絖及びドロッパの分離を可能にし、該ヘッドの
列の上流端には該ヘッドの該通路内にジェットエアを経
糸と共に吹き付けるノズルを配置して構成されている。
(ホ)作用 上記構成において、直列に配列されたヘツドのうち隣
接するヘツド間に綜絖及びドロツパを入れ、該綜絖及び
ドロツパの目をヘツドの通路と合わせる。その後ノズル
から通路にエアを吹き付けるとそのエアジエツトにより
経糸を吸い込んで通路内に送り、経糸が綜絖及びドロツ
パの目に通される。
(ヘ)実施例 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
第1図及び第2図において、本実施例によるドローイ
ング装置の機構1が示されている。この機構1は固定台
10の上に設けられた一対のガイドレール11上に移動可能
に設けられた細長い可動台12と、可動台12上に直列に配
置された経糸引通し用の複数(本実施例では12個)のヘ
ツド2(2a〜2e)と、ヘツド2の列の端部(第2図で右
端)にヘツドと一直線状に並ぶように設けられた主ノズ
ル4と、ヘツド2の列の中央に配設された補助ノズル4a
とを備えている。
第3図ないし第6図において、ヘツド2は可動台12に
固定された支柱20の上部に回転自在に取り付けられた回
転軸21と、回転軸21の一端(第3図で右端)にピン23,2
3aにより回動自在に取り付けられた一対のブロツク22,2
2aと、回転軸の他端に取り付けられたタイミングベルト
用の歯車24とを備えている。ブロツク22,22aは長円筒
(横断面がわずかに長円になつている筒)を短軸に沿つ
て二分した形状になつている。各ブロツク22及び22aは
同じ形状になつていて、後部には回転軸の一端を受ける
溝25が形成されている。ブロツク22,22aの前部には軸線
を横断する面に沿つた切欠き26が形成されている。この
切欠き26は第5図に示されるように平面27に直角な線28
に沿つて形成されている。この切欠き26はブロツクの断
面積の半分より大きくなつていて、後述するようにエア
及び経糸の通路を形成するようになつている。ブロツク
22,22aの外周には切欠き26の位置に合わせて浅い案内溝
29が形成されている。この溝は第6図に示されるように
円弧状外周の中央で幅が狭くなつていて、綜絖又はドロ
ツパを受けて案内し位置決めするようになつている。
ブロツク22,22aの平面27には盲穴30が形成されてい
て、その盲穴30内にはばね31が設けられている。このば
ね31は対のブロツク22及び22aを互いに離す方向に、し
たがつてブロツクの先端(第3図で左端)が離れるよう
に弾圧している。
支柱20にはブロツク22及び22aの上下に板ばね35及び3
5aが取り付けられ、各板ばねにはブロツク22及び22aの
ほぼ半円形の外周面と係合するシュー36及び36aがそれ
ぞれ取り付けられている。各シュー36及び36aには対応
するブロツクの外周面と係合する曲面37及び37aがそれ
ぞれ形成されている。これらの曲面37,37aの形状は、ブ
ロツク22と22aとが上下に並んでいるときは第8図
〔A〕に示されるように、ブロツクの先端が互いに離
れ、回転軸21が90°回転してブロツクが横に並んだとき
は第8図〔B〕に示されるようにブロツクの先端で平面
27が互いにぴつたりと付くように決められている。
各ヘツド2のタイミングプーリ24にはそれぞれ別個の
モータ(図示せず)により駆動されるタイミングベルト
39が掛けられ、そのタイミングベルトの動作により回転
軸を個々に90°回動できるようになつている。
このヘツド2は、ブロツク22,22aが上下に並んでいる
とき隣接するヘツド間に綜絖又はドロツパが第8図
〔A〕に示されるように挿入された後、回転軸21を90°
回転してブロツク22,22aが横に並ぶようになると、綜絖
a又はドロツパbを第8図〔B〕に示されるように押え
るようになつている。
主及び補助ノズルは同じ構造であつて、第7図に示さ
れるようにエア供給源に接続されるようになつているエ
アジエツト噴出口41と、糸吸入口42と、吹出し口43とを
有していて、エアジエツト噴出口からエアを吹出し口43
に向けて吹き付けると共に経糸cを糸吸入口42に近付け
ると、糸吸入口42から経糸cを吸入して吹出し口43から
エアと共に経糸を吹き出すようになつている。なお、補
助ノズルでも同様にしてエアジエツト噴出口41からエア
を吹き付けてエアの流れが途中で弱くなるのを補強する
ようになつている。
上記の機構1は、第1図に示されるように綜絖aを鉛
直状態に保持案内する互いに平行な複数対のガイドロツ
ド6とドロツパbを保持案内するガイドロツド7に関し
て同図の位置関係で配置されている。上下一対のガイド
ロツド6は綜絖の上,下の案内孔eに通されていて、各
対のガイドロツド6の内下側のガイドロツドが直列に配
列されたヘツドのうち隣接するヘツド2gから2lのいずれ
か隣接する二つのヘツド間に通されるようになつてい
る。そして綜絖aの目fがヘツド2のブロツク22,22aに
よつて限定される通路と整合されるようになつている。
一方ドロツパb用のガイドロツド7は各1本ずつで、ヘ
ツド2aから2fの間のいずれか隣接する二つのヘツド間に
ドロツパbの目hがヘツドの通路と整合されるように案
内孔gに通されてドロツパを案内保持するようになつて
いる。
そして綜絖a及びドロツパbは各ガイドロツド6,7に
案内支持されて第1図の右側に多数個置かれていて、並
列に配置された複数の綜絖及びドロツパのうちそれぞれ
いずれか一つが図示しない選択移送装置により選び出さ
れて、第2図に示されるように対応するヘツド間(例え
ば第2図ではヘツド2kと2lとの間に綜絖がかつヘツド2
a,2bとの間にドロツパbが)に送り込まれる。なおこの
ときヘツドのブロツク22,22aは上下に並んだ状態になつ
ている。
なお綜絖aは目fのある中央部が第9図及び第10図に
示されるように上,下の部分に比べて20°〜30°ねじら
れている。
上記構成の装置において、複数対のガイドロツド6及
び複数本のガイドロツド7により案内保持された綜絖a
及びドロツパbがそれぞれ一つずつ選択移送装置により
選ばれて対応するヘツドの間に送られる。このときヘツ
ド2はブロツク22,22aが第8図〔A〕に示されるように
上下に並んだ状態になつている。綜絖a及びドロツパb
が送られるとその両側にあるヘツドのタイミングベルト
39が動作して回転軸21を90°回転させ、ブロツク22,22a
が第8図〔B〕に示されるように横に並ぶようにする。
すると綜絖及びドロツパは両側のヘツドのブロツク22,2
2aの案内溝29により案内されかつブロツクにより押され
て位置決め保持され、各目f,hはヘツドの通路と整合さ
れる。
次に経糸cを主ノズル4の糸吸入口42に近付けてエア
ジエツト噴出口41からエアを吹き付けると経糸cはエア
と共に吹出し口43からヘツド2の通路内に流れ、経糸c
がドロツパbの目h及び綜絖の目fにと順次通される。
経糸が通された後、ヘツドの回転軸が90°回転され、
第8図〔A〕のようにヘツドブロツク22,22aが上下に離
れ、間隙から経糸が取り出されて綜絖及びドロツパと共
に第1図で左側に移される。
以下同様にして一度に綜絖及びドロツパの目に経糸を
通して行く。
(ト)効果 本発明によれば次の効果を奏することが可能である。
ヘッドを定位置で回転するだけで綜絖及び(又は)ド
ロッパを挟持することが可能なので、比較的簡単な構造
で、多数の綜絖及び(又は)ドロッパを一直線上に配置
してそれらに同時に経糸を通すこと可能である。
綜絖やドロッパの位置決めをその両側に配置されてい
るヘッドを回転するだけで容易に行うことができる。
正圧のジェットエアを経糸と共に上流側のヘッドの通
路内内に吹き込むので、綜絖やドロッパを多数直列に並
べてもそれらに確実に経糸を通すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はドローイング装置における本発明の経糸引通し
機構の位置関係を示す図、第2図は本発明の経糸引通し
機構の一実施例の側面図、第3図はヘツドの側断面図、
第4図は第3図の線IV−IVに沿つて見た図、第5図は第
3図の線V−Vに沿つて見た図、第6図はブロツクの前
部の斜視図、第7図はノズルの断面図、第8図はブロツ
クによる綜絖又はドロツパの位置決め動作を示す図、第
9図は綜絖の側面図、第10図は第9図のA−A,B−B及
びC−Cの部分の断面を示す図である。 1:経糸引通し機構 2:ヘツド 21:回転軸、22,22a:ブロツク 4:ノズル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の綜絖及びドロッパを該綜絖及びドロ
    ッパの目が重なり合う一直線上に配置されるようにして
    並列に配列し、ジェットエアを利用して該綜絖及び該ド
    ロッパの目に経糸を同時に通すドローイング装置におい
    て、 平面形状がほぼ長円形の複数のヘッドを、該長円形のほ
    ぼ中心を中心として回転可能にかつ回転軸線が綜絖又は
    ドロッパの目の配列方向にほぼ直角になるようにして、
    該綜絖及びドロッパの目の配列方向に沿って所定の間隔
    で配置して隣接するヘッド間に該綜絖又はドロッパを配
    置可能にし、 該長円形のヘッドを短軸に沿って二つの部分に2分割し
    て、二つの部分を該回転軸線を中心に回転する回転軸に
    互いに離間、接近可能に取り付け、 該ヘッドの各部分の周辺部には、該長円形の長軸に沿っ
    てヘッドの周辺部に貫通する通路を形成する切欠きを形
    成して、該長軸が該ヘッドの配列方向に沿う位置に該ヘ
    ッドを回転することにより該ヘッドの該周辺部による綜
    絖及びドロッパの挟持並びに綜絖及びドロッパの目と該
    通路との整合を可能にし、かつ該短軸が該ヘッドの配列
    方向に沿う位置に該ヘッドを回転することにより該ヘッ
    ドからの綜絖及びドロッパの分離を可能にし、 該ヘッドの列の上流端には該ヘッドの該通路内にジェッ
    トエアを経糸と共に吹き付けるノズルを配置し、 たことを特徴とするドローイング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0295806B1 (en) * 1987-06-18 1992-09-09 TEIJIN SEIKI CO. Ltd. Warp-drawing apparatus
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