JP2579726B2 - 接触式プローブ - Google Patents

接触式プローブ

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JP2579726B2 JP4323181A JP32318192A JP2579726B2 JP 2579726 B2 JP2579726 B2 JP 2579726B2 JP 4323181 A JP4323181 A JP 4323181A JP 32318192 A JP32318192 A JP 32318192A JP 2579726 B2 JP2579726 B2 JP 2579726B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接触式プローブに関す
る。特に、傾斜面の表面座標を簡易にかつ迅速に測定す
ることができる接触式プローブに関する。
【0002】
【背景技術】被測定物の寸法や形状を測定するには、三
次元測定機が利用されることが多い。三次元測定機で
は、プローブと被測定物とを三次元方向へ相対移動させ
ながらプローブを被測定物の測定面に順次接触させ、そ
のときの各移動軸方向の座標値を読み取り、これらの座
標値データを処理して被測定物の寸法や形状などを求め
ている。
【0003】ところで、被測定物の測定面に接触させる
プローブとしては、先端部に球面をなした接触部を有す
る測定子が用いられる。そのため、被測定物の測定面が
測定子の軸線に対して傾斜している場合には、測定子の
接触部と測定面との接触点が測定子の軸線上からずれて
しまい、そのずれ量に基づく測定誤差が生じるという問
題がある。例えば、図8に示すように、先端が球面状接
触部2に形成された測定子3の軸線方向の変位を電気信
号として検出する長さゲージ1に用いて、被測定物4の
傾斜状測定面5を測定する場合、図9に示すように、測
定子3の接触部2と測定面5との接触点Qが測定子3の
軸線6上からずれてしまい、そのずれ量に基づく測定誤
差δ(軸線6が測定面5と交わる点Pから接触部2まで
の距離)が生じる。従来、この問題に対して、三次元測
定機などでは、測定子の半径補正計算を行って測定誤差
を補正するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、測定子の半
径補正計算は、被測定物の複数の測定点で測定した複数
の測定データを利用して行わなければならないから、複
数回の測定作業が必要である上、相当複雑な計算が必要
である。つまり、複数の測定データ群から測定面に接触
する球面状接触部の包絡面を計算し、更に、球面状接触
部の半径分を補正しなければならないから、膨大な計算
が必要である。ちなみに、これらの計算は、ちょっとし
た被測定物でもワークステーションで1日ががりの計算
となる場合がある。従って、リアルタイムでは行えず、
マシンの制御のための大きな負担になっている。
【0005】一方、被測定物の測定面に対して光などを
照射し、その反射光を受光して被測定物の測定面の寸法
や形状を測定する非接触式プローブの場合、上述した測
定子の半径補正計算を必要としない。しかし、被測定物
の材質や表面状態などに測定値が左右されやすく、精度
的に信頼性が乏しい。また、測定子の接触部の半径をよ
り小さくすれば、測定誤差を小さくすることができるも
のの、測定圧が増大し、被測定物を傷つけてしまうとい
う新たな問題が発生する。
【0006】ここに、本発明の目的は、このような従来
の問題を解消し、複雑な測定子の半径補正計算を行わな
くても、1回の測定で測定面の表面座標を簡易にかつ迅
速に求めることができる接触式プローブを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明の接触
式プローブは、先端部に被測定物と接する球面状の接触
部を有する第1の測定子と、この第1の測定子と一定の
関係をもって平行変位可能に設けられかつ先端部に被測
定物と接する接触部を有する第2の測定子と、前記第1
の測定子に対する第2の測定子の変位量を検出する変位
検出器と、前記第1の測定子および第2の測定子の接触
部が共に被測定物の測定面に接したときに前記変位検出
器によって検出される変位量および定数を基に第1の測
定子の軸線と被測定物の測定面とが交わる点から第1の
測定子の接触部の中心位置までの距離を算出する演算手
段と、を備える。
【0008】ここで、前記第2の測定子は第1の測定子
に平行リンク機構を介して第1の測定子の軸線方向へ平
行変位可能に設けられ、前記変位検出器は前記第1の測
定子に対する第2の測定子の前記軸線方向またはその軸
線方向と直交する方向における変位量を検出する構成で
もよい。また、前記第2の測定子は第1の測定子と一定
間隔はなれた位置で第1の測定子と平行にかつその軸線
方向へ変位可能に設けられ、前記変位検出器は前記第1
の測定子に対する第2の測定子の前記軸線方向における
変位量を検出する構成でもよい。
【0009】
【作用】測定に当たっては、被測定物の測定面に第1の
測定子および第2の測定子の接触部を共に接触させる。
すると、変位検出器によって第1の測定子に対する第2
の測定子の変位量が検出される。例えば、第1の測定子
に対する第2の測定子の軸線方向における変位量または
その軸線方向と直交する方向における変位量が検出され
る。その結果、演算手段において、変位検出器によって
検出された変位量および定数を基に、第1の測定子の軸
線と被測定物の測定面とが交わる点から第1の測定子の
接触部の中心位置までの寸法が算出されるから、その値
を第1の測定子の接触部の中心位置座標に加算すれば、
第1の測定子の軸線直下の測定面の表面座標を簡易にか
つ迅速に求めることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の接触式プローブについて好適
な実施例を挙げ、図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、以下の説明に当たって、同一構成要件について
は、同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化す
る。
【0011】第1実施例 第1実施例を図1および図2に示す。図1において、1
1はプローブ本体である。ブローブ本体11は、第1の
測定子12をその軸線方向へ変位可能に保持しかつ図1
中下方へ向かって押圧付勢しているとともに、その軸線
方向の変位を電気信号として検出する第1の変位検出器
13を内蔵している。第1の測定子12には、その先端
部に被測定物4の測定面5と接する球面状(半径r)の
接触部14が一体的に形成されているとともに、それよ
り上方位置に平行リンク機構15を介して第2の測定子
16が第1の測定子12に対して平行変位可能に設けら
れている。
【0012】第2の測定子16は、その先端部に前記第
1の測定子12の接触部14と同じ半径rで被測定物4
の測定面5と接する球面状の接触部17を有し、かつ、
ばね18によって図1中下方へ向かって押圧付勢されて
いる。ばね18は、第2の測定子16の上端面と第1の
測定子12から直角に突設された突出片12Aとの間に
介装されている。また、前記第1の測定子12に対する
第2の測定子16の変位量、ここでは、測定子12,1
6の軸線に対して直交する水平方向における変位量dを
検出する第2の変位検出器19が前記第1の測定子12
側に設けられている。
【0013】第2の変位検出器19は、第1の測定子1
2側に固定された本体19Aと、この本体19Aに第1
の測定子12の軸線に対して直交方向へ進退自在に設け
られた摺動子19Bと、この摺動子19Bと第1の測定
子12の突出片12Bとの間に介装され摺動子19Bを
第2の測定子16へ向かって付勢するばね19Cとを含
み、摺動子19Bの変位量を電気信号として検出できる
ようになっている。
【0014】いま、図1に示す如く、第1および第2の
測定子12,16が共に被測定物4の測定面5に接した
状態において、各測定子12,16の接触部14,17
の中心をO1 ,O2 、第1の測定子12の軸線と被測定
物4の測定面5とが交わる点をP、接触部14が被測定
物4の測定面5と接する点をQ、第2の測定子16の軸
線と接触部14の中心O1 を通る水平線との交点をRと
する。また、測定子12,16の軸線方向と被測定物4
の測定面5とがなす角をθとすれば、2つの接触部1
4,17の中心(O1 ,O2 )を結ぶ線と水平面とのな
す角もθになるので、 △O1 PQ∝△O1 2 R が成立する。従って、O1 ,P間の距離Z’は Z’=do ・r/d で表される。
【0015】ここで、do は接触部14,17の中心O
1 ,O2 間の距離(リンク機構15のリンク片の長
さ)、rは接触部14,17の半径で、共に一定であ
る。従って、これを定数とし、第1の測定子12に対す
る第2の測定子16の水平方向における変位量dを測定
すれば、これらを基に接触部14の中心O1 から点Pま
での距離Z’を求めることができる。そして、この距離
Z’を接触部14の中心O1の座標値Zに加算すれば、
第1の測定子12の軸線直下の点Pの座標値が得られ
る。
【0016】例えば、図2に示す如く、第2の変位検出
器19によって第1の測定子12に対する第2の測定子
16の水平方向における変位量dを測定し、その変位量
dを除算器21で1/dとしたのち、乗算器22におい
て、定数メモリ23に記憶された定数(do ・r)と掛
け算すれば、距離Z’を求めることができる。ここに、
除算器21、乗算器22および定数メモリ23は、本実
施例の演算手段24を構成している。そして、加算器2
5において、第1の検出器13の出力、つまり、接触部
14の中心O1 の座標値Zと演算手段24によって得ら
れた距離Z’とを加算すれば、点Pの座標値が得られ
る。
【0017】従って、第1実施例によれば、1回の測定
で、しかも、簡易な回路だけで第1の測定子12の軸線
直下の点Pの座標値を求めることができる。つまり、従
来のように、複数回の測定作業や煩雑な測定子の半径補
正計算を行わなくても済むから、点Pの座標値を簡易に
かつ迅速に求めることができる。しかも、測定誤差δが
ないので、接触部14,17の半径rを大きくでき、軟
質な被測定物にも対応できる。
【0018】第2実施例 第2実施例を図3に示す。本実施例では、第1実施例に
おける変位検出器19が省略され、これに代わって、第
1の測定子12に対する第2の測定子16の軸線方向に
おける変位量を検出する変位検出器31が設けられてい
る。つまり、第1の測定子12の突出片12Aと第2の
測定子16の上端部に直角に突設された突出片16Aと
の間に変位検出器31か設けられている。変位検出器3
1は、第1の測定子12の突出片12Aに固定された本
体31Aと、この本体31Aに対して第2の測定子16
の軸線方向へ変位可能に設けられた摺動子31Bとを含
み、摺動子31Bの変位量を電気信号として検出できる
ようになっている。
【0019】この場合は、第1の測定子12の接触部1
4の中心O1 に対して第2の測定子16の接触部17の
中心O2 までの軸線方向の変位量を変位検出器31によ
って検出し、その変位検出器31からの出力をΔZとす
れば、接触部14の中心O1から点Pまでの距離Z’
は、 Z’=|r/cos(sin -1ΔZ/do)| で得られる。これを、第1の変位検出器13の出力Zに
加算すれば、点Pの表面座標が得られる。
【0020】従って、第2実施例によれば、第1実施例
で述べた効果に加え、計算途中で角度θを求めているた
め、その角度θを制御のパラメータとしてそのまま利用
できる。例えば、倣い測定の場合の速度制御や方向制御
などのパラメータとしてそのまま利用することができ
る。
【0021】第3実施例 第3実施例を図4に示す。本実施例では、第1の測定子
12に対して第2の測定子16が一定間隔はなれた位置
で第1の測定子12と平行にかつ軸線方向へのみ変位可
能に支持されているとともに、その軸線方向の変位量を
検出する変位検出器42が設けられている。つまり、第
1の測定子12に固定した軸受部材12Dにリニアガイ
ドやエアーベアリングなどの摺動案内部材41を介して
第2の測定子16が一定間隔はなれた位置で第1の測定
子12と平行にかつ軸線方向へのみ変位可能に設けられ
ているとともに、第1の測定子12と第2の測定子16
との間に変位検出器42が設けられている。変位検出器
42は、第1の測定子12の軸線方向に沿って設けられ
たスケール42Aと、第2の測定子16の上部にスケー
ル42Aに所定の隙間を隔てて対向配置されスケール4
2Aの目盛りを光学的に読み取る読取器42Bとから構
成されている。
【0022】この場合は、第1の測定子12の接触部1
4の中心O1 に対して第2の測定子16の接触部17の
中心O2 までの軸線方向の変位量を変位検出器42によ
って検出し、その変位検出器42からの出力をΔZとす
れば、接触部14の中心O1から点Pまでの距離Z’
は、 Z’=r/cos(tan -1ΔZ/d) で得られる。これを、第1の変位検出器13の出力Zに
加算すれば、点Pの表面座標が得られる。
【0023】第4実施例 第4実施例を図5、図6および図7に示す。本実施例で
は、図5および図6に示す如く、第3実施例における第
2の測定子16、ばね18および変位検出器42が第1
の測定子12を中心として水平面内で互いに直交するX
軸およびY軸方向にそれぞれ等しい距離dだけ離れて設
けられている。つまり、第1の測定子12を中心として
X軸方向に距離dだけ離れ位置に第2の測定子16Xが
その軸線方向(Z軸方向)へ変位可能に支持されている
とともに、この第2の測定子16Xと第1の測定子12
との間に第2の測定子16Xの軸線方向の変位を検出す
る第2の変位検出器42Xが設けられている。また、第
1の測定子12を中心としてY軸方向に距離dだけ離れ
位置に第3の測定子16Yがその軸線方向(Z軸方向)
へ変位可能に支持されているとともに、この第3の測定
子16Yと第1の測定子12との間に第3の測定子16
Yの軸線方向の変位を検出する第3の変位検出器42Y
が設けられている。なお、18X,18Yは各測定子1
6X,16Yを下方へ向かって付勢するばねである。
【0024】いま、図7に示すように、第1の測定子1
2に対する第2の測定子16Xの高さをΔZ2 、第3の
測定子16Yの高さをΔZ3 とし、水平面と第1および
第2測定子12,16Xの接触部14,17Xの中心O
1 ,O2 を結ぶ線とがなす角をθ1 、第1および第3の
測定子14,16Yの接触部14,17Yの中心O1
3 を結ぶ線とがなす角をθ2 とすると、測定面5の最
大角度θ、つまり、第1の測定子12の接触部14の中
心O 1 を通るZ軸に垂直な平面と、第1〜第3の測定子
12,16X,16Yの接触部14,17X,17Yの
中心O 1 ,O 2 ,O 3 を含む測定面5とがなす最大角度
θは、
【0025】
【数1】
【0026】である。これよりθを求め、 Z’=r/ cosθ を計算すれば、第1の測定子12の軸線直下の点Pの表
面座標を求めることができる。なお、第2実施例の構造
でも同様にして3次元的斜面を測定できる。また、3つ
の測定子の配置については、上述したように直角三角形
の各頂点に配置する場合に限られるものでなく、正三角
形の各頂点に配置しても可能である。更に、第1の測定
子12を基準とするのでなく、3本の測定子の中心位置
を基準として計算すれば、精度的にはより優位である。
【0027】以上、本発明の接触式プローブについて好
適な実施例を挙げて説明したが、これらのプローブを利
用して測定機を有効に制御することができる。例えば、
2本または3本の測定子を有する接触式プローブに2軸
回転ヘッドを取り付け、このヘッドを測定機の制御軸に
取り付ける。複数本の測定子の変位量が同じになるよう
にヘッドの姿勢を制御しながら制御軸を移動制御すれ
ば、測定面に沿って倣い動作させることができる。
【0028】また、倣い動作を行う場合、第2の測定子
16,16Xまたは第3の測定子16Yを第1の測定子
12よりも移動方向に対して先行させるようにすれば、
斜面が急激に変化するような場合でも、第2の測定子1
6,16Xまたは第3の測定子16Yが第1の測定子1
2よりも先に反応するので、精度的に重要な第1の測定
子12の制御をより正確に行うことができる。しかも、
第2の測定子16,16Xまたは第3の測定子16Yは
軽くつくることができるから、応答速度をより高くでき
る。また、傾斜面の角度が判るので、その角度に応じた
移動速度を制御できるとともに、その角度が許容範囲を
越えそうになったときエラー停止させることができる。
【0029】
【発明の効果】以上の通り、本発明の接触式プローブに
よれば、複雑な測定子の半径補正計算を行わなくても、
1回の測定で傾斜状測定面の表面座標を簡易にかつ迅速
に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図である。
【図2】同上実施例における演算装置を示すブロック図
である。
【図3】本発明の第2実施例を示す図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す図である。
【図5】本発明の第4実施例を示す図である。
【図6】図5の横断面図である。
【図7】同上実施例における原理を説明するための図で
ある。
【図8】従来の測定方法を説明する図である。
【図9】同上従来測定方法における測定誤差を説明する
ための図である。
【符号の説明】
12 第1の測定子 14 接触部 16 第2の測定子 16X 第2の測定子 16Y 第3の測定子 19 変位検出器 24 演算手段 31 変位検出器 42 変位検出器 42X 第2の変位検出器 42Y 第3の変位検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 英夫 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株式会社ミツトヨ内

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部に被測定物と接する球面状の接触部
    を有する第1の測定子と、この第1の測定子と一定の関
    係をもって平行変位可能に設けられかつ先端部に被測定
    物と接する接触部を有する第2の測定子と、前記第1の
    測定子に対する第2の測定子の変位量を検出する変位検
    出器と、前記第1の測定子および第2の測定子の接触部
    が共に被測定物の測定面に接したときに前記変位検出器
    によって検出される変位量および定数を基に第1の測定
    子の軸線と被測定物の測定面とが交わる点から第1の測
    定子の接触部の中心位置までの距離を算出する演算手段
    と、を備えたことを特徴とする接触式プローブ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の接触式プローブにおいて、
    前記第2の測定子は第1の測定子に平行リンク機構を介
    して第1の測定子の軸線方向へ平行変位可能に設けら
    れ、前記変位検出器は前記第1の測定子に対する第2の
    測定子の前記軸線方向またはその軸線方向と直交する方
    向における変位量を検出する、ことを特徴とする接触式
    プローブ。
  3. 【請求項3】請求項1記載の接触式プローブにおいて、
    前記第2の測定子は第1の測定子と一定間隔はなれた位
    置で第1の測定子と平行にかつその軸線方向へ変位可能
    に設けられ、前記変位検出器は前記第1の測定子に対す
    る第2の測定子の前記軸線方向における変位量を検出す
    る、ことを特徴とする接触式プローブ。
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