JP2579379B2 - 車両用駆動力制御装置 - Google Patents

車両用駆動力制御装置

Info

Publication number
JP2579379B2
JP2579379B2 JP2153789A JP15378990A JP2579379B2 JP 2579379 B2 JP2579379 B2 JP 2579379B2 JP 2153789 A JP2153789 A JP 2153789A JP 15378990 A JP15378990 A JP 15378990A JP 2579379 B2 JP2579379 B2 JP 2579379B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinders
fuel
cylinder
engine
supply amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2153789A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0447143A (ja
Inventor
実 田村
隆志 今関
徹 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2153789A priority Critical patent/JP2579379B2/ja
Priority to US07/712,891 priority patent/US5224565A/en
Publication of JPH0447143A publication Critical patent/JPH0447143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2579379B2 publication Critical patent/JP2579379B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K28/00Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions
    • B60K28/10Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle 
    • B60K28/16Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle  responsive to, or preventing, skidding of wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K28/00Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions
    • B60K28/10Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle 
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/008Controlling each cylinder individually
    • F02D41/0087Selective cylinder activation, i.e. partial cylinder operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2510/00Input parameters relating to a particular sub-units
    • B60W2510/06Combustion engines, Gas turbines
    • B60W2510/068Engine exhaust temperature

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等の車両用駆動力制御装置に係り、
詳しくは、車両のトラクション・コントロールを行う車
両用駆動力制御装置に関する。
(従来の技術) 近時、エンジンのみならず車両にもより高い燃料経済
性、運転性が要求される傾向にある。かかる観点からマ
イクロコンピュータ等を利用して車両の走行をよりきめ
細かく制御することが行われているが、中でも、車両の
トラクション・コントロールシステム(TCS)が注目さ
れている。
TCSを行う従来の車両用駆動力制御装置としては、例
えば特開昭62−214241号公報、特開昭61−60331号公報
および特開昭62−91643号公報に記載のものがある。こ
れらの装置では、駆動輪および非駆動輪の回転数を検出
してタイヤ/路面間のスリップ率を演算し、スリップ率
が設定値よりも大きいときには、いくつかの気筒(以
下、フュエルカット気筒)を除く他の気筒にのみに燃料
を供給し(いわゆる部分気筒フュエルカット)、速やか
に駆動力を減少して駆動輪スリップを応答性よく回避し
ている。
ここで、上記フュエルカット気筒の数はスリップ率の
大きいほど大きな値となり、また、フュエルカット気筒
の数が1を越える(すなわち2気筒以上)際の気筒指定
は、気筒の点火順(爆発順)に従って指定していく方
法、爆発順序に対して等間隔に指定していく方法、の
いずれか一方が採用される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、かかる従来の車両用駆動力制御装置に
あっては、駆動輪スルップ発生時に部分気筒フュエルカ
ットを行う際、フュエルカット気筒の指定をまたは
のいずれか一方の方法で行う構成となっていたため、排
気中に有害成分が増加したり、車両にガクガク振動が発
生したりするといった問題点があった。
すなわち、複数のフュエルカット気筒を等間隔に指定
(上記の方法)すると、フュエルカットした気筒から
の新気とフュエルカットしていない気筒からの排気ガス
とが交互に触媒に供給させることになる。このような状
況下では触媒内部においてフュエルカットしていない気
筒からの排気ガス中の未燃の燃料と、フュエルカットし
た気筒からの新気とが混合し易くなり、そのため未燃の
燃料が触媒内で燃焼し、触媒温度が上昇しすぎて触媒が
劣化する結果、排気中の有害排気成分が増大する不具合
がある。
一方、複数のフュエルカット気筒を爆発順で指定(上
記の方法)すると、発生するトルクの間隔(すなわ
ち、爆発間隔)が不均一となってエンジンの安定性が損
なわれ、その結果、車両にガクガク振動が発生する不具
合がある。
本発明はこのような問題点に着目してなされたもの
で、エンジン回転数、排気温度、またはフュエルカット
の制御時間に応じてフュエルカット気筒の指定方法を切
り換えることにより、排気中の有害成分を低減し、且つ
車両のガクガク振動を抑制することを課題としている。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を達成するためその概念構成図を
第1図に示すように、車両の駆動輪と路面との間のスリ
ップ率を演算するスリップ率演算手段aと、排気系に排
気触媒を有する多気筒エンジンの運転状態を検出する運
転状態検出手段bと、前記エンジンの運転状態に基づい
て燃料の基本供給量を演算する基本供給量演算手段c
と、前記基本供給量を前記スリップ率の大きさに基づい
て気筒毎の燃料カットによって補正するべく燃料供給を
カットすべき気筒の数を選択する選択手段dと、前記エ
ンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段e
と、前記エンジンが低回転域運転状態にあるとき前記選
択手段dで選択した数の気筒を爆発気筒順序に対して略
等間隔で指定する一方、前記エンジンが低回転域運転状
態以外にあるとき前記選択手段dで選択した数の気筒を
爆発気筒順に指定する気筒指定手段fと、前記選択手段
dで補正された供給量の燃料を前記気筒指定手段fで指
定された気筒順に供給する燃料供給手段gと、を備えた
ことを特徴とする。
または、エンジンの排気温度を検出する温度検出手段
を備えると共に、前記気筒指定手段は、該排気温度が所
定温度を越えると前記選択手段で選択した数の気筒を爆
発気筒順序に対して略等間隔で指定する一方、所定温度
を下回ると前記選択手段で選択した数の気筒を爆発気筒
順に指定してもよく、 または、前記燃料をカットすべき気筒の数が少なくと
も1を越えている間の経過時間を計測する計測手段を備
えると共に、前記気筒指定手段は、該計測時間が所定時
間に到達するまで前記選択手段で選択した数の気筒を爆
発気筒順序に対して略等間隔で指定する一方、所定時間
を越えると前記選択手段で選択した数の気筒を爆発気筒
順に指定してもよい。
(作用) 本発明では、スリップ率に応じて燃料をカットする気
筒の数が選択されると共に、エンジン回転数、排気ガス
温度、またはフュエルカットの制御時間に基づいて実際
のフュエルカット気筒の指定順が、爆発気筒順序に対し
て等間隔(上記の方法に相当)か、または爆発気筒順
(上記の方法に相当)かのいずれかに切り換えられ
る。
したがって、例えば、エンジン回転数が低い領域では
未燃焼ガスが少なく排気温度が低いから上記の方法が
採用され、ガクガク振動が抑制される一方、エンジン回
転数が高い領域では上記の方法が採用され、有害成分
の抑制が図られる。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第2〜7図は本発明に係る車両用駆動力制御装置の第
1実施例を示す図であり、左右前輪を駆動輪、左右後輪
を非駆動輪(従動輪)とする前輪駆動車に適用した例で
ある。
まず、構成を説明する。第2図において、1は車両駆
動用のエンジンであり、吸入空気はエアークリーナ2か
ら吸気管3、スロットルチャンバ4を経てインテークマ
ニホールド5の各ブランチから各気筒に供給され、燃料
はインジェクタ(燃料供給手段)6により噴射されて吸
入空気と混合される。各気筒には点火プラグ7が装着さ
れており、点火プラグ7にはディストリビュータ8を介
してパワートランジスタ9に通電するタイミングで点火
コイル10からの高圧パルスが供給される。気筒内の混合
気は点火プラグ7の放電によって着火、爆発し、排気と
なって排気管11を通して触媒コンバータ12で排気中の有
害成分を三元触媒により清浄化され、外部に排出され
る。エンジン1の動力は変速機13を介して車両の駆動軸
に伝達され、駆動輪を駆動する。
吸入空気の流量はエアフローメータ15により検出さ
れ、スロットルチャンバ4内のスロットルバルブ16によ
り制御される。スロットルバルブ16の全閉位置はスロッ
トルバルブスイッチ17により検出され、エンジン1のク
ランク角はディストリビュータ8に内蔵されたクランク
角センサ(エンジン回転数検出手段)18により検出され
る。エンジン1に発生するノッキングはノックセンサ19
により検出され、冷却水の温度は水温センサ20により検
出される。排気中の酸素濃度は酸素センサ21により検出
され、車速は車速センサ22により検出される。変速機13
の変速位置はリバーススイッチ23により検出され、変速
機13のニュートラル位置はニュートラルスイッチ24によ
り検出される。車両の駆動輪の回転数は駆動輪速度セン
サ25により各輪ごとに検出され、非駆動輪(従動輪)の
回転数は非駆動輪車速センサ26により各輪ごとに検出さ
れる。触媒コンバータ12の入口排気温度は触媒入口温度
センサ27により検出され、触媒コンバータ12の触媒床温
度は触媒床温度センサ28により検出される。なお、31は
補助空気制御弁、32はエアレギュレータ、33はエアコン
用および暖房用のソレノイドバルブ、34は負圧コントロ
ールバルブ、35はフュエルポンプである。
上記各センサ15、17〜28からの信号はコントロールユ
ニット40に入力されており、コントロールユニット40
は、スリップ率演算手段、供給量演算手段、選択手段お
よび気筒指定手段としての機能を有し、主にマイクロコ
ンピュータにより構成される。コントロールユニット40
は入力された各信号に基づいてエンジンの点火時期制
御、燃料の供給制御ならびに車両のトラクション・コン
トロールを行う。
第3図はコントロールユニット40が行う制御のうち点
火時期制御の機能を実現する部分のブロック図である。
同図において、マルチプレクサ41はタイマ42の動作によ
ってエアフローメータ15、水温センサ20、酸素センサ21
およびノックセンサ19からの各信号を切り換えて通過さ
せ、通過したアナログ信号はA/D変換器43によってデジ
タル信号に変換された後CPU44に入力される。一方、ク
ランク角センサ18からの信号はタイマ45の動作によりカ
ウンタ46によってカウントされ、単位時間当たりの入力
回数に相当する信号がエンジン回転数信号としてCPU44
に入力される。CPU44はメモリ47との間で信号を授受
し、前記各種信号に基づいて運転状態に適合した点火時
期を演算し、その演算結果を出力回路48に出力する。出
力回路48にはクランク角センサ18からの基準角度信号も
入力され、演算された点火時期と一致したときにパワー
トランジスタ9を介して点火コイル10に点火信号を出力
し、これによりディストリビュータ8を介して所定の気
筒の点火プラグ7が放電して混合気に着火される。
上記エアフローメータ15、スロットルバルブスイッチ
17、クランク角センサ18、水温センサ20および酸素セン
サ21は運転状態検出手段51を構成する。
次に、作用を説明する。
まず、燃料噴射制御を説明すると、検出された吸入空
気量Qaとエンジン回転数Nとに基づいて基本噴射量TPを TP=K×Qa/N …… 但し、K:定数 なる式から演算した後、検出された冷却水温度と排気中
の酸素濃度等に基づいてこの基本噴射量TPを次式のよ
うに補正し、燃料噴射量Tiを演算する。
Ti=TP×(1+KTW+KAS+KAI+KACC+KDEC)×KFC+TS
…… 但し、KTW:水温増量補正係数 KAS:始動および始動後増量補正係数 KAI:アイドル後増量補正係数 KACC:加速補正係数 KDEC:減速補正係数 KFC:フュエルカット補正係数 TS:バッテリ電圧補正係数 そして、演算された燃料噴射量Tiに対応するパルス信
号をインジェクタ6に出力し、燃料噴射制御を行う。こ
のような燃料噴射制御中に第4図のフローチャートに示
す駆動力制御のルーチンが実行される。
まず、ステップS1で、検出された実際のエンジン回転
数N、車速VSP(左駆動輪回転数VFLと右駆動輪回転数V
FRの平均値に相当する)等の各種信号を読み込み、ステ
ップS2で、検出されたシフト段が後退段か否かを判別す
る。YESのときはステップS3に進み、NOのとき、すなわ
ちシフト段が前進段のときにはステップS8に進む。ステ
ップS3では後退時の第2燃料カット回転数NMAXRを設定
するとともに、ステップS4で後退時の第2燃料カット車
速VSPMAXRを設定する。
一方、ステップS8では前進時の第1燃料カット回転数
NMAXを設定するとともに、ステップS9で前進時の第1燃
料カット車速VSPMAXを設定する。ここでは、第2燃料カ
ット回転数NMAXRは前記第1燃料カット回転数NMAXより
小さくなるように設定され、第2燃料カット車速V
SPMAXRは前記第1燃料カット車速VSPMAXより小さくなる
よう設定されている。
ステップS5ではエンジン回転数Nが第2燃料カット回
転数NMAXRを越えているか否かを判別し、YESのときはス
テップS6を通過することなく、インジェクタ6の噴射動
作を停止して燃料カットを行うステップS7に進み、NOの
ときはステップS6に進む。ステップS6では車速VSPが第
2燃料カット車速VSPMAXRを越えているか否かを判別
し、YESのときはステップS7に進み、NOのときは燃料カ
ットを行うことなくインジェクタ6による燃料噴射制御
を継続させるステップS12に進む。したがって、シフト
段が後退段にあるときにはエンジン回転数Nが第2燃料
カット回転数NMAXRを越えたとき、あるいは車速VSPが第
2燃料カット車速VSPMAXRを越えたときに燃料カットが
行われる。
一方、シフト段が前進段にあるときには、ステップS
10で、エンジン回転数Nが第1燃料カット回転数NMAX
越えているか否かを判別し、YESのときはステップS7
進み、NOのときはステップS11に進む。ステップS11では
車速VSPが第1燃料カット車速VSPMAXを越えているか否
かを判別し、YESのときはインジェクタ6の噴射動作を
停止して燃料カットを行うステップS7に進み、NOのとき
は燃料カットを行うことなくインジェクタ6による燃料
噴射制御を継続させるステップS12に進む。したがっ
て、シフト段が前進段にあるときには、エンジン回転数
Nが第2燃料カット回転数NMAXRよりも大きく設定され
た第1燃料カット回転数NMAXをこえたとき、あるいは車
速VSPが第2燃料カット車速VSPMAXRよりも大きく設定さ
れた第1燃料カット車速VSPMAXを越えたときに燃料カッ
トが行われる。以上のことから、前進段のときには従来
と同様に車両走行の安定性を図れる一方、通常運転時の
車両速度あるいはエンジン回転速度が前進段に比べて低
い設定されている後退段においても、車両速度あるいは
エンジン回転数の過度の上昇が有効に制御され、車両走
行の安全性を図れる。
次に、本発明の特徴部分であるトラクション・コント
ロールについて説明する。このルーチンは第5図のフロ
ーチャートに従って実行される。
まず、ステップS21でエンジン始動後の初回の制御周
期であるか否かを判別し、YESのときはステップS22で各
変数を初期化したりしてイニシャライズを実行する。次
いで、ステップS23でエンジン回転数N、左駆動輪回転
数VFL、右駆動輪回転数VFR、左非駆動輪回転数VRLおよ
び右非駆動輪回転数VRRを読み込んだ後、ステップS24
次式に従って駆動輪回転数VF(車速VSPに相当する)
を演算するとともに、ステップS25で次式に従って非
駆動輪回転数VRを演算し、 VF=(VFL+VFR)/2 …… VR=(VRL+VRR)/2 …… ステップS26で次式に従って駆動輪のスリップ率Sを
演算する。
S=(VF−VR)/VF …… ステップS27では上記スリップ率Sをいくつか大きさ
の異なる比較基準値Si(S0<S1<S2<S3<S4<S5)と比
較し、その比較結果から燃料供給カットすべき気筒(フ
ュエルカット気筒)の数Vを選択する。ここで、前記エ
ンジン1を6気筒エンジンとすると、数Vの最小値は
“0"、最大値は“6"となり、数Vは“0"から“6"までの
いずれかの値をとる。ステップS27における比較条件と
その結果は以下のとおりである。
S<S0→V=“0" S0<S<S1→V=“1" S1<S<S2→V=“2" S2<S<S3→V=“3" S3<S<S4→V=“4" S4<S<S5→V=“5" S>S5→V=“6" 次に、ステップS28でエンジン回転数Nが所定値N0
上か否かを判別し、NOのとき、すなわちエンジン1の排
気温度がそれほど高温とならない所定の低回転域運転状
態にあるときはステップS30で後述する第2の気筒順指
定テーブルTBL2を参照する一方、YSEのとき、すなわち
エンジン1の排気温度が高温となる恐れのある上記低回
転域運転状態以外の運転状態にあるときはステップS29
で後述する第1の気筒順指定テーブルTBL1を参照し、上
記の数Vだけの気筒を所定の順に指定した後、今後のル
ーチンを終了する。
第6、7図は第1の気筒順指定テーブルTBL1および第
2の気筒順指定テーブルTBL2の一例を示す図である。
第1の気筒順指定テーブルTBL1は、フュエルカット気
筒(テーブル中符号Cで表す)の組み合せを点火順序
(爆発気筒順序)に従って可能な限り連続して指定す
る。例えば点火順序が#1気筒、#2気筒、#3気筒、
#4気筒、#5気筒、#6気筒である場合、1気筒カッ
ト(V=“1")するときは#1のみ、2気筒カット(V
=“2")するときは#1および#2の組み合せ、3気筒
カット(V=“3")するときは#1、#2および#3の
組み合せ、4気筒カット(V=“4")するときは#1、
#2、#3および#4の組み合せ、5気筒カット(V=
“5")するときは#1、#2、#3、#4および#5の
組み合せ、全気筒カット(V=“6")するときは#1、
#2、#3、#4、#5および#6の組み合せとする。
一方、第2の気筒順指定テーブルTBL2は、フュエルカ
ット気筒の組み合せを爆発気筒順序に対して可能な限り
等間隔で指定する。例えば点火順序が上記と同一の場
合、1気筒カット((V=“1")するときは#1のみ、
2気筒カット(V=“2")するときは#1および#4の
組み合せ、3気筒カット(V=“3")するときは#1、
#3および#5の組み合せ、4気筒カット(V=“4")
するときは#1、#3、#4および#6の組み合せ、5
気筒カット(V=“5")とするときは#1、#2、#
3、#4および#6の組み合せ、全気筒カット(V=
“6")するときは#1、#2、#3、#4、#5および
#6の組み合せとする。
以上のことから、本実施例では、(I)エンジン回転
数Nが所定値N0を下回る低回転域運転状態の場合に第2
の気筒順指定テーブルTBL2を参照してフュエルカット気
筒を等間隔に指定する一方、(II)低回転域運転状態以
外の場合には第1の気筒順指定テーブルTBL1を参照して
フュエルカット気筒を爆発気筒順に指定するといった2
通りの指定を択一的に行うことができ、前者(I)の指
定によりトルク変動を滑らかにしてエンジン1の安定性
を向上でき、後者(II)の指定によりフュエルカットを
伴う触媒温度の上昇を抑制して触媒の劣化を防止するこ
とができる。したがって、排気中の有害成分の低減と車
両のガクガク振動の抑制とを共に達成することができ
る。
なお、上記の実施例ではふたつの気筒順指定テーブル
TBL1、TBL2をエンジン回転数Nより大小により切り換え
ているが、これに限るものではなく、例えば、以下のよ
うにしてもよい。
第8図は第2項記載の発明に係る車両用駆動力制御装
置の実施例を示すそのトラクション・コントロールのフ
ローチャートである。なお、以下の説明では第5図との
相違点だけを説明する。
本実施例では、ステップS23の読み込みデータに触媒
入口温度センサ(温度検出手段)27からの触媒入口排気
温度K(すなわちエンジン1の排気ガス温度)を加える
と共に、ステップS31でこの入口排気温度Kが所定値K0
以上か否かを判別し、YESのときは第1の気筒順指定テ
ーブルTBL1を参照し、NOのときは第2の気筒順指定テー
ブルTBL2を参照する。このようにしても、排気ガス温度
Kが低く、したがって触媒劣化の恐れがないときに第2
の気筒順指定テーブルTBL2を参照しフュエルカット気筒
を等間隔で指定してエンジン1の安定性を向上できると
ともに、排気ガス温度Kが高く、触媒劣化の恐れがある
ときに第1の気筒順指定テーブルTBL1を参照しフュエル
カット気筒を爆発順に指定して触媒の劣化を防止でき
る。
第9図は第3項記載の発明に係る車両用駆動力制御装
置の実施例を示すそのトラクション・コントロールのフ
ローチャートである。このフローチャートも第5図のも
のと殆ど同一であり、相違点だけを説明すると、S41
スリップ率Sが最小の比較基準値S0よりも大きいときに
駆動輪スリップの発生を判定するステップ、S42はスリ
ップが発生している間、所定ルーチンを繰り返す毎に計
測手段TMRの値をインクメント(+1)するステップ、S
43はスリップの収束時に計測手段TMRの値をリセットす
るステップ、S44は計測手段TMRの値が所定値T0以上か否
かを判別するステップである。
ここで、計測手段TMRの値はスリップ発生の継続時間
を表しており、これは駆動輪スリップ発生に応答して実
行されるフュエルカット制御の実行時間を表すものであ
る。
したがって、この実施例によれば、フュエルカット制
御が短時間だけで排気温度の上昇の恐れがないときには
第2の気筒順指定テーブルTBL2を参照して等間隔にフュ
エルカット気筒を指定しエンジン1の安定性を向上でき
ると共に、フュエルカット制御が長引くときには第1の
気筒順指定テーブルTBL1を参照して爆発順にフュエルカ
ット気筒を指定し触媒の劣化を防止できる。
(効果) 本発明によれば、エンジン回転数、排気温度、または
フュエルカット制御時間に応じてフュエルカットの気筒
の指定方法を切り換えたので、排気中の有害成分を低減
でき、且つ車両のガタガタ振動を抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本概念図、第2〜7図は請求項1記
載の発明に係る車両用駆動力制御装置の実施例を示す図
であり、第2図はその全体構成図、第3図はそのコント
ロールユニットの点火時期制御を行う部分のブロック
図、第4図はその燃料噴射制御のプログラムを示すフロ
ーチャート、第5図はその駆動力制御のプログラムを示
すフローチャート、第6図はその第1の気筒順指定テー
ブルTBL1を示す図、第7図はその第2の気筒順指定テー
ブルTBL2を示す図、第8図は請求項2記載の発明に係る
車両用駆動力制御装置の実施例を示すその駆動力制御の
プログラムを示すフローチャート、第9図は請求項3記
載の発明に係る車両用駆動力制御装置の実施例を示すそ
の駆動力制御のプログラムを示すフローチャートであ
る。 1……エンジン、6……インジェクタ(燃料供給手
段)、12……触媒コンバータ、18……クランク角センサ
(エンジン回転数検出手段)、27……触媒入口温度セン
サ(温度検出手段)、40……コントロールユニット(ス
リップ率演算手段、供給量演算手段、選択手段、気筒指
定手段)、51……運転状態検出手段、TMR……計測手
段。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)車両の駆動輪と路面との間のスリップ
    率を演算するスリップ率演算手段と、 b)排気系に排気触媒を有する多気筒エンジンの運転状
    態を検出する運転状態検出手段と、 c)前記エンジンの運転状態に基づいて燃料の基本供給
    量を演算する基本供給量演算手段と、 d)前記基本供給量を前記スリップ率の大きさに基づい
    て気筒毎の燃料カットによって補正するべく燃料供給を
    カットすべき気筒の数を選択する選択手段と、 e)前記エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検
    出手段と、 f)前記エンジンが所定の低回転域運転状態にあるとき
    前記選択手段で選択した数の気筒を爆発気筒順序に対し
    て略等間隔で指定する一方、前記エンジンが低回転域運
    転状態以外にあるとき前記選択手段で選択した数の気筒
    を爆発気筒順に指定する気筒指定手段と、 g)前記選択手段により補正された供給量の燃料を前記
    気筒指定手段で指定された気筒順に供給する燃料供給手
    段と、 を備えたことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  2. 【請求項2】a)車両の駆動輪と路面との間のスリップ
    率を演算するスリップ率演算手段と、 b)排気系に排気触媒を有する多気筒エンジンの運転状
    態を検出する運転状態検出手段と、 c)前記エンジンの運転状態に基づいて燃料の基本供給
    量を演算する基本供給量演算手段と、 d)前記基本供給量を前記スリップ率の大きさに基づい
    て気筒毎の燃料カットによって補正するべく燃料供給を
    カットすべき気筒の数を選択する選択手段と、 e)前記エンジンの排気温度を検出する温度検出手段
    と、 f)前記エンジンの排気温が所定の低排気温状態にある
    とき前記選択手段で選択した数の気筒を爆発気筒順序に
    対して略等間隔で指定する一方、前記エンジンの排気温
    が低排気温状態以外にあるとき前記選択手段で選択した
    数の気筒を爆発気筒順に指定する気筒指定手段と、 g)前記選択手段により補正された供給量の燃料を前記
    気筒指定手段で指定された気筒順に供給する燃料供給手
    段と、 を備えたことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  3. 【請求項3】a)車両の駆動輪と路面との間のスリップ
    率を演算するスリップ率演算手段と、 b)排気系に排気触媒を有する多気筒エンジンの運転状
    態を検出する運転状態検出手段と、 c)前記エンジンの運転状態に基づいて燃料の基本供給
    量を演算する基本供給量演算手段と、 d)前記基本供給量を前記スリップ率の大きさに基づい
    て気筒毎の燃料カットによって補正するべく燃料供給を
    カットすべき気筒の数を選択する選択手段と、 e)前記燃料カットすべき気筒の数が少なくとも1を超
    えている間の経過時間を計測する計測手段と、 f)前記計測時間が所定時間に到達するまで前記選択手
    段で選択した数の気筒を爆発気筒順序に対して略等間隔
    で指定する一方、所定時間を超えると前記選択手段で選
    択した数の気筒を爆発気筒順に指定する気筒指定手段
    と、 g)前記選択手段により補正された供給量の燃料を前記
    気筒指定手段で指定された気筒順に供給する燃料供給手
    段と、 を備えたことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
JP2153789A 1990-06-12 1990-06-12 車両用駆動力制御装置 Expired - Lifetime JP2579379B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2153789A JP2579379B2 (ja) 1990-06-12 1990-06-12 車両用駆動力制御装置
US07/712,891 US5224565A (en) 1990-06-12 1991-06-12 Traction control for motor vehicles

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2153789A JP2579379B2 (ja) 1990-06-12 1990-06-12 車両用駆動力制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0447143A JPH0447143A (ja) 1992-02-17
JP2579379B2 true JP2579379B2 (ja) 1997-02-05

Family

ID=15570174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2153789A Expired - Lifetime JP2579379B2 (ja) 1990-06-12 1990-06-12 車両用駆動力制御装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5224565A (ja)
JP (1) JP2579379B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2539072Y2 (ja) * 1991-12-27 1997-06-18 本田技研工業株式会社 内燃機関のノック制御装置
JP3158848B2 (ja) * 1994-03-16 2001-04-23 日産自動車株式会社 車両用トラクション制御装置
DE19515026A1 (de) * 1994-04-22 1995-10-26 Mazda Motor Traktionssteuerung für Fahrzeuge
JP3420411B2 (ja) * 1995-11-14 2003-06-23 本田技研工業株式会社 ハイブリッド自動車
DE19914064A1 (de) * 1999-03-27 2000-09-28 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung des Radverhaltens eines Fahrzeugs
JP3644354B2 (ja) * 2000-05-09 2005-04-27 トヨタ自動車株式会社 温度推定方法および装置
US7638040B2 (en) * 2007-06-29 2009-12-29 Uop Llc Process for upgrading contaminated hydrocarbons
US8156269B2 (en) * 2008-11-04 2012-04-10 Renesas Electronics America Inc. Reference distribution bus

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1520740A (en) * 1975-12-02 1978-08-09 Courtaulds Ltd Sanitary garment
US4205679A (en) * 1976-07-23 1980-06-03 Johnson & Johnson Disposable undergarment
US4355425A (en) * 1980-02-01 1982-10-26 The Procter & Gamble Company Panty with a built-in elastic system to minimize gathering and provide a comfortable, conforming fit and method to assemble a panty
JPS6160331A (ja) * 1984-09-03 1986-03-28 Toyota Motor Corp 車両スリツプ制御装置
CA1288201C (en) * 1985-09-06 1991-09-03 Leona G. Boland Form-fitting self-adjusting disposable garment with fully integrated absorbent structure
JPH0610449B2 (ja) * 1985-10-17 1994-02-09 日産自動車株式会社 車両用駆動力制御装置
US4690681A (en) * 1986-01-23 1987-09-01 Kimberly-Clark Corporation Disposable leakproof catamenial device
JPS62214241A (ja) * 1986-03-12 1987-09-21 Nissan Motor Co Ltd 車両用駆動力制御装置
DE3888871T2 (de) * 1987-06-11 1994-07-21 Honda Motor Co Ltd Antischlupfregelung für die angetriebenen Räder von Fahrzeugen.
JPS6487844A (en) * 1987-09-29 1989-03-31 Toyota Motor Corp Engine brake control device
JP2643420B2 (ja) * 1989-03-06 1997-08-20 トヨタ自動車株式会社 車両の加速スリップ制御装置
JPH02245433A (ja) * 1989-03-17 1990-10-01 Toyota Motor Corp 車両の加速スリップ制御装置
JPH0323632U (ja) * 1989-07-17 1991-03-12
US5025881A (en) * 1989-07-25 1991-06-25 General Motors Corporation Vehicle traction control system with fuel control
US4951773A (en) * 1989-07-25 1990-08-28 General Motors Corporation Vehicle traction control system with fuel control

Also Published As

Publication number Publication date
US5224565A (en) 1993-07-06
JPH0447143A (ja) 1992-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5211011A (en) Control apparatus for rapidly warming up catalyst in internal combustion engine
JPH09112303A (ja) エンジンの燃料制御装置
JPH06330741A (ja) リーンバーンエンジンの空燃比制御装置
JP2579379B2 (ja) 車両用駆動力制御装置
JPH08121147A (ja) 内燃エンジンの燃焼制御装置
JPH0988663A (ja) 内燃機関制御装置
JP4306004B2 (ja) エンジンの制御装置
JP2952879B2 (ja) 車両の加速スリップ制御装置
JP3206272B2 (ja) 車両用駆動力制御装置
JP2623791B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JPH06159110A (ja) 車両用駆動力制御装置
JP3596075B2 (ja) 車両用内燃機関の燃料供給制御装置
JPS59188041A (ja) 内燃エンジンの減速時燃料供給制御方法
JP2737482B2 (ja) 内燃機関における触媒コンバータ装置の劣化診断装置
JP3866347B2 (ja) エンジンの排気浄化装置
JPH03246334A (ja) 車両用駆動力制御装置
JP2561378B2 (ja) 車両用駆動力制御装置
JPH08144803A (ja) エンジンの制御装置
JP2873504B2 (ja) エンジンの燃料制御装置
JP3417207B2 (ja) エンジンのフューエルカット制御装置
JP2654669B2 (ja) エンジンの点火時期制御装置
JP3021104B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2976599B2 (ja) 内燃機関の点火時期制御装置
JPH0571381A (ja) 内燃機関の燃料供給制御装置
JPH0510492B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101107

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101107

Year of fee payment: 14