JP2579376Y2 - 電動車椅子の操作ヘッド - Google Patents

電動車椅子の操作ヘッド

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JP2579376Y2
JP2579376Y2 JP1992023471U JP2347192U JP2579376Y2 JP 2579376 Y2 JP2579376 Y2 JP 2579376Y2 JP 1992023471 U JP1992023471 U JP 1992023471U JP 2347192 U JP2347192 U JP 2347192U JP 2579376 Y2 JP2579376 Y2 JP 2579376Y2
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Japan
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plate
support plate
steering shaft
electric wheelchair
operation head
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誠二 井上
英樹 熊本
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ATECS CORP
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ATECS CORP
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、身体障害者や老人等が
利用する電動車椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】電動車椅子として、座席の前部にステア
リング軸を立設し、このステアリング軸の上端に設けた
バーハンドルを握って操縦操作を行うようにした構造の
ものがある。ステアリング軸の上端には、走行速度切換
スイッチやバッテリ充電状態表示器等を設けた操作ヘッ
ドを設けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】操作ヘッドの内部に
は、ポテンショメータや表示器、スイッチ類等の電装品
を設けているため、雨水の侵入を防ぐよう密閉構造にす
るが、雨の降っている時に走行することもあり、操作ヘ
ッド内に雨水が侵入することを完全に防ぐことは不可能
である。そして密閉構造であると一旦内部へ侵入した雨
水は排出され難く、内部の腐食を進行させたり電装品の
誤作動を生じる。そこで、本考案では、操作ヘッド内に
雨水が侵入し難くすると共に、もし雨水が侵入すれば直
ちに排出されるようにすることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】ステアリング軸13の上
端に支持プレート1を略水平状態で固定し、この支持プ
レート1上にハンドル15の基部と電装品2を取り付
け、支持プレート1を囲う操作ボックス14の底板3に
ステアリング軸13の軸径より充分大きく支持プレート
1の面内に納まる排水孔4を設けるとともに、この底板
3の内面6を支持プレート1の底面5から離して電動車
椅子の操作ヘッドを構成とした。
【0005】
【考案の作用効果】ステアリング軸13の上端に固定し
たプレート1の上側に電装品2とハンドル15の基部を
取り付け、これらを操作ボックス14で囲っているので
雨水の侵入を防ぐのであるが、例え雨水の侵入を防ぎき
れずに操作ボックス14内へ水が入ってきたとしても、
操作ボックス14の底板3に設けた排水孔4から迅やか
に排出される。侵入した雨水は、プレート1の底面5と
操作ボックス14の底板3の内面6とが離れているため
水の切れが良く排水孔4から流れ出易い。尚、排水孔4
は、下方へ向けて開口しているため雨水がここから侵入
することはほとんど無いが、例え入っても排水孔4のす
ぐ上にプレート1が有るため、プレート1上まで侵入す
ることを防ぐことができる。
【0006】
【実施例】次に、電動車椅子の概略構造を図3と図4で
説明する。車体10下部には、前部の左右中央に単一の
操向用前輪11を装着し、後部左右に2個の駆動用後輪
12を装着している。車体10の上部には、前輪11に
直結するステアリング軸13を立設し、その上部中央に
操作ボックス14を設けバーハンドル15を左右に張り
出して設け、内方へ向かって湾曲した部分に設けた握り
16を持ってステアリング軸13を回動することで前輪
11の向きを変えて操向する。
【0007】操作ボックス14には、右側面側に走行速
度を変更するアクセルレバー30を突設し、バーハンド
ル15の握り16を持ったままで回動して走行速度を調
節するようにしている。又、操作ボックス14の上面に
は、走行速度を高・低速に切り換える速度切換スイッチ
31、左右への旋回方向を指示する方向指示ランプの点
滅切換スイッチ32、ブザーを鳴らすブザースイッチ3
3及びバッテリの充電状態等を示す表示器34を設けて
いる。
【0008】操作ボックス14と車体10との間は、ス
テアリング軸13を包んでステアリング筒35を設け、
下端には下方に向かって膨らんだステアリング足元カバ
ー36を設け、この足元カバー36に前方へ向けて前照
灯37を設けている。ステアリング筒35の前側には小
物入れ用のバスケット38を設けている。車体10後部
の中央に支脚17を立設し、この支脚17上に座席18
を左右回動固定可能に取り付けている。
【0009】座席18の下方には、前方からバッテリー
19、モータ20を配し、2個のバッテリ19に挾んだ
状態で走行制御ボックス21を設け、モータ20は後輪
12の駆動軸22を左右に突設したギヤーケース23に
取り付けている。又、モータ20の上方に位置して充電
用トランス24を支脚17に取り付けている。バッテリ
19は前カバー25で覆い、モータ20等は後カバー2
6で覆っている。この後カバー26の後端にはトランク
スペース28を設け、後蓋29を開閉するようにしてい
る。
【0010】操作ボックス14の内部構造を図1と図2
で説明する。ステアリング軸13の上端にはプレート1
を略水平に溶接によって固着している。このプレート1
の前側には左右へ湾曲して突出するバーハンドル15の
基部を溶接によって固着している。プレート1の左右側
部は上方へ折り曲げて、アクセルレバー30の支軸40
を貫通している。支軸40にギヤ41を取り付けプレー
トの折り曲げ起立部に取り付けたポテンショメータ42
に取り付けたギヤ43と噛み合わせていて、アクセルレ
バー30を操作して支軸40を回転するとポテンショメ
ータ42が回転して走行速度を変更できるようになる。
44はブザーである。前記の考案の説明ではポテンショ
メータ42やブザー44等をまとめて電装品2と総称し
ている。
【0011】プレート1を上下から覆う操作ボックス1
4は上下に分割可能に構成し、下側ケース45は3箇所
部分的に内側へ膨出させてプレート1の底面5へボルト
46で取り付けている。従って下側ケース45の底板3
の大部分はプレート1の底板5から離れた状態となって
いる。又、下側ケース45の中央には、ステアリング軸
13を通す排水孔4を設け、この下側ケース45をステ
アリング軸13の下端からこの排水孔4を通して上方へ
持ち上げて装着する。排水孔4はステアリング軸13の
軸径より充分大きく、上方から見て支持プレート1で覆
われる程度の大きさとしている。支持プレート1の上部
にはバッテリ19の充電状態を示す表示器34を取り付
け、支持プレート1の上部にはバッテリ19の充電状態
を示す表示器34を取り付け、上側ケース47に設けた
窓48から覗けるようにしている。下側ケース45に重
ねる上側ケース47にはメイン電源を入切するキースイ
ッチ、速度切換スイッチ31、点滅切換スイッチ32、
ブザースイッチ33等を取り付けている。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部の拡大平面図である。
【図2】一部の拡大側断面図である。
【図3】全体の側面図である。
【図4】一部の平断面図である。
【符号の説明】 1 支持プレート 2 電装品 3 底板 4 排水孔 5 支持プレート底面 6 底板の内面 13 ステアリング軸 14 操作ボックス 15 バーハンドル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリング軸(13)の上端に支持プ
    レート(1)を略水平状態で固定し、この支持プレート
    (1)上にハンドル(15)の基部と電装品(2)を取
    り付け、支持プレート(1)を囲う操作ボックス(1
    4)の底板(3)にステアリング軸(13)の軸径より
    充分大きく支持プレート(1)の面内に納まる排水孔
    (4)を設けるとともに、この底板(3)の内面(6)
    を支持プレート(1)の底面(5)から離してなる電動
    車椅子の操作ヘッド。
JP1992023471U 1992-03-19 1992-03-19 電動車椅子の操作ヘッド Expired - Fee Related JP2579376Y2 (ja)

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JP3835862B2 (ja) * 1996-09-13 2006-10-18 株式会社アテックス 電動車椅子のカバー取付構成
JP3937276B2 (ja) * 1999-04-19 2007-06-27 株式会社アテックス 電動車の操作装置

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