JP2577946B2 - 増幅回路 - Google Patents
増幅回路Info
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- JP2577946B2 JP2577946B2 JP63035687A JP3568788A JP2577946B2 JP 2577946 B2 JP2577946 B2 JP 2577946B2 JP 63035687 A JP63035687 A JP 63035687A JP 3568788 A JP3568788 A JP 3568788A JP 2577946 B2 JP2577946 B2 JP 2577946B2
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- Japan
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- collector
- output
- constant current
- signal
- amplifier circuit
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- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Description
本発明は、入力信号の逆相の出力を得る増幅回路に関
する。
する。
逆相出力を取り出す簡易型増幅回路としては、トラン
ジスター段によるエミッタ接地回路がある。第２図は、
このようなエミッタ接地回路を利用したイコライザ回路
を示している。同図において増幅用トランジスタQ1に
は、コレクタ抵抗R3、エミッタ抵抗R4およびベース電位
を設定する分圧抵抗R1,R2により電流帰還バイアスが与
えられる。増幅用トランジスタQ1のコレクタからは入力
端子INより結合コンデンサC1を介してベースに加えられ
た入力信号と逆相のエミッタ接地出力が結合コンデンサ
C2を介して取り出され、また、エミッタからは同相のエ
ミッタ・ホロワ出力が同じく結合コンデンサC3を介して
取り出される。可変抵抗器R5は、逆相と正相出力の合成
比を調整し増幅回路全体のゲイン設定を行うために設け
られ、その摺動端子Ｔと接地ライン間に接続された共振
器DRの共振周波数を中心とした特定帯域成分の強調信号
が出力端子OUTに得られる。
ジスター段によるエミッタ接地回路がある。第２図は、
このようなエミッタ接地回路を利用したイコライザ回路
を示している。同図において増幅用トランジスタQ1に
は、コレクタ抵抗R3、エミッタ抵抗R4およびベース電位
を設定する分圧抵抗R1,R2により電流帰還バイアスが与
えられる。増幅用トランジスタQ1のコレクタからは入力
端子INより結合コンデンサC1を介してベースに加えられ
た入力信号と逆相のエミッタ接地出力が結合コンデンサ
C2を介して取り出され、また、エミッタからは同相のエ
ミッタ・ホロワ出力が同じく結合コンデンサC3を介して
取り出される。可変抵抗器R5は、逆相と正相出力の合成
比を調整し増幅回路全体のゲイン設定を行うために設け
られ、その摺動端子Ｔと接地ライン間に接続された共振
器DRの共振周波数を中心とした特定帯域成分の強調信号
が出力端子OUTに得られる。
増幅用トランジスタのコレクタがコレクタ抵抗を介し
て電源＋Vccと接続された従来の増幅回路では、電源電
圧が変動すると、変動成分が出力信号に重畳される。そ
こで、電源電圧の変動を抑えるために電源の安定化回路
を別途設ける必要がある。
て電源＋Vccと接続された従来の増幅回路では、電源電
圧が変動すると、変動成分が出力信号に重畳される。そ
こで、電源電圧の変動を抑えるために電源の安定化回路
を別途設ける必要がある。
本発明は上記の課題を解決するために、増幅用トラン
ジスタのエミッタをエミッタ抵抗を介して接地する一
方、入力端子より前記トランジスタのベースに加えられ
た入力信号を前記コレクタからは第１の結合コンデンサ
を介して該入力信号と逆相の第１の出力信号として取り
出し、前記エミッタからは第２の結合コンデンサを介し
て該入力信号と同相の第２の出力信号として取り出すと
ともに、前記両出力信号を出力端子において合成する増
幅回路において、前記増幅用トランジスタのコレクタと
前記電源との間に定電流源を接続して該定電流源からの
定電流の一部を該コレクタに供給するとともに、前記定
電流の残部を前記コレクタ抵抗に分流可能とし、入力信
号の変化によって前記トランジスタの増幅動作に伴い前
記コレクタの電流の変化するときには、その変化分を前
記コレクタ抵抗側に分流することによって、前記結合コ
ンデンサを介して前記出力端子から出力信号を前記電源
の変動とは無関係に出力するようにした。
ジスタのエミッタをエミッタ抵抗を介して接地する一
方、入力端子より前記トランジスタのベースに加えられ
た入力信号を前記コレクタからは第１の結合コンデンサ
を介して該入力信号と逆相の第１の出力信号として取り
出し、前記エミッタからは第２の結合コンデンサを介し
て該入力信号と同相の第２の出力信号として取り出すと
ともに、前記両出力信号を出力端子において合成する増
幅回路において、前記増幅用トランジスタのコレクタと
前記電源との間に定電流源を接続して該定電流源からの
定電流の一部を該コレクタに供給するとともに、前記定
電流の残部を前記コレクタ抵抗に分流可能とし、入力信
号の変化によって前記トランジスタの増幅動作に伴い前
記コレクタの電流の変化するときには、その変化分を前
記コレクタ抵抗側に分流することによって、前記結合コ
ンデンサを介して前記出力端子から出力信号を前記電源
の変動とは無関係に出力するようにした。
この構成によれば、入力信号の無いときに定電流源か
らの電流は増幅用トランジスタのコレクタ側と、コレク
タ抵抗側とに流れる。そして、入力信号が入力される
と、上記コレクタ側へ流れる電流量が例えば増加する
と、コレクタ抵抗側に流れる電流量が減少する。したが
って、その出力端子からは入力信号に対して逆相の関係
の出力信号が出力される。そして、この場合の電流の変
化は電源の変動とは無関係である。
らの電流は増幅用トランジスタのコレクタ側と、コレク
タ抵抗側とに流れる。そして、入力信号が入力される
と、上記コレクタ側へ流れる電流量が例えば増加する
と、コレクタ抵抗側に流れる電流量が減少する。したが
って、その出力端子からは入力信号に対して逆相の関係
の出力信号が出力される。そして、この場合の電流の変
化は電源の変動とは無関係である。
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第１図はグラフィック・イコライザに用いられる、
本発明の実施例に係る増幅回路の回路図であり、第２図
と対応する部分には同一の符号を付している。第１図に
おいて、INは入力端子、Q1は増幅用トランジスタ、R4、
R10は抵抗、C1〜C3は結合コンデンサ、＋Vccは電源、R5
は可変抵抗器、DRは直列共振器である。 本実施例において従来例と異なる構成は次の通りであ
る。 すなわち、本実施例の増幅回路は、第２図において増
幅用トランジスタQ1のコレクタと電源＋Vccとの間に接
続されている抵抗R3に代えて、ダイオードD1,D2,D3、抵
抗R7,R8およびトランジスタQ2で構成された定電流源Icc
が接続され、増幅用トランジスタQ1のコレクタと接地線
との間にコレクタ抵抗R3が接続されていることに特徴を
有している。また、第２図に示す抵抗R1,R2が省略さ
れ、コンデンサC1と増幅用トランジスタQ1のベースとの
間の接続線と接地線との間に、抵抗R10と電圧源Ｅとが
互いに直列となるように接続されている。 その他の構成は従来例と同様であるからその説明は省
略する。 動作を説明する。まず、入力端子INに入力信号が与え
られていないときは、定電流源Iccからの電流Ｉは増幅
用トランジスタQ1のコレクタ側への電源I1とコレクタ抵
抗R6側への電流I2とに分流される。次に、入力端子INに
入力信号が与えられると、その入力信号により増幅用ト
ランジスタQ1のコレクタ側への電流I1がI1＋ｉに変化す
ると、そのコレクタとコレクタ抵抗R6とが定電流源Icc
で共通に接続されているから、コレクタ抵抗R6側への電
流I2はI2−ｉとなる。このことは、結合コンデンサC3側
からの出力信号の位相は入力信号のそれと同相であるの
に対して、結合コンデンサC2に接続された出力端子OUT
から出力される出力信号の位相は入力信号のそれに対し
て逆相となっている。 また、定電流源Iccの内部インピーダンスは増幅回路
の負荷インピーダンスより大きいので、本実施例の増幅
回路ではその増幅用トランジスタTRのコレクタから結合
コンデンサC2を介して出力端子OUTから得られる出力信
号は、電源の変動とは無関係に入力信号の逆相の関係で
出力されることになる。
る。第１図はグラフィック・イコライザに用いられる、
本発明の実施例に係る増幅回路の回路図であり、第２図
と対応する部分には同一の符号を付している。第１図に
おいて、INは入力端子、Q1は増幅用トランジスタ、R4、
R10は抵抗、C1〜C3は結合コンデンサ、＋Vccは電源、R5
は可変抵抗器、DRは直列共振器である。 本実施例において従来例と異なる構成は次の通りであ
る。 すなわち、本実施例の増幅回路は、第２図において増
幅用トランジスタQ1のコレクタと電源＋Vccとの間に接
続されている抵抗R3に代えて、ダイオードD1,D2,D3、抵
抗R7,R8およびトランジスタQ2で構成された定電流源Icc
が接続され、増幅用トランジスタQ1のコレクタと接地線
との間にコレクタ抵抗R3が接続されていることに特徴を
有している。また、第２図に示す抵抗R1,R2が省略さ
れ、コンデンサC1と増幅用トランジスタQ1のベースとの
間の接続線と接地線との間に、抵抗R10と電圧源Ｅとが
互いに直列となるように接続されている。 その他の構成は従来例と同様であるからその説明は省
略する。 動作を説明する。まず、入力端子INに入力信号が与え
られていないときは、定電流源Iccからの電流Ｉは増幅
用トランジスタQ1のコレクタ側への電源I1とコレクタ抵
抗R6側への電流I2とに分流される。次に、入力端子INに
入力信号が与えられると、その入力信号により増幅用ト
ランジスタQ1のコレクタ側への電流I1がI1＋ｉに変化す
ると、そのコレクタとコレクタ抵抗R6とが定電流源Icc
で共通に接続されているから、コレクタ抵抗R6側への電
流I2はI2−ｉとなる。このことは、結合コンデンサC3側
からの出力信号の位相は入力信号のそれと同相であるの
に対して、結合コンデンサC2に接続された出力端子OUT
から出力される出力信号の位相は入力信号のそれに対し
て逆相となっている。 また、定電流源Iccの内部インピーダンスは増幅回路
の負荷インピーダンスより大きいので、本実施例の増幅
回路ではその増幅用トランジスタTRのコレクタから結合
コンデンサC2を介して出力端子OUTから得られる出力信
号は、電源の変動とは無関係に入力信号の逆相の関係で
出力されることになる。
以上説明したことから明らかなように本発明によれ
ば、定電流源により入力信号の逆相の関係となる出力信
号を出力端子から得られるように構成したから、定電圧
源を用いなくて済む結果、コストの低減された、かつ、
出力端子からは電源の変動成分が十分に除去された出力
信号が得られる増幅回路を提供することができる。
ば、定電流源により入力信号の逆相の関係となる出力信
号を出力端子から得られるように構成したから、定電圧
源を用いなくて済む結果、コストの低減された、かつ、
出力端子からは電源の変動成分が十分に除去された出力
信号が得られる増幅回路を提供することができる。
第１図は本発明の実施例に係る増幅回路の回路図、第２
図は従来例に係る増幅回路の回路図である。 IN……入力端子、Q1……増幅用トランジスタ、R6……抵
抗、C1〜C3……結合コンデンサ、OUT……出力端子、Icc
……定電流源。
図は従来例に係る増幅回路の回路図である。 IN……入力端子、Q1……増幅用トランジスタ、R6……抵
抗、C1〜C3……結合コンデンサ、OUT……出力端子、Icc
……定電流源。
Claims (1)
- 【請求項１】増幅用トランジスタのエミッタをエミッタ
抵抗を介して接地する一方、入力端子より前記トランジ
スタのベースに加えられた入力信号を前記コレクタから
は第１の結合コンデンサを介して該入力信号と逆相の第
１の出力信号として取り出し、前記エミッタからは第２
の結合コンデンサを介して該入力信号と同相の第２の出
力信号として取り出すとともに、前記両出力信号を出力
端子において合成する増幅回路において、 前記増幅用トランジスタのコレクタと前記電源との間に
定電流源を接続して該定電流源からの定電流の一部を該
コレクタに供給するとともに、前記定電流の残部を前記
コレクタ抵抗に分流可能とし、 入力信号の変化によって前記トランジスタの増幅動作に
伴い前記コレクタの電流の変化するときには、その変化
分を前記コレクタ抵抗側に分流することによって、前記
結合コンデンサを介して前記出力端子から出力信号を前
記電源の変動とは無関係に出力することを特徴とする増
幅回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63035687A JP2577946B2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63035687A JP2577946B2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 増幅回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01209807A JPH01209807A (ja) | 1989-08-23 |
| JP2577946B2 true JP2577946B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=12448807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63035687A Expired - Fee Related JP2577946B2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 増幅回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2577946B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6042647B2 (ja) * | 1976-10-28 | 1985-09-24 | 株式会社東芝 | 低電圧動作増幅回路 |
| JPS57155809A (en) * | 1981-03-20 | 1982-09-27 | Nec Corp | Transistor amplifier |
-
1988
- 1988-02-17 JP JP63035687A patent/JP2577946B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01209807A (ja) | 1989-08-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |