JP2577937Y2 - 自動レベル測定装置 - Google Patents
自動レベル測定装置Info
- Publication number
- JP2577937Y2 JP2577937Y2 JP1992082164U JP8216492U JP2577937Y2 JP 2577937 Y2 JP2577937 Y2 JP 2577937Y2 JP 1992082164 U JP1992082164 U JP 1992082164U JP 8216492 U JP8216492 U JP 8216492U JP 2577937 Y2 JP2577937 Y2 JP 2577937Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- lens barrel
- transceiver
- point
- measured
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動レベル測定装置に係
り、特に排水設備のように所定の勾配で施工する必要の
ある部所に適応する装置に関する。
り、特に排水設備のように所定の勾配で施工する必要の
ある部所に適応する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、排水設備のように所定
の勾配で施工する部所では、予めトランシット等の測定
器を用いて、排水溝等の傾斜状態を設定する必要があ
る。
の勾配で施工する部所では、予めトランシット等の測定
器を用いて、排水溝等の傾斜状態を設定する必要があ
る。
【0003】このような場合、従来は2名の作業者が必
要で、一方の作業者がトランシットを所期の角度にセッ
トした後、その鏡胴を被測定部分に向けておき、他方の
作業者が、トランシット内の十字マーカーに示されてい
る箇所(被測定部分)に印をつけるようにしている。そ
して、この印を基に所期の角度で施工するようにしてい
る。
要で、一方の作業者がトランシットを所期の角度にセッ
トした後、その鏡胴を被測定部分に向けておき、他方の
作業者が、トランシット内の十字マーカーに示されてい
る箇所(被測定部分)に印をつけるようにしている。そ
して、この印を基に所期の角度で施工するようにしてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、前記した方
法では少なくとも2名の作業者が必要になるため、作業
効率が低いという問題がある。
法では少なくとも2名の作業者が必要になるため、作業
効率が低いという問題がある。
【0005】本考案は前記事項に鑑みてなされたもの
で、1人で操作でき、施工に際しての寸法決め等を容易
に行うことができるようにした自動レベル測定装置を提
供することを技術的課題とする。
で、1人で操作でき、施工に際しての寸法決め等を容易
に行うことができるようにした自動レベル測定装置を提
供することを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は前記技術的課題
を解決するために、基準点1から所定の勾配で線を延長
し、この直線と被測定点2とを交差させて被測定点2の
高さを特定するための装置であって以下のような構成と
した。
を解決するために、基準点1から所定の勾配で線を延長
し、この直線と被測定点2とを交差させて被測定点2の
高さを特定するための装置であって以下のような構成と
した。
【0007】即ち、基準点1に設置され、外部から勾配
値を制御できる鏡胴部3と、この勾配値を指定する送受
信機4と、この送受信機4の信号を受信する受信部5
と、前記鏡胴部3と同方向に可動する光照射部6と、前
記受信部5からの信号により照射部6及び鏡胴部3の照
射角度を制御する制御部7と、被測定点2において鏡胴
部3が向けられた位置に設けたスケール(スタッフ)8
に表示された寸法情報を読み取る読み取り部9と、この
読み取り部9で検出した寸法情報を前記送受信機4に送
信する送信部10とを備え、前記光照射部6でスケール
8に付すべきマークの位置を指示するよう構成した。
値を制御できる鏡胴部3と、この勾配値を指定する送受
信機4と、この送受信機4の信号を受信する受信部5
と、前記鏡胴部3と同方向に可動する光照射部6と、前
記受信部5からの信号により照射部6及び鏡胴部3の照
射角度を制御する制御部7と、被測定点2において鏡胴
部3が向けられた位置に設けたスケール(スタッフ)8
に表示された寸法情報を読み取る読み取り部9と、この
読み取り部9で検出した寸法情報を前記送受信機4に送
信する送信部10とを備え、前記光照射部6でスケール
8に付すべきマークの位置を指示するよう構成した。
【0008】なお、前記送受信機4には、スケール8に
表示された寸法情報をプリントアウトするプリンタを内
装することもできる。また、前記読み取り部9に被測定
点までの距離を測定する機能を付加してもよい。
表示された寸法情報をプリントアウトするプリンタを内
装することもできる。また、前記読み取り部9に被測定
点までの距離を測定する機能を付加してもよい。
【0009】
【作用】装置全体を基準点1に設置し、測定者は被測定
点2においてスケール8を監視しつつ送受信機4を操作
し、受信部5及び制御部7を介して、鏡胴部3を所望の
角度に遠隔操作する。ここで、読み取り部9は、スケー
ル8に表示された寸法情報を読み取り、送信部10によ
り、測定者が持っている送受信機4にこれを送出する。
これにより、測定者は被測定点の高さを知ることができ
る。
点2においてスケール8を監視しつつ送受信機4を操作
し、受信部5及び制御部7を介して、鏡胴部3を所望の
角度に遠隔操作する。ここで、読み取り部9は、スケー
ル8に表示された寸法情報を読み取り、送信部10によ
り、測定者が持っている送受信機4にこれを送出する。
これにより、測定者は被測定点の高さを知ることができ
る。
【0010】また光照射部6は、自動または送受信機4
による手動で起動し、前記鏡胴部3が示す部分と同一位
置を照射する。このため測定者は、この照射位置にテー
プを貼付する等して施工の際の目印とすることができ
る。
による手動で起動し、前記鏡胴部3が示す部分と同一位
置を照射する。このため測定者は、この照射位置にテー
プを貼付する等して施工の際の目印とすることができ
る。
【0011】
【実施例】本考案の実施例を図1ないし図3に基づいて
説明する。本装置Aは、三脚Bの上部に機構部と電子回
路部が載置してあり、全体としてトランシットのような
形状となっている。
説明する。本装置Aは、三脚Bの上部に機構部と電子回
路部が載置してあり、全体としてトランシットのような
形状となっている。
【0012】そして、本装置Aは基準点1に設置され、
この基準点1から離れた被測定点2におけるスケール8
または柱の高さを計測する。前記三脚Bの上部には、ト
ランシットと同様な鏡胴部3が軸支され、矢示F方向に
揺動可能となっている。この鏡胴部3の内部には、プリ
ズムP1、P2が設けられており、プリズムP1は光軸
を90度分岐して光照射部6と接続させるものであり、
プリズムP2も光軸を90度分岐して、読み取り部9と
接続させるものである。
この基準点1から離れた被測定点2におけるスケール8
または柱の高さを計測する。前記三脚Bの上部には、ト
ランシットと同様な鏡胴部3が軸支され、矢示F方向に
揺動可能となっている。この鏡胴部3の内部には、プリ
ズムP1、P2が設けられており、プリズムP1は光軸
を90度分岐して光照射部6と接続させるものであり、
プリズムP2も光軸を90度分岐して、読み取り部9と
接続させるものである。
【0013】これら、鏡胴部3、光照射部6及び読み取
り部9は、それぞれ一体となって可動するよう構成され
ている。前記読み取り部9はCCDが用いられており、
ここに結像した映像を中央処理装置Cに送出するように
なっている。前記鏡胴部3は制御部7により揺動するよ
うになっており、この制御部7は中央処理装置Cからの
信号により制御されるようになっている。前記中央処理
装置Cは、読み取り部9において取り込んだ映像を解析
する機能を有しており、特に数字をパターン認識して解
読し、その結果を外部を送出するようになっている。
り部9は、それぞれ一体となって可動するよう構成され
ている。前記読み取り部9はCCDが用いられており、
ここに結像した映像を中央処理装置Cに送出するように
なっている。前記鏡胴部3は制御部7により揺動するよ
うになっており、この制御部7は中央処理装置Cからの
信号により制御されるようになっている。前記中央処理
装置Cは、読み取り部9において取り込んだ映像を解析
する機能を有しており、特に数字をパターン認識して解
読し、その結果を外部を送出するようになっている。
【0014】前記中央処理装置Cには、受信部5と送信
部10とが接続されており、受信部5は、測定者が持つ
送受信機4からの信号を受けるものであり、送信部10
は前記したデータを送受信機4に送出するものである。
部10とが接続されており、受信部5は、測定者が持つ
送受信機4からの信号を受けるものであり、送信部10
は前記したデータを送受信機4に送出するものである。
【0015】以下、動作例を説明する。本装置は2つの
機能があるが、その機能別に説明する。まず、第1の機
能は被測定点2に置いたスケール8の高さを自動的に読
む機能である。即ち、図1に示すように、装置Aを基準
点1に設置し、測定者は被測定点2においてスケール8
を監視しつつ送受信機4を操作し、受信部5及び制御部
7を介して、鏡胴部3を所望の角度に遠隔操作する。ス
ケール8は反射面上に数字が描かれており、この面で反
射した光が読み取り部9に入力され、中央処理装置Cで
寸法情報を読み取り、送信部10を介して測定者が持っ
ている送受信機4にこれを送出する。そして必要に応じ
て、結果をプリントアウトさせることができる。なお、
このとき適当な周知手段によって、距離を同時に計測し
てもよいのは勿論である。
機能があるが、その機能別に説明する。まず、第1の機
能は被測定点2に置いたスケール8の高さを自動的に読
む機能である。即ち、図1に示すように、装置Aを基準
点1に設置し、測定者は被測定点2においてスケール8
を監視しつつ送受信機4を操作し、受信部5及び制御部
7を介して、鏡胴部3を所望の角度に遠隔操作する。ス
ケール8は反射面上に数字が描かれており、この面で反
射した光が読み取り部9に入力され、中央処理装置Cで
寸法情報を読み取り、送信部10を介して測定者が持っ
ている送受信機4にこれを送出する。そして必要に応じ
て、結果をプリントアウトさせることができる。なお、
このとき適当な周知手段によって、距離を同時に計測し
てもよいのは勿論である。
【0016】第2の機能は、例えば、覆土板下において
多数の柱に一定傾斜のマークを付ける必要がある場合に
有効である。図2において、柱は2a、2b、2cの3
本が示されている。測定者は送受信機4を操作し、受信
部5及び制御部7を介して、鏡胴部3を所望の角度に遠
隔操作する。そして角度が設定値に固定されると同時
に、光照射部6が前記鏡胴部3が示す部分と同一位置を
照射する。このため測定者は、この照射位置にテープT
を貼付する等して施工の際の目印とすることができるな
お前記光照射部6は、送受信機4を操作することによる
手動で起動させることもできるのは勿論である。
多数の柱に一定傾斜のマークを付ける必要がある場合に
有効である。図2において、柱は2a、2b、2cの3
本が示されている。測定者は送受信機4を操作し、受信
部5及び制御部7を介して、鏡胴部3を所望の角度に遠
隔操作する。そして角度が設定値に固定されると同時
に、光照射部6が前記鏡胴部3が示す部分と同一位置を
照射する。このため測定者は、この照射位置にテープT
を貼付する等して施工の際の目印とすることができるな
お前記光照射部6は、送受信機4を操作することによる
手動で起動させることもできるのは勿論である。
【0017】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、排水設備
のように、所定の勾配で施工する必要のある部所におい
て各所の高さを1人で省力的に測定することができる。
のように、所定の勾配で施工する必要のある部所におい
て各所の高さを1人で省力的に測定することができる。
【図1】 本考案の一実施例を示す側面図
【図2】 本考案の一実施例を示す側面図
【図3】 本考案の一実施例を示すブロック図
1・・基準点、 2・・被測定点、 3・・鏡胴部、 4・・送受信機、 5・・受信部、 6・・光照射部、 7・・制御部、 8・・スケール、 9・・読み取り部、 10・・送信部。
Claims (1)
- 【請求項1】 基準点から所定の勾配で線を延長し、こ
の直線と被測定点とを交差させて被測定点の高さを特定
するための装置であって、 基準点に設置され、外部から勾配値を制御できる鏡胴部
と、この勾配値を指定する送受信機と、この送受信機の
信号を受信する受信部と、前記鏡胴部と同方向に可動す
る光照射部と、前記受信部からの信号により照射部及び
鏡胴部の照射角度を制御する制御部と、被測定点におい
て鏡胴部が向けられた位置に設けたスケールに表示され
た寸法情報を読み取る読み取り部と、この読み取り部で
検出した寸法情報を前記送受信機に送信する送信部とを
備え、前記光照射部でスケールに付すべきマークの位置
を指示するよう構成したことを特徴とする自動レベル測
定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992082164U JP2577937Y2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 自動レベル測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992082164U JP2577937Y2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 自動レベル測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646314U JPH0646314U (ja) | 1994-06-24 |
JP2577937Y2 true JP2577937Y2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=13766794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992082164U Expired - Fee Related JP2577937Y2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 自動レベル測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577937Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP1992082164U patent/JP2577937Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0646314U (ja) | 1994-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9453729B2 (en) | Layout equipment and layout method | |
US5234665A (en) | Apparatus for measuring aggregation patterns on a microplate | |
US5361217A (en) | Position measuring/plotting apparatus | |
JPH0213722B2 (ja) | ||
DE69030606D1 (de) | Verfahren zum messen einer knochenform, vorrichtung dafür sowie system zur knochenevaluation | |
JP2002056348A (ja) | オートフォーカス機能を有する手持ち式読取装置及びオートフォーカス方法、並び距離計測方法 | |
JPH0331715A (ja) | 測点の変位自動計測方法及びその装置 | |
JPH08338722A (ja) | 下水管用自己位置合わせレーザ | |
JP3271900B2 (ja) | 自動追尾照明装置 | |
US20080058967A1 (en) | Medical apparatus and method | |
JP2577937Y2 (ja) | 自動レベル測定装置 | |
JPH0334805B2 (ja) | ||
US20130021618A1 (en) | Apparatus and method to indicate a specified position using two or more intersecting lasers lines | |
CN110453578A (zh) | 一种城市道路检测机器人*** | |
US5721618A (en) | Apparatus for measuring the dimensions of large objects | |
US5420795A (en) | Navigational system for determining and displaying the position of a vessel on a navigational chart | |
JP4745675B2 (ja) | 測量機のリモコン装置 | |
JPH06241796A (ja) | 測量用装置 | |
JP2000148972A (ja) | 画像認識装置 | |
JPH02176504A (ja) | 貨物測定装置 | |
JP4742392B2 (ja) | 音声を使用した測量システム | |
JP2881753B2 (ja) | 位置計測作図装置 | |
JP2006048395A (ja) | 速度計測装置および速度計測方法 | |
JP2010223711A (ja) | 長尺物蛇行測定装置 | |
JP2577936Y2 (ja) | レベル測定装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |