JP2577252Y2 - ロールペーパーホルダー - Google Patents

ロールペーパーホルダー

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JP2577252Y2
JP2577252Y2 JP1993005149U JP514993U JP2577252Y2 JP 2577252 Y2 JP2577252 Y2 JP 2577252Y2 JP 1993005149 U JP1993005149 U JP 1993005149U JP 514993 U JP514993 U JP 514993U JP 2577252 Y2 JP2577252 Y2 JP 2577252Y2
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JP
Japan
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support piece
paper
roll paper
roll
holder
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JP1993005149U
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English (en)
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JPH0657299U (ja
Inventor
崇満 岩本
Original Assignee
さゞ波株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の目的】
【産業上の利用分野】本考案はロール状に巻き取られた
紙、例えばトイレットペーパー等を保持するロール紙の
ホルダーに関するものである。
【0002】
【考案の背景】従来より左右の支持片を上方に回動自在
に構成し、ロールペーパーの取り替えをいわゆるワンタ
ッチ操作で行うことができるようにしたロールペーパー
ホルダーが多数提案されている。しかし、これらは部品
点数が多かったり、部品が複雑であったり、更には組み
立てが難しいなどの欠点を幾つか有していた。もちろん
上記の欠点をすべてクリアしようとする試みもなされて
おり、例えば実公平3−44056号「ロールペーパー
ホルダー」等の考案がされている。しかしながらこのも
のにあっても、ロールペーパーの支持片を付勢するため
のスプリングを組付けるにあたってはその先端を小さな
穴に通すような面倒な作業を余儀なくされ、この結果、
組み立て作業の能率を向上させるにも限界があった。
【0003】
【開発を試みた技術的事項】本考案はこのような背景に
鑑みなされたものであって、全体的に部品の構造を簡単
にするとともに組み立て作業を容易にし、以て不具合の
発生をほとんど皆無とするとともに低コストで提供可能
なロールペーパーホルダーの開発を試みたものである。
【0004】
【考案の構成】
【目的達成の手段】本考案たるロールペーパーホルダー
は、左右一対の支持ブラケットに対向的に巻紙支持片を
設け、ここにロールペーパーを回動自在に保持し、且つ
前記一対の巻紙支持片は支持片ホルダーに対し、その先
端が上方に向かうように回動自在に設けられるとともに
付勢スプリングによって常時下方への復帰傾向を付与さ
れることによって、ロールペーパーの取り付けを下方か
らの押し込み操作のみで行うことができるようにしたロ
ールペーパーの保持部材において、前記支持片ホルダー
は支持片収容部を有し、その下部に支持片受入口を貫通
状態に具えるとともに、この支持片収容部の下部両側壁
には後方が開放された軸受部を有し、一方前記巻紙支持
片は前記付勢スプリングを係止させる受入部を有すると
ともに基部両側部に前記支持片ホルダーにおける軸受部
にはまる回動軸を設け、更に付勢スプリングは一端を支
持片ホルダーに取り付ける基端とするとともに自由端側
を作用端とし、更にその中間を屈曲部とし、且つ前記作
用端は前記巻紙支持片に対しその長手方向に沿って係止
していることを特徴として成るものであり、これにより
前記目的を達成しようとするものである。
【0005】
【考案の作用】本考案のロールペーパーホルダーは、巻
紙支持片を保持させた一対の支持片ホルダーを対向する
支持ブラケットに取り付けることにより組み立てられる
ものであり、巻紙支持片の組付けは、これを支持片ホル
ダーの支持片受入口に背面側より挿入するとともに回動
軸を軸受部にセットし、更に付勢スプリングの作用端を
巻紙支持片の受入部先端まで挿入し、基端を支持片ホル
ダーの背面壁に設けた保持部に固定することによって行
われる。この際前記巻紙支持片における回動軸は軸受部
の背面側が開放状態であるため、容易に軸受部に挿入・
配置され、また付勢スプリングの取り付けも作用端を巻
紙支持片の挿入口に差し込み、基端を保持部に差し込む
だけなので簡単である。
【0006】このようなロールペーパーホルダーの支持
ブラケット間に中空芯のロールペーパーを下方より押し
上げるように挿入すると、巻紙支持片の先端部は上方に
回動するとともに、付勢スプリングによって下方への回
動力が付与されているから巻紙支持片の先端部がロール
ペーパーの中空芯に到達したときは、巻紙支持片の先端
部は下方に復帰するように回動する。そして巻紙支持片
は付勢スプリングの力により支持片受入口の下壁のとこ
ろでほぼ水平の位置を維持して止まるので、ロールペー
パーを使用中に生ずるがたつきにより、巻紙支持片が跳
ね上がり、ロールペーパーがはずれてしまうようなこと
はない。
【0007】
【実施例】以下本考案を図示の実施例に基づいて具体的
に説明する。図1は本考案のロールペーパーホルダーH
を一部分解して示すものであって、このものは一例とし
てプラスチック材料を成形して成る。このロールペーパ
ーホルダーHにおける支持ブラケット1はそれぞれ中空
体であって、背板部2に対し一体的に両端前方に翼板状
に張り出すように設けられる。支持ブラケット1の内側
板11には後述する支持片ホルダー3とほぼ同寸の開口
部12が相対して設けられており、背板部2には三つの
取り付け穴21が設けられている。更に支持ブラケット
1の上方には常法に従い紙切り板6が回動自在に設けら
れている。
【0008】そして前記支持ブラケット1に対し、本考
案の特徴的構成であるロールペーパーPの支持構造が適
用されるものであって、大別すると支持片ホルダー3と
巻紙支持片4と付勢スプリング5とを主要部材として成
る。
【0009】以下各部材について説明すると、まず支持
片ホルダー3はロールペーパーPの支持側(以下前面と
記す)を凹陥させ支持片収容部30を形成するととも
に、この支持片収容部30の下方には反対側の面(以下
背面と記す)まで貫通する支持片受入口31を形成す
る。そして支持片収容部30の下部両側壁には背面側を
開放した軸受部32が設けられている。更に支持片ホル
ダー3の四周部前面縁部近くには係止突起33A〜33
Dが設けられている。このうち両横部と下部との係止突
起33B〜33Dは逆爪状をなし、いわゆるワンタッチ
の嵌め込み及び抜け止めができるような形状を採る。ま
た支持片ホルダー3の背面には付勢スプリング5を保持
する保持部34を設けるものであって、このものは一例
として、付勢スプリング5が左右にずれないように保持
する溝状の突起から成る。
【0010】巻紙支持片4は中空で、基部42の端縁を
開口させ挿入口41とする受入部40を有するとともに
基部42両側に回動軸43を設ける。また基部42の端
縁は側面から見て半円形など弧を描いている形状を成
す。これにより基部42の端縁が支持ブラケット1の壁
面や支持片ホルダー3に接触した場合でもその回動動作
が円滑に行われる。
【0011】次に付勢スプリング5について説明する。
このものは一例として図2に示すように弾力性のあるワ
イヤー等を長方形の一短辺がない幅狭の門型に折り曲
げ、更に平行する二辺の中程をたわみ方向に折り曲げて
横から見てL字状となるような形状とするものであっ
て、ワイヤー切り離し端側を基端52とするとともに他
端を作用端51とし、更にその中間を屈曲部53とす
る。そして付勢スプリング5の作用端51を巻紙支持片
4の長手方向に添うように係止させるものであって、具
体的には巻紙支持片4の挿入口41より内部先端まで挿
入するとともに付勢スプリング5の基端52を支持片ホ
ルダー3の背面壁に設けた保持部34に挿入し、支持片
ホルダー3と支持ブラケット1の内壁面との間において
固定する。もちろん作用端51は、巻紙支持片4内部に
挿入するほか、その外側部に添わせて係止させるように
設けてもよい。
【0012】尚この付勢スプリング5の支持片ホルダー
3に対する係止はこの実施例に限らず適宜の構成が採り
うるものであって、図4(a)に示すようにビスを用い
るものや、図4(b)に示すように逆爪状の保持片によ
り固定するもの、あるいは図4(c)に示すように保持
部34が溝状の突起ではなく、溝状にくり抜かれたもの
であってもよい。またこの付勢スプリング5は横から見
て屈曲した形状であれば良く、例えば図5(a)に示す
ように板状の物をL字状に折り曲げたものや、図5
(b)に示すように屈曲部53にループを有するもの、
更には、図5(c)に示すように作用端51と基端52
とを他のプラスチック片を複合させて構成したもの、更
には図5(d)に示すように作用端51の先端に巻紙支
持片4との係止構造51Aを具えたもの、更には図5
(e)に示すように付勢スプリング5全体をプラスチッ
ク、ゴム等の弾性部材で構成したもの等、上に持ち上げ
た巻紙支持片4を下方へ押し戻すよう作用するものなら
適宜それを使用できる。
【0013】本考案のロールペーパーホルダーHは以上
述べたような具体的な構造を有するものであり、これを
組み立てるには巻紙支持片4を保持させた一対の支持片
ホルダー3を対向する支持ブラケット1に取り付けるこ
とにより行う。部分的な組み立てについては、まず巻紙
支持片4は、これを支持片ホルダー3の背面側より支持
片受入口31に挿入するとともに回動軸43を軸受部3
2にセットして組み立てる。また付勢スプリング5につ
いては、その作用端51を巻紙支持片4の受入部40先
端まで挿入し、基端52を支持片ホルダー3の背面壁に
設けた保持部34に挿入し、仮固定した状態とする。も
ちろんこの仮固定を確実にするために粘着テープ7を図
2に示すように用いてもよい。そして支持ブラケット1
に支持片ホルダー3を取り付けることにより、支持ブラ
ケット1内壁に押さえられるようになって付勢スプリン
グ5が実質的に保持される。この際回動軸43は軸受部
32の背面側が開放状態であるため、容易に軸受部32
に挿入・配置され、また付勢スプリング5の取り付けも
作用端51を巻紙支持片4の挿入口41に差し込み、基
端52を保持部34に挿入し、粘着テープ7にて固定す
るだけなので簡単である。
【0014】そしてこれを使用するにあたって、ロール
ペーパーPを取り付ける際には支持片受入口31の下壁
のところで水平に止まっている両巻紙支持片4間に中空
芯タイプのロールペーパーPを下方より押し上げると巻
紙支持片4の先端部44は上方に回動し巻紙支持片4の
先端部44がロールペーパーPの中空芯Pcに到達した
ときには付勢スプリング5の下方回動力により巻紙支持
片4の先端部44は下方に回動し、支持片受入口31の
下壁のところで水平となって止まってロールペーパーP
を保持する。またロールペーパーPを取り外すときも、
ロールペーパーPを下方より押し上げると、巻紙支持片
4の先端部44は上方に回動し、最終的には巻紙支持片
4全体が支持片ホルダー3の支持片収容部30に完全に
押し込まれるようになって納まり、ロールペーパーPを
ワンタッチで取り外すことができる。そして付勢スプリ
ング5の下方回動力により巻紙支持片4の先端部44は
下方に回動し、支持片受入口31の下壁のところで水平
となって止まる。
【0015】
【考案の効果】本考案のロールペーパーホルダーHによ
ればロールペーパーPを上方向に持ち上げるだけで着脱
でき、極めて容易に取り替えができる。また組み立ても
コイルスプリングなどを使用しないため部品どうしで絡
まってしまうようなこともなく、小さな穴に通して引っ
かけるような作業もないので組み立て技術の巧拙にかか
わらず容易に組み立てられる。そして部品点数が少なく
簡単な構造なので安いコストで製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のロールペーパーホルダーを一部破断
し、分解して示す斜視図である。
【図2】一方の支持ブラケット内部に設けられる巻紙支
持片を拡大して示す透視斜視図である。
【図3】同上縦断正面図である。
【図4】付勢スプリングの係止構造を異ならせた種々の
実施例を示す斜視図である。
【図5】付勢スプリングの構成を異ならせた種々の実施
例を示す斜視図並びに縦断側面図である。
【符号の説明】
1 支持ブラケット 2 背板部 3 支持片ホルダー 4 巻紙支持片 5 付勢スプリング 6 紙切り板 7 粘着テープ 11 内側板 12 開口部 21 取り付け穴 30 支持片収容部 31 支持片受入口 32 軸受部 33 係止突起33 34 保持部 40 受入部 41 挿入口 42 基部 43 回動軸 44 先端部 51 作用端 51A 係止構造 52 基端 53 屈曲部 H ロールペーパーホルダー P ロールペーパー Pc 中空芯

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の支持ブラケットに対向的に巻
    紙支持片を設け、ここにロールペーパーを回動自在に保
    持し、且つ前記一対の巻紙支持片は支持片ホルダーに対
    し、その先端が上方に向かうように回動自在に設けられ
    るとともに付勢スプリングによって常時下方への復帰傾
    向を付与されることによって、ロールペーパーの取り付
    けを下方からの押し込み操作のみで行うことができるよ
    うにしたロールペーパーの保持部材において、前記支持
    片ホルダーは支持片収容部を有し、その下部に支持片受
    入口を貫通状態に具えるとともに、この支持片収容部の
    下部両側壁には後方が開放された軸受部を有し、一方前
    記巻紙支持片は前記付勢スプリングを係止させる受入部
    を有するとともに基部両側部に前記支持片ホルダーにお
    ける軸受部にはまる回動軸を設け、更に付勢スプリング
    は一端を支持片ホルダーに取り付ける基端とするととも
    に自由端側を作用端とし、更にその中間を屈曲部とし、
    且つ前記作用端は前記巻紙支持片に対しその長手方向に
    沿って係止していることを特徴とするロールペーパーホ
    ルダー。
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JPH0657299U JPH0657299U (ja) 1994-08-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3751353B2 (ja) * 1996-02-13 2006-03-01 東陶機器株式会社 トイレのペーパーホルダー
JP2008018286A (ja) * 2007-10-09 2008-01-31 Rp Topla Ltd ロールホルダー

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JPH0657299U (ja) 1994-08-09

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