JP2576502Y2 - 局部洗浄装置 - Google Patents

局部洗浄装置

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JP2576502Y2
JP2576502Y2 JP1991020252U JP2025291U JP2576502Y2 JP 2576502 Y2 JP2576502 Y2 JP 2576502Y2 JP 1991020252 U JP1991020252 U JP 1991020252U JP 2025291 U JP2025291 U JP 2025291U JP 2576502 Y2 JP2576502 Y2 JP 2576502Y2
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柴 裕 司 平
原 理 松
渡 美智治 馬
合 伸 治 川
浩 一 林
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Aisin Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、温水タンクを備えた局
部洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の温水タンクを備えた局部洗浄装置
として、特公昭58−53147号公報に開示されるも
のが知られている。この局部洗浄装置によれば、図5に
示されるように、温水タンク30は洗浄水を蓄える本体
31と、本体31の上方に配設される蓋部32より構成
されており、シリンダ35は蓋部32に形成される保持
部33に嵌入されている。シリンダ35の先端は温水タ
ンク30より突出しており、図6に示すように、ストツ
パー34により温水タンク30に対して回転しないよう
固定されると同時に、水圧作用で大気側に抜けないよう
固定されている。
【0003】こうして、洗浄ノズル36を収納したシリ
ンダ35が温水タンク30内に配設され、シリンダ31
の外表面が常時温水に浸水するように構成されているた
め、シリンダ内に残る残留水が冷えず、その結果、洗浄
開始時点から常に温水を噴出させることができ、また温
水タンクと噴出装置とを連結するパイプが不要となるた
め、コンパクトに設計できるというものであつた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記構成では
シリンダと温水タンクが別体で構成されているため、温
水タンクとシリンダの間のシール部材がやシリンダの固
定部材が必要であり、部品点数の多いものであつた。
【0005】そこで、本考案の目的はシリンダの少なく
とも一部が温水タンク内の温水に浸水されている局部洗
浄装置において、シリンダと温水タンクとの間のシール
が不必要となる局部洗浄装置を提供することを課題とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案において講じた技術的解決手段は、上面開口の
ロウアータンク、前記ロウアータンクと一体形成され且
つ前記ロウアータンク内に貯溜された洗浄温水に浸水す
るシリンダ、前記シリンダ内に移動可能に装架されたピ
ストン、前記ピストンの前方側に連結された洗浄ノズ
ル、前記ピストンの後方側に位置すべく前記シリンダに
形成され且つ前記ロウアータンク内に露呈する供給穴、
前記ロウアータンクの上面開口を閉塞して温水タンクを
形成するアツパータンクならびに前記温水タンクの側壁
と離隔した前記アツパータンクの内方側に形成され且つ
前記閉塞時に前記供給穴と連通する導水路を備えた局部
洗浄装置である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた技術的解決手段は、洗浄ノズルと、該洗浄ノズ
ルの後端に配設されたピストンと、前記洗浄ノズルおよ
び前記ピストンを収納するシリンダと、該シリンダの前
記ピストンが収納された位置よりも後方に穿設された供
給穴と、該供給穴に洗浄水を供給する温水タンクからな
る局部洗浄装置において、前記シリンダは前記シリンダ
の外表面の少なくとも一部が前記温水タンク内の温水に
常時浸水するよう前記温水タンクと一体的に形成されて
いることを特徴とする局部洗浄装置である。
【0008】
【作用】シリンダと温水タンクは一体的に構成されてい
るため、洗浄水が漏水することはない。
【0009】
【実施例】本考案の実施例を図1乃至図4に基づいて説
明する。図1は本実施例の局部洗浄装置2の側面図を示
す。このように、局部洗浄装置20のケーシング2は便
器1の後部上方に配設されており、便器1の上面に配置
される便座3および便蓋4の後端を回動可能に枢支した
ものである。ケーシング2内には分岐栓6を通つて洗浄
水が供給されるようになつており、図2に示すように、
洗浄水はケーシング2内に配設されるソレノイドバルブ
7およびパイプ8を通つて、温水タンク5に供給される
ようになつている。
【0010】次に温水タンク5について図3、図4に基
づいて説明する。温水タンク5はロウアータンク10と
アツパータンク11よりなる。
【0011】ロウアータンク10は上面が開口した箱型
であり、ケーシング2の底面にネジ部材10によつて固
定されている。側面10bの下方に形成された供給口1
0dにはパイプ8が連結され、洗浄水がタンク5内に供
給されるようになつている。
【0012】また、図4に示されるように、ロウアータ
ンク10内には、ロウアータンク10内を斜めに貫通す
る筒状のシリンダ12がロウアータンク10と一体的に
形成されている。シリンダ12の後端はロウアータンク
10の後面10aとなつており、シリンダ12の先端1
2aはロウアータンク10の前面10cより突出してい
る。シリンダ12内には、先端に噴出口13aが穿設さ
れた洗浄ノズル13が進退可能に収納されている。洗浄
ノズル13の後端にはピストン14が固定され、ピスト
ン14の先端面14aとシリンダ12の先端に配設され
たリング部材24との間に配設されたスプリング15に
より、収納方向に付勢されている。シリンダ12のピス
トン14よりも後方には、シリンダ12内に洗浄水を供
給する供給穴16が穿設されている。
【0013】次に、アツパータンク11について説明す
る。アツパータンク11はロウアータンク10の上面に
ネジ部材9によつて固定され、ロウアータンク10の蓋
となるものである。アツパータンク11の上面は、ケー
シング2より下方に突出する凸部26にネジ部材25に
よつて固定されている。尚、凸部26には空気穴20が
設けられており、外気と温水タンク5内とを連通状態に
することができるようになつている。アツパータンク1
1には洗浄水の流出口18が設けられており、流出口1
8の上方には逆流防止バルブ19が配設されている。逆
流防止バルブ19は通常は流出口18側に付勢されてお
り、空気穴20とは洗浄水が流出口18を通る場合の
み、当接するようになつている。また、アツパータンク
11にはシリンダ12の供給穴16と連通する導水路2
1が形成されている。導水路21はシリンダ12とアツ
パータンク11との間ではシール部材22を介して結合
されている。
【0014】こうして、洗浄水がパイプ8より温水タン
ク5内に供給されると、この流入した洗浄水とヒーター
23(図2)により所望の温度に温められた温水とが混
ざり、流出口18より流出する。洗浄水は逆流防止バル
ブ19を上方に押し上げて、導水路21、供給穴16を
通つて、シリンダ12内に供給される。そして、ピスト
ン14の後端を押して洗浄ノズル13を洗浄位置まで伸
出させる。洗浄ノズル13が洗浄位置まで伸出すると、
洗浄ノズル13の後端に配設された逆止弁17が開き、
洗浄ノズル13内に形成された通水路13cを通つて噴
出口13aより洗浄水を噴出させる。供給穴16への洗
浄水の供給が止まると逆止弁17が閉じ、次いでスプリ
ング15の付勢力によつて洗浄ノズル13はシリンダ1
2内に収納されるようになつている。
【0015】このように、本実施例では、温水タンク5
のロウアータンク10とシリンダ12が一体的に構成さ
れているため、シリンダ12をロウアータンク10に固
定する部材、およびシール部材の必要なく、ロウアータ
ンク10とシリンダ12の間から洗浄水が漏水すること
がない。このため、漏れ出た洗浄水がしぶきとなつて人
体局部にかかることもない。また、導水路21はアツパ
ータンク11側とロウアータンク10側に分かれ、その
間にシール部材22が配設されているが、例えこの連結
部より洗浄水が漏水することがあつても、漏れ出た洗浄
水がロウアータンク10内に戻されるため、温水タンク
5外に漏れることはない。
【0016】
【考案の効果】本発明によれば、温水タンクとシリンダ
が一体的に構成されているため、シリンダを温水タンク
に固定する部材、およびシール部材を配設する必要がな
く、温水タンクとシリンダの間から洗浄水が漏水するこ
とがない。このため、漏れ出た洗浄水がしぶきとなつて
人体局部にかかることもなく、安定した洗浄を行うこと
ができる。また、導水路と供給口との連結部は、温水タ
ンクの側壁と離隔した位置にあるので、この連結部から
洗浄水が漏水することがあっても、この洗浄水は温水タ
ンク内に戻されるため、温水タンク外に漏れることはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示し、局部洗浄装置の側面図
を示す。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図を示す。
【図3】図2のC−C線に沿う断面図を示す。
【図4】図2のB−B線に沿う断面図を示す。
【図5】従来技術の温水タンクの断面図を示す。
【図6】図5のD−D線に沿う断面図を示す。
【符号の説明】
5 温水タンク 12 シリンダ 13 洗浄ノズル 14 ピストン 16 供給穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 川 合 伸 治 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイ シン精機株式会社内 (72)考案者 林 浩 一 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイ シン精機株式会社内 審査官 家田 政明 (56)参考文献 特開 昭56−73734(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03D 9/08

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面開口のロウアータンク、前記ロウア
    ータンクと一体形成され且つ前記ロウアータンク内に貯
    溜された洗浄温水に浸水するシリンダ、前記シリンダ内
    に移動可能に装架されたピストン、前記ピストンの前方
    側に連結された洗浄ノズル、前記ピストンの後方側に位
    置すべく前記シリンダに形成され且つ前記ロウアータン
    ク内に露呈する供給穴、前記ロウアータンクの上面開口
    を閉塞して温水タンクを形成するアツパータンクならび
    に前記温水タンクの側壁と離隔した前記アツパータンク
    の内方側に形成され且つ前記閉塞時に前記供給穴と連通
    する導水路を備えた局部洗浄装置。
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JPH04117079U JPH04117079U (ja) 1992-10-20
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