JP2576070Y2 - トルクセンサ - Google Patents

トルクセンサ

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JP2576070Y2
JP2576070Y2 JP1992044884U JP4488492U JP2576070Y2 JP 2576070 Y2 JP2576070 Y2 JP 2576070Y2 JP 1992044884 U JP1992044884 U JP 1992044884U JP 4488492 U JP4488492 U JP 4488492U JP 2576070 Y2 JP2576070 Y2 JP 2576070Y2
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光 森田
正也 中山
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転トルクを非接触で
測定するトルクセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のトルクセンサとして、例えば、
特開平3−81632号公報に記載されるようなものが
知られている。
【0003】このトルクセンサは、図6に示すように、
被測定部材(図示せず。)に連結されたトーションバー
1と、異なる磁極2a(N極)、2b(S極)が周方向
に沿って交互に配置されるようにトーションバー1の一
端側に取り付けられた磁気発生ユニット3と、磁気の入
出端がこの磁気発生ユニット3の磁気発生面3aに臨む
ようにトーションバー1の他端側に取り付けられた磁気
通路4と、この磁気通路4の磁束を検出する磁気検出素
子5とを備え、被測定部材に加えられたトルクを、トー
ションバー1の捩れに応じた磁気通路4の磁束変化とし
て検出するようになっている。磁気通路4は、径方向に
磁気測定用のエアギャップ6を介して対向配置されたア
ウターリング7及びインナーリング8と、各リング7、
8の端部に取り付けられた磁気の入出端としての複数の
磁路片9a、9bとによって構成され、各リング7、8
の磁路片9a、9bは磁気発生ユニット3の磁極2a、
2bと1対1で対応し、かつ、周方向に沿って交互に並
ぶように配置されている。また、磁気検出素子5はホー
ル素子等によって構成され、前記磁気通路4のエアギャ
ップ6に非接触で介装されている。
【0004】そして、このトルクセンサのトルク検出原
理を図7に示す模式図によって説明すれば、アウターリ
ング7とインナーリング8の各磁路片9a、9bは径方
向外方に延設されて、定常状態(被検出部材にトルクが
加えられない状態)で磁気発生ユニット3の隣接する磁
極2a、2bの中間部に位置されるようになっており、
図示しないトーションバーの捩れによって各磁路片9
a、9bが磁気発生ユニット3に対して周方向に変位す
ると、磁極2aと磁路片9a、磁極2bと磁路片9bの
各エアギャップL1と、磁極2aと磁路片9b、磁極2
bと磁路片2aの各エアギャップL2が変化し、そのエ
アギャップL1、L2の変化に比例して現れる磁気通路4
の磁束φ、−φの変化が磁気検出素子5によって検出さ
れるようになっている。尚、定常状態においては、磁束
φと−φが互いに打ち消しあうために磁気通路4に磁束
の流れは現れない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来のトルク
センサの場合、磁気通路4の測定用のエアギャップ6が
磁気発生ユニット3の磁気発生面3aよりも径方向内方
に位置され、インナーリング8側の磁路片9bがアウタ
ーリング7側の磁路片9aよりも長く形成されているた
め、磁気通路4はエアギャップ6を挟んで非対称になっ
ている。このため、この従来のトルクセンサにおいて
は、トーションバーに加えられるトルクの向きによっ
て、つまり、磁気通路4に対し磁束がアウターリング7
側から流入するかインナーリング8側から流入するかに
よって磁気通路4の磁路抵抗や磁束漏れの状態が異な
り、検出磁束の絶対値にばらつきが生じるという不具合
があった。
【0006】そこで本考案は、トルクの向きの相違によ
る検出値のばらつきを無くして検出精度の高いトルクセ
ンサを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段として、請求項1の考案は、被測定部材に連
結されるトーションバーと、トーションバーの一端側に
取り付けられ、異磁極が周方向に沿って交互に配置され
た磁気発生面を有する磁気発生ユニットと、トーション
バーの他端側に取り付けられ、基部相互が円環状のエア
ギャップを挟んで対峙する第1磁路部材と第2磁路部材
によって構成されると共に、両磁路部材の先端部に延設
された複数個の磁路片が周方向に沿って交互に、かつ、
前記磁気発生ユニットの磁気発生面に臨むように配置さ
れた磁気通路と、前記エアギャップに介装されて磁気通
路の磁束変化を検出する磁気検出素子と、を備えたトル
クセンサにおいて、磁気発生ユニットの磁気発生面を円
筒の端面に形成する一方で、磁気通路を磁気発生ユニッ
トの軸方向に隣接させて配置し、磁気通路の第1磁路部
材と第2磁路部材の各基部を円筒状に形成し、第1磁路
部材の基部を第2磁路部材の基部の外側に配置して、こ
れらの間に前記エアギャップを形成すると共に、第1磁
路部材の磁路片と第2磁路部材の磁路片とを径方向内側
と径方向外側に夫々向けて同一長さ延出させ、第1磁路
部材と第2磁路部材をエアギャップを挟んで対称形状に
形成した。 また、請求項2の考案は、被測定部材に連結
されるトーションバーと、トーションバーの一端側に取
り付けられ、異磁極が周方向に沿って交互に配置された
磁気発生面を有する磁気発生ユニットと、トーションバ
ーの他端側に取り付けられ、基部相互が円環状のエアギ
ャップを挟んで対峙する第1磁路部材と第2磁路部材に
よって構成されると共に、両磁路部材の先端部に延設さ
れた複数個の磁路片が周方向に沿って交互に、かつ、前
記磁気発生ユニットの磁気発生面に臨むように配置され
た磁気通路と、前記エアギャップに介装されて磁気通路
の磁束変化を検出する磁気検出素子と、を備えたトルク
センサにおいて、磁気発生ユニットの磁気発生面を円筒
の外周面に形成する一方で、磁気通路を磁気発生ユニッ
トの径方向外側に配置し、磁気通路の第1磁路部材と第
2磁路部材の各基部を円盤状に形成して、これらの間に
前記エアギャップを形成すると共に、第1磁路部材と第
2磁路部材の各磁路片を各基部の径方向内側から夫々軸
方向の相対する向きに同 一長さ延出させ、第1磁路部材
と第2磁路部材をエアギャップを挟んで対称形状に形成
した。
【0008】
【作用】請求項1,2のいずれの考案の場合にも、磁気
通路がエアギャップを挟んで対称形であるため、エアギ
ャップを挟むいずれ側の入出端から磁束が流入しても磁
気通路の磁路抵抗や磁束漏れの状態は同じになる。
【0009】
【実施例】次に、本考案の実施例を図1〜図5に基づい
て説明する。
【0010】まず、図1〜図3によって第1実施例につ
いて説明する。
【0011】図面において、11は、トーションバーで
あり、このトーションバー11の一端には入力シャフト
12と第1シャフト13がピン14によって結合され、
他端には第2シャフト15がピン16によって連結され
ている。第1シャフト13と第2シャフト15の各外周
面には非磁性体製の第1モールド部材17と第2モール
ド部材18が夫々一体に結合されていて、この両モール
ド部材17、18の軸方向で隣接する互いの端面が僅か
な隙間を介して対向するようになっている。そして、第
1モールド部材17には後述する磁気通路19が備えら
れ、第2モールド部材18には磁気発生ユニット20と
コモンリング21とが埋設されている。
【0012】磁気発生ユニット20は、異なる磁極(N
極とS極)が複数着磁された環状の磁性体によって構成
されており、その磁極(N極とS極)は周方向に沿って
等分割された端面側の領域に交互に現れるようになって
いる。また、コモンリング21は磁性体によって形成さ
れていて、その端面に磁気発生ユニット20を接触させ
た状態で第2モールド部材18に埋設されている。この
コモンリング21は磁気発生ユニット20の裏面側で磁
路を構成するもので、磁気発生ユニット20の裏面側に
おける隣接する磁極(N極とS極)間の磁束の流通が効
率良く為されるように設けられている。尚、この実施例
の場合、磁気発生ユニット20の第1モールド部材17
に臨む側の面が磁気発生面20aとなっている。
【0013】一方、前記磁気通路19は、磁性体によっ
各基部25a,25bが円筒状に形成された第1磁路
部材22と第2磁路部材23と、これら磁路部材22、
23の基部25a,25bの間に設けられた磁気測定用
のエアギャップ24とによって構成されている。第1磁
路部材22の基部25aは第2磁路部材23の基部25
よりも径が大きく形成されていて、第2磁路部材23
基部25bの外周側に同軸に配置されている。また、
第1磁路部材22と第2磁路部材23は、図3に示すよ
うに前記エアギャップ24を形成する基部25a、25
bと、磁気の入出端となる複数の磁路片26a、26b
と、これら磁路片26a、26bと各基部25a、25
bを連結するブリッジ部27a、27bとがプレス成形
によって一体に形成されてなり、これら磁路部材22、
23は夫々インサート成形によって第1モールド部材1
7と一体化されている。
【0014】そして、円筒状の基部25a、25bによ
って形成されるエアギャップ24は、その円周方向に沿
う中心線Pが前記磁気発生面20aの円周方向に沿う中
心線Qと軸方向で重なり合うように配置されており、各
磁路片26a、26bは、第1モールド部材17の第2
モールド部材18寄りの端面において夫々径方向内方と
外方に同一長さだけ延出し、両者26a、26bが共に
磁気発生面20aに臨むようになっている。したがっ
て、この磁気通路19はエアギャップ24を挟んで対称
形に形成されている。また、第1磁路部材22側の磁路
片26aと第2磁路部材23側の磁路片26bは、円周
方向に沿って交互になるように配置されると共に、定常
状態(入力シャフト12にトルクが加えられない状態)
において、夫々の中心が磁気発生面20aの磁気境界部
上に位置されるように、即ち、各磁路片26a、26b
が隣接するN極とS極に同面積だけオーバーラップする
ようになっている。
【0015】さらにまた、第1シャフト12の外周部に
はリテーナ28を介してプリント基盤29と一対の磁気
検出素子(ホール素子等)30、30が回転可能に取り
付けられており、この磁気検出素子30によって磁気通
路19の磁束変化を検出するようになっている。尚、磁
気検出素子30はプリント基盤29に支持固定され、前
記第1、第2磁路部材22、23と非接触になるように
磁気通路19のエアギャップ24に挿入されている。
【0016】以上の構成において、この実施例の作用に
ついて説明する。
【0017】入力シャフト12にトルクが加えられない
定常状態においては、磁気通路19の各磁路片26a、
26bは磁気発生ユニット20の隣接する磁極(N極と
S極)に対し同面積だけオーバーラップしているため、
磁気通路19を第1磁路部材22からエアギャップ2
4、第2磁路部材23へと流れる磁束と、逆に第2磁路
部材23、エアギャップ24、第1磁路部材22へと流
れる磁束が同量となり、これらの磁束が互いに相殺し合
うこととなる。したがって、このとき磁気通路19には
磁束の流れが生じない。
【0018】一方、入力シャフト12に左右いずれかの
向きにトルクが加えられた場合には、トーションバー1
1の捩れによって各磁路片26a、26bの磁極に対す
るオーバーラップの仕方が変化し、それに伴って磁気通
路19に、22→24→23方向、または、23→24
→22方向の磁束の流れが生じる。そして、この磁束は
エアギャップ24に介装された磁気検出素子30によっ
て検出され、その結果から入力シャフト12に加えられ
たトルクの向き及び大きさが明らかになる。
【0019】ところで、この実施例のトルクセンサは、
エアギャップ24の中心線Pと磁気発生面20aの中心
線Qが軸方向で重なり合い、各磁路片26a,26bが
夫々径方向内方と外方に同一長さだけ延出することで、
磁気通路19がエアギャップ24を挟んで対称形となっ
ているため、磁気通路19に対し磁束が第1磁路部材2
2側から流入するか第2磁路部材23側から流入するか
によって、つまり、入力シャフト12に加えられるトル
クの向きによって磁気通路19の磁路抵抗や磁束漏れの
状態が変わるようなことはない。このため、トーション
バー11の捩れ角が同じであれば検出磁束の絶対値は
(トルクの向きに関係なく)常時等しくなり、トルクの
向きの相違による検出値のばらつきは生じない。したが
って、このトルクセンサを採用した場合には高精度での
トルクの検出が可能である。
【0020】また、このトルクセンサの場合、第1磁路
部材22と第2磁路部材23は比較的単純な形状である
ためプレス加工による一体成形が可能であり、こうして
プレス加工によって形成するようにすれば、製造が容易
になるうえに、異部品同士の接合がないことにより磁路
抵抗がより小さくなるという利点が得られる。
【0021】つづいて、本考案の第2実施例を図4、図
5によって説明する。尚、図1〜図3に示した第1実施
例と重複する部分の説明は省略し、同一部分には同一符
号を付すものとする。
【0022】この実施例のトルクセンサは、第2モール
ド部材18が第1モールド部材17の外周を囲繞するよ
うに張り出して形成され、第1モールド部材17側に磁
気発生ユニット20とコモンリング21が設けられ、第
2モールド部材18側に磁気通路19が設けられてい
る。磁気発生ユニット20は、第1実施例のものと同様
に環状の磁性体によって形成されているが、その磁気発
生面20aは円筒状の磁性体の端面側ではなく外周面側
に設けられている。また、磁気通路19は、図5に示す
ように第1磁路部材22と第2磁路部材23とエアギャ
ップ24とからなり、両磁路部材22、23は、エアギ
ャップ24を形成するドーナツ円盤状の基部31a、3
1bと、磁気の入出端となる複数の磁路片26a、26
bと、この磁路片26a、26bと各基部31a、31
bの内周部を連結するブリッジ部27a、27bとがプ
レス加工によって一体に形成された構造となっている。
そして、両基部31a、31bによって形成されるエア
ギャップ24は、その円周方向に沿う中心線Pが磁気発
生面20aの円周方向に沿う中心線Qと径方向で重なり
合うように第2モールド部材18の外周側に配置されて
おり、各磁路片26a、26bは、第2モールド部材1
の内周面において夫々軸方向の相対する向きに同一長
さだけ延出し、両者26a、26bが共に磁気発生面2
0aに臨むようになっている。したがって、この実施例
の場合にも、磁気通路19はエアギャップ24を挟んで
対称形に形成されている。また、磁気検出素子30は、
第1シャフト12と第2シャフト15を軸受32を介し
て支持するハウジング33にプリント基盤29と共に取
り付けられていて、第2モールド部材18の外周側から
エアギャップ24に挿入されている。
【0023】この実施例のトルクセンサは、磁気通路1
9がエアギャップ24を挟んで対称形に形成されている
ため、第1実施例のものと同様、磁気発生ユニット20
からの磁束が第1磁路部材22側から流入するか第2磁
路部材23側から流入するかによって磁路抵抗や磁束漏
れの状態が変わるようなことはなく、トルクの向きの相
違による検出値のばらつきは生じない。また、特にこの
実施例のものの場合、第1磁路部材22と第2磁路部材
23が略円盤形状であるため、略円筒形状である第1実
施例のものに比較して製造が容易であるという利点があ
る。
【0024】
【考案の効果】以上のように請求項1,2の考案は、い
ずれも磁気通路を構成する第1磁路部材と第2磁路部材
をエアギャップを挟んで対称形状に形成して、エアギャ
ップのいずれの側から磁束が流入しても磁気通路の磁路
抵抗や磁束漏れの状態が同じになるようにしたため、ト
ーションバーの捩れの向きが異なっていてもその捩れ角
が同じであれば検出磁束の絶対値が同じになり、トルク
の向きの相違による検出値のばらつきが無くなる。この
ため、従来のものに比較してより検出精度が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す断面図。
【図2】同実施例を示す図1のA矢視図。
【図3】同実施例を示す模式図。
【図4】本考案の第2実施例を示す断面図。
【図5】同実施例を示す模式図。
【図6】従来の技術を示す斜視図。
【図7】同技術を示す模式図。
【符号の説明】
11…トーションバー、 19…磁気通路、 20…磁気発生ユニット、 20a…磁気発生面、 24…エアギャップ、 30…磁気検出素子、 P、Q…中心線。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定部材に連結されるトーションバー
    と、トーションバーの一端側に取り付けられ、異磁極が周方
    向に沿って交互に配置された磁気発生面を有する磁気発
    生ユニットと、 トーションバーの他端側に取り付けられ、基部相互が円
    環状のエアギャップを挟んで対峙する第1磁路部材と第
    2磁路部材によって構成されると共に、両磁路部材の先
    端部に延設された複数個の磁路片が周方向に沿って交互
    に、かつ、前記磁気発生ユニットの磁気発生面に臨むよ
    うに配置された磁気通路と、 前記エアギャップに介装されて磁気通路の磁束変化を検
    出する磁気検出素子と、を備えたトルクセンサにおい
    て、磁気発生ユニットの磁気発生面を円筒の端面に形成する
    一方で、磁気通路を磁気発生ユニットの軸方向に隣接さ
    せて配置し、 磁気通路の第1磁路部材と第2磁路部材の各基部を円筒
    状に形成し、第1磁路部材の基部を第2磁路部材の基部
    の外側に配置して、これらの間に前記エアギャップを形
    成すると共に、 第1磁路部材の磁路片と第2磁路部材の磁路片とを径方
    向内側と径方向外側に夫々向けて同一長さ延出させ、 第1磁路部材と第2磁路部材をエアギャップを挟んで対
    称形状に形成したことを特徴とするトルクセンサ。
  2. 【請求項2】 被測定部材に連結されるトーションバー
    と、 トーションバーの一端側に取り付けられ、異磁極が周方
    向に沿って交互に配置された磁気発生面を有する磁気発
    生ユニットと、 トーションバーの他端側に取り付けられ、基部相互が円
    環状のエアギャップを挟んで対峙する第1磁路部材と第
    2磁路部材によって構成されると共に、両磁路部材の先
    端部に延設された複数個の磁路片が周方向に沿って交互
    に、かつ、前記磁気発生ユニットの磁気発生面に臨むよ
    うに配置された磁気通路と、 前記エアギャップに介装されて磁気通路の磁束変化を検
    出する磁気検出素子と、を備えたトルクセンサにおい
    て、 磁気発生ユニットの磁気発生面を円筒の外周面に形成す
    る一方で、磁気通路を 磁気発生ユニットの径方向外側に
    配置し、 磁気通路の第1磁路部材と第2磁路部材の各基部を円盤
    状に形成して、これらの間に前記エアギャップを形成す
    ると共に、 第1磁路部材と第2磁路部材の各磁路片を各基部の径方
    向内側から夫々軸方向の相対する向きに同一長さ延出さ
    せ、 第1磁路部材と第2磁路部材をエアギャップを挟んで対
    称形状に形成したことを特徴とするトルクセンサ。
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