JP2575856Y2 - 吸引式エヤ−ブラスト装置 - Google Patents
吸引式エヤ−ブラスト装置Info
- Publication number
- JP2575856Y2 JP2575856Y2 JP1993049934U JP4993493U JP2575856Y2 JP 2575856 Y2 JP2575856 Y2 JP 2575856Y2 JP 1993049934 U JP1993049934 U JP 1993049934U JP 4993493 U JP4993493 U JP 4993493U JP 2575856 Y2 JP2575856 Y2 JP 2575856Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- air
- compressed air
- mixing cylinder
- blast
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は圧縮エヤ−を噴出させる
ノズルの側部に投射材吸引用のホ−スを連通させて、圧
縮エヤ−の流気による吸引作用により投射材を圧縮エヤ
−の流れに乗せ、ノズルから圧縮エヤ−と共に噴射させ
る吸引式のエヤ−ブラスト装置に関する。
ノズルの側部に投射材吸引用のホ−スを連通させて、圧
縮エヤ−の流気による吸引作用により投射材を圧縮エヤ
−の流れに乗せ、ノズルから圧縮エヤ−と共に噴射させ
る吸引式のエヤ−ブラスト装置に関する。
【０００２】
【従来技術と問題点】従来上記のような吸引式のエヤ−
ブラスト装置はノズル部分の差圧を利用して投射材タン
クから投射材を直接吸引するものであり、エヤ−吸引量
が少ないため直径０．３mm以上の鋼粒投射材は吸引移送
することが困難であった。このため直径０．３mm以上の
鋼粒投射材を使用する場合には投射材を圧力タンクに入
れて加圧エヤ−と共に投射材を送り出すいわゆる加圧式
のエヤ−ブラスト装置が使用されているが装置が大型化
し設備コストが増大する問題があった。本考案は上記の
問題に鑑みて成されたもので０．３mm以上の粒径の鋼粒
投射材でも使用可能な吸引式のエヤ−ブラスト装置を提
供することを目的とするものである。
ブラスト装置はノズル部分の差圧を利用して投射材タン
クから投射材を直接吸引するものであり、エヤ−吸引量
が少ないため直径０．３mm以上の鋼粒投射材は吸引移送
することが困難であった。このため直径０．３mm以上の
鋼粒投射材を使用する場合には投射材を圧力タンクに入
れて加圧エヤ−と共に投射材を送り出すいわゆる加圧式
のエヤ−ブラスト装置が使用されているが装置が大型化
し設備コストが増大する問題があった。本考案は上記の
問題に鑑みて成されたもので０．３mm以上の粒径の鋼粒
投射材でも使用可能な吸引式のエヤ−ブラスト装置を提
供することを目的とするものである。
【０００３】
【問題解決のための手段】上記の目的を達成するために
本考案における吸引式エヤ−ブラスト装置は、投射材タ
ンクの下端に、該投射材タンクから垂直通路を介して流
下する投射材と水平通路を介して吸引される吸引エヤ−
とを混合させる逆Ｔ字形の混合筒を連通連結して設け、
かつ圧縮空気噴出管の先端に、噴射ノズルを連通連結し
て取付けると共に該圧縮空気噴出管における先端内部
と、前記混合筒における水平通路の一端とを吸引ホ−ス
を介して連通連結し、前記圧縮空気噴出管における吸引
ホ−スとの連通連結位置よりも上流位置と、前記混合筒
における吸引ホ−スとの連通位置と垂直通路との間位置
と、をバイパスホ−スを介して連通連結したことを特徴
とするものである。
本考案における吸引式エヤ−ブラスト装置は、投射材タ
ンクの下端に、該投射材タンクから垂直通路を介して流
下する投射材と水平通路を介して吸引される吸引エヤ−
とを混合させる逆Ｔ字形の混合筒を連通連結して設け、
かつ圧縮空気噴出管の先端に、噴射ノズルを連通連結し
て取付けると共に該圧縮空気噴出管における先端内部
と、前記混合筒における水平通路の一端とを吸引ホ−ス
を介して連通連結し、前記圧縮空気噴出管における吸引
ホ−スとの連通連結位置よりも上流位置と、前記混合筒
における吸引ホ−スとの連通位置と垂直通路との間位置
と、をバイパスホ−スを介して連通連結したことを特徴
とするものである。
【０００４】
【作用】本考案は上記のような解決手段を採用すること
により圧縮空気噴出管に圧縮エヤ−を供給すれば、投射
材タンクから流下する投射材と吸引エヤ−とを混合させ
る混合筒に対して圧縮空気噴出管に供給される圧縮エヤ
−と同圧のエヤ−が供給されて、供給エヤ−に合流され
供給エヤ−量が増大される形となり、０．３mm以上の粒
径の大きな鋼粒投射材であっても吸引移送され、投射ノ
ズル部でさらに圧縮エヤ−流に乗せられて噴射される。
により圧縮空気噴出管に圧縮エヤ−を供給すれば、投射
材タンクから流下する投射材と吸引エヤ−とを混合させ
る混合筒に対して圧縮空気噴出管に供給される圧縮エヤ
−と同圧のエヤ−が供給されて、供給エヤ−に合流され
供給エヤ−量が増大される形となり、０．３mm以上の粒
径の大きな鋼粒投射材であっても吸引移送され、投射ノ
ズル部でさらに圧縮エヤ−流に乗せられて噴射される。
【０００５】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基いて詳しく説
明する。基台１の上部にはセパレ−タ−２を連通させた
投射材タンク３と、集塵機４が適当な間隔をおいて設け
られており、該集塵機４は吸引管５を介して前記セパレ
−タ−２に連通されている。前記投射材タンク３の下端
には図２に示すように垂直通路６Ａから流下する投射材
と水平通路６Ｂから吸引される吸引エヤ−とを混合され
る逆Ｔ字形の混合筒６が連通連結されている。また該投
射材タンク３の前方には図３に示すように噴射ノズル７
が圧縮空気噴出管８の先端に連通連結されて配置されて
おり、該圧縮空気噴出管８の先端内部と前記混合筒６に
おける水平通路６Ｂの一端とは吸引ホ−ス９を介して連
通されている。
明する。基台１の上部にはセパレ−タ−２を連通させた
投射材タンク３と、集塵機４が適当な間隔をおいて設け
られており、該集塵機４は吸引管５を介して前記セパレ
−タ−２に連通されている。前記投射材タンク３の下端
には図２に示すように垂直通路６Ａから流下する投射材
と水平通路６Ｂから吸引される吸引エヤ−とを混合され
る逆Ｔ字形の混合筒６が連通連結されている。また該投
射材タンク３の前方には図３に示すように噴射ノズル７
が圧縮空気噴出管８の先端に連通連結されて配置されて
おり、該圧縮空気噴出管８の先端内部と前記混合筒６に
おける水平通路６Ｂの一端とは吸引ホ−ス９を介して連
通されている。
【０００６】さらに前記圧縮空気噴出管８における吸引
ホ−ス９との連通位置よりも上流の位置と、前記混合筒
６における吸引ホ−ス９との連通位置と垂直通路６Ａと
の間位置とは、バイパスホ−ス１０を介して連通されて
いて、圧縮空気噴出管８の圧縮エヤ−が混合筒６の水平
通路６Ｂの吸引ホ−ス９寄り位置に供給されるようにな
っている。また前記圧縮空気噴出管８の先端には前記噴
射ノズル７を包囲し先端のみを開放したカバ−筒１１が
取付けられており該カバ−筒１１の上側部は前記セパレ
−タ−２に回収管１２を介して連通されている。尚図中
１３は継手管、１４はエヤ−通路、１５は環状シ−ル材
である。
ホ−ス９との連通位置よりも上流の位置と、前記混合筒
６における吸引ホ−ス９との連通位置と垂直通路６Ａと
の間位置とは、バイパスホ−ス１０を介して連通されて
いて、圧縮空気噴出管８の圧縮エヤ−が混合筒６の水平
通路６Ｂの吸引ホ−ス９寄り位置に供給されるようにな
っている。また前記圧縮空気噴出管８の先端には前記噴
射ノズル７を包囲し先端のみを開放したカバ−筒１１が
取付けられており該カバ−筒１１の上側部は前記セパレ
−タ−２に回収管１２を介して連通されている。尚図中
１３は継手管、１４はエヤ−通路、１５は環状シ−ル材
である。
【０００７】このように構成されたものは、図１の状態
で集塵機４を作動させると共にカバ−筒１１を環状シ−
ル材１５を介して被処理面に当接させた状態にして圧縮
空気噴出管８に圧縮エヤ−を供給する。これにより圧縮
エヤ−は噴射ノズル７を通過して噴射される間に吸引ホ
−ス９を介して混合筒６部に吸引作用を生じさせる。さ
らにバイパスホ−ス１０から混合筒６における吸引ホ−
ス９側にも圧縮エヤ−が供給されるため混合筒６におい
ては水平通路６Ｂの右端から吸引される吸引エヤ−に加
えてバイパスホ−ス１０からの圧縮エヤ−が合流されて
吸引エヤ−量が増大されて垂直通路６Ａから流下される
鋼粒投射材と混合され吸引移送される。
で集塵機４を作動させると共にカバ−筒１１を環状シ−
ル材１５を介して被処理面に当接させた状態にして圧縮
空気噴出管８に圧縮エヤ−を供給する。これにより圧縮
エヤ−は噴射ノズル７を通過して噴射される間に吸引ホ
−ス９を介して混合筒６部に吸引作用を生じさせる。さ
らにバイパスホ−ス１０から混合筒６における吸引ホ−
ス９側にも圧縮エヤ−が供給されるため混合筒６におい
ては水平通路６Ｂの右端から吸引される吸引エヤ−に加
えてバイパスホ−ス１０からの圧縮エヤ−が合流されて
吸引エヤ−量が増大されて垂直通路６Ａから流下される
鋼粒投射材と混合され吸引移送される。
【０００８】このようにして吸引エヤ−量が増大されて
投射材の吸引がなされるため０．３mm以上の粒径の大き
な鋼粒投射材であっても吸引移送されて噴射ノズル７に
吸引合流され被処理面に向けて投射され、ブラストを行
なう。このようにしてブラストを行なった投射材は反射
されると共に集塵機４による回収管１２からの吸引作用
によりセパレ−タ−２に吸引回収され含塵エヤ−と分離
させて投射材タンク３に落下し溜められる。尚上記実施
例ではブラスト後の投射材を反射と集塵機４の吸引作用
を利用して回収するようにしているが投射材を投射した
後、自然落下させて別途回収する方式のエヤ−ブラスト
の場合にはセパレ−タ−２、集塵機４、ガバ−筒１１等
を省略することができる。
投射材の吸引がなされるため０．３mm以上の粒径の大き
な鋼粒投射材であっても吸引移送されて噴射ノズル７に
吸引合流され被処理面に向けて投射され、ブラストを行
なう。このようにしてブラストを行なった投射材は反射
されると共に集塵機４による回収管１２からの吸引作用
によりセパレ−タ−２に吸引回収され含塵エヤ−と分離
させて投射材タンク３に落下し溜められる。尚上記実施
例ではブラスト後の投射材を反射と集塵機４の吸引作用
を利用して回収するようにしているが投射材を投射した
後、自然落下させて別途回収する方式のエヤ−ブラスト
の場合にはセパレ−タ−２、集塵機４、ガバ−筒１１等
を省略することができる。
【０００９】
【考案の効果】本考案は上記の説明から明らかなように
投射材を吸引エヤ−に混合させる混合筒部分に噴射ノズ
ルに供給される圧縮エヤ−と同圧の圧縮エヤ−を供給さ
せるという独特の構成により吸引エヤ−量を増大させて
投射材を移送するものであるから従来のものに比べて粒
径の大きな投射材であっても吸引して噴射ノズルから噴
射させることができるようになり利とするところは著大
である。
投射材を吸引エヤ−に混合させる混合筒部分に噴射ノズ
ルに供給される圧縮エヤ−と同圧の圧縮エヤ−を供給さ
せるという独特の構成により吸引エヤ−量を増大させて
投射材を移送するものであるから従来のものに比べて粒
径の大きな投射材であっても吸引して噴射ノズルから噴
射させることができるようになり利とするところは著大
である。
【図１】本考案の実施例を示す側面図である。
【図２】図１におけるＡ部拡大断面図である。
【図３】図１におけるＢ部拡大断面図である。
３ 投射材タンク ６Ａ 垂直通路 ６Ｂ 水平通路 ６ 混合筒 ７ 噴射ノズル ８ 圧縮空気噴出管 ９ 吸引ホ−ス 10 バイパスホ−ス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B24C 5/02 B24C 7/00 B24C 9/00
Claims (1)
- 【請求項１】 投射材タンク３の下端に、該投射材タン
ク３から垂直通路６Ａを介して流下する投射材と水平通
路６Ｂを介して吸引される吸引エヤ−とを混合させる逆
Ｔ字形の混合筒６を連通連結して設け、かつ圧縮空気噴
出管８の先端に、噴射ノズル７を連通連結して取付ける
と共に該圧縮空気噴出管８における先端内部と前記混合
筒６における水平通路６Ｂの一端とを吸引ホ−ス９を介
して連通連結し、前記圧縮空気噴出管８における吸引ホ
−ス９との連通位置よりも上流位置と、前記混合筒６に
おける吸引ホ−ス９との連通位置と垂直通路６Ａとの間
位置と、をバイパスホ−ス１０を介して連通連結したこ
とを特徴とする吸引式エヤ−ブラスト装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993049934U JP2575856Y2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 吸引式エヤ−ブラスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993049934U JP2575856Y2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 吸引式エヤ−ブラスト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0715260U JPH0715260U (ja) | 1995-03-14 |
| JP2575856Y2 true JP2575856Y2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=12844855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993049934U Expired - Lifetime JP2575856Y2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 吸引式エヤ−ブラスト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2575856Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003225864A (ja) * | 2002-01-31 | 2003-08-12 | Sinto Brator Co Ltd | エアーブラスト装置及びエアーブラスト加工方法 |
-
1993
- 1993-08-19 JP JP1993049934U patent/JP2575856Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0715260U (ja) | 1995-03-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |