JP2575704B2 - シ−トベルトのショルダ−位置調整装置 - Google Patents

シ−トベルトのショルダ−位置調整装置

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JP2575704B2
JP2575704B2 JP62129867A JP12986787A JP2575704B2 JP 2575704 B2 JP2575704 B2 JP 2575704B2 JP 62129867 A JP62129867 A JP 62129867A JP 12986787 A JP12986787 A JP 12986787A JP 2575704 B2 JP2575704 B2 JP 2575704B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両用シートベルトのショルダー位置調整装
置の改良に関する。
(従来の技術) 例えば、車両のフロントシートに用いられる3点式シ
ートベルトにおいて、ショルダー部の支持点であるスル
ーアンカの位置が固定されていると、乗員の座高が高い
ときは肩より低い位置にベルトが当る肩はずれになり、
座高が低いときはベルトが首にかかる首がかりになる。
そこで、スルーアンカの位置を乗員の座高に合わせて調
整する装置がある。
従来のショルダー位置調整装置の一例を第7図〜第9
図に示す。
第7図のようにアジャストベース201は複数個のラッ
チホール203を有し、長手方向が上下方向となるように
車体のセンターピラー302に固定される。固定はボルト2
05で行われる。アジャストアンカ207は操作ノブ209とナ
ット211とを有し、アジャストベース201上をスライドす
る。第7図、第8図のようにピラーガーニッシュ213は
アジャストベース201とアジャストアンカ207を覆い、長
手方向に長い貫通孔213aが設けられている。第9図に示
すようにピラーガーニッシュ213には内側にガイド215が
あり、ガイド215が作る係合溝にはインナーカバー217が
スライドできるように係合されている。インナーカバー
217には2個の穴が設けられており、上方の穴には操作
ノブ209が貫通し、下方の穴にはスルーアンカ219をアジ
ャストアンカ207に取り付けるボルト221が貫通する。ボ
ルト221はアジャストアンカ207のナット211と螺合す
る。スルーアンカ219にはシートベルト301が通され、基
部にはボルト221の頭部をかくすためにキャップ223が装
着される。
アジャストアンカ207の内部にはアジャストベース201
上のラッチホール203と係合するラッチピース(図示し
ていない。)がある。ラッチピースは操作ノブ209を回
して手前へ引くと引き上げられてラッチホール203から
外れるようになっている。
ショルダーの位置調整に当っては、操作ノブ209を回
して引くとラッチピースの係合が外れ、アジャストアン
カ207をスライドさせてスルーアンカ219を乗員の座高に
応じた好みの位置まで移動させることができる。適当な
位置で操作ノブ209を放し、更にわずかにスライドさせ
ればラッチピースが最寄りのラッチホール203と係合し
てショルダーの位置決めが行なえる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらこのような従来の装置では、アジャスト
ベース201の両端をセンターピラー302に固定していたた
め、センターピラー302のあるセダン車には装着できる
が、センターピラー302のないハードタイプ車等には装
着できない。
本考案の目的は、センターピラーのない車体にも装着
することのできるシートベルトのショルダー位置調整装
置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明のシートベルトのショルダー位置調整装置は、
位置決め用の複数の係止部を有するアジャストベース
と、このアジャストベースに上下移動自在に取り付けら
れると共に一方の直状のシャフトが穿設され且つ他方に
シートベルトの支持部を有するアジャストアンカ本体
と、このアジャストアンカ本体のシャフトを中心とする
位置にあってこのアジャストアンカ本体に形成されたラ
ッチピースガイドホールに係合されることで支持されて
なるラッチガイドと、前記アジャストアンカ本体のシャ
フトを中心とする位置にあって前記ラッチガイドの凹部
に係合されることで前記アジャストアンカ本体に対して
回転不能に支持されてなるラッチホルダと、前記アジャ
ストアンカ本体のシャフトを中心とする位置にあって前
記ラッチホルダによるスライド案内可能とされ且つ前記
アジャストアンカ本体のラッチピースガイドホールを介
して前記アジャストベースの係止部に対して係脱移動自
在なラッチピースと、このラッチピースを前記アジャス
トベースの係止部に係合する方向へ常時付勢してなる付
勢部材と、この付勢手段の付勢方向に抗して移動させる
ことにより前記ラッチホルダが前記シャフトに沿って持
ち上げられることで前記ラッチピースが前記アジャスト
ベースの係止部からの離脱が可能になり且つこのアジャ
ストベースに沿っての移動を制御し得る操作手段とより
なることを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、ラッチピースがシャフトに回転不能
にスライド案内され、しかも前記アジャストアンカに支
持されてなる中での進退ができるので、アジャストベー
スの係止部にラッチピースは確実に係合離脱が可能にな
る。
また、操作手段を、前記アジャストアンカに立設され
た直状のシャフトに軸状にスライド案内されることで、
付勢方向も直状になり、その後のアジャストアンカの移
動操作方向へ操作力がスムースに入ることが可能にな
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例に係り、ショルダー位置調
整装置はアジャストベース1とアジャストアンカ17とで
その大要が構成されている。
前記アジャストベース1には係止部である2個一対の
ラッチホール3が3対設けられ、その一端には車体への
取付穴5が設けられている。他の一端にはガイドピン7
がかしめてある。アンカーボルト9はアジャストベース
1の上端を車体に取付けるボルトである。
前記アジャストアンカ17は樹脂製のスライダ11を有し
ている。スライダ11はアジャストベース1の幅方向の縁
に対応する箇所にコの字形の係合溝11aを有しており、
この係合溝11aでアジャストベース1と係合しアジャス
トベース1上を摺動する。スライダ11には2個のラッチ
ピースガイドホール13と長穴のガイドピン孔15が設けら
れている。
前記アジャストアンカ17の本体18は、スライダ11と同
様な形状を有し、スライダ11を内側に装着する。アジャ
ストアンカ本体18にはシャフト19が固定されており、ス
ライダ11のラッチピースガイドホール13と対応する箇所
に同形のラッチピースガイドホール21が、またガイドピ
ン孔15に対応する箇所に同形のガイドピン孔23が設けら
れている。また、直状のシャフト19の設けられた反対側
の端部にはスリーアンカ25が取り付けられている。スル
ーアンカ25はシートベルト301を通してこれを支持する
支持部材であり、シートベルト301を通す細長いスリッ
トを有する基部25aとアジャストアンカ本体18への取付
穴を有する取付部25bとからなっており、基部25aには樹
脂が厚くかぶせてある。
ラッチピース29はアジャストアンカ17に設けられ、前
記アジャストベース1のラッチホール3に対して係脱移
動自在に構成されたものである。すなわちラッチピース
29は板をコの字形に形成した部材であり、両端部をつな
ぐ頂面の中央に貫通孔29aが設けられている。このラッ
チピース29は樹脂性のラッチホルダ31に嵌合されると共
に、双方共シャフト19の位置でアジャストアンカ本体18
に取付けられた樹脂製のラッチガイド33内に挿入されて
いる。また、ラッチピース29は貫通孔29aをシャフト19
に通し、コの字の両先端29bを下に向けて装着され、こ
の両先端29bはアジャストアンカ本体18とスライダ11の
各ラッチピースガイドホール21、13を通ってアジャスト
ベース1のラッチホール3と係合する。
前記ラッチホルダ31は対向する壁面の一部を切欠いて
それらを底面で連結した円筒であり、底面に設けた貫通
孔31aでシャフト19に装着される。ラッチホルダ31の上
側の縁には操作ノブ27と係合する爪31bが設けられてい
る。ラッチホルダ31とラッチピース29とは、ラッチピー
ス29の両先端29bからラッチホルダ31の切欠部に嵌合
し、前者の底部に後者の頂部が当接する。
前記ラッチガイド33は円筒部材であり、内面に一対の
凹部33aを有し、下縁に一対の爪33bを有する。凹部33a
は、ラッチホルダ31と共に嵌合されたラッチピース29を
回転不能にスライド案内するもので、爪33bはアジャス
トアンカ本体18のラッチピースガイドホール21に係合し
ラッチガイド33を固定するものである。
前記ラッチピース29の頂部にはさらに付勢手段として
のコイルスプリング35が設けられ、コイルスプリング35
の上端はシャフト19の先端に固定されたプッシュナット
37で押えられている。この状態で、コイルスプリング35
はラッチピース29をアジャストベース1のラッチホール
3に対する係合方向へ若干付勢している。
操作ノブ27は樹脂製であり、ラッチホルダ31に爪31b
を介して取付けられ、操作ノブ27を引き上げると、ラッ
チホルダ31を介してラッチピース29が引き上げられ、ア
ジャストベース1との係合が外れる。操作ノブ27を引く
力を離すとコイルスプリング35の付勢力で操作ノブ27と
ラッチピース29とは元の位置に戻る。
第2図に示すように、前記アジャストベース1は上端
の取付け穴5にアンカーボルト9を通し、車体のルーフ
サイドレール303に揺動自在に取り付けられる。アンカ
ーボルト9での取付けは揺動自在に限らず、固定したも
のでもよいことは勿論である。ショルダー位置の調整に
当っては、同図(b)に示すように操作ノブ27をコイル
スプリング35の付勢力に抗して手前に引き、ラッチホル
ダ31を介してラッチピース29のラッチホール3に対する
係合を外し、アジャストアンカ17を移動させる。適当な
位置を選んで操作ノブ27を放し、ラッチピース29をアジ
ャストベース1のラッチホール3と係合させる。
このようにセンターピラーパネルのない車体でもルー
フサイドレール303を利用してショルダー位置調整装置
を取り付けることができる。また、ショルダー位置の調
整に当って、操作ノブ27の操作は引くか、放すかの動作
ですむから操作性がよい。
さらにショルダー位置を略上下方向にしか調整できな
かったのに対して、本考案の実施例装置はアジャストベ
ース1が揺動自在に取り付けられているから上下に加え
てある程度前後にもショルダーの位置調整が行え装着性
がより向上する。
第3図に本発明の他の実施例を示す。
アジャストベース57には上記の実施例と同様に、ラッ
チホール59、車体取付穴61が設けられ、ガイドピン65が
かしめ穴63にかしめてある。
樹脂製のスライダ87にも上記同様にラッチピースガイ
ドホール89及びアジャストベース57上を摺動する際にガ
イドピン65に案内される一端開放のガイドピン孔91が設
けられている。ガイドピン孔91の他端にはストッパ92が
起立成形されている。さらにスライダ87の先端には後述
する軟質樹脂製のバックルサポートカバー127の先端を
保持する保持部87aが設けられ、保持部87aにはボルト53
を逃げる凹部87bが設けらている。中間部には突起87cが
設けられている。
アジャストアンカ93も同様に構成され、アジャストア
ンカ本体94にシャフト95、ラッチピースガイドホール9
7、ガイドピン孔99が設けられている。そして、アジャ
ストアンカ93にスライダ87が挿入されたとき、ストッパ
92がアジャストアンカ93のガイドピン孔99の一端に臨
み、ガイドピン孔99の一端がガイドピン65に当接したと
きの緩衝材となる。したがって、異音の発生防止が図れ
る。また、スライダ87の突起87cを嵌合させて互いの位
置ずれを防止する孔100が設けられている。さらにシャ
フト95の設けられた反対側の端部にはピン103のかしめ
孔101がある。
アッパーカバー105とロアカバー111はアジャストベー
ス57を内包する上下2分割の化粧カバーのそれぞれ上半
分と下半分である。これらは樹脂材料で作られている。
これらのカバー105,111とアジャストベース57との間に
はアジャストアンカ93とスライダ87とを組付けこれらの
カバーである後述のバックルサポートカバー127を被覆
させた状態でこれらが自由に移動できる間隔が設けてあ
る。ロアカバー111にはこれら移動部品が通る開口113を
設けていると共に、リブ114を設けている。リブ114はロ
アカバー111の剛性をアップすると共に、バックルサポ
ートカバー127が相対移動するときに摺動抵抗を減ら
し、操作力を軽減する。アッパーカバー105にはキャッ
プ取付孔107の他に操作ノブ135の移動ストロークに応じ
た長さの長孔109が設けられている。ロアカバー111はタ
ッピングスクリュー115が孔12にねじ込まれることによ
り、アジャストベース57に取り付けられ、タッピングス
クリュー115でアッパーカバー105と連結される。
樹脂製のバックル117はタング(図示せず)着脱用で
あり、タングを装着するためのスリット125とリリース
ボタン123とを有している。バックル117とアジャストア
ンカ本体94とはそれぞれのかしめ穴121と101とをピン10
3でかしめて互いに取り付けられる。
バックルサポートカバー127は、バックル117とアジャ
ストアンカ本体94との外側を覆うカバーであり、軟質の
樹脂材料で作られている。バックルサポートカバー127
には操作ノブ135用の穴131とバックル117のリリースボ
タン123用の切り欠き133が設けてある。また、剛性をた
かめるために、リブ134を設けている。バックルサポー
トカバー127をこれらの部品に装着すると、端部Aはス
ライダ87の端部Aに、また端部Bにバックル117の端部
Bの位置にくる。
ラッチガイド155は上記実施例のものと同様であり、
凹部155aと爪157とを有する樹脂製の円筒部材である。
従って、ラッチガイド155は下端の爪157でアジャストア
ンカ本体94上のシャフト95を中心とした位置に固定され
る。
ラッチホルダ151は一部を切り欠いた円筒を下側の端
面で連結した形状の樹脂製部材であり、端面にはシャフ
ト95を通す貫通孔151aがあり、円筒部外面の上端には互
いに対称的な位置に2個の小突起153が設けられてい
る。ラッチホルダ151は貫通孔151aをシャフト95を通し
ラッチガイド155内に装着される。
ラッチピース149は貫通孔149aをシャフト95に通し、
コの字の両先端149bを下に向けてラッチガイド155内に
装着される樹脂製の部材である。装着状態では、上記実
施例同様に両先端149bがラッチガイド155の凹部155aに
嵌合する。ラッチピース149はラッチガイド155内で上下
に運動することができる。上下に運動して、アジャスト
アンカ本体94とスライダ87に各々設けたラッチピースガ
イドホール97,89を通ってアジャストベース57のラッチ
ホール59との係脱を行う。
リリース部材145は内側に2本の螺線溝147を有する円
筒型の樹脂部材であり、ラッチガイド155の外側に回転
自在に嵌合される。その際、ラッチホルダ151の小突起1
53を各螺線溝147に係合させる。
スプリングホルダ141は円筒状の樹脂製型品であり、
外周に各1対の凹部141a,凸部141bを有した形をしてい
る。スプリングホルダ141は円筒部を下向きにして、リ
リース部材145内に嵌入され、中央に設けられた貫通孔1
41cでシャフト95に装着され、その後シャフト95の先端
にプッシュナット137が取りつけられる。この状態では
スプリングホルダ141の凹部141aにラッチホルダ151が嵌
合し、リリース部材145が回転したとき内面段部145aが
スプリングホルダ141の凸部141bに当接してストッパと
なる。スプリングホルダ141が定位置に装着されると、
コイルスプリング143は若干圧縮されラッチピース149と
ラッチホルダ151には常に下向きの力が与えられる。
リターンスプリング139は、リリース部材145を回した
指を放したとき、これを元の角度に戻す働きをする。
操作ノブ135はリリース部材145に装着される樹脂製の
部材である。
そして、前記アジャストベース57はボルト53で車体の
ルーフサイド303に取り付けられる(第4図参照)。
この取付けは、第3図に示すプラスチックワッシャ5
5、アジャストベース57、プラスチックブッシュ69、プ
レーンワッシャ71、スプリングワッシャ73、スプリング
プレート75、アンダーカバ79、カラー83、ファイバーワ
ッシャ85の各貫通孔にこの順序でボルト53のネジ部を通
し車体側のウエルドナット(図示していない。)に螺合
して行なう。
スプリングプレート75は2つに折り曲げた板バネであ
り、折り曲げ部をアンダカーカバー79のスリット81に通
し、アンダーカバー79を間にはさんで用いる。
アッパカバー105のキャップ取付孔107にはキャップ51
を取り付ける。
操作に際しては、操作ノブ135を決った方向に回しリ
リース部材145を回転させると、螺線溝147に導びかれて
ラッチホルダ151が上昇する。ラッチホルダ151はラッチ
ピース149を引き上げてアジャストベース57との係合を
外す。操作ノブ135を放すとリターンスプリング139によ
って操作ノブ135とリリース部材145は反対方向に回転
し、ラッチピース149は下降して元の位置に戻る。
本実施例では、このようにアッパーカバー105、ロア
カバー111、バックルサポートカバー127等の樹脂製の化
粧カバーを取り付けたから、手触りがよく見栄えもす
る。また、頭などが当っても危険ではない。従って、ピ
ラガーニッシュの外側に配置したとしても見ばえがよ
い。操作ノブ135はアジャストアンカ93に取り付けられ
ているから、操作ノブ135をひねったままこれを上下に
移動することにより、片手で楽にショルダーの位置調整
が行える。
第5図、第6図に本発明のさらに他の実施例を示す。
この実施例は第3図に示した実施例において、バックル
117をスルーアンカ119に、またバックルサポートカバー
127をアジャストカバー129にそれぞれ替えたものであ
り、他の構造は略同一である。
(発明の効果) 本発明のシートベルトのショルダー位置調整装置は、
ラッチピースがシャフトに回転不能にスライド案内さ
れ、しかも前記アジャストアンカに支持されてなる中で
の進退ができるので、アジャストベースの係止部にラッ
チピースは確実に係合離脱が可能になる。
また、操作手段を、前記アジャストアンカに立設され
た直状のシャフトに軸状にスライド案内されることで、
付勢方向も直状になり、その後のアジャストアンカの移
動操作方向へ操作力がスムースに入ることが可能にな
る、という実益的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す分解斜視図、第
2図(a)はこの実施例の車体取付けの模様を示す斜視
図、第2図(b)は同図(a)のA部拡大図、第3図は
本発明の他の実施例の構成を示す分解斜視図、第4図は
同取付状態の斜視図、第5図(a)は第3図に示した実
施例の他の態様を示す斜視図、第5図(b)は同図
(a)の装置からカバー類をはずした状態を示す斜視
図、第6図は第5図の実施例の分解斜視図、第7図は従
来の装置の分解斜視図、第8図は取付状態の斜視図、第
9図は第7図のIX−IX断面図である。 1,57……アジャストベース 3,59……ラッチホール(係止部) 17,93……アジャストアンカ 19,95……シャフト 25,119……スルーアンカ(支持部) 27,135……操作手段(操作ノブ) 29,149……ラッチピース 31,151……操作手段(ラッチホルダ) 35,143……コイルスプリング(付勢手段) 117……バックル(支持部)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位置決め用の縦方向且つ横方向に複数の係
    止部を有するアジャストベースと、 このアジャストベースに上下移動自在に取り付けられる
    と共に一方に直状のシャフトが突設され且つ他方にシー
    トベルトの支持部を有するアジャストアンカ本体と、 このアジャストアンカ本体のシャフトを中心とする位置
    にあってこのアジャストアンカ本体に形成されたラッチ
    ピースガイドホールに係合されることで支持されてなる
    とラッチガイドと、 前記アジャストアンカ本体のシャフトを中心とする位置
    にあって前記ラッチガイドの凹部に係合されることで前
    記アジャストアンカ本体に対して回転不能に支持されて
    なるラッチホルダと、 前記アジャストアンカ本体のシャフトを中心とする位置
    にあって前記ラッチホルダによりスライド案内可能とさ
    れ且つ前記アジャストアンカ本体のラッチピースガイド
    ホールを介して前記アジャストベースの係止部に対して
    係脱移動自在なラッチピースと、 このラッチピースを前記アジャストベースの係止部に係
    合する方向へ常時付勢してなる付勢部材と、 この付勢手段の付勢方向に抗して移動させることにより
    前記ラッチホルダが前記シャフトに沿って持ち上げられ
    ることで前記ラッチピースが前記アジャストベースの係
    止部からの離脱が可能になり且つこのアジャストベース
    に沿っての移動を制御し得る操作手段と、 よりなることを特徴とするシートベルトのショルダー位
    置調整装置。
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