JP2575143Y2 - ピアノハンドル式スイッチ - Google Patents

ピアノハンドル式スイッチ

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JP2575143Y2
JP2575143Y2 JP1990006906U JP690690U JP2575143Y2 JP 2575143 Y2 JP2575143 Y2 JP 2575143Y2 JP 1990006906 U JP1990006906 U JP 1990006906U JP 690690 U JP690690 U JP 690690U JP 2575143 Y2 JP2575143 Y2 JP 2575143Y2
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JP
Japan
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push button
piano handle
locking
switch
locking piece
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哲 上野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はピアノハンドル式スイッチの構造に関するも
のである。
[従来の技術] 従来の埋め込み型の配線器具のスイッチは波動形のハ
ンドルを持つものが主であった。
[考案が解決しようとする課題] ところがこの種のスイッチを複数連設した場合、スイ
ッチのオン、オフ状態により各スイッチのハンドルの傾
きが左であったり、右であったりするため、見栄えが悪
いという問題があった。
本考案は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その
目的とするところはオン、オフ状態に拘らずハンドルの
方向を一定とすることができ、多数配設した場合にも見
栄えが悪くならず、かつ操作性に優れたピアノハンドル
式スイッチを提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1の考案は上述の目的を達成するために、取付
枠に係止する係止手段を備えて器体の表面より頭部が露
出して露出面に対して直交する方向に押し駆動される押
釦を備えた押釦スイッチと、押釦スイッチとは別体に形
成されたピアノハンドルとからなり、上記押釦スイッチ
の上記器体の表面一側に形成された支点係止部にピアノ
ハンドルの一側部に突設した回転係止片を押釦の押動方
向に回転自在に係止するとともに押釦にピアノハンドル
の裏面を当接し、上記器体の表面他側に設けられた凹部
に上記ピアノハンドルの裏面の他側部に突設してある移
動規制用係止片を移動可能に挿入して押釦のストローク
零の状態で移動規制用係止片先端を凹部の開口片の係止
爪に係止して成ることを特徴とする。
〔作用〕
而して本考案ピアノハンドル式スイッチは一側端が回
転支点となるピアノハンドルによって押釦スイッチを駆
動する構造であるため、ピアノハンドルの方向がオン、
オフ状態に拘らず一方向であり、しかも押釦のストロー
ク零の状態では移動規制係止片が係止爪に係合して移動
が規制されるためピアノハンドルの位置が一定となり、
そのため複数のスイッチを配設してもピアノハンドルの
不揃いがなくなり、見栄えが良くなる。
また上記押釦スイッチの上記器体の表面一側に回転支
点となるように形成された支点係止部に、上記ピアノハ
ンドルの上記回転係止片を回転自在に係止して押釦の頭
部にピアノハンドルの裏面の略中央を当接しているため
回転係止片と支点係止部との係止点が回転中心となり、
ハンドル操作のストローク量を押釦スイッチのストロー
ク量よりも大きくすることができ、そのため操作荷重が
小さくなって、操作性が向上する。
[実施例] 以下本考案を実施例により説明する。
第1図はピアノハンドル1を外した状態の実施例の斜
視図を示しており、埋め込みボックスに取付けるための
取付枠2の両側枠片2aに穿設してある係止孔4に係止す
る係止爪3を器体5の両側面に突設した押釦スイッチ6
は押釦7が押動されるたびに内部スイッチ機構(図示せ
ず)をオンオフするもので、押釦7を内部の復帰ばね
(図示せず)により常時付勢して器体5の表面よりその
押釦7の頭部を露出している。
そして器体5の表面一側には左右に連通した凹部8,8
を形成し、これら凹部8,8の外側壁の器体5表面開口側
の内側縁に支点係止部9を両側凹部8,8に亘るように突
出形成し、この支点係止部9と対向する凹部8,8の対向
壁面を開口側から奥へ下り傾斜しているテーパ面10とし
ている。また器体5の表面他側にも凹部11を形成してお
り、この凹部11の外側壁の器体5表面開口側の内側縁左
右には係止爪12を突出形成し、また凹部11の上記係止爪
12と対向側の壁面には後述の段部13を形成している。
ピアノハンドル1は両端間幅寸法をほぼ取付枠2の取
付孔16のピッチよりやや大きな寸法としており、第2図
に示すように裏面の一側部略中央部には上記凹部8,8の
支点係止部9に夫々対応る1対の硬質の回転係止片17を
突設するとともに、他側部略中央部には上記凹部11の係
止爪12に対応する移動規制用係止片18を突設し、この係
止片18の中央にドライバなどの治具を差し込むことがで
きる切欠22を形成している。
而して本考案ピアノハンドル式スイッチを取り付ける
に当たっては、ピアノハンドル1の両端間幅寸法が取付
枠2の取付けピッチより大きく形成しているため、まず
予め上記押釦スイッチ6を取付枠2に取り付けた状態で
まず、取付枠2を第3図に示すように壁面内に設けてあ
る押し込みボックス19に取付けねじ20を用いて取付ける
とともに押釦スイッチ6を電線21に接続しておき、この
後表面側からピアノハンドル1を押釦スイッチ6の表面
に装着するのである。
次にピアノハンドル1の装着を説明する。
まず第4図(a)に示すようにピアノハンドル1の回
転係止片17を凹部8にテーパ面10を利用して挿入しなが
ら、回転係止片17の先端の係止爪17aを支点係止部9に
図において垂直方向に回転自在に係止し、一方移動規制
用係止片18を破線で示すように弾性変形させながら凹部
11へ挿入する。
この挿入後においてピアノハンドル1に対する外力を
除くと、ピアノハンドル1の裏面略中央に押釦7の頭部
の突起7aが当接して押釦7の押し上げ力により支点係止
部9に係止した回転係止片17を中心としてピアノハンド
ル1が上向きに回転させられ、第4図(b)に示すよう
に押釦7のストローク量が零となる位置で、移動規制用
係止片18の爪18aが係止爪12に係止されてそれ以上のピ
アノハンドル1の回転を規制する。
ここでピアノハンドル1と、回転支点と、押釦スイッ
チ6の押釦7との力学的関係を第5図に示す。この場合
回転支点Xからピアノハンドル1の操作部Yまでの距離
をl2を、回転支点Xから押釦7とピアノハンドル1との
当接点Zの位置までの距離l1の約2倍としており、押釦
7のストロークδ1(実施例では約1,5mm)に対してピア
ノハンドル1の操作部Yのストロークδ2を約2倍(約
3.0mm)としている。つまりピアノハンドル1の操作荷
重を押釦スイッチ6単独の操作荷重に対して約1/2とし
て、操作性を向上させている。
而して第4図(c)に示すようにピアノハンドル1の
他側を、移動規制用係止片18が凹部11内の段部13に衝突
するまで押し下げると、この位置が押釦7のストローク
量以上に設定され、且つピアノハンドル1の傾きがθ=
tan-1δ1/l1以上となるように回転支点の係止構造を設
定されていることにより、回転係止片17を回転中心とし
て回転するピアノハンドル1の裏面で押釦7を押し下げ
て押釦スイッチ6をオン又はオフ駆動する。
この駆動後ピアノハンドル1に加えていた力を解除す
ると、第4図(b)の状態にピアノハンドル1が押釦7
の復帰力によって戻ることになり、ピアノハンドル1の
位置、方向が一定となる。
次にピアノハンドル1を押釦スイッチ6から取り外す
場合には第4図(d)に示すようにドライバーのような
治具14を切欠22に差し込んで、係止片18を変形させ、爪
18aと係止爪12との係止状態を解除し、その状態でピア
ノハンドル1を上に押し上げればピアノハンドル1を外
すことができる。
[考案の効果] 本考案のピアノハンドル式スイッチは、一般の配線器
具と同様に取付枠を用いて埋め込み配設することができ
るものであって、一側端が回転支点となるピアノハンド
ルによって押釦スイッチを駆動する構造であるため、ピ
アノハンドルの方向がオン、オフ状態に拘らず一方向で
あり、しかも押釦のストローク零の状態では移動規制係
止片が係止爪に係合して移動が規制されるためピアノハ
ンドルの位置が一定となり、従って夫々が独立した配線
器具であって、夫々がピアノハンドルを装備した本考案
のピアノハンドル式スイッチを複数配設してもピアノハ
ンドルの不揃いがなくなり、見栄えが良くなるという利
点がある。
また上記押釦スイッチの上記器体の表面一側に回転支
点となるように形成された支点係止部に、上記ピアノハ
ンドルの上記回転係止片を回転自在に係止して押釦の頭
部にピアノハンドルの裏面を当接しているため回転係止
片と支点係止部との係止点が回転中心となり、ハンドル
操作のストローク量を押釦スイッチのストローク量より
も大きくすることができ、そため操作荷重が小さくなっ
てて、操作性が向上するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2図は同上
のピアノハンドルの一部破断省略した斜視図、第3図は
同上の取付け説明図、第4図(a)〜(d)は同上の使
用説明図、第5図は同上の動作原理説明図である。 1はピアノハンドル、2は取付枠、5は器体、6は押釦
スイッチ、7は押釦、8は凹部、9は支点係止部、10は
テーパ面、11は凹部、12は係止爪、17は回転係止片、18
は移動規制用係止片である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付枠に係止する係止手段を備えて器体の
    表面より頭部が露出して露出面に対して直交する方向に
    押し駆動される押釦を備えた押釦スイッチと、押釦スイ
    ッチとは別体に形成されたピアノハンドルとからなり、
    上記押釦スイッチの上記器体の表面一側に形成された支
    点係止部にピアノハンドルの一側部に突設した回転係止
    片を押釦の押動方向に回転自在に係止するとともに押釦
    にピアノハンドルの裏面を当接し、上記器体の表面他側
    に設けられた凹部に上記ピアノハンドルの裏面の他側部
    に突設してある移動規制用係止片を移動可能に挿入して
    押釦のストローク零の状態で移動規制用係止片先端を凹
    部の開口片の係止爪に係止して成ることを特徴とするピ
    アノハンドル式スイッチ。
JP1990006906U 1990-01-26 1990-01-26 ピアノハンドル式スイッチ Expired - Lifetime JP2575143Y2 (ja)

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JP1990006906U JP2575143Y2 (ja) 1990-01-26 1990-01-26 ピアノハンドル式スイッチ

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JPH0397837U JPH0397837U (ja) 1991-10-09
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JPH0397837U (ja) 1991-10-09

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