JP2575038Y2 - ワイヤハーネスプロテクタ - Google Patents

ワイヤハーネスプロテクタ

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JP2575038Y2
JP2575038Y2 JP1991089245U JP8924591U JP2575038Y2 JP 2575038 Y2 JP2575038 Y2 JP 2575038Y2 JP 1991089245 U JP1991089245 U JP 1991089245U JP 8924591 U JP8924591 U JP 8924591U JP 2575038 Y2 JP2575038 Y2 JP 2575038Y2
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JP
Japan
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branch line
wire harness
protector
clamp
side wall
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991089245U
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English (en)
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JPH0541328U (ja
Inventor
幸治 蛇原
文男 熊谷
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ワイヤハーネスの分岐
線をプロテクタ本体の側壁に沿って導出固定させるワイ
ヤハーネスプロテクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、実開昭63−167319号公
報等に記載されたと同様な従来のワイヤハーネスプロテ
クタを示すものである。該ワイヤハーネスプロテクタ2
0は、合成樹脂を材料とした樋状のプロテクタ本体21
とカバー22とにより構成される。
【0003】該プロテクタ本体21とカバー22の側壁
23,24には、ワイヤハーネス25の分岐線26を導
出するための切欠開口27a,27bを設けてあり、図
7に示す如く、カバー22を閉止させた状態で、該切欠
開口27から分岐線26をプロテクタ本体21の側壁2
3に沿って導出させ、該分岐線26の上から粘着テープ
28をプロテクタ20の外周に捲回して、該分岐線26
の固定を行うのである。また、該分岐線26の先端に
は、接続用のコネクタ29を配設し、図示しない電装品
等に接続させる。
【0004】しかしながら、上記従来の構造にあって
は、テープ28で分岐線26をプロテクタ20の側壁2
3に押え付けるように固定させるため、固定力が弱く、
分岐線26に内方向(矢印イ方向)の引張力が作用した
場合に、分岐線26の導出長さLが短くなって、コネク
タ29を電装品に接続し難くなったり、分岐線26が切
欠開口27のエッジで擦れて切損したりするという問題
があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記した点
に鑑み、分岐線の固定を確実に行えて、分岐線の切損を
防止すると共に、分岐線の導出長さを確保することので
きるワイヤハーネスプロテクタを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、ワイヤハーネスを挿通するプロテクタ本
体の側壁に切欠開口を設け、該切欠開口から該ワイヤハ
ーネスの分岐線を該側壁に沿って導出させるワイヤハー
ネスプロテクタにおいて、該切欠開口に対するスライド
係合部と、該側壁に沿う分岐線固定用のヘラ部とを有す
るクランプを該切欠開口に挿着してなる構造を採用する
ものである。
【0007】
【作用】クランプのヘラ部に分岐線をテーピングで固定
し、該クランプのスライド係合部をプロテクタ本体の切
欠開口に挿着させる。分岐線はヘラ部にしっかりと固定
され、クランプの挿着により分岐線の導出長さが確保さ
れる。
【0008】
【実施例】図1は、本考案に係るワイヤハーネスプロテ
クタの一実施例を示す分解斜視図である。図で、1は、
側壁2に矩形状の切欠開口3を形成した合成樹脂製の樋
状のプロテクタ本体、4は、そのカバーを示し、該切欠
開口3には、同じく合成樹脂製のクランプ5を挿着させ
る。
【0009】該クランプ5は、該切欠開口3の周縁部3
aに対する係合溝6を有する略U字状のスライド係合部
7の前壁8に、プロテクタ本体1の側壁2に沿うヘラ部
9を一体に延設してなるものであり、該スライド係合部
7の内側には、ワイヤハーネスの分岐線に対する挿通口
10、該ヘラ部9の先端には、テープ抜止め用の突起1
1をそれぞれ形成してある。
【0010】図2は、該クランプ5にワイヤハーネス1
2の分岐線13を固定する状態を示すものであり、プロ
テクタ本体1の側壁2に該クランプ5をほぼ垂直に立
て、分岐線13をヘラ部9に粘着テープ14で捲回固定
させる。分岐線13はヘラ部9に直接テープ巻きされる
ことにより、強固に固定される。
【0011】そして、図3に示す如く、スライド係合部
7の挿通口10に該分岐線13を挿通させると共に、係
合溝6をプロテクタ本体1の切欠開口3の周縁部3aに
スライド係合させる。この操作によって分岐線13はプ
ロテクタ本体1内で湾曲して余長部13bを生じさせ
る。
【0012】従って、分岐線13に内方向(矢印イ方
向)の引張力が作用しても、分岐線13がクランプ5に
強固に固定されていることと相俟って、該余長部13b
によってもその引張力を緩和して、挿通口10のエッジ
での擦れや、分岐線13の先端に配設される図示しない
コネクタまでの距離(図7のL参照)の短縮を防ぐこと
ができる。
【0013】また、該スライド係合部7の上端面7a
は、プロテクタ本体1の側壁2の上端面2aよりも前記
カバー4の側壁15(図1参照)の高さ分だけ低く設定
されており、図4に示す如く、カバー4を閉止させた状
態で、該カバー4の側壁15が該クランプ5を押えて係
止させる。なお、該カバー4には、プロテクタ本体1に
対する図示しない係止手段を適宜設けてある。
【0014】図5は、上記クランプ5の変形例として、
スライド係合部7′の前壁8′に、分岐線の導出方向に
開口16を有するカバー部17を連成した構造を示すも
のである。このクランプ5′によれば、分岐線屈曲部1
3a(図3参照)の保護を図ることができる。
【0015】
【考案の効果】以上の如くに、本考案によれば、クラン
プのヘラ部に分岐線をテープで確実且つ強固に捲回固定
できるから、分岐線に引張力が作用しても分岐線が移動
したり、導出長さが変わったりすることがない。従っ
て、分岐線の切損や分岐線の先端に配設されたコネクタ
の接続不良を防止することができる。さらに、従来のよ
うに粘着テープをプロテクタ自体に捲回させなくても済
むから、作業性が良く且つ経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るワイヤハーネスプロテクタの一実
施例を示す分解斜視図である。
【図2】同じくクランプに分岐線を固定した状態を示す
斜視図である。
【図3】同じくクランプをプロテクタ本体に挿着した状
態を示す斜視図である。
【図4】同じくカバーを閉止した状態を示す斜視図であ
る。
【図5】クランプの変形例を示す斜視図である。
【図6】従来例を示す分解斜視図である。
【図7】同じく分岐線を固定した状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 プロテクタ本体 2 側壁 3 切欠開口 5,5′ クランプ 7,7′ スライド係合部 9 ヘラ部 12 ワイヤハーネス 13 分岐線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスを挿通するプロテクタ本
    体の側壁に切欠開口を設け、該切欠開口から該ワイヤハ
    ーネスの分岐線を該側壁に沿って導出させるワイヤハー
    ネスプロテクタにおいて、該切欠開口に対するスライド
    係合部と、該側壁に沿う分岐線固定用のヘラ部とを有す
    るクランプを該切欠開口に挿着してなることを特徴とす
    るワイヤハーネスプロテクタ。
JP1991089245U 1991-10-30 1991-10-30 ワイヤハーネスプロテクタ Expired - Lifetime JP2575038Y2 (ja)

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JPH0541328U JPH0541328U (ja) 1993-06-01
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JP6798402B2 (ja) 2017-04-12 2020-12-09 住友電装株式会社 プロテクタ付ワイヤーハーネス
JP6919991B2 (ja) * 2017-11-10 2021-08-18 株式会社Subaru ハーネス用プロテクタ
JP6943737B2 (ja) 2017-11-21 2021-10-06 古河電気工業株式会社 電線用外装体及び外装体付きワイヤーハーネス
JP7314766B2 (ja) * 2019-10-29 2023-07-26 住友電装株式会社 プロテクタ及び配索ユニット

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