JP2574498Y2 - 吸引形清掃機 - Google Patents

吸引形清掃機

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JP2574498Y2
JP2574498Y2 JP1991102683U JP10268391U JP2574498Y2 JP 2574498 Y2 JP2574498 Y2 JP 2574498Y2 JP 1991102683 U JP1991102683 U JP 1991102683U JP 10268391 U JP10268391 U JP 10268391U JP 2574498 Y2 JP2574498 Y2 JP 2574498Y2
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JP
Japan
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dust
water storage
storage pan
hopper
chamber
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Application number
JP1991102683U
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JPH0532423U (ja
Inventor
晋 勝又
耕二 原田
Original Assignee
東興産業株式会社
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Publication date
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、道路、運動場、公園等
の清掃に使用する吸引形の清掃機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種清掃機として、ブロワーに
より紙屑、落ち葉、缶類、芝刈屑等の塵芥を吸いあげて
塵芥ホッパー内に溜め込むようにした牽引式や自走式の
ものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記した形式の清掃機
では、地面が乾燥しているときはブロワーで吸引した埃
が塵芥ホッパーの排気口から吐き出され、また地面に水
が溜っているときには吸いあげた泥水が該排気口から吐
き出されるので、作業者のみならず周囲の人に衛生上の
不快感を与えたり家屋等の周囲の環境を汚してしまう不
都合があった。本考案はこうした不都合を解決すること
を目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案では上記の目的を
達成すべく、気密性を備えた塵芥ホッパーの内部に着脱
自在に貯水パンを設けて該塵芥ホッパーの内部を上下の
2室に区画し、該塵芥ホッパーの上方の室の側方にブロ
ワーからの流入口を設けると共に該上方の室の上部に排
気口を設け、該貯水パンの上面に透水性の埃吸着体を取
り付け、該上方の室内の流入口と排気口の間に流入口か
らの気流を貯水パンに向ける邪魔板を設けるようにし
た。
【0005】
【作 用】地面が乾燥しているときは、塵芥ホッパー内
の貯水パンに埃吸着体が充分吸水する程度に水を入れて
おく。ブロワーの回転で地面上から塵芥が流入口を介し
て塵芥ホッパー内へ送られ、この時同時に地面上の埃も
吸入されるが、塵芥ホッパー内の邪魔板のために気流が
埃吸着体に当り、気流に乗った埃は埃吸着体に付着する
ので排気口からはほとんど埃が排出されない。又地面に
水溜りがある時は、該貯水パンに水を入れずに清掃作業
を行ない、この時には塵芥と共に塵芥ホッパー内に送り
込まれた泥水は邪魔板のために埃吸着体に付着して水分
がその下方の貯水パンに溜る。そのため泥水は排気口か
ら外部へ排出されることがない。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を別紙図面に基づき説明する
と、図1は小型トラクター等により牽引される形式の吸
引形清掃機を示し、同図に於いて符号1は車輪2及び牽
引杆3を備えたフレームで、該フレーム1にはエンジン
4とブロワー5及び塵芥ホッパー6が搭載され、該ブロ
ワー5はプーリー7、8を介して該エンジン4により回
転駆動される。該ブロワー5の吸入口にはフレキシブル
ダクト9を介して地面10に対して略垂直で上下動自在
のスクープ11を接続し、該ブロワー5の流出口には塵
芥ホッパー6の流入口12が接続される。該スクープ1
1はブロワー5に係着したリンク13とフレーム1に軸
14で係着したレバー15とで構成された平行リンクに
より支持され、該レバー15を上下に揺動することによ
り該スクープ11が上下に移動する。16はレバー15
を上下した位置で固定するロックチェン、18はトラク
ター等の牽引車に速結するためのヒッチピンである。尚
ブロワー5はトラクターのTPO軸や油圧モーターで回
転させるようにしてもよい。該塵芥ホッパー6は略三角
形の側面形状を有し、その背後の斜面には、ピン19を
支点としてスプリング20に抗して上方へ開かれるドア
21が設けられる。22は該ドア21の開閉用の把手を
示す。該塵芥ホッパー6の背面形状は図2に示したよう
に略一様の幅を有し、該塵芥ホッパー6は図3に見られ
るようにブロワー5に連なる流入口12と外部への排気
口23以外は開口部のない気密の筐体で構成され、その
内部は着脱自在に設けた貯水パン24で上下の2室2
5、26に区画される。該貯水パン24は図2に示すよ
うな塵芥ホッパー6の左右の内壁面に設けた案内杆2
7、27に沿って移動自在に設けられ、ドア21を開い
て外部から出し入れできるようにした。該貯水パン24
の形状は図4に示す如くであり、その開口面には図5に
示すような多孔板或はネットからなる支持体28を当
て、その上に上面が平坦或は凹凸を有するスポンジやウ
レタン等で構成された吸着性を有しかつ液体透過性の高
い図6に示すような埃吸着体29が設けられる。該ブロ
ワー5からの流入口12と外部への排気口23は該塵芥
ホッパー6の上方の室25の前方と上部とに間隔を存し
て夫れ夫れ設けられ、該流入口12と排気口23の間に
は、流入口12からの気流を貯水パン24に向かわせる
ための邪魔板30を設け、図示の例では該邪魔板30を
間隔を存して2個設けるようにした。該貯水パン24で
区画される下方の室26には、図7に明示するような三
角形のタンク31を収容するものとし、その下部にはコ
ック32を備えた塵芥ホッパー6の外部への排水管33
を設けるようにした。第3図の符号34は貯水パン24
の底面に設けたコック35を有する流通管で、該貯水パ
ン24で水を受けた時その水を下方のタンク31へ流下
できるようにした。尚排気口23にも多孔板等の支持体
36を設けてこれに前記と同様の埃吸着体37を取付け
るようにした。図示の清掃機の作動を説明すると次ぎの
通りである。地面10が乾燥している時に清掃作業を行
なう場合、塵芥ホッパー6のドア21を開いて埃吸着体
37が充分に吸水できる程度に水を入れた貯水パン24
を収め、ブロワー5を回転させながらトラクター等で清
掃機を牽引する。ブロワー5の回転でスクープ11の内
部は真空化し、地面10上に落ちている塵芥を吸引して
流入口12から塵芥ホッパー6の上方の室25内へ送り
込む。この時同時に地面10上の埃も該室25内へ送り
込まれるが該室25内の邪魔板30により該流入口12
から室25内へ流れ込む気流が貯水パン24に向けら
れ、気流中に浮遊する埃は該貯水パン24の前面に設け
られた埃吸着体37に気流が衝突するときに付着し、排
気口23からはそこに埃吸着体37がなくともほとんど
埃が排出されることがない。地面10に水溜りがあると
きは、該貯水パン24に水を入れず、流通管34のコッ
ク35を開いて清掃作業を行なう。この時には塵芥と共
に塵芥ホッパー6の上方の室25内に泥水が送り込まれ
ることになるが、泥水は邪魔板30に衝突し更に気流が
貯水パン24に向かうために埃吸着体37に付着し、泥
水中の水分はその下方の貯水パン24で受けられ更に下
方のタンク31へと流下して溜り、排気口23からは殆
ど泥水が噴き出すことがない。該タンク31が一杯にな
ると、排水管33のコック32を開いて適当な場所に排
水し、室25内が塵芥で一杯になるまで清掃作業を続け
られる。排気口23にも埃吸着体37を設けておくと排
気口23から吐き出される空気をより一層清浄化でき
る。作業終了後はドア21を開いて貯水パン24を内部
に溜った塵芥と共に取り出し、整備を簡単に終了するこ
とが出来る。
【0007】
【考案の効果】以上のように本考案に於いては、塵芥ホ
ッパーの内部に着脱自在に貯水パンを設けて該塵芥ホッ
パーの内部を上下の2室に区画し、該貯水パンの前面に
透水性の埃吸着体を取り付け、貯水パンで区画された上
方の室内の流入口と排水口の間に流入口からの気流を貯
水パンに向ける邪魔板を設けたので、地面上の塵芥を吸
引して清掃するときに塵芥と共に吸引される埃や泥水が
排気口から噴出してその周囲の環境を損なう不都合を解
消出来る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の全体側面図
【図2】図1の塵芥ホッパーの背面図
【図3】図2のA−A線裁断面図
【図4】貯水パンの斜視図
【図5】支持体の斜視図
【図6】埃吸着体の斜視図
【図7】タンクの斜視図
【符号の説明】
5 ブロワー 6 塵芥ホッパー 10 地面 12 流入口 23 排気口 24 貯水パン 25 上方の室 26 下方の室 29 埃吸着体 30 邪魔板 33 排水管 34 流通管

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密性を備えた塵芥ホッパーの内部に着
    脱自在に貯水パンを設けて該塵芥ホッパーの内部を上下
    の2室に区画し、該塵芥ホッパーの上方の室の側方にブ
    ロワーからの流入口を設けると共に該上方の室の上部に
    排気口を設け、該貯水パンの上面に透水性の埃吸着体を
    取り付け、該上方の室内の流入口と排気口の間に流入口
    からの気流を貯水パンに向ける邪魔板を設けたことを特
    徴とする吸引形清掃機。
  2. 【請求項2】 上記貯水パンに塵芥ホッパーの下方の室
    へ水を流下させる流通管を設け、該下方の室にその外部
    への排水管を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    吸引形清掃機。
  3. 【請求項3】 上記の排気口にも埃吸着体を設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の吸引形清掃機。
JP1991102683U 1991-10-12 1991-10-12 吸引形清掃機 Expired - Lifetime JP2574498Y2 (ja)

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JP1991102683U JP2574498Y2 (ja) 1991-10-12 1991-10-12 吸引形清掃機

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JP1991102683U JP2574498Y2 (ja) 1991-10-12 1991-10-12 吸引形清掃機

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JPH0532423U JPH0532423U (ja) 1993-04-27
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Family

ID=14334038

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