JP2574365Y2 - スピーカシステム - Google Patents

スピーカシステム

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Publication number
JP2574365Y2
JP2574365Y2 JP1992008414U JP841492U JP2574365Y2 JP 2574365 Y2 JP2574365 Y2 JP 2574365Y2 JP 1992008414 U JP1992008414 U JP 1992008414U JP 841492 U JP841492 U JP 841492U JP 2574365 Y2 JP2574365 Y2 JP 2574365Y2
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JP
Japan
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speaker
cabinet
diffuser
front side
conical
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992008414U
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English (en)
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JPH0563194U (ja
Inventor
孝二 山沢
健司 松本
多賀雄 鈴木
英治 渋谷
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、キャビネットの正面側
と上面側にスピーカを配置すると共に上面側のスピーカ
に対向するように円錐反射体を配置してなるスピーカシ
ステムに係り、特に、指向性と無指向性を選択でき、し
かもサラウンド、重低音を再生できるようにしたスピー
カシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の無指向性スピーカの1例として、
図3に示すように、正面21a側に低音用スピーカ22
を取り付けたキャビネット21の上面21b側に高音用
スピーカ23を取り付けると共に、該上面21bと平行
に適当な間隔を保って平面板24を取り付け、この平面
板24には断面直角の頂角を有する円錐反射板25を上
記高音用スピーカ23に対向させて取り付けて、平面内
で無指向性としたスピーカ装置がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、図3に示す
スピーカシステムにあっては、無指向性スピーカだけの
使用しかできず、多様性に欠ける欠点があった。
【0004】本考案の目的は上記した従来の無指向性ス
ピーカの欠点を解消し、無指向性と指向性を選択するこ
とができるスピーカシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のスピーカシステ
ムは、キャビネットの正面側と上面側にスピーカを配置
すると共に上面側のスピーカに対向するように円錐反射
体を配置してなるスピーカシステムであって、キャビネ
ットの正面側には低音用の第1のスピーカと高音用の第
2のスピーカを配置し、キャビネットの上部には仕切板
で空室を区画形成すると共に該空室と外部をダクトで連
結し、該空室をキャビティとする第3のスピーカをキャ
ビネットの上面側に配置し、円錐反射体としては、第4
のスピーカを用いてその下部筐体を円錐状に形成してこ
の筐体を上記第3のスピーカに対向するように配置する
と共に、該第4のスピーカに対向するように上方にディ
ヒューザを配置した構成とする。そして、上記円錐反射
体をキャビネットの上面から斜めに突設した複数本の支
柱で支持するが、円錐反射体を第4のスピーカとディヒ
ューザで構成する場合には、ディヒューザをキャビネッ
トの上面から斜めに突設した複数本の支柱で支持すると
共に第4のスピーカをディヒューザに懸吊状態で支持す
る。
【0006】
【作用】キャビネットの上部に仕切板で区画形成された
空室が設けられると共に該空室はダクトで外部に連通し
ており、この空室をキャビティとする第3のスピーカが
キャビネット上面側に配置されると共にその前面側に円
錐反射体があるから、第3のスピーカは無指向性とな
り、第1〜第3のスピーカに異なる音声信号を入力する
ことが可能であるから、キャビネットの正面側の第1お
よび第2のスピーカによって通常のステレオ再生をする
ときは第3のスピーカはサラウンド用スピーカとなる。
また、第3のスピーカを通常のステレオ再生用として使
用するときは、正面側の第1のスピーカを重低音再生用
スピーカとすることができる。
【0007】
【実施例】図1及び図2に示すように、キャビネット1
0の正面側には低音用の第1のスピーカ1と高音用の第
2のスピーカ2とが配置される。キャビネット1の上部
には仕切板12によって空室11が区画形成され、この
空室11はダクト13で外部に連通している。そしてこ
の空室11をキャビティとする第3のスピーカ3がキャ
ビネット1の上面板14側に配置され、その前面側には
円錐反射体5が配置される。この円錐反射体5として
は、図1に示すように、下部の筐体4aを円錐状に形成
した第4のスピーカ4が使用され、この第4のスピーカ
4を上向きに配置すると共に更にその上方には略楕円形
をなすディヒューザ6が配置されている。この場合、デ
ィヒューザ6を上記上面板14から斜めに突出させた複
数本の支柱7で支持し、このディヒューザ6から支柱8
を垂下させて第4のスピーカ4を懸吊状態で支持する構
成としてある。
【0008】なお、図2の構成例では、円錐反射体5と
して、上面9aを弧状面とした円錐形状のディヒューザ
9が配置され、図1と同様に、上面板14から突出させ
た支柱7でディヒューザ9を支持し、無指向性スピーカ
部をフルレンジスピーカとしたものである。なお、図
中、15はキャビネット本体の背面側に形成したダクト
である。
【0009】
【考案の効果】本考案のスピーカシステムによれば、キ
ャビネットの上部に仕切板で区画形成された空室が設け
られると共に該空室はダクトで外部に連通しており、こ
の空室をキャビティとする第3のスピーカがキャビネッ
ト上面側に配置されると共にその前面側に第4のスピー
カで構成される円錐反射体があるから、第3のスピーカ
は無指向性となり、第1〜第3のスピーカに異なる音声
信号を入力することが可能であるから、キャビネットの
正面側の第1および第2のスピーカによって通常のステ
レオ再生をするときは第3のスピーカはサラウンド用ス
ピーカとなる。また、第3のスピーカを通常のステレオ
再生用として使用するときは、正面側の第1のスピーカ
を重低音再生用スピーカとすることができる。従って、
1組のスピーカシステムで無指向性と指向性とを選択使
用することができると共に、サラウンド及び重低音を再
生することもでき、機能を著しく高めることができる。
特に、円錐反射体として第4のスピーカを用いたから、
上方向への無指向性をも確保することができ、無指向性
をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るスピーカシステムの一部断面側面
図である。
【図2】本考案に係るスピーカシステムの他の構成例を
示す一部断面側面図である。
【図3】従来の無指向性スピーカの1例を示す一部除去
した断面側面図である。
【符号の説明】
1は第1のスピーカ 2は第2のスピーカ 3は第3のスピーカ 4は第4のスピーカ 4aは第4のスピーカの筐体 5は円錐反射体 6はディヒューザ 7は支柱 9はディヒューザ 10はキャビネット 11は空室 12は仕切板 13はダクト 14は上面板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 渋谷 英治 東京都渋谷区渋谷2丁目17番5号 株式 会社ケンウッド内 (56)参考文献 特開 昭60−199296(JP,A) 特開 平3−24898(JP,A) 実開 昭62−158993(JP,U) 実開 平5−65194(JP,U) 実公 昭50−13091(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04R 1/34 310 H04R 1/26

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットの正面側と上面側にスピー
    カを配置すると共に上面側のスピーカに対向するように
    円錐反射体(5)を配置してなるスピーカシステムであ
    って、キャビネット(1)の正面側に配置された低音用
    の第1のスピーカ(1)と、同じく正面側に配置された
    高音用の第2のスピーカ(2)と、キャビネットの上部
    に区画形成されると共に外部に連通するダクト(13)
    を有する空室(11)と、該空室をキャビティとするよ
    うに上面側に配置された第3のスピーカ(3)とからな
    り、円錐反射体(5)が第3のスピーカ(3)に対向す
    る円錐状の筐体(9a)を下部に備えた第4のスピーカ
    (4)であり、該第4のスピーカに対向するようにディ
    ヒューザ(6)が配置されていることを特徴とするスピ
    ーカシステム。
  2. 【請求項2】 ディヒューザ(6)がキャビネット
    (1)の上面から斜めに突設した複数本の支柱(7)で
    支持されると共に第4のスピーカ(4)がディヒューザ
    (6)に懸吊状態で支持されていることを特徴とする請
    求項1記載のスピーカシステム。
JP1992008414U 1992-01-30 1992-01-30 スピーカシステム Expired - Lifetime JP2574365Y2 (ja)

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JPH0563194U JPH0563194U (ja) 1993-08-20
JP2574365Y2 true JP2574365Y2 (ja) 1998-06-11

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JP4662953B2 (ja) * 2007-01-16 2011-03-30 シャープ株式会社 スピーカ装置
JP4662954B2 (ja) * 2007-01-24 2011-03-30 シャープ株式会社 スピーカ装置
JPWO2015029303A1 (ja) 2013-08-30 2017-03-02 ソニー株式会社 スピーカ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60199296A (ja) * 1984-03-23 1985-10-08 Mitsubishi Electric Corp スピ−カ−装置
JPS62158993U (ja) * 1986-03-27 1987-10-08

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