JP2573826B2 - 小型ヘリコプタの降着装置 - Google Patents
小型ヘリコプタの降着装置Info
- Publication number
- JP2573826B2 JP2573826B2 JP61088312A JP8831286A JP2573826B2 JP 2573826 B2 JP2573826 B2 JP 2573826B2 JP 61088312 A JP61088312 A JP 61088312A JP 8831286 A JP8831286 A JP 8831286A JP 2573826 B2 JP2573826 B2 JP 2573826B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- landing
- fuselage
- support leg
- small helicopter
- leg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は薬剤散布その他に用いられる無線誘導式の
小型無人ヘリコプタの降着装置に関するもので、特に飛
翔中のヘリコプタを急激に着陸させた時の、機体への衝
撃を有効に緩衝し得る小型で高性能な降着装置を得るこ
とを目的とするものである。
小型無人ヘリコプタの降着装置に関するもので、特に飛
翔中のヘリコプタを急激に着陸させた時の、機体への衝
撃を有効に緩衝し得る小型で高性能な降着装置を得るこ
とを目的とするものである。
従来、小型ヘリコプタの降着装置は機枠の下部に剛性
の高い多数の支脚によつて支持された左右一対の降着橇
が設けられており、必要によつて降着橇と機枠との間に
緩衝装置を設けることが行われている（例えば米国特許
第2,318,259号）。
の高い多数の支脚によつて支持された左右一対の降着橇
が設けられており、必要によつて降着橇と機枠との間に
緩衝装置を設けることが行われている（例えば米国特許
第2,318,259号）。
しかしながら、ヘリコプタの降着装置は小型で大きい
荷重を吸収できるよう非線型の特性が必要とされ、通常
は機体枠と降着橇との間をリンク機構とばねとからなる
緩衝機構で構成しているので、降着装置の重量が大きい
うえに構造が複雑となり、製造コストの上昇を免れ得な
かつた。
荷重を吸収できるよう非線型の特性が必要とされ、通常
は機体枠と降着橇との間をリンク機構とばねとからなる
緩衝機構で構成しているので、降着装置の重量が大きい
うえに構造が複雑となり、製造コストの上昇を免れ得な
かつた。
この発明は上記不具合を解決すべくなされたもので、
構造が簡単で軽量、かつ大きな衝撃を吸収できる降着装
置を得ることを目的とするものである。
構造が簡単で軽量、かつ大きな衝撃を吸収できる降着装
置を得ることを目的とするものである。
本発明に係る小型ヘリコプタの降着装置は、機体の下
部に固定具を介して設けた支脚に左右一対の降着橇を連
結してなる小型ヘリコプタの降着装置において、前記支
脚を、機体の左右方向に連続的に延びる板状にばね材に
よって形成して機体から外方へ突出すると共に下方へ湾
曲する形状とし、この支脚の厚み方向を上下方向として
前記湾曲部を屈伸可能に構成したものである。
部に固定具を介して設けた支脚に左右一対の降着橇を連
結してなる小型ヘリコプタの降着装置において、前記支
脚を、機体の左右方向に連続的に延びる板状にばね材に
よって形成して機体から外方へ突出すると共に下方へ湾
曲する形状とし、この支脚の厚み方向を上下方向として
前記湾曲部を屈伸可能に構成したものである。
機体が急速に降下して地上に接する際、支脚をなす板
状のばね材の遊端が外方へ滑つて拡がろうとするが、支
脚の下端に前後方向に向けて降着橇が設けられており、
これが抵抗となつて変形が阻止されるため、当初は比較
的変形せず、降着橇が左右方向へ滑り始めると、急速に
ばね特性が軟化して所望の非線型特性が得られる。
状のばね材の遊端が外方へ滑つて拡がろうとするが、支
脚の下端に前後方向に向けて降着橇が設けられており、
これが抵抗となつて変形が阻止されるため、当初は比較
的変形せず、降着橇が左右方向へ滑り始めると、急速に
ばね特性が軟化して所望の非線型特性が得られる。
以下、図示の実施例によつてこの発明を説明すると、
第２図中、１は小型ヘリコプタの機体であり、同図は人
力で機体１を移動させるべく、機体の尾部を持ち上げて
いる状態を示す。機体１の下部には機体フレームを構成
する左右一対の鋼管製の機体枠部材2a,2aが前後方向に
配されている。機体枠部材2a,2aにはＵボルト３によつ
て支脚４が連結され、支脚４の下方へ湾曲した下端部に
は降着橇５が設けてある。６は従来公知の主ロータ、７
は副ロータ、更に、1aは機体１の側面に設けられ、後方
へ向けて開口させた排気消音器、1bは機体の前方に斜め
上方へ向けて開口させた、エンジン冷却用ラジエータの
グリルである。
第２図中、１は小型ヘリコプタの機体であり、同図は人
力で機体１を移動させるべく、機体の尾部を持ち上げて
いる状態を示す。機体１の下部には機体フレームを構成
する左右一対の鋼管製の機体枠部材2a,2aが前後方向に
配されている。機体枠部材2a,2aにはＵボルト３によつ
て支脚４が連結され、支脚４の下方へ湾曲した下端部に
は降着橇５が設けてある。６は従来公知の主ロータ、７
は副ロータ、更に、1aは機体１の側面に設けられ、後方
へ向けて開口させた排気消音器、1bは機体の前方に斜め
上方へ向けて開口させた、エンジン冷却用ラジエータの
グリルである。
前記支脚４は機体１の左右方向に延びる細長い板状に
ばね材によって形成している。ばね材の材料としては鋼
板或いは繊維強化プラスチック等である。また、この支
脚４は、機体１から外方へ突出すると共に下方へ湾曲す
る形状に形成し、厚み方向を上下方向として前記湾曲部
を屈伸可能に構成している。そして、第３図で示すよう
に、前後一対のＵボルト３と両Ｕボルト３の脚部を連結
する連結片８とによつて支持され、機体枠部材2a,2aに
対して回動および長手方向の若干の移動が許容されてい
る。この支脚４が回動するときの軸線方向としては、ば
ね材の変形軌跡を含む面に垂直な方向であり、第１図の
紙面と直交する機体１の前後方向である。そして、前記
Ｕボルト３と連結片８とによって支脚用固定具が構成さ
れている。3aは機体枠部材2aとの間に挾み込んだゴム製
のクツシヨン材である。このように、支脚４は前記左右
一対の機体枠部材2a,2a間に橋架されると共に、その機
体枠部材2a,2aから外方へ伸び、かつ下方へ湾曲して、
その下端部に円形の透孔4aが設けられ、そこに鋼管を屈
曲して形成した降着橇５が挿通され、ボルト5aで締着さ
れている。第４図中曲線Ｃはこの降着装置のばね特性を
示す。なお、同図中曲線Ｂはヘリコプタ用降着装置の理
想的な特性を示し、曲線Ａは合成樹脂ばねの一般的なば
ね特性を示す。９は降着橇５の前端に回転自在に軸支し
た車輪である。
ばね材によって形成している。ばね材の材料としては鋼
板或いは繊維強化プラスチック等である。また、この支
脚４は、機体１から外方へ突出すると共に下方へ湾曲す
る形状に形成し、厚み方向を上下方向として前記湾曲部
を屈伸可能に構成している。そして、第３図で示すよう
に、前後一対のＵボルト３と両Ｕボルト３の脚部を連結
する連結片８とによつて支持され、機体枠部材2a,2aに
対して回動および長手方向の若干の移動が許容されてい
る。この支脚４が回動するときの軸線方向としては、ば
ね材の変形軌跡を含む面に垂直な方向であり、第１図の
紙面と直交する機体１の前後方向である。そして、前記
Ｕボルト３と連結片８とによって支脚用固定具が構成さ
れている。3aは機体枠部材2aとの間に挾み込んだゴム製
のクツシヨン材である。このように、支脚４は前記左右
一対の機体枠部材2a,2a間に橋架されると共に、その機
体枠部材2a,2aから外方へ伸び、かつ下方へ湾曲して、
その下端部に円形の透孔4aが設けられ、そこに鋼管を屈
曲して形成した降着橇５が挿通され、ボルト5aで締着さ
れている。第４図中曲線Ｃはこの降着装置のばね特性を
示す。なお、同図中曲線Ｂはヘリコプタ用降着装置の理
想的な特性を示し、曲線Ａは合成樹脂ばねの一般的なば
ね特性を示す。９は降着橇５の前端に回転自在に軸支し
た車輪である。
したがつて、ヘリコプタが着陸する際、その衝撃荷重
が比較的小さいときは、その荷重によつて支脚４が開脚
しようとするが、降着橇５の側方への移動には比較的大
きな抵抗があるため、この衝撃は支脚４の弾性変形によ
つてのみ吸収される。また、着陸の際の衝撃が非常に大
きいとき、例えば地上数メートルの高さから墜落同様に
激しく着陸するような場合には、着地の際の衝撃によつ
て降着橇５は側方へ滑り、支脚４が弾性変形して開脚す
るが、この移動により降着橇５と地表との摩擦係数が減
少する上に、開脚の度合が増すにつれ力点が支点より離
隔するので、第１図中に仮想線で示すように、大きい変
形が容易に行われ、よつてこの間の衝撃は支脚４の弾性
変形および降着橇５と地表との摩擦抵抗によつて吸収あ
るいは消費される。しかも、支脚４はＵボルト3,連結片
８からなる固定具を介して機体１に支持されており、機
体１への固定部分でばね材の変形軌跡を含む面に垂直な
方向（機体１の前後方向）を軸線として回動可能である
と共に支脚４の長手方向に移動可能であるため、以下に
述べるような利点がある。すなわち、支脚４が前記固定
部分で回動できることにより、着陸時に支脚４が撓むこ
とに起因して支脚４に発生する応力を低減することがで
きる。また、着陸時に支脚４にその長手方向に沿うよう
な荷重が加えられた場合には、支脚４が移動することに
よって前記荷重を逃がすことができるため、支脚４に発
生する応力を低減することができる。
が比較的小さいときは、その荷重によつて支脚４が開脚
しようとするが、降着橇５の側方への移動には比較的大
きな抵抗があるため、この衝撃は支脚４の弾性変形によ
つてのみ吸収される。また、着陸の際の衝撃が非常に大
きいとき、例えば地上数メートルの高さから墜落同様に
激しく着陸するような場合には、着地の際の衝撃によつ
て降着橇５は側方へ滑り、支脚４が弾性変形して開脚す
るが、この移動により降着橇５と地表との摩擦係数が減
少する上に、開脚の度合が増すにつれ力点が支点より離
隔するので、第１図中に仮想線で示すように、大きい変
形が容易に行われ、よつてこの間の衝撃は支脚４の弾性
変形および降着橇５と地表との摩擦抵抗によつて吸収あ
るいは消費される。しかも、支脚４はＵボルト3,連結片
８からなる固定具を介して機体１に支持されており、機
体１への固定部分でばね材の変形軌跡を含む面に垂直な
方向（機体１の前後方向）を軸線として回動可能である
と共に支脚４の長手方向に移動可能であるため、以下に
述べるような利点がある。すなわち、支脚４が前記固定
部分で回動できることにより、着陸時に支脚４が撓むこ
とに起因して支脚４に発生する応力を低減することがで
きる。また、着陸時に支脚４にその長手方向に沿うよう
な荷重が加えられた場合には、支脚４が移動することに
よって前記荷重を逃がすことができるため、支脚４に発
生する応力を低減することができる。
さらに、支脚４は機体枠部材2aとの間にクッション材
3aを挟み込んだ状態で支持されているため、支脚４の変
形に伴なう回動時や、機体１と支脚４との間に支脚４の
長手方向に沿う荷重が加えられた場合の移動時には、何
れも摩擦抵抗が生じることになる。すなわち、この摩擦
抵抗が減衰力として作用して衝撃を吸収できるから、そ
の分支脚４のばね反力を小さく設定することができる。
また、ばね材の復元に伴なう機体の跳ね上がり量も少な
くすることができる。
3aを挟み込んだ状態で支持されているため、支脚４の変
形に伴なう回動時や、機体１と支脚４との間に支脚４の
長手方向に沿う荷重が加えられた場合の移動時には、何
れも摩擦抵抗が生じることになる。すなわち、この摩擦
抵抗が減衰力として作用して衝撃を吸収できるから、そ
の分支脚４のばね反力を小さく設定することができる。
また、ばね材の復元に伴なう機体の跳ね上がり量も少な
くすることができる。
以上説明したように本発明に係る小型ヘリコプタの降
着装置は、機体の下部に固定具を介して設けた支脚に左
右一対の降着橇を連結してなる小型ヘリコプタの降着装
置において、前記支脚を、機体の左右方向に連続的に延
びる板状にばね材によって形成して機体から外方へ突出
すると共に下方へ湾曲する形状とし、この支脚の厚み方
向を上下方向として前記湾曲部を屈伸可能に構成したた
め、機体が着陸するときの衝撃を支脚自体が弾性変形す
ることによって緩和することができるから、衝撃緩衝機
能をもった降着装置を、緩衝機構を別途に組み付けるこ
となく得ることができる。また、板状の支脚の厚み方向
が上下方向であるため、支脚の直下に搭載物を搭載する
に当たっては、支脚の厚み方向が機体の前後方向である
場合に較べて搭載物を機体に近づけて配置できる。
着装置は、機体の下部に固定具を介して設けた支脚に左
右一対の降着橇を連結してなる小型ヘリコプタの降着装
置において、前記支脚を、機体の左右方向に連続的に延
びる板状にばね材によって形成して機体から外方へ突出
すると共に下方へ湾曲する形状とし、この支脚の厚み方
向を上下方向として前記湾曲部を屈伸可能に構成したた
め、機体が着陸するときの衝撃を支脚自体が弾性変形す
ることによって緩和することができるから、衝撃緩衝機
能をもった降着装置を、緩衝機構を別途に組み付けるこ
となく得ることができる。また、板状の支脚の厚み方向
が上下方向であるため、支脚の直下に搭載物を搭載する
に当たっては、支脚の厚み方向が機体の前後方向である
場合に較べて搭載物を機体に近づけて配置できる。
したがって、構造が簡単で軽量、かつ大きな衝撃を吸
収できる非線型特性をもった降着装置を得ることができ
る。
収できる非線型特性をもった降着装置を得ることができ
る。
さらに、板状の支脚の全てをばね材によって形成する
ことにより、大きな自由度をもってばね特性を設定でき
るという利点もある。これは、板状の支脚の幅寸法や厚
みなどを変更することによってばね定数が変化するから
である。
ことにより、大きな自由度をもってばね特性を設定でき
るという利点もある。これは、板状の支脚の幅寸法や厚
みなどを変更することによってばね定数が変化するから
である。
さらにまた、本発明の構成を採ることにより、着陸時
の衝撃力が大きいときには支脚は前記湾曲部が略伸び切
るようになるまで弾性変形できるので、長いクッション
ストロークが得られる。
の衝撃力が大きいときには支脚は前記湾曲部が略伸び切
るようになるまで弾性変形できるので、長いクッション
ストロークが得られる。
支脚の前記湾曲部が伸びるように弾性変形すると、降
着橇が地表上を機体の側方へ向けて滑るように移動する
ので、この降着橇と地表との間に生じる摩擦抵抗が衝撃
緩和を助勢するように作用する。すなわち、本発明に係
る降着装置では、支脚の弾性変形域の全域にわたって前
記摩擦抵抗による助勢が行われるから、大きな衝撃力で
あっても緩和することができる。
着橇が地表上を機体の側方へ向けて滑るように移動する
ので、この降着橇と地表との間に生じる摩擦抵抗が衝撃
緩和を助勢するように作用する。すなわち、本発明に係
る降着装置では、支脚の弾性変形域の全域にわたって前
記摩擦抵抗による助勢が行われるから、大きな衝撃力で
あっても緩和することができる。
加えて、支脚の全体のばね材によって形成するという
構成により、機体が前下がりあるいは後下がりに傾斜し
た状態で着陸したときにも、支脚が弾性変形することに
よって衝撃を緩和できる。このときには、支脚は、下端
が機体の前後方向に変位して捻られるように弾性変形す
る。機体がこのように傾斜した状態で着陸するのは、前
進あるいは後進しながら着陸したときの場合が多く、機
体には上下方向の衝撃力に加えて前後方向の衝撃力も加
えられる。しかし、本発明では板状の支脚の厚み方向を
上下方向としているため、機体の前後方向への衝撃力は
弾発力が大きくなる方向、すなわち厚み方向を上下方向
とした板状の支脚の幅方向に作用するから、前進速度あ
るいは後進速度が大きくても確実に衝撃力を緩和でき
る。
構成により、機体が前下がりあるいは後下がりに傾斜し
た状態で着陸したときにも、支脚が弾性変形することに
よって衝撃を緩和できる。このときには、支脚は、下端
が機体の前後方向に変位して捻られるように弾性変形す
る。機体がこのように傾斜した状態で着陸するのは、前
進あるいは後進しながら着陸したときの場合が多く、機
体には上下方向の衝撃力に加えて前後方向の衝撃力も加
えられる。しかし、本発明では板状の支脚の厚み方向を
上下方向としているため、機体の前後方向への衝撃力は
弾発力が大きくなる方向、すなわち厚み方向を上下方向
とした板状の支脚の幅方向に作用するから、前進速度あ
るいは後進速度が大きくても確実に衝撃力を緩和でき
る。
しかも、固定具を機体の左右方向の両側に設けると共
に、支脚を機体の前後方向の軸線回りに回動可能に支持
する構造とすると、支脚が撓んだときに支脚に発生する
応力を低減することができる。
に、支脚を機体の前後方向の軸線回りに回動可能に支持
する構造とすると、支脚が撓んだときに支脚に発生する
応力を低減することができる。
その上、固定具を支脚がその長手方向へ移動可能とな
るように支持する構造とすると、機体と支脚との間に支
脚の長手方向の荷重が加わった場合、支脚の移動により
この荷重を逃がすことができるため、支脚に発生する応
力を低減することができる。
るように支持する構造とすると、機体と支脚との間に支
脚の長手方向の荷重が加わった場合、支脚の移動により
この荷重を逃がすことができるため、支脚に発生する応
力を低減することができる。
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第１図はヘリ
コプタの要部を示す一部を破断した正面図、第２図はヘ
リコプタの側面図、第３図は第２図中の要部の拡大側面
図、第４図は緩衝装置の特性を示す特性図である。 １……機体、2a,2a……機体枠部材、３……Ｕボルト、
４……支脚、５……降着橇、８……連結片。
コプタの要部を示す一部を破断した正面図、第２図はヘ
リコプタの側面図、第３図は第２図中の要部の拡大側面
図、第４図は緩衝装置の特性を示す特性図である。 １……機体、2a,2a……機体枠部材、３……Ｕボルト、
４……支脚、５……降着橇、８……連結片。
Claims (3)
- 【請求項１】機体の下部に固定具を介して設けた支脚に
左右一対の降着橇を連結してなる小型ヘリコプタの降着
装置において、前記支脚を、機体の左右方向に連続的に
延びる板状にばね材によって形成して機体から外方へ突
出すると共に下方へ湾曲する形状とし、この支脚の厚み
方向を上下方向として前記湾曲部を屈伸可能に構成した
ことを特徴とする小型ヘリコプタの降着装置。 - 【請求項２】固定具を機体の左右方向の両側に設けると
共に、支脚を機体の前後方向の軸線回りに回動可能に支
持する構造としたことを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載の小型ヘリコプタの降着装置。 - 【請求項３】固定具を支脚がその長手方向へ移動可能と
なるように支持する構造としたことを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の小型ヘリコプタの降着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61088312A JP2573826B2 (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 小型ヘリコプタの降着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61088312A JP2573826B2 (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 小型ヘリコプタの降着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62244795A JPS62244795A (ja) | 1987-10-26 |
| JP2573826B2 true JP2573826B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=13939410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61088312A Expired - Fee Related JP2573826B2 (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 小型ヘリコプタの降着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2573826B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2593068B1 (es) * | 2015-06-03 | 2017-09-14 | Überbaum Industrie, S.L. | Patín polivalente para drones |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0143690A2 (fr) * | 1983-11-02 | 1985-06-05 | AEROSPATIALE Société Nationale Industrielle | Poutre flexible à forte absorption d'énergie, et trains d'atterrissage et béquille arrière d'aérodyne équipés d'une telle poutre |
| US4558837A (en) * | 1982-12-08 | 1985-12-17 | Societe Nationale Industrielle Et Aerospatiale | Skid landing gear provided with components having a device for absorbing energy by plastic deformation and/or for limiting stress, and components of this type |
-
1986
- 1986-04-18 JP JP61088312A patent/JP2573826B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4558837A (en) * | 1982-12-08 | 1985-12-17 | Societe Nationale Industrielle Et Aerospatiale | Skid landing gear provided with components having a device for absorbing energy by plastic deformation and/or for limiting stress, and components of this type |
| EP0143690A2 (fr) * | 1983-11-02 | 1985-06-05 | AEROSPATIALE Société Nationale Industrielle | Poutre flexible à forte absorption d'énergie, et trains d'atterrissage et béquille arrière d'aérodyne équipés d'une telle poutre |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62244795A (ja) | 1987-10-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5152578A (en) | Leg structure of seat for absorbing impact energy | |
| JPS5831749Y2 (ja) | 二輪車の後車輪懸架装置 | |
| US8651417B2 (en) | Bogie stop block | |
| JP4976967B2 (ja) | 移動体の着陸装置 | |
| US5338090A (en) | Leg structure of seat for absorbing impact energy | |
| JP2010173642A (ja) | シャックルアッセンブリ | |
| JPH0399917A (ja) | サスペンション | |
| US6857674B2 (en) | Device and system for filtering vibrational movements of a passenger support, and passenger support equipped with such a system | |
| KR920700136A (ko) | 조합 비임 시이트 지지대 | |
| US3984078A (en) | Vehicle seat | |
| US4359199A (en) | Soft landing gear | |
| US20050206111A1 (en) | Tunable suspension system for enhanced acceleration characteristics of wheeled vehicles | |
| SU860687A3 (ru) | Подвеска колеса автомобил | |
| JP2702628B2 (ja) | 自転車用前輪緩衝装置 | |
| GB2116127A (en) | Motor vehicle anti-rear-wheel-lifting mechanism | |
| US5398775A (en) | Nose dive preventing front suspension assembly | |
| JP2573826B2 (ja) | 小型ヘリコプタの降着装置 | |
| US2917103A (en) | Trapezoidal linkage for vehicles | |
| JPH02144298A (ja) | 着陸装置アセンブリ | |
| JPH07186679A (ja) | 自動車懸架装置の安定装置 | |
| JPS642877Y2 (ja) | ||
| JPH11245639A (ja) | トーションバによる衝撃エネルギー吸収構造 | |
| CN213831924U (zh) | 一种减少震动的自动移动装置 | |
| CN218085896U (zh) | 全地形滑板车用后避震机构 | |
| WO1994018050A1 (en) | A sulky |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |