JP2573761Y2 - ディスプレイパネルのロック機構 - Google Patents

ディスプレイパネルのロック機構

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JP2573761Y2
JP2573761Y2 JP1993045487U JP4548793U JP2573761Y2 JP 2573761 Y2 JP2573761 Y2 JP 2573761Y2 JP 1993045487 U JP1993045487 U JP 1993045487U JP 4548793 U JP4548793 U JP 4548793U JP 2573761 Y2 JP2573761 Y2 JP 2573761Y2
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JP
Japan
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display panel
tray
lock mechanism
display
angle
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JP1993045487U
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JPH0716970U (ja
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斉 津田
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はディスプレイパネルのロ
ック機構に係わり、特にディスプレイパネルの角度を円
滑に変更することの可能なディスプレイパネルのロック
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年自動車にテレビ受像あるいはナビゲ
ーション情報表示のためにディスプレイが搭載される場
合が多くなってきている。さらに車室を広く利用するた
めに、不使用時は運転席と助手席の間に設けられるダッ
シュボード内に収納することの可能な液晶を適用した平
板型ディスプレイパネルが適用されることが一般的であ
る。
【0003】図6は自動車の車室内の鳥瞰図であって、
テレビを受像する場合あるいはナビゲーション情報を表
示する場合には、筐体11に設置されたキースイッチ1
2を操作するとトレイ13が筐体11から送り出され
る。トレイ13の送り出しが完了するとディスプレイパ
ネル14がトレイ13から起き上がり表示が可能とな
る。
【0004】しかしながら筐体11は湾曲したダッシュ
ボードに設置されることがあるため、使用状態における
ディスプレイパネル14の角度をある範囲で調整する必
要がある。このためにディスプレイパネル14の回転軸
に複数個の凹みを有する扇型のカムを取り付け、この凹
みをロックレバと嵌合させることによりディスプレイパ
ネルの角度を固定していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら従来ロッ
クピンは丸棒状部材であったため、角度固定力を強くす
るためにはカムに設けられた凹みを深くするあるいはロ
ックレバをカムに接触させる力を強くする必要がある
が、凹みを深くするあるいは接触力を大とするとディス
プレイの角度を調整するために大きな力が必要である。
【0006】逆にディスプレイの角度の調整を容易とす
るために凹みを浅くするあるいは接触力を弱くすると、
角度固定力が弱くなり走行振動により角度が変化するお
それがあった。本考案は上記問題点に鑑みなされたもの
であって、適度な角度固定力を確保するとともに角度調
整を容易としたディスプレイパネルのロック機構を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案入力かかるディス
プレイパネルのロック機構は、トレイと、非使用時には
トレイ中に格納され使用時にはトレイから引き起こされ
るディスプレイパネルと、ディスプレイパネルの回転軸
と共通に設置されその周囲に少なくとも2つの凹みが形
成されたディスプレイパネルと共に回転する扇型カム
と、扇型カムに形成された少なくとも2つの凹みの中の
1つと嵌合するロックピンと、から構成されるディスプ
レイパネルのロック機構において、ロックピンを軸とし
て回転可能に設置されたローラを具備する。
【0008】
【作用】本考案にかかるディスプレイパネルのロック機
構にあっては、扇型カムに設置された凹み中をロックピ
ンを中心に回転するローラが回転しつつ移動するため凹
みを深くした場合あるいはローラのカムへの接触力を大
とした場合にも、ディスプレイパネルの角度の容易が調
整となる。
【0009】
【実施例】図1は本発明にかかるディスプレイの斜視図
であって、筐体11は自動車のダッシュボードに取り付
けられている。図2および図3はディスプレイの動作説
明図であって、番号順に一連の動作が進行する。
【0010】非使用時には、トレイ13は筐体11の中
に収納されている(状態1)。筐体11の前面に設置さ
れているキースイッチ12が押されると、トレイ13が
モータ(図示せず。)駆動によって前方に引き出される
(状態2)。トレイ13の引き出しが完了すると、バネ
力によってディスプレイパネル14が約60度に起き上
がる(状態3)。
【0011】さらに搭乗者によってディスプレイパネル
14がほぼ90度にまで引き起こされる(状態4)。次
にトレイ13は所定距離後退して、ディスプレイは動作
状態となる(状態5)。使用が終了した時には筐体11
の前面に設置されているキースイッチ12を押すとトレ
イ13が再度前方に引き出される(状態6)。
【0012】次に搭乗者はディスプレイパネル14をト
レイ13中に格納する(状態7)。するとトレイ13は
モータ駆動によって筐体11内に収納される(状態
8)。即ち状態4までは一連の動作として進行するがデ
スプレイパネル14をほぼ90度に引き起こす動作は搭
乗者が行う必要があり、見やすい角度に確実に固定され
なければならない。
【0013】図4は側断面図であって、ディスプレイパ
ネル14の回転軸141と同軸にディスプレイパネル1
4と固定されたカム142が設置されている。なお実線
のディスプレイパネル14はトレイ13に格納された状
態を、破線のディスプレイパネル14はトレイ13から
起き上がった状態を表している。カム142に外周には
3つの凹み143、144、145が設けられており、
ディスプレイパネル14を75度、90度および105
度の3段階に調整することを可能としている。
【0014】図5はトレイ13内部の部分斜視図であっ
て、3つの凹み143、144、145と嵌合するロッ
クピンおよびローラの取り付け構造を示す。即ちトレイ
13の内側には軸131を中心として回転可能にレバ1
32が取り付けられ、レバ132の先端にはロックピン
133が取り付けられている。さらにロックピン133
にはローラ134がロックピン133を中心に回転可能
に嵌め込まれいる。
【0015】部材132には楕円形状の穴135があけ
られており、トレイ13の内側に固定されているピン1
36と嵌合し、部材132の移動範囲を規制している。
軸131には部材132とともに巻きバネ137が取り
付けられていて、ローラ134がカム142の外周に接
触するように部材132を付勢している。なお軸13
1、ピン136およびロックピン133にはEリング1
51、152および153が嵌め込まれており、レバ1
32あるいはローラ134の抜け落ちを防止している。
【0016】従ってローラ134はカム142の凹み1
43、144、145の形状に沿って回転移動するた
め、凹みの深さを深くするあるいは巻きバネ137の付
勢力を大としてディスプレイパネル14の固定力を大と
した場合にも、円滑にディスプレイパネル14の角度を
変更することが可能となる。
【0017】
【考案の効果】本考案にかかるディスプレイパネルのロ
ック機構によれば、ディスプレイパネルの角度の固定力
を大とした場合にもディスプレイパネルの角度調節を円
滑に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明にかかるディスプレイの斜視図で
ある。
【図2】図2はディスプレイの動作説明図(1/2)で
ある。
【図3】図3はディスプレイの動作説明図(2/2)で
ある。
【図4】図4はディスプレイの側断面図である。
【図5】図5はトレイ内部の斜視図である。
【図6】図6は自動車の車室内の鳥瞰図である。
【符号の説明】
131…軸 132…レバ 133…ロックピン 134…ローラ 135…穴 136…ピン 14…ディスプレイパネル 141…回転軸 142…カム 143、144、145…凹み 151、152、153…Eリング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイと、 不使用時には前記トレイ中に格納され、使用時には前記
    トレイから引き起こされるディスプレイパネルと、 前記ディスプレイパネルの回転軸と共通に設置され、そ
    の周囲に少なくとも2つの凹みが形成された前記ディス
    プレイパネルと共に回転する扇型カムと、 前記扇型カムに形成された少なくとも2つの凹みの中の
    1つと嵌合するロックピンと、から構成されるディスプ
    レイパネルのロック機構において、 前記ロックピンを軸として回転可能に設置されたローラ
    を具備するディスプレイパネルのロック機構。
JP1993045487U 1993-08-20 1993-08-20 ディスプレイパネルのロック機構 Expired - Lifetime JP2573761Y2 (ja)

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JPH0716970U JPH0716970U (ja) 1995-03-20
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JP6629570B2 (ja) * 2015-11-05 2020-01-15 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技用装置
JP7310489B2 (ja) * 2019-09-25 2023-07-19 株式会社Jvcケンウッド モニターケース

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