JP2573680B2 - 多孔性フィルム−繊維複合体およびその製法 - Google Patents
多孔性フィルム−繊維複合体およびその製法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は透湿性と防水性を有する多孔性フィルム−繊
維複合体に関し、さらに詳しくは紙おしめのバックシー
ト、防水衣料、防水手袋等の用途に適する多孔性複合フ
ィルムおよびその製造方法に関する。
維複合体に関し、さらに詳しくは紙おしめのバックシー
ト、防水衣料、防水手袋等の用途に適する多孔性複合フ
ィルムおよびその製造方法に関する。
防水衣料等の材料としては、一般的に孔径約100μm
以下の微孔を多数有する、透湿度約500g/m2・24hr以上
のものが要求されている。従来このような材料として、
多孔性フィルムや、多孔性フィルムに不織布を熱圧着し
たもの等が知られている。その例として特開昭60−1990
37号記載のように、ポリエチレン等に微粒子状の無機物
を混合し製膜後延伸することにより多孔化したもの、ポ
リエチレン等に微粒子状無機物を混合し製膜後エンボス
を付与し、さらに延伸することにより多孔質化したもの
(特開昭62−167332号)等が知られている。前記の多孔
質フィルムは、透湿性を大きくするために膜厚をできる
だけ薄くしている。しかも破断伸度が約200%以上と大
きく、低伸長時(伸長率10%)の強力も約2kg/5cm以下
と低い。従ってわずかの応力でも伸び易く、このような
フィルムは一旦伸びると歪が残ったり、透湿度が変化す
る等の欠点を有していた。
以下の微孔を多数有する、透湿度約500g/m2・24hr以上
のものが要求されている。従来このような材料として、
多孔性フィルムや、多孔性フィルムに不織布を熱圧着し
たもの等が知られている。その例として特開昭60−1990
37号記載のように、ポリエチレン等に微粒子状の無機物
を混合し製膜後延伸することにより多孔化したもの、ポ
リエチレン等に微粒子状無機物を混合し製膜後エンボス
を付与し、さらに延伸することにより多孔質化したもの
(特開昭62−167332号)等が知られている。前記の多孔
質フィルムは、透湿性を大きくするために膜厚をできる
だけ薄くしている。しかも破断伸度が約200%以上と大
きく、低伸長時(伸長率10%)の強力も約2kg/5cm以下
と低い。従ってわずかの応力でも伸び易く、このような
フィルムは一旦伸びると歪が残ったり、透湿度が変化す
る等の欠点を有していた。
低伸長時の強力を上げる目的で、多孔性フィルムに不
織布を熱接着することも試みられてはいるが、熱接着す
るとフィルムの微孔を塞ぐことになり、透湿性が極端に
低下する。
織布を熱接着することも試みられてはいるが、熱接着す
るとフィルムの微孔を塞ぐことになり、透湿性が極端に
低下する。
本発明の目的は、透湿度が500g/m2・24hr以上と高
く、かつ低伸長時の強力の大きい、伸びにくい多孔性フ
ィルム−繊維複合体およびその製法を提供することにあ
る。
く、かつ低伸長時の強力の大きい、伸びにくい多孔性フ
ィルム−繊維複合体およびその製法を提供することにあ
る。
本発明に係る多孔性フィルム−繊維複合体は、多孔性
フィルムに、熱接着成分としてエチレン−メチルメタク
リレート共重合体を含有する熱接着性複合繊維を30wt%
以上含有するウェブまたは不織布を積層させ、熱圧着面
積5〜40%で分散状に熱圧着させてなる、透湿度が500g
/m2・24hr以上を有するものである。
フィルムに、熱接着成分としてエチレン−メチルメタク
リレート共重合体を含有する熱接着性複合繊維を30wt%
以上含有するウェブまたは不織布を積層させ、熱圧着面
積5〜40%で分散状に熱圧着させてなる、透湿度が500g
/m2・24hr以上を有するものである。
またその製法は、多孔性フィルムに、熱接着成分とし
てエチレン−メチルメタクリレート共重合体を含有する
熱接着性複合繊維を30wt%以上含有するウェブまたは不
織布を重ね合せ、凸部面積5〜40%のエンボスロースを
用い、多孔性フィルムの融点より以下、熱接着性複合繊
維の熱接着温度以上の温度で熱圧着することを特徴とす
る。
てエチレン−メチルメタクリレート共重合体を含有する
熱接着性複合繊維を30wt%以上含有するウェブまたは不
織布を重ね合せ、凸部面積5〜40%のエンボスロースを
用い、多孔性フィルムの融点より以下、熱接着性複合繊
維の熱接着温度以上の温度で熱圧着することを特徴とす
る。
以下、本発明について詳述する。
本発明に用いる多孔性フィルムの素材としては、低密
度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン(L
−LDPE)等のポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステ
ル、ウレタン樹脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂等の熱可
塑性樹脂、セルロース系樹脂、ポリアクリル系等の樹脂
が用いられる。より好ましくはLDPE,L−LDPE等である。
度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン(L
−LDPE)等のポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステ
ル、ウレタン樹脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂等の熱可
塑性樹脂、セルロース系樹脂、ポリアクリル系等の樹脂
が用いられる。より好ましくはLDPE,L−LDPE等である。
上記多孔性フィルムは、透湿度500g/m2・24hr以上を
有するが、このようなフィルムは、上記の樹脂に粒子径
約7μm以下の微粉末を添加混合し、溶融製膜後一軸ま
たは二軸延伸し孔径約100μm以下に多孔化するか、ま
たは多孔化後さらに溶剤処理し微粉末の一部を溶出する
ことによって得られる。微粉末の具体例としては、炭酸
カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、けいそ
う土、ゼオライト、ガラスビーズ等の無機系微粉末、パ
ルプ系、粉状熱硬化性樹脂等の有機系微粉末等があげら
れる。多孔性フィルムの厚みは、約0.05〜1mmであれば
前記用途として十分である。
有するが、このようなフィルムは、上記の樹脂に粒子径
約7μm以下の微粉末を添加混合し、溶融製膜後一軸ま
たは二軸延伸し孔径約100μm以下に多孔化するか、ま
たは多孔化後さらに溶剤処理し微粉末の一部を溶出する
ことによって得られる。微粉末の具体例としては、炭酸
カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、けいそ
う土、ゼオライト、ガラスビーズ等の無機系微粉末、パ
ルプ系、粉状熱硬化性樹脂等の有機系微粉末等があげら
れる。多孔性フィルムの厚みは、約0.05〜1mmであれば
前記用途として十分である。
本発明に用いるウェブまたは不織布は、熱接着成分と
してエチレン−メチルメタクレート共重合体を含有する
熱接着性複合繊維30wt%以上(好ましくは50〜100wt
%)と他の繊維70wt%以下を混合したものが用いられ
る。前記エチレン−メチルメタクリレート共重合体はメ
ルトフロレート2〜500g/10分、融点60〜100℃(エチレ
ンとメチルメタクリレートの共重合比はエチレン90〜60
%、メチルメタクリレート10〜40%)であるものが好ま
しい。
してエチレン−メチルメタクレート共重合体を含有する
熱接着性複合繊維30wt%以上(好ましくは50〜100wt
%)と他の繊維70wt%以下を混合したものが用いられ
る。前記エチレン−メチルメタクリレート共重合体はメ
ルトフロレート2〜500g/10分、融点60〜100℃(エチレ
ンとメチルメタクリレートの共重合比はエチレン90〜60
%、メチルメタクリレート10〜40%)であるものが好ま
しい。
上記複合繊維の熱接着成分中に含有する上記共重合体
量は5wt%以上が好ましく、より好ましくは15〜100wt%
である。他の熱接着成分としては、LDPE、L−LDPE、高
密度ポリエチレン(HDPE)、PP、低融点ポリエステル、
低融点ポリアミド等が用いられる。複合繊維の他成分
(高融点成分)としては、PP、PET、ポリアミド等の、
低融点成分よりも融点が約20℃以上高いものが用いられ
る。複合繊維の複合形態としては、好ましい繊度は約0.
05〜〜30D/fであり、鞘芯形、並列形等が用いられる。
該複合繊維100wt%または30wt%以上と他の繊維70wt%
以下とを混合し、ウェブまたは不織布に加工される。不
織布等の目付は特に限定されない。
量は5wt%以上が好ましく、より好ましくは15〜100wt%
である。他の熱接着成分としては、LDPE、L−LDPE、高
密度ポリエチレン(HDPE)、PP、低融点ポリエステル、
低融点ポリアミド等が用いられる。複合繊維の他成分
(高融点成分)としては、PP、PET、ポリアミド等の、
低融点成分よりも融点が約20℃以上高いものが用いられ
る。複合繊維の複合形態としては、好ましい繊度は約0.
05〜〜30D/fであり、鞘芯形、並列形等が用いられる。
該複合繊維100wt%または30wt%以上と他の繊維70wt%
以下とを混合し、ウェブまたは不織布に加工される。不
織布等の目付は特に限定されない。
本発明でウェブまたは不織布を多孔性フィルムに積層
させる理由は、多孔性フィルムを補強し、厚みが薄いも
のであっても、低伸長時の強力を上げ、伸びにくくする
とともに、風合のソフト化を図るためである。
させる理由は、多孔性フィルムを補強し、厚みが薄いも
のであっても、低伸長時の強力を上げ、伸びにくくする
とともに、風合のソフト化を図るためである。
本発明の多孔性フィルム−複合体は、上記のように得
られた多孔性フィルムとウェブまたは不織布を積層さ
せ、熱圧着面積5〜40%で線状または点状に不連続に熱
圧着して得られる、透湿度が500g/m2・24hr以上を有す
るものである。多孔性フィルム−複合体の透湿度が500g
/m2・24hrに達しない場合、または透湿度が500g/m2・24
hr以上であっても、熱接着面積が5%に達しない場合に
は、防水衣料等に用いた場合透湿性が低すぎたり、低応
力下での強力の向上が十分でなくなる。熱接着面積が40
%を越える場合にも透湿度が大幅に低下する。
られた多孔性フィルムとウェブまたは不織布を積層さ
せ、熱圧着面積5〜40%で線状または点状に不連続に熱
圧着して得られる、透湿度が500g/m2・24hr以上を有す
るものである。多孔性フィルム−複合体の透湿度が500g
/m2・24hrに達しない場合、または透湿度が500g/m2・24
hr以上であっても、熱接着面積が5%に達しない場合に
は、防水衣料等に用いた場合透湿性が低すぎたり、低応
力下での強力の向上が十分でなくなる。熱接着面積が40
%を越える場合にも透湿度が大幅に低下する。
前記のエンボス状に熱圧着するには、例えば凸型また
は凹型および凸型が均一に分布した一対の加熱エンボス
ロール間に前記複合体を通過させればよい。加熱エンボ
スロールの温度はエンボス部でのピンホールの発生を阻
止するために多孔性フィルムの融点より以下、熱接着性
複合繊維の熱接着温度以上が好ましい。熱接着温度以上
とは、エチレン−メチルメタクリレート共重合体の融点
以上の温度をいい、好ましくは約60〜110℃である。
は凹型および凸型が均一に分布した一対の加熱エンボス
ロール間に前記複合体を通過させればよい。加熱エンボ
スロールの温度はエンボス部でのピンホールの発生を阻
止するために多孔性フィルムの融点より以下、熱接着性
複合繊維の熱接着温度以上が好ましい。熱接着温度以上
とは、エチレン−メチルメタクリレート共重合体の融点
以上の温度をいい、好ましくは約60〜110℃である。
本発明の複合フィルムは、利用目的に応じ多孔性フィ
ルムの片側に不織布等が熱圧着したもののみならず、両
側に熱圧着したもの、または多孔性フィルムが2層以上
有するもの等でもよい。
ルムの片側に不織布等が熱圧着したもののみならず、両
側に熱圧着したもの、または多孔性フィルムが2層以上
有するもの等でもよい。
以下、本発明を実施例によりさらに詳述する。なお実
施例の物性等の測定は下記に示す方法で行った。
施例の物性等の測定は下記に示す方法で行った。
強伸度:試料のタテ方向及びヨコ方向に長さ20cm幅5c
mの試片各5枚を切り取り、引張試験機を用い、試長10c
m引張速度10cm/minで測定。10%伸長時の強力及び破断
時の強力と伸度の平均値を示す。
mの試片各5枚を切り取り、引張試験機を用い、試長10c
m引張速度10cm/minで測定。10%伸長時の強力及び破断
時の強力と伸度の平均値を示す。
剥離強力:JIS−L−1086に準ずる。幅5cmの試料の一
端を手で10cm剥離し、引張強度試験機で縦、横方向の剥
離強力を測定した。
端を手で10cm剥離し、引張強度試験機で縦、横方向の剥
離強力を測定した。
透湿度:JIS−Z−208に準ずる。
実施例および比較例で用いた不織布を第1表に示す。
実施例1〜3、比較例1〜4 多孔性フィルムとして、LDPEに微粉末炭酸カルシウム
(粒径約2.5μm)を添加混合し溶融製膜後、一軸延伸
することにより製造したものを用いた。このフィルムは
膜厚70μm、透湿度3980g/m2、24hr、微孔の最大孔径60
μmであった。
(粒径約2.5μm)を添加混合し溶融製膜後、一軸延伸
することにより製造したものを用いた。このフィルムは
膜厚70μm、透湿度3980g/m2、24hr、微孔の最大孔径60
μmであった。
複合体用不織布として、第1表に示す製法により得ら
れた不織布(a)、(b)、(c)、(d)を用いた。
れた不織布(a)、(b)、(c)、(d)を用いた。
多孔性フィルムおよび不織布を積層し、上側が凸部面
積19.5%のエンボスロース、下側がフラットロールの熱
圧着装置を用い、多孔性フィルム側をエンボスロールと
し熱圧着した。熱圧着条件はエンボスロール温度90℃、
フラットロール温度も90℃とし、線圧9kg/cm、加工速度
5m/分で実施例1、2、3、比較例2の多孔性フィルム
−繊維複合体をそれぞれ得た。
積19.5%のエンボスロース、下側がフラットロールの熱
圧着装置を用い、多孔性フィルム側をエンボスロールと
し熱圧着した。熱圧着条件はエンボスロール温度90℃、
フラットロール温度も90℃とし、線圧9kg/cm、加工速度
5m/分で実施例1、2、3、比較例2の多孔性フィルム
−繊維複合体をそれぞれ得た。
エンボスロールの代りにフラットロールを用いた以外
は実施例1と同一条件で熱圧着し比較例3、4の複合フ
ィルムをそれぞれ得た。このようにして得た複合フィル
ムの物性を第2表に記載した。
は実施例1と同一条件で熱圧着し比較例3、4の複合フ
ィルムをそれぞれ得た。このようにして得た複合フィル
ムの物性を第2表に記載した。
第2表より本発明の実施例1、2、3の複合体は10%
伸長時の強力3.5kg/5cm以上、剥離強力250g/5cm以上と
高く、かつ透湿度も3200g/m2・24hr以上と良好なことが
判る。この複合フィルムは防水衣料、紙おしめのバック
シート等として好適である。
伸長時の強力3.5kg/5cm以上、剥離強力250g/5cm以上と
高く、かつ透湿度も3200g/m2・24hr以上と良好なことが
判る。この複合フィルムは防水衣料、紙おしめのバック
シート等として好適である。
一方、不織布を複合しない比較例1のフィルムは透湿
度は大であるが10%伸長時の強力が2kg/5cm以下と低
い。不織布として、熱接着成分中にEMMAを含まない比較
例2の複合体は剥離強力が低い。フラットロールを用い
て熱圧着した比較例3、4の複合体はいずれも透湿度が
低い。
度は大であるが10%伸長時の強力が2kg/5cm以下と低
い。不織布として、熱接着成分中にEMMAを含まない比較
例2の複合体は剥離強力が低い。フラットロールを用い
て熱圧着した比較例3、4の複合体はいずれも透湿度が
低い。
〔発明の効果〕 本発明の多孔性フィルム−繊維複合体は、接着力の強
いEMMA含有複合繊維を不織布等として用い、エンボス状
で熱圧着しているので、熱圧着面積が小の状態でも低伸
長時の強力が大きい、伸びにくい、透湿度が大である等
の効果を有する。本発明の複合体は透湿性を有する防水
衣料、紙おしめのカバー材、防水手袋等の材料として広
く利用される。
いEMMA含有複合繊維を不織布等として用い、エンボス状
で熱圧着しているので、熱圧着面積が小の状態でも低伸
長時の強力が大きい、伸びにくい、透湿度が大である等
の効果を有する。本発明の複合体は透湿性を有する防水
衣料、紙おしめのカバー材、防水手袋等の材料として広
く利用される。
Claims (3)
- 【請求項1】多孔性フィルムに、熱接着成分としてエチ
レン−メチルメタクリレート共重合体を含有する熱接着
性複合繊維を30wt%以上含有するウェブまたは不織布を
積層させ、熱圧着面積5〜40%で分散状に熱圧着させて
なる、透湿度が500g/m2・24hr以上の多孔性フィルム−
繊維複合体。 - 【請求項2】10%伸長時強力2kg/5cm以上、剥離強力100
g/5cm以上の物性を有する請求項(1)記載の多孔性フ
ィルム−繊維複合体。 - 【請求項3】多孔性フィルムに、熱接着成分としてエチ
レン−メチルメタクリレート共重合体を含有する熱接着
性複合繊維を30wt%以上含有するウェブまたは不織布を
重ね合せ、凸部面積5〜40%のエンボスロースを用い、
多孔性フィルムの融点より以下、熱接着性複合繊維の熱
接着温度以上の温度で熱圧着することを特徴とする多孔
性フィルム−繊維複合体の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63310755A JP2573680B2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 多孔性フィルム−繊維複合体およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63310755A JP2573680B2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 多孔性フィルム−繊維複合体およびその製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02155639A JPH02155639A (ja) | 1990-06-14 |
JP2573680B2 true JP2573680B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=18009090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63310755A Expired - Fee Related JP2573680B2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 多孔性フィルム−繊維複合体およびその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2573680B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2715948B1 (fr) * | 1994-02-09 | 1996-04-12 | Peaudouce | Matériau non-tissé enduit, son procédé d'obtention et son utilisation dans un article d'hygiène absorbant jetable. |
DE69530971T2 (de) * | 1994-11-23 | 2004-05-13 | Bba Nonwovens Simpsonville, Inc. | Ausdehnbare verbundvliesstoffe |
JP3457481B2 (ja) * | 1996-09-05 | 2003-10-20 | 花王株式会社 | 複合シート及びそれを用いた吸収性物品 |
EP2212106B1 (en) * | 2007-11-13 | 2017-06-28 | E. I. du Pont de Nemours and Company | Breathable waterproof garment |
JP6997563B2 (ja) * | 2017-09-08 | 2022-01-17 | 株式会社イノアックコーポレーション | 透湿防水シート及び衣料用生地 |
-
1988
- 1988-12-08 JP JP63310755A patent/JP2573680B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02155639A (ja) | 1990-06-14 |
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