JP2573055Y2 - 接続管 - Google Patents
接続管Info
- Publication number
- JP2573055Y2 JP2573055Y2 JP1992082811U JP8281192U JP2573055Y2 JP 2573055 Y2 JP2573055 Y2 JP 2573055Y2 JP 1992082811 U JP1992082811 U JP 1992082811U JP 8281192 U JP8281192 U JP 8281192U JP 2573055 Y2 JP2573055 Y2 JP 2573055Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- diameter
- liquid outlet
- inner diameter
- outer diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、輸液・輸血セット、血
液透析、血液ロ過、血漿交換等の血液、血液成分の体外
循環回路等の途中に設置して使用されるドリップチャン
バー、血液バッグ、輸液バッグ等の医療用具の途中に設
置される接続管の改良に関するものである。以下ドリッ
プチャンバーの例について説明する。
液透析、血液ロ過、血漿交換等の血液、血液成分の体外
循環回路等の途中に設置して使用されるドリップチャン
バー、血液バッグ、輸液バッグ等の医療用具の途中に設
置される接続管の改良に関するものである。以下ドリッ
プチャンバーの例について説明する。
【０００２】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】現在使用
されているドリップチャンバーは、例えばポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリカーボネート等の合成樹脂によ
り一体成形したチャンバー本体の液体流出管に、ポリ塩
化ビニルからなる液体導出チューブを接続するに際し
て、液体流出管と液体導出チューブの双方の内外径のク
リアランスを約±０．３ｍｍ前後に設定して、液体導出
チューブの先端外周面あるいは先端内周面に溶剤を塗布
して液体流出管に内接着するかあるいは外接着してい
た。
されているドリップチャンバーは、例えばポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリカーボネート等の合成樹脂によ
り一体成形したチャンバー本体の液体流出管に、ポリ塩
化ビニルからなる液体導出チューブを接続するに際し
て、液体流出管と液体導出チューブの双方の内外径のク
リアランスを約±０．３ｍｍ前後に設定して、液体導出
チューブの先端外周面あるいは先端内周面に溶剤を塗布
して液体流出管に内接着するかあるいは外接着してい
た。
【０００３】しかしながら輸液、輸血、血液透析、血液
ロ過、血漿交換等の治療の種別や大人や小児等の患者の
種別により輸液、輸血チューブや体外循環回路チューブ
の径が異なるので、これらの各チューブの径に応じて各
種の内外径を有する液体導出管を備えたドリップチャン
バーを遂一準備することはロットが多岐に亘り製造者並
びに使用者の負担となっていた。そこで本考案者は以上
の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果次の考案
に到達した。
ロ過、血漿交換等の治療の種別や大人や小児等の患者の
種別により輸液、輸血チューブや体外循環回路チューブ
の径が異なるので、これらの各チューブの径に応じて各
種の内外径を有する液体導出管を備えたドリップチャン
バーを遂一準備することはロットが多岐に亘り製造者並
びに使用者の負担となっていた。そこで本考案者は以上
の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果次の考案
に到達した。
【０００４】
【課題を解決するための手段】［１］本考案は、医療用
具の途中に設置される接続管であって、内管４の外周に
隙間６を隔てて外管５を形成し、 外管５の内径をチュー
ブの外径より小さく形成し、 チューブの内径を内管４の
外径と略同一あるいは大きく形成した接続管を提供す
る。 ［２］本考案は、医療用具の途中に設置される接続管で
あって、内管４の外周に隙間６を隔てて外管５を形成
し、 内管４の外径をチューブの内径より大きく形成し、
チューブの外径を外管５の内径と略同一あるいは小さく
形成した接続管を提供する。
具の途中に設置される接続管であって、内管４の外周に
隙間６を隔てて外管５を形成し、 外管５の内径をチュー
ブの外径より小さく形成し、 チューブの内径を内管４の
外径と略同一あるいは大きく形成した接続管を提供す
る。 ［２］本考案は、医療用具の途中に設置される接続管で
あって、内管４の外周に隙間６を隔てて外管５を形成
し、 内管４の外径をチューブの内径より大きく形成し、
チューブの外径を外管５の内径と略同一あるいは小さく
形成した接続管を提供する。
【０００５】
【作用】径の異なる任意のチューブを１種類のロットで
成形された接続管に接続することが可能となる。
成形された接続管に接続することが可能となる。
【０００６】
【実施例】以下ドリップチャンバーの例について説明す
る。図１は本考案の一例を示すドリップチャンバー１の
一部切欠断面図で、ドリップチャンバー１は、本体２
と、該本体２の上部（または上側部）に形成された液体
流入管３と、本体の下部に形成された内管４（液体流出
管４）により構成されている。
る。図１は本考案の一例を示すドリップチャンバー１の
一部切欠断面図で、ドリップチャンバー１は、本体２
と、該本体２の上部（または上側部）に形成された液体
流入管３と、本体の下部に形成された内管４（液体流出
管４）により構成されている。
【０００７】内管４の外周には隙間６を隔てて外管５が
形成されている。前記液内管４の外径は、２．３ｍｍか
ら３０．０ｍｍに形成され、前記外管５の内径は４．２
ｍｍから３５．０ｍｍに形成され、前記隙間６は０．８
ｍｍから２８ｍｍに形成される。
形成されている。前記液内管４の外径は、２．３ｍｍか
ら３０．０ｍｍに形成され、前記外管５の内径は４．２
ｍｍから３５．０ｍｍに形成され、前記隙間６は０．８
ｍｍから２８ｍｍに形成される。
【０００８】前記内管４及び／又は前記外管５には内径
が２．０ｍｍから２９．７ｍｍ、外径が４．５ｍｍから
３５．３ｍｍに形成された液体導出チューブが接続され
る。内径の小さなチューブは、内管４に外接着され、外
径の大きなチューブは外管５に内接着することができ
る。
が２．０ｍｍから２９．７ｍｍ、外径が４．５ｍｍから
３５．３ｍｍに形成された液体導出チューブが接続され
る。内径の小さなチューブは、内管４に外接着され、外
径の大きなチューブは外管５に内接着することができ
る。
【０００９】前記内管４の外径は液体導出チューブの内
径より０．２ｍｍから０．４ｍｍ大きく形成され、前記
外管５の内径は液体導出チューブの外径よりも０．２ｍ
ｍから０．４ｍｍ小さく形成される。これにより液体導
出チューブを内管４、外管５に若干きつめに圧入するこ
とができ強固に接着することができる。
径より０．２ｍｍから０．４ｍｍ大きく形成され、前記
外管５の内径は液体導出チューブの外径よりも０．２ｍ
ｍから０．４ｍｍ小さく形成される。これにより液体導
出チューブを内管４、外管５に若干きつめに圧入するこ
とができ強固に接着することができる。
【００１０】例えば内径２．６ｍｍ、外径３．８ｍｍの
液体導出チューブを内管４に外接着する場合は、内管４
の外径は、２．９ｍｍから３．０ｍｍが適当であり、他
方、内径３．４ｍｍ、外径４．９ｍｍの液体導出チュー
ブを外管５に内接着する場合は外管５の内径は４．６ｍ
ｍが適当である。
液体導出チューブを内管４に外接着する場合は、内管４
の外径は、２．９ｍｍから３．０ｍｍが適当であり、他
方、内径３．４ｍｍ、外径４．９ｍｍの液体導出チュー
ブを外管５に内接着する場合は外管５の内径は４．６ｍ
ｍが適当である。
【００１１】液体導出チューブの接続は、チューブの先
端外周面（又は先端内周面）に溶剤を塗布して、内管
４、外管５に外接着、内接着しても良いし、隙間６を適
宜調整してチューブを隙間６の間に圧入嵌合することが
できる。以上ドリップチャンバーの例について説明した
が、本考案は輸液・輸血セット、血液バッグ、輸液バッ
グ等のあらゆる医療用具に適用することができる。
端外周面（又は先端内周面）に溶剤を塗布して、内管
４、外管５に外接着、内接着しても良いし、隙間６を適
宜調整してチューブを隙間６の間に圧入嵌合することが
できる。以上ドリップチャンバーの例について説明した
が、本考案は輸液・輸血セット、血液バッグ、輸液バッ
グ等のあらゆる医療用具に適用することができる。
【００１２】
【考案の効果】単一ロットの接続管で径の異なるチュー
ブを任意に選択して接続することができるので、ロット
の省略化、生産の合理化が可能となり、また使用者側も
チューブの選択にとまどうことなく効率良く治療に専念
することができる。
ブを任意に選択して接続することができるので、ロット
の省略化、生産の合理化が可能となり、また使用者側も
チューブの選択にとまどうことなく効率良く治療に専念
することができる。
【図１】本考案の一例を示すドリップチャンバーの一部
切欠断面図である。
切欠断面図である。
１ ドリップチャンバー ２ 本体 ３ 液体流入管 ４ 内管（液体流出管） ５ 外管 ６ 隙間
Claims (2)
- 【請求項１】医療用具の途中に設置される接続管であっ
て内管４の外周に隙間６を隔てて外管５を形成し、 外管５の内径をチューブの外径より小さく形成し、 チューブの内径を内管４の外径と略同一あるいは大きく
形成した、ことを特徴とする接続管。 - 【請求項２】医療用具の途中に設置される接続管であっ
て、内管４の隙間６を隔てて外管５を形成し、 内管４の外径をチューブの内径より大きく形成し、 チューブの外径を外管５の内径と略同一あるいは小さく
形成した、ことを特徴 外周にとする接続管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992082811U JP2573055Y2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 接続管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992082811U JP2573055Y2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 接続管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0639004U JPH0639004U (ja) | 1994-05-24 |
| JP2573055Y2 true JP2573055Y2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=13784801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992082811U Expired - Lifetime JP2573055Y2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 接続管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2573055Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5322790B2 (ja) * | 2009-06-15 | 2013-10-23 | 川澄化学工業株式会社 | 血液成分のサンプリングシステム及び血液成分のサンプリング方法並びに採血管 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02182269A (ja) * | 1989-01-09 | 1990-07-16 | Terumo Corp | 点滴筒付医療用瓶針 |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP1992082811U patent/JP2573055Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0639004U (ja) | 1994-05-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2573055Y2 (ja) | 接続管 | |
| ES277105U (es) | Envase con canula suministradora para productos medicinales. | |
| JPS63106445U (ja) | ||
| CN211327259U (zh) | 一种简易型血液净化器预冲管路 | |
| JPH076508Y2 (ja) | 医療機器用受圧ポート | |
| JPH0444939U (ja) | ||
| CN216222483U (zh) | 一种儿童血液净化用管路 | |
| JPH03118754U (ja) | ||
| CN215915897U (zh) | 一种肾病透析管的体外固定装置 | |
| JPH027573Y2 (ja) | ||
| CN213432135U (zh) | 肾内科用透析管固定装置 | |
| JPS624343U (ja) | ||
| CN211157682U (zh) | 一种带空气报警器的血液灌流器的固定支架 | |
| JPS5889051U (ja) | 血液透析装置 | |
| JPH0461542U (ja) | ||
| JPH01178046U (ja) | ||
| JPH06115Y2 (ja) | 医療用容器 | |
| JPH01117348U (ja) | ||
| JPS631537U (ja) | ||
| JPH02191460A (ja) | 医療用チューブの連通機構 | |
| JPH04104858U (ja) | 医療用点滴筒 | |
| JPS6154845U (ja) | ||
| JPS61185432U (ja) | ||
| JPH01165042U (ja) | ||
| JPH02147248U (ja) |