JP2572499Y2 - モジュラージャック - Google Patents

モジュラージャック

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JP2572499Y2
JP2572499Y2 JP2259992U JP2259992U JP2572499Y2 JP 2572499 Y2 JP2572499 Y2 JP 2572499Y2 JP 2259992 U JP2259992 U JP 2259992U JP 2259992 U JP2259992 U JP 2259992U JP 2572499 Y2 JP2572499 Y2 JP 2572499Y2
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修一 小滝
洋一 鹿志村
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電話機等の通信機器の
接続のために、配線基板上に表面実装されるモジュラー
ジャックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような表面実装型のモジュラ
ージャックは、例えば、図3に示すように、構成されて
いる。即ち、図3において、モジュラージャック1は、
モジュラープラグが前方から挿着される本体2と、該本
体の内部に取り付けられ且つ該プラグのコンタクト部に
接触せしめられる複数のコンタクトリード部3とを含ん
でおり、各コンタクトリード部3のテール部分3aが、
本体2の後方に向かって、該本体の底面より下方に突出
するように、斜めに延びている。尚、該コンタクトリー
ド部3は、少なくともそのテール部分3aが弾性を有す
るように形成されている。
【0003】このように構成されたモジュラージャック
1によれば、プリント基板4等の表面に実装したとき、
該モジュラージャック1の底面は、該プリント基板4の
表面に密着せしめられ、その際、コンタクトリード部3
のテール部分3aが、該プリント基板4の表面に備えら
れた導電パターン4aの表面に、その弾性に抗して湾曲
せしめられながら、当接することにより、該導電パター
ンに対して電気的に接触され得るようになっている。
【0004】しかしながら、このような構成のモジュラ
ージャック1においては、コンタクトリード部3とし
て、弾性の弱い材料を使用することができず、従ってテ
−ル部分3として、その先端にて十分な弾性を得るため
に、該テール部分自体が比較的長く形成されている。従
って、本体2から突出しているコンタクトリード部3の
テール部分3aが、組立時,輸送時等に、互いに引っ掛
かってしまい、場合によっては、該テール部分3aに外
力が加えられて、変形してしまう等の問題があった。
【0005】このため、例えば、図4及び図6に示すよ
うなモジュラージャックも提案されている。
【0006】即ち、図4においては、モジュラージャッ
ク1’は、モジュラープラグが上方から挿着される挿着
部2aを有する樹脂モールドから成る本体2と、該本体
2の内部に取り付けられ且つ該プラグのコンタクト部に
接触せしめられる複数のコンタクトリード部3とを含ん
でおり、該コンタクトリード部3の中央部分は、該本体
2内に垂直方向に挿入されて固定され、その先端部分3
bは、モジュラープラグのコンタクト部に接触し得るよ
うにU字状に下側に屈曲せしめられて該挿着部2a内に
露出せしめられていると共に、そのテール部分3aは、
「く」の字状に下方に向かって折曲せしめられ、その端
部3cが、プリント基板4の導電パターン上4aにハン
ダ付け等により接続され得るようになっている。
【0007】また、図6においては、モジュラージャッ
ク1’’は、モジュラープラグが前方から挿着される本
体2と、該本体2の内部に取り付けられ且つ該プラグの
コンタクト部に接触せしめられるコンタクトリード部3
とを含んでおり、該コンタクトリード部3の中央部分
は、該本体2内に垂直方向に挿入されて固定され、その
先端部分3bは、モジュラープラグのコンタクト部に接
触し得るようにU字状に上側に屈曲せしめられて該挿着
部内に露出せしめられていると共に、そのテール部分3
aは、上方に張り出すように波形に湾曲せしめられた湾
曲部を有しており、その端部3cが、プリント基板4の
導電パターン4a上にハンダ付け等により接続され得る
ようになっている。
【0008】ここで、該コンタクトリード部3は、プリ
ント基板4上の導電パターン4aの剥離防止や組立の容
易化のために、弾性を有する材料から構成されており、
図7(A)に示す実装前の状態においては、その端部3
cが、本体2の底面より下方に突出するように形成され
ていて、図7(B)に示す実装時には、該コンタクトリ
ード部3が、その弾性に抗して変形せしめられることに
より、導電パターン4aに対して押圧せしめられるよう
になっている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成されたモジュラージャック1’,1’’におい
ては、以下のような問題がある。即ち、図4に示したモ
ジュラージャック1’においては、コンタクトリード部
3の端部3cは、本体2の底面または実装すべきプリン
ト基板の表面に対して図5に示す、例えば0乃至0.1
5mm程度の比較的高精度にする必要があり、他方該コ
ンタクトリード部3は、本体2に対して圧入またはイン
サート成形により一体的に構成される。
【0010】従って、圧入の場合には、本体2のモール
ド精度やコンタクトリードの曲げ精度及び組立精度に関
して、厳格な寸法精度が要求されることになり、製造コ
ストが高くなってしまうと共に、歩留まりが低下してし
まう。またインサート成形の場合には、金型の精度が要
求されることになり、同様にコストが高くなってしまう
という問題があった。
【0011】また、図6に示したモジュラージャック
1’’の場合には、コンタクトリード部3の弾性に基づ
いて、その端部を実装すべきプリント基板4上の導電パ
ターンに対して圧接せしめるようにしているが、該コン
タクトリード部3を構成する材料の弾性が比較的小さい
場合には、有効であるが、該材料の弾性が比較的大きい
場合には、図8に示すように、該モジュラージャック
1’’の自重だけでは、該コンタクトリード部3の端部
3cが変形せず、かくして実装時に、該モジュラージャ
ック1’’自体が、該プリント基板4上で浮き上がって
しまうと共に、コンタクトリード部3のテール部分3a
の端部3cが、本体2の底面から僅かに突出しているこ
とから、組立時,輸送時等に、互いに引っ掛かってしま
い、場合によっては、該テール部分3aに外力が加えら
れて、変形してしまう等の問題があった。
【0012】本考案は、以上の点に鑑み、コンタクトリ
ード部が、比較的大きな弾性の材料から構成され得ると
共に、コンタクトリード部が部分的にも外方に突出して
おらず、且つ製造及び組立の際に高精度が必要とされな
い、モジュラージャックを提供することを目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本考案によ
れば、モジュラープラグが挿着される本体と、該本体の
内部に取り付けられ且つ該モジュラープラグのコンタク
ト部に接触せしめられるコンタクトリード部とを含んで
いる、モジュラージャックにおいて、該コンタクトリー
ド部のテール部分が、該テール部分の端部が、該本体の
底面から僅かに上方の位置で、本体に設けられた当たり
面に当接することにより、上方への移動が規制され、且
つ該テール部分の根元が、該本体に取り付けられた固定
部により、下方への移動が規制され得ると共に、該当た
り面が下方に向かって凸状に形成されていて、この当た
り面の形状に対応して、該コンタクトリード部のテール
部分が、湾曲していることを特徴とする、モジュラージ
ャックにより、達成される。
【0014】
【作用】上記構成によれば、コンタクトリード部は、そ
のテール部分の端部が、本体に設けられた当たり面に当
接した状態で、該底面から僅かに上方の位置に保持され
得ることになり、而も上記当たり面及びコンタクトリー
ド部のテール部分の端部が、互いに対応して下方に向か
って凸状に形成または湾曲していることにより、固定部
によりテール部分の根元付近を挟持する際に、該固定部
が少しずれたときでも、該コンタクトリード部の端部の
尖端が、本体の底面から下方に突出するようなことがな
いことから、コンタクトリード部の厚さに対応して、上
記当たり面の位置を正確に出してさえおけば、該コンタ
クトリード部のテール部分の端部が、本体の底面または
プリント基板等の表面に対して、比較的高精度に位置決
めされ得るので、全体として、部品精度,組立精度があ
まり要求されず、また製造時,輸送時や組立時に、他の
モジュラージャックのコンタクトリード部に対して、互
いに引っ掛かったり、変形してしまうようなことがな
い。
【0015】しかも、該コンタクトリード部が、比較的
弾性が強い材料から構成されている場合でも、組立の際
に実装すべきプリント基板等の表面に載置したとき、本
モジュラージャックが、該プリント基板等の表面から浮
き上がってしまうようなことがなく、組立が容易に行な
われ得ると共に、実装後は、例えば本モジュラージャッ
クに対して外力が加えられて、該プリント基板等の表面
から浮き上がったとしても、該コンタクトリード部は、
その弾性に基づいて、固定部により下方への移動が規制
された根元部分から先の端部全体が湾曲せしめられ得る
ことにより、プリント基板等の表面に備えられた導電パ
ターンが剥離してしまうようなことが防止され得ること
になる。
【0016】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、本考
案を詳細に説明する。図1は、本考案により構成したモ
ジュラージャックの一実施例を示しており、図1におい
て、モジュラージャック10は、モジュラープラグが上
方から挿着される挿着部11aを有する本体11と、該
本体11の内部に取り付けられ且つ該プラグのコンタク
ト部に接触せしめられるコンタクトリード部12とから
構成されている。
【0017】該コンタクトリード部12は、弾性材料か
ら形成されており、その中央部分12aは、該本体11
内に垂直方向に挿入されて固定され、その先端部分12
bは、モジュラープラグのコンタクト部に接触し得るよ
うにU字状に上側に屈曲せしめられて該挿着部内に露出
せしめられている。また、該コンタクトリード部12
は、そのテール部分12cが、図示のように水平に折曲
せしめられていると共に、その端部12dが、プリント
基板13の導電パターン(図示せず)上にハンダ付け等
により接続され得るようになっている。
【0018】ここで、該コンタクトリード部12は、そ
のテール部分12cの端部12dが、下方に向かって凸
状に湾曲せしめられていて、図2(A)に示すように、
該本体11の底面から僅かに上方の位置で、本体11に
設けられた下方に向かって凸状に形成された当たり面1
1bに当接することにより、上方への移動が規制されて
いると共に、その根元部分が、該本体11に2条の突起
14a,14aが取り付けられた固定部14により、該
本体11との間に挟持されて、下方への移動が規制され
得る。
【0019】さらに、固定部14によりテール部分12
cの根元部分を挟持する際に、該固定部材14が少しず
れた場合には、該コンタクトリード部12の端部12d
の尖端が、僅かに上方に向かって延びていることから、
図2(B)に示すように、本体11の底面から下方に突
出するようなことがなく、底面の内側に収まるようにな
っている
【0020】本考案によるモジュラージャック10は、
以上のように構成されており、非実装時においては、該
本体11の底面からコンタクトリード部12のテール部
分12cが外方に向かって突出していないことから、製
造時,輸送時や組立時に、他のモジュラージャック10
のコンタクトリード部12のテール部分12cに対し
て、互いに引っ掛かるようなことがない。
【0021】このようなモジュラージャック10をプリ
ント基板13に実装する場合、該プリント基板13の所
定位置に載置したとき、該モジュラージャック10は、
本体11の底面から下方に向かってコンタクトリード部
12が突出していないことから、該コンタクトリード部
12を構成する材料の弾性が比較的強い場合であって
も、該本体11の底面が、プリント基板13の表面から
浮き上がってしまうようなことがないで、組立が容易に
行なわれ得ることになる。
【0022】さらに、実装後は、モジュラージャック1
0の本体11に対して外力が加えられて、該本体11の
底面がプリント基板13の表面から浮き上がった場合に
は、コンタクトリード部12のテール部分12cのう
ち、上記固定部14により挟持されている領域より先の
部分が、弾性に抗して、下方に湾曲せしめられることに
より、該テール部分12cの端部12dは、該プリント
基板13の表面から持ち上げられないので、該プリント
基板13上に形成された導電パターンが、剥離してしま
うようなことが回避され得る。
【0023】尚、前記実施例と異なる本考案の他の実施
例として、前記コンタクトリード部12の端部12dの
尖端を水平に延ばし、本体11に設けられた下方に向か
って凸状に形成された当たり面11aに沿って当接させ
ながら、プリント基板13上に形成された導電パターン
にハンダ付けすることにより確実に固定することもで
き、前記実施例と同様の作用、効果を得ることができ
る。
【0024】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、コ
ンタクトリード部が、比較的大きな弾性の材料から構成
され得ると共に、コンタクトリード部が部分的にも外方
に突出しておらず、且つ製造及び組立の際に高精度が必
要とされない、モジュラージャックが提供され得ること
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるモジュラージャックの一実施例を
示す断面図である。
【図2】図1のモジュラージャックの要部を示す(A)
は非実装時、及び(B)は実装時の部分拡大断面図であ
る。
【図3】従来のモジュラージャックの一例を示す断面図
である。
【図4】従来のモジュラージャックの他の例を示す断面
図である。
【図5】図4のモジュラージャックの要部を示す部分拡
大断面図である。
【図6】従来のモジュラージャックのさらに他の例を示
す断面図である。
【図7】図6のモジュラージャックの要部を示す(A)
は非実装状態、及び(B)は実装状態を示す部分拡大断
面図である。
【図8】図6のモジュラージャックの実装時の状態を示
す断面図である。
【符号の説明】
10 モジュラージャック 11 本体 11b 当たり面 12 コンタクトリード部 12a 中央部分 12b 先端部分 12c テール部分 12d 端部 13 プリント基板 13a 導電パターン 14 固定部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モジュラープラグが挿着される本体と、
    該本体の内部に取り付けられ且つ該モジュラープラグの
    コンタクト部に接触せしめられるコンタクトリード部と
    を含んでいる、モジュラージャックにおいて、 該コンタクトリード部のテール部分が、該テール部分の
    端部が、該本体の底面から僅かに上方の位置で、本体に
    設けられた当たり面に当接することにより、上方への移
    動が規制され、且つ該テール部分の根元が、該本体に取
    り付けられた固定部により、下方への移動が規制され得
    ると共に、該当たり面が下方に向かって凸状に形成され
    ていて、この当たり面の形状に対応して、該コンタクト
    リード部のテール部分が、湾曲していることを特徴とす
    る、モジュラージャック。
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