JP2571940B2 - 蓄尿容器自動洗浄装置 - Google Patents

蓄尿容器自動洗浄装置

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JP2571940B2 JP24150087A JP24150087A JP2571940B2 JP 2571940 B2 JP2571940 B2 JP 2571940B2 JP 24150087 A JP24150087 A JP 24150087A JP 24150087 A JP24150087 A JP 24150087A JP 2571940 B2 JP2571940 B2 JP 2571940B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、病院等において使用される蓄尿容器の自
動洗浄装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、病院等において使用される蓄尿容器は、ある
患者の尿を集めてその患者の日毎の尿量を測定し、容体
を推測するのに用いられる医療用器具であって、一日分
の尿量を容器前面の目盛によって測定した後、尿を廃棄
して洗浄されるが、手作業で洗浄するのは非能率である
と共に臭気等によって嫌悪感を伴うので、自動洗浄装置
等を用いて洗浄が行われている。
従来の蓄尿容器の自動洗浄装置は、その前面に一段或
いは二段にして設けた載置台の所定位置に蓄尿容器を並
べ、一日の尿量と諸検査終了後に機械的に後方へ180゜
回転させて倒立状態にして尿を廃棄し、上向きに噴射さ
れる洗浄剤及び洗浄水によって洗浄した後、蓄尿容器を
再び前方へ180゜回転させて洗浄前の所定位置に復帰さ
せるものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記した従来技術によると、洗浄時に蓄尿容器を倒立
状態にする必要があるので、蓄尿容器の洗浄装置内に蓄
尿容器を回転させるのに必要な空間が存在して、装置全
体が必要以上に大型になり、そのため設置面積も大きく
なるという問題点がある。更に、蓄尿容器を倒立させて
洗浄するには、回転機構なども必要となり、それだけ装
置も複雑となって生産原価も高くなるという問題点があ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、
その手段とするところは、載置台に並べた複数の蓄尿容
器と、該複数の蓄尿容器へ洗浄水及び洗浄剤を供給する
給水管と、前記複数の蓄尿容器の下方に設けられた排水
管と、一端が前記蓄尿容器の底面に開口する排水口を形
成し他端が前記排水管に連通し且つその頂部位置が前記
蓄尿容器内の最高水位に一致するように前記蓄尿容器に
隣接された逆U字管と、前記複数の蓄尿容器の上部にお
いてそれぞれ連通して各蓄尿容器の水位を均衡させる連
通管と、該連通管を介して前記蓄尿容器内の最高水位を
検出する水位センサーと、前記給水管へ注入する洗浄剤
量を制限するため送水ポンプの給水開始後一定時間の間
開となる自動開閉弁と、前記水位センサーが蓄尿容器内
の最高水位を感知後前記給水管への給水を一定時間後に
停止する前記送水ポンプとを備えたことにある。
〔作用〕
載置台に並べた複数の蓄尿容器は、該複数の蓄尿容器
に洗浄水及び洗浄剤を供給する給水管と複数の蓄尿容器
の下方に設けられた排水管によって給排水を受け、直立
した状態で同時に洗浄される。前記蓄尿容器に隣接され
た逆U字管は、一端が排水口として蓄尿容器の底面に開
口し他端は前記排水管に連通しているので、給水された
洗浄水及び洗浄剤は該逆U字管内に浸入し、前記蓄尿容
器内の水位に伴って逆U字管内の水位も上昇する。一
方、前記複数の蓄尿容器の上部においてそれぞれ連通し
て各蓄尿容器内の水位を均衡させる連通管が設けられて
おり、且つ、逆U字管の頂部位置が前記蓄尿容器内の最
高水位に一致するように設けられているので、逆U字管
の頂部を水位が越えると同時にサイフォンの原理によっ
て洗浄水及び洗浄剤は一時に全量が排水される。更に、
前記連通管を介して前記蓄尿容器内の最高水位を検出す
る水位センサーと、該水位センサーが前記蓄尿容器内の
最高水位を感知後前記給水管の給水を一定時間後に停止
する送水ポンプを設けられているので、前記逆U字管の
頂部を水位が越えた後も一定時間だけ給水が行われて、
前記逆U字管による排水をより確実に行うことができ
る。又、洗浄剤は前記給水管に注入されて前記蓄尿容器
に供給されるが、洗浄剤量を制限するために、送水ポン
プの給水開始後、一定時間の間、開となる自動開閉弁が
設けられているので、適量の洗浄剤を供給することがで
きる。
〔実施例〕
この発明の実施例を以下第1図乃至第5図に基づいて
説明する。
蓄尿容器自動洗浄装置1は、載置台2に複数個並べて
載置した蓄尿容器3と、この蓄尿容器3の底面4に開口
する排水口5と排水管6とを連絡する蓄尿容器3の背面
7側の逆U字管8と、複数の蓄尿容器3と同じ高さで連
通して水位を一定にする連通管9と、この連通管9を介
して逆U字管8の頂部10より最高水位を検出する水位セ
ンサー11と、洗浄剤タンク12より注入管13を介して給水
管14に一定量の洗浄剤を注入する自動開閉弁15と、蓄尿
容器3へ洗浄剤及び洗浄水を供給する給水管14と、複数
の給水枝管16が連絡する給水管14の上流側に設けられて
洗浄液及び洗浄水を圧送する送水ポンプ17と、前記自動
開閉弁15と水位センサー11より電気配線18を介して接続
されてそれぞれの動作時間を制御するタイマー付スイッ
チ手段19とからなる。
蓄尿容器3は、合成樹脂等の透光性部材を用いて直方
体の容器に成形したものであって、前面に蓄尿量を示す
目盛線50を刻設し、更に、屋根型に成形した上面の一部
に尿を入れるための開口部21を設け、又上面の適宜位置
に給水枝管16を貫通させるものであって、給水枝管16先
端の給水口22は洗浄を効果的に行うために蓄尿容器3内
最上部に位置するように設けられている。給水枝管16
は、給水管14からの洗浄水及び洗浄剤を各蓄尿容器3に
等配分するものであって、その先端の給水口22は、第2
図に示すようなノズル状に形成している。給水管14は、
第3図に示すように、複数の給水枝管16に等圧の送水が
なされるようにレーストラック形状にして設け、中間部
分を送水ポンプ17と連絡している。この送水ポンプ17
は、水道管又は、貯水槽(図示せず。)などと連結し
て、一定の圧力で給水管14へ送水が行われるよう設置す
るものである。又、洗浄剤タンク12と連絡する注入管13
を送水ポンプ17の入り口側に連通させているので、圧力
差により洗浄剤の洗浄水中への注入がなされる。この注
入管13には、タイマー付スイッチ手段19と連絡する自動
開閉弁15を介在させているので、タイマー付スイッチ手
段19の動作時間だけ自動開閉弁15が開くことにより、一
定量の洗浄剤が給水管14内に注入される。上記のように
して、洗浄剤及び洗浄水が注入される蓄尿容器3には、
その底面4に、第2図及び第4図に示されるような排水
口5が設けられる。該排水口5は、逆U字管8の下部を
湾曲させた一端を底面4に開口させたもので、更に載置
台2の内部を貫通して背面7側より逆U字管8に連続さ
せている、また、排水口5は、蓄尿容器3の底面4にそ
の一部を開口するものであれば、どのような位置に設け
てもよい。逆U字管8の他端と連絡する排水管6は排水
口5より下方に設けられ、複数の逆U字管8より一時に
排水を受けて、排水溜め23を介して排水するものであ
る。排水管6は、水詰まりを起こさぬよう逆U字管8よ
り大径にして設置し、更に排水溜め23によって、排水管
6に下流側より気泡が入り込むのを防止するものであ
る。連通管9は、複数の蓄尿容器3の上部の背面7を貫
通し、連通口24によって各蓄尿容器3内の洗浄水を自由
に連通させて最高水位を均衡させるものである。このよ
うな連通管9は常に水平に保持され、連通管9の一部よ
り水位を連絡させて水位センサー11を設けている。該水
位センサー11は、前記した逆U字管8の頂部10に水位が
上昇した際に、タイマー付スイッチ手段19に電気配線18
を介して連絡するもので、送水ポンプ17の作動は所定時
間後に停止する。また、タイマー付スイッチ手段19は、
初期操作によって、自動開閉弁15を開状態にし、送水ポ
ンプ17を同時に始動させ、また、水位センサー11の働き
によって送水ポンプ17の作動を停止させるものであり、
複合する指令を繰り返し行うことが可能な多元式のタイ
マー付スイッチ手段19を使用したものである。又、第1
図に示すように操作表示部25を設けてタイマー付スイッ
チ手段19の作動状態を文字等により表示してもよい。
尚、蓄尿容器自動洗浄装置1の下部においては、高さ調
節ねじ26を設けて、水平状態を保持している。
上述の如く構成した蓄尿容器自動洗浄装置1を使用す
るには次のように行う。
病院等においては、各患者毎に蓄尿容器3を指定し
て、一日の排尿は全て同一の容器に投入するようにす
る。使用者は、一日分の尿量を蓄尿容器3前面の目盛線
20によって測定した後、タイマー付スイッチ手段19を洗
浄開始状態にセットするだけでよい。このようにする
と、第5図に示すように自動開閉弁15が一定時間開状態
になると共に送水ポンプ17が始動して、蓄尿容器3の上
部より洗浄剤の混入した洗浄水が注入され、更に洗浄水
のみが注入されて、第4図において示す洗浄前水位即ち
尿水位L1が最高水位L2にまで上昇する。このとき水位セ
ンサー11が最高水位L2を感知して、タイマー付スイッチ
手段19に連絡するが、タイマー付スイッチ手段19は、一
定時間タイマーを作動させた後、送水ポンプ17を停止さ
せる。洗浄水は、洗浄剤と共にサイフォンの原理によっ
て全量排水されるが、第5図に示すように、一定の排水
時間経過後に、再び送水ポンプ17を始動させて、蓄尿容
器3の再洗浄が洗浄剤を注入せずに行わせてもよい。こ
のようにすると、洗浄剤が蓄尿容器3内に残存せず、蓄
尿容器3を完全に洗浄することができる。また、タイマ
ー付スイッチ手段19の設定を変更すると、更に洗浄回数
を増すこともできる。
〔発明の効果〕
以上の説明からも明らかなように、この発明の蓄尿容
器自動洗浄装置は、蓄尿容器を固定した状態で洗浄する
ものであるから、装置内に蓄尿容器を回転させる空間が
必要でなくなり、装置全体を小型化することができて設
置面積が縮小でき、更に蓄尿容器の回転機構なども必要
がないので、装置の構成も簡単になって、生産原価の低
減を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はこの発明の実施例を示し、第1図は
斜視図、第2図は蓄尿容器の送排水を説明する部分斜視
図、第3図は、第1図のIII−III断面図、第4図は第1
図のIV−IV拡大断面図、第5図は蓄尿容器内の水位と時
間の関係を説明するグラフ。 1……蓄尿容器自動洗浄装置、2……載置台、3……蓄
尿容器、5……排水口、6……排水管、8……逆U字
管、9……連通管、11……水位センサー、14……給水
管、15……自動開閉弁、17……送水ポンプ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】載置台に並べた複数の蓄尿容器と、該複数
    の蓄尿容器へ洗浄水及び洗浄剤を供給する給水管と、前
    記複数の蓄尿容器の下方に設けられた排水管と、一端が
    前記蓄尿容器の底面に開口する排水口を形成し他端が前
    記排水管に連通し且つその頂部位置が前記蓄尿容器内の
    最高水位に一致するように前記蓄尿容器に隣接された逆
    U字管と、前記複数の蓄尿容器の上部においてそれぞれ
    連通して各蓄尿容器の水位を均衡させる連通管と、該連
    通管を介して前記蓄尿容器内の最高水位を検出する水位
    センサーと、前記給水管へ注入する洗浄剤量を制限する
    ため送水ポンプの給水開始後一定時間の間開となる自動
    開閉弁と、前記水位センサーが蓄尿容器内の最高水位を
    感知後前記給水管への給水を一定時間後に停止する前記
    送水ポンプとを備えてなる蓄尿容器自動洗浄装置。
JP24150087A 1987-09-25 1987-09-25 蓄尿容器自動洗浄装置 Expired - Lifetime JP2571940B2 (ja)

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