JP2571802Y2 - 収納箱の開閉装置 - Google Patents

収納箱の開閉装置

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JP2571802Y2
JP2571802Y2 JP1991023375U JP2337591U JP2571802Y2 JP 2571802 Y2 JP2571802 Y2 JP 2571802Y2 JP 1991023375 U JP1991023375 U JP 1991023375U JP 2337591 U JP2337591 U JP 2337591U JP 2571802 Y2 JP2571802 Y2 JP 2571802Y2
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雅之 芳本
紀一郎 伊藤
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、物品を適宜収納するた
めに、自動車のインストルメントパネル等に設けられる
収納箱の開閉装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種収納箱の開閉装置として、
例えば、実開昭63−196751号公報に示すものが
存する。該従来の開閉装置は、具体的には図示しない
が、内部に物品を収納する箱状本体と、該箱状本体の開
口部に開閉可能に軸支される蓋体とから成り、蓋体をば
ね圧を介して常時開放方向へ付勢する構造を前提とし
て、箱状本体の一側部に制動ギアを有する回転式オイル
ダンパーを設ける一方、蓋体の対応する一側部に該回転
式オイルダンパーの制動ギアと大小のギア群を介して間
接的に咬合する駆動ギアを設けると共に、当該駆動ギア
の近傍にピン部を自由端に有するアーム部材を一体に延
設して、当該アーム部材のピン部を箱状本体の下方に回
転可能に設けられているロック部材のカム溝と係脱させ
る構成となっている。
【0003】従って、斯る従来の開閉装置の下では、蓋
体を閉塞方向へ回動させて、アーム部材のピン部をロッ
ク部材のカム溝に係止すれば、開放方向へ付勢されてい
る蓋体であっても、その閉塞状態にロックすることが可
能となり、逆に、閉塞状態にある蓋体を若干押圧すれ
ば、アーム部材のピン部がロック部材のカム溝から外れ
るので、蓋体は、回転式オイルダンパーの制動力を受け
ながら、その付勢ばね圧で開放方向へゆっくりと回動す
ることが保障される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】然し乍ら、従来の開閉
装置にあっては、ロック部材のカム溝と係脱するアーム
部材を蓋体側に直交する状態をもって一体に延設してい
る関係で、当該アーム部材が蓋体の開閉動と連動して回
転する場合には、少なくとも、90゜の回転ストローク
が必要となるので、斯る条件を満足させるためには、必
然的に、ロック部材を箱状本体からかなり離れた下方に
分離して配設しなければならなかった。この為、従来の
開閉装置の下では、自ずと、装置自体が大型化して、現
今の小型化の要請に反することとなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、斯る従来装置
の課題を有効に解決するために開発されたもので、請求
項1記載の考案は、内部に物品を収納する箱状本体と、
該箱状本体の開口部に開閉可能に軸支される蓋体とから
成る収納箱の開閉装置において、上記箱状本体の側面に
ロック部材を設け、該ロック部材が設けられた側面に、
基端部が蓋体側にリンク機構を介して連結され自由端部
が上記ロック部材と係脱するアーム部材を回転可能に設
けて、蓋体の開閉動の途中で、当該蓋体と連動して回転
するアーム部材を上記リンク機構を介して往復運動させ
る構成を採用した。
【0006】請求項2記載の考案は、内部に物品を収納
する箱状本体と、該箱状本体の開口部に開閉可能に軸支
される蓋体とから成り、蓋体をばね圧を介して常時開放
方向へ付勢した収納箱の開閉装置において、上記箱状本
体の一側面にロック部材を設け、該ロック部材が設けら
れた一側面に、自由端部が上記ロック部材と係脱するア
ーム部材を回転可能に設けると共に、該アーム部材の基
端部に第1連結リンクの一端部を連結し、蓋体に当該第
1連結リンクの他端部と連結する第2連結リンクを一体
に設けて、蓋体の開閉動の途中で、第1連結リンクと第
2連結リンクの連結点が、蓋体の箱状本体に対する軸支
点と第1連結リンクのアーム部材に対する連結点とを結
ぶ線を乗り越えて上下に移動して、蓋体と連動して回転
するアーム部材を往復運動させるように構成する一方、
箱状本体のロック部材が設けられていない他側面に、制
動ギアを有する回転式オイルダンパーを設けると共に、
該回転式オイルダンパーの制動ギアと咬合する駆動ギア
を軸を介して回転可能に設けて、当該駆動ギアと蓋体と
を上記軸方向へくの宇状に折れ曲がった連結リンクを介
して連結する構成を採用した。
【0007】
【作用】依って、請求項1と請求項2記載の考案によれ
ば、ロック部材との係脱に際しては、蓋体の開閉動の途
中で、リンク機構の作用、或いは、具体的には、第1連
結リンクと第2連結リンクの連結点が、蓋体の箱状本体
に対する軸支点と第1連結リンクのアーム部材に対する
連結点とを結ぶ線を乗り越えて上下に移動して、アーム
部材を往復運動させて回転できるので、従来の如く、ア
ーム部材を目一杯90゜回転させなくとも、小さな回転
ストロークをもって、アーム部材をロック部材と係脱さ
せることが可能となる。この為、ロック部材を箱状本体
の側面に直に設けられるので、装置自体の小型化が大い
に期待できる。
【0008】又、特に、請求項2記載の考案によれば、
これに加えて、駆動ギアと蓋体を連結する連結リンクが
くの字形状を呈している関係で、蓋体の閉塞状態でも開
放状態でも、当該くの字状を呈する連結リンクが邪魔と
なることがないので、この点からも、装置自体の小型化
に貢献できる。
【0009】
【実施例】以下、本考案を図示する一実施例に基づいて
詳述すれば、該実施例に係る開閉装置は、自動車のイン
ストルメントパネル等に設けられる蓋付きの収納箱を対
象として開発されたものであるが、詳しくは、インスト
ルメントパネル側に固定される箱状本体1と、該箱状本
体1の開口部1aに軸18を介して開閉可能に軸支され
る蓋体2とから成り、蓋体2をばね圧を介して常時開放
方向へ付勢する構成の収納箱を対象として、上記箱状本
体1の一側面側に下記の制動手段Bを付設し、箱状本体
1の他側面側に下記のロック手段Lを付設したものであ
る。
【0010】これを具体的に説明すると、本実施例にあ
っては、図1の(A)にも示す如く、箱状本体1の一側
面に対しては、制動ギア4を有する回転式オイルダンパ
ー3を固設すると共に、該回転式オイルダンパー3の制
動ギア4と咬合する扇形の駆動ギア5を軸6を介して回
転可能に枢設し、且つ、該駆動ギア5を軸6に装着され
た捩じリコイルばね7で図中時計方向へ回転付勢する構
成となす一方、蓋体2の一側上端部に、上記軸6方向へ
くの字状に折れ曲がった連結リンク8の基端部を固定
し、該くの字状連結リンク8の自由端部を上記扇形の駆
動ギア5に連結して、箱状本体1の一側面においては、
駆動ギア5を連結リンク8を介して蓋体2の開閉動と連
動させる構成となしている。
【0011】従って、斯る構成の下では、捩じリコイル
ばね7のばね圧が、駆動ギア5を経て連結リンク8から
蓋体2に伝達されることとなるので、この捩じリコイル
ばね7のばね圧で、蓋体2は常時開放方向へ付勢される
こととなるが、当該蓋体2の開放方向への回動に際して
は、上記箱状本体1の一側面側に付設された制動手段B
の作用で、その回動速度に制動が加えられることとな
る。
【0012】又、箱状本体1の他側面に対しては、図1
の(B)にも示す如く、連続するカム溝10を有するロ
ック部材9を捩じリコイルばね11と軸12を介して回
転可能に枢設すると共に、該ロック部材9のカム溝10
のロック部10aに係止し且つその導入口10bから導
出口10cへと通過できるピン部13aを自由端に有す
るアーム部材13を軸14を介して回転可能に枢設し、
且つ、該アーム部材13の基端部に第1連結リンク15
の一端部を軸16を介して連結する一方、蓋体2の他側
上端部に、ブラケット状の第2連結リンク2aを一体に
突設し、該第2連結リンク2aに上記第1連結リンク1
5の他端部を軸17を介して連結して、箱状本体1の他
側面においては、このアーム部材13を第1連結リンク
15と第2連結リンク2aを介して蓋体2の開閉動と連
動させる構成となしている。
【0013】従って、この箱状本体1の他側面側に付設
されたロック手段Lの作用で、蓋体2の箱状本体1に対
するロック及びロック解除が行われることとなるが、蓋
体2の開閉動の途中では、第1連結リンク15と第2連
結リンク2aの連結点(軸17)が、蓋体2の箱状本体
1に対する軸支点(軸18)と第1連結リンク15のア
ーム部材13に対する連結点(軸16)とを結ぶデッド
ラインを乗り越えて上下に移動して、蓋体2と連動して
回転するアーム部材13をその他側面に沿って往復運動
させることとなるので、斯る往復運動によって、アーム
部材13の必要回転ストロークを合理的に小さくするこ
とが可能となる。
【0014】又、本実施例にあっては、上記一側面側の
制動手段Bや他側面側のロック手段Lが外部から見えな
いようにするために、図示する如く、箱状本体1の開口
部1aの両側縁に一対の張出し壁部19を一体に形成す
るものとする。
【0015】依って、斯る開閉装置を備えた収納箱は、
インストルメントパネル等(図示せず)に画成された空
所内に対して、箱状本体1の両側に設けられた受け部2
0を利用してネジ止めすれば、小物類を箱状本体1内に
収納することが可能となるが、実際の使用に際して、箱
状本体1に軸支された蓋体2を閉塞する場合には、図2
・図3に示す如く、箱状本体1の一側面側の駆動ギア5
と他側面側のアーム部材13の連動した回転を得て、蓋
体2を下方へ回動させて、アーム部材13のピン部13
aをロック部材9のカム溝10のロック部10aに係止
すれば、開放方向へ付勢されている蓋体2であっても、
その閉塞状態に確実にロックされる。
【0016】しかし、この時には、ロック手段L側にお
いては、既述した如く、蓋体2の回動の途中で、第1連
結リンク15と第2連結リンク2aの連結点(軸17)
が、蓋体2の箱状本体1に対する軸支点(軸18)と第
1連結リンク15のアーム部材13に対する連結点(軸
16)とを結ぶデッドラインを乗り越えて下方から上方
に移動して、アーム部材13を一旦往復運動させた後、
当該アーム部材13のピン部13aをカム溝10のロッ
ク部10aに係止させる。
【0017】従って、このアーム部材13の往復運動に
よって、従来の如く、アーム部材13を目一杯90゜回
転させなくとも、小さな回転ストローク(約45゜)を
もって、アーム部材13のピン部13aをカム溝10の
ロック部10aに係止させられるので、ロック部材9を
箱状本体1の他側面側に直に設けることが初めて可能と
なって、これにより、装置自体の小型化が大いに期待で
きることとなる。
【0018】又、制動手段B側においては、駆動ギア5
と蓋体2を連結する連結リンク8にくの字状を呈するも
のを使用している関係で、蓋体2の閉塞状態の下では、
図示する如く、当該連結リンク8がそのくの字形状を利
用して箱状本体1の上面から不用意に突出することがな
いので、この点からも、装置の小型化に貢献できる。
【0019】そして、斯る閉塞状態から蓋体2を開放す
る場合には、閉塞状態にある蓋体2をそのまま内方へ若
干押圧すると、図4に示す如く、該蓋体2と連動して回
転するアーム部材13のピン部13aでロック部材9を
回転させながら、該ピン部13aがロック部材9のカム
溝10のロック部10aから外れて、カム溝10の導出
口10cを通過して離間するので、これにより、蓋体2
のロック状態が自動的に解除されて、蓋体2は上記捩じ
リコイルばね7のばね圧で上方へ回動しようとする。
【0020】すると、今度は、箱状本体1の一側面側に
おいて、回転式オイルダンパー3の制動ギア4と咬合し
ている駆動ギア5が、オイルダンパー3内に封入されて
いるオイルの粘性抵抗を受けながら図中時計方向へ回転
して、蓋体2を連結リンク8を介してゆっくりと開放方
向へ回動させるので、図5・図6に示す如く、蓋体2が
自動的に開放状態に置かれることとなる。
【0021】尚、この場合には、蓋体2の回動の途中
で、今度は、第1連結リンク15と第2連結リンク2a
の連結点(軸17)が、蓋体2の箱状本体1に対する軸
支点(軸18)と第1連結リンク15のアーム部材13
に対する連結点(軸16)とを結ぶデッドラインを乗り
越えて上方から下方に移動して、アーム部材13を往復
運動させることとなるので、やはり、アーム部材13を
90゜回転させなくとも、小さな回転ストロークをもっ
て、アーム部材13のピン部13aをカム溝10のロッ
ク部10aから外せる訳である。
【0022】又、制動手段B側においては、この蓋体2
の開放状態の下で、例え、連結リンク8が軸6方向へ回
動しても、そのくの字形状により、軸6や捩じリコイル
ばね7に干渉することがないので、やはり、装置の小型
化に貢献できる。更に、この開放状態にあっては、図7
に示す如く、箱状本体1の開口部1aの両側縁に形成さ
れている一対の張出し壁部19の存在により、制動手段
Bもロック手段Lも外部から隠蔽されることとなる。
【0023】そして、開放状態から蓋体2を閉塞する場
合には、捩じリコイルばね7のばね圧に抗して、蓋体2
を下方へ回動すると、図8に示す如く、該蓋体2の回動
と連動して、同様に、アーム部材13が一旦往復運動し
た後、アーム部材13のピン部13aが、ロック部材9
のガイド外周面10dに当接して、該ロック部材9を所
定方向へ回転させながら、そのカム溝10の導入口10
bからカム溝10内に自動的に導かれて、再び、図2に
示す如く、カム溝10のロック部10aに係止するの
で、これにより、上記した閉塞状態が得られることとな
る。
【0024】尚、上記の実施例は、蓋体2を上方へ回動
することによりその開放状態を得、蓋体2を下方へ回動
することによりその閉塞状態を得るように構成したもの
であるが、本考案は、これに限定されるものではなく、
逆に、上方へ回動することにより、蓋体2の閉塞状態を
得、下方へ回動することにより、蓋体2の開放状態を得
るように構成することも可能であると共に、箱状本体1
の両側面側に設けられる制動手段Bとロック手段Lに関
しても、実施例とは逆の関係に付設することも実施に応
じ任意である。
【0025】
【考案の効果】以上の如く、本考案は、上記構成の採用
により、請求項1と請求項2の下では、ロック部材との
係脱に際しては、蓋体の開閉動の途中で、リンク機構の
作用、或いは、第1連結リンクと第2連結リンクの連結
点が、蓋体の箱状本体に対する軸支点と第1連結リンク
のアーム部材に対する連結点とを結ぶ線を乗り越えて上
下に移動して、アーム部材を往復運動させて回転できる
ので、従来の如く、アーム部材を目一杯90゜回転させ
なくとも、小さな回転ストロークをもって、アーム部材
をロック部材と係脱させることが可能となる。この為、
ロック部材を箱状本体の側面に直に設けられるので、こ
れにより、装置自体の小型化が大いに期待できることと
なった。
【0026】又、特に、請求項2の下では、これに加え
て、駆動ギアと蓋体を連結する連結リンクがくの字形状
を呈している関係で、蓋体の閉塞状態でも開放状態で
も、当該くの字状を呈する連結リンクが邪魔となること
がないので、この点からも、装置自体の小型化に併せて
貢献できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案の実施例に係る開閉装置を備え
た収納箱を一側面側から示す斜視図で、(B)は同収納
箱を他側面側から示す斜視図である。
【図2】蓋体の閉塞状態を他側面側から示す側面図であ
る。
【図3】蓋体の閉塞状態を一側面側から示す側面図であ
る。
【図4】蓋体のロックを解除する過程を他側面側から示
す側面図である。
【図5】蓋体の開放状態を他側面側から示す側面図であ
る。
【図6】蓋体の開放状態を一側面側から示す側面図であ
る。
【図7】蓋体の開放状態を示す正面図である。
【図8】蓋体を閉塞状態にロックする過程を他側面側か
ら示す側面図である。
【符号の説明】
1 箱状本体 1a 同開口部 2 蓋体 2a 第2連結リンク(リンク機構) 3 回転式オイルダンパー 4 制動ギア 5 駆動ギア 6 軸 7 捩じリコイルばね 8 連結リンク 9 ロック部材 10 カム溝 10a 同ロック部 13 アーム部材 13a 同ピン部 15 第1連結リンク(リンク機構) 16 軸(連結点) 17 軸(連結点) 18 軸(軸支点)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に物品を収納する箱状本体と、該箱
    状本体の開口部に開閉可能に軸支される蓋体とから成る
    収納箱の開閉装置において、上記箱状本体の側面にロッ
    ク部材を設け、該ロック部材が設けられた側面に、基端
    部が蓋体側にリンク機構を介して連結され自由端部が上
    記ロック部材と係脱するアーム部材を回転可能に設け
    て、蓋体の開閉動の途中で、当該蓋体と連動して回転す
    るアーム部材を上記リンク機構を介して往復運動させる
    ように構成したことを特徴とする収納箱の開閉装置。
  2. 【請求項2】 内部に物品を収納する箱状本体と、該箱
    状本体の開口部に開閉可能に軸支される蓋体とから成
    り、蓋体をばね圧を介して常時開放方向へ付勢した収納
    箱の開閉装置において、上記箱状本体の一側面にロック
    部材を設け、該ロック部材が設けられた一側面に、自由
    端部が上記ロック部材と係脱するアーム部材を回転可能
    に設けると共に、該アーム部材の基端部に第1連結リン
    クの一端部を連結し、蓋体に当該第1連結リンクの他端
    部と連結する第2連結リンクを一体に設けて、蓋体の開
    閉動の途中で、第1連結リンクと第2連結リンクの連結
    点が、蓋体の箱状本体に対する軸支点と第1連結リンク
    のアーム部材に対する連結点とを結ぶ線を乗り越えて上
    下に移動して、蓋体と連動して回転するアーム部材を往
    復運動させるように構成する一方、箱状本体のロック部
    材が設けられていない他側面に、制動ギアを有する回転
    式オイルダンパーを設けると共に、該回転式オイルダン
    パーの制動ギアと咬合する駆動ギアを軸を介して回転可
    能に設けて、当該駆動ギアと蓋体とを上記軸方向へくの
    字状に折れ曲がった連結リンクを介して連結するように
    構成したことを特徴とする収納箱の開閉装置。
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