JP2571317Y2 - 照明用ソケットホルダの取付構造 - Google Patents

照明用ソケットホルダの取付構造

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JP2571317Y2 JP7056992U JP7056992U JP2571317Y2 JP 2571317 Y2 JP2571317 Y2 JP 2571317Y2 JP 7056992 U JP7056992 U JP 7056992U JP 7056992 U JP7056992 U JP 7056992U JP 2571317 Y2 JP2571317 Y2 JP 2571317Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、灯具のハウジングに対
して該灯具の光源バルブ用ソケットを、ソケットホルダ
を介して装着する構造において、ソケットホルダをハウ
ジングに取り付けるための構造に関するものである。た
だし本考案において灯具とは、照明専用の独立した器具
に限らず、照明を兼ねる器具を含む意である。
【0002】
【従来の技術】例えば車両用の後写鏡に併設したスポッ
トランプなどのように簡易な灯具においては、光源バル
ブを装着したソケットを、ハウジングに固定されたプリ
ント基板の取付孔に挿入する構造が用いられ、上記のソ
ケットにソケットホルダを外嵌して被せてハウジングの
取付用開口に嵌合される。この場合、上記ソケットホル
ダの受け持っている役目は、a.ソケットを直接的に指
先で持つよりも作業性が良くなること、および、b.ハ
ウジングのバルブ着脱用開口を覆って意匠を整えること
である。
【0003】図2は、ミラーハウジングの背面側にソケ
ットホルダを介して光源バルブのホルダを装着した先行
技術に係るソケットホルダ取付構造の垂直断面図であ
る。上記の先行技術は本考案者が創作し、本出願人によ
り別途出願中(実願平1−55691号)の未公知の考
案に係るものであって、上記の考案はソケットホルダの
着脱操作が容易で、しかも脱落する虞れの無いように改
良したものである。
【0004】ミラーハウジング1にミラー2が取り付け
られており、該ミラー2の背後に光源バルブ3およびリ
フレクタ5が配置されている。上記ミラーハウジング1
の下方に投光窓1aが設けられてレンズ4が嵌めこまれ
ている。1bは放熱孔である。前記ミラーハウジング1
内にプリント基板6が固定され、このプリント基板6に
対して光源バルブのソケット9が嵌め合わされて導通さ
れる。上記ソケット9は前記光源バルブ3を装着されソ
ケットホルダ10に嵌合されている。
【0005】上記の光源バルブ3を交換するには、工具
係合用の溝(いわゆるコイン溝)10dに適宜の工具を
係合してソケットホルダ10をミラーハウジング1から
取り外す。ソケット9はソケットホルダ10に圧入され
た状態で取り外されるので光源バルブを交換した後、上
記ソケットホルダ10をミラーハウジング1に装着す
る。図2について以上に説明したように、ソケットホル
ダ10はミラーハウジングの円筒状部1dの中へ着脱容
易に、かつ、脱出の虞れの無いように嵌め合わされなけ
ればならない。そして、上記ソケットホルダ10の中に
ソケット9が脱落の虞れの無いように嵌め込まなければ
ならない。次に、上述の嵌め合わせ・抜け止めの構造に
ついて述べる。 図2の例においては、ソケットホルダ1
0にフック形の係合突起10bを設けて、円筒状部1d
の係合凹部1cに係合せしめてある。図3は、上記の係
合突起10bと係合凹部1cの立体的形状を示すための
分解斜視図である。 (図3参照)ソケットホルダ10の
外周面は、後に説明する係合突起10bを除いて、ミラ
ーハウジングの円筒状部1dの内周面に対して摺動自在
に嵌合する。 上記のソケットホルダ10に1対の弾性ア
ーム10aが、弾性を有する合成樹脂材料によって一体
成形されている。該1対の弾性アーム10aそれぞれの
先端部に係合突起10bが、外周方向へ張り出す形に形
成されていて、これら1対の係合突起10bの差し渡し
寸法は前記円筒状部1dの内径よりも大きく設定されて
いる。 前記の弾性アーム10aを撓ませて係合突起10
bを円筒状部1dの中に入れ、ソケットホルダ10を図
示矢印方向に円筒状部1d内に挿入する。 図示矢印方向
に挿入しただけでは、前記の係合突起10bを係合凹部
1cに合わせることは難しいが、ソケットホルダ10を
円筒状部1dに対して回動させると、180度以内で係
合突起10bが係合凹部1cに嵌まり合う。本例の係合
突起10bはフック形に形成されているので、前記のよ
うにして係合凹部1cに嵌め込む操作よりも強い回動力
を加えると、係合突起10bが(フック形状の斜面 の作
用で)係合凹部1cから脱出し、ソケットホルダ10の
抜け止めが解除され、(図2参照)係合突起10bが係
合凹部1cから脱出すると、ソケットホルダ10を図の
左方に抜き出すことができる。
【0006】ソケットホルダ10を円筒状部1dから抜
き出すと、ソケット9も一緒にミラーハウジング1の外
に取り出され、光源バルブ3の交換を行ない得るように
なる。この際、ソケットホルダ10内からソケット9が
脱落する虞れの無いように、抜け止めが施されていなけ
ればならない。このため、ソケット9にゴム片(スポン
ジ片であっても良い)9bが固着されている。 本図2の
断面には溝形状が現れていないが、前記のソケット9に
溝状凹部が形成されていて、ゴム片9bは上記溝状凹部
に嵌め合わされるとともに接着剤で接着固定されてい
る。上記のゴム片9bを凹円柱面10c内に圧入する
と、ゴム片9bは弾性変形して圧縮され、その弾性復元
力によって凹円柱面10cに圧接せしめられ、摩擦力が
作用するので脱出しなくなる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】前掲の図2は、係合突
起10bを含む面による断面図であるが、ソケットホル
ダの中心線を通り係合突起10bを含まない面で切断す
ると、該ソケットホルダ10付近の断面図は図4(A)
のごとくになる。同図(B)は前述した円筒状部1dの
斜視図である。(A)図に現われているプリント基板の
材質には各種のものが実用されており、それぞれ長短を
有しているが、エポキシ系やセラミック系のものは高価
である。比較的安価で、灯具用に好適なものとして紙フ
ェノール(PP7F)が公知である。ところが、この紙
フェノール基板は光の透過性が有るので付記矢印aのよ
うに、円筒状部1dソケットホルダ10との嵌合間隙
を通って漏光を生じ、商品価値を低下させる。
【0008】本考案は上述の事情に鑑みて為されたもの
で、プリント基板が遮光性材料製でなくてもソケットホ
ルダの周囲から背後に向けて漏光しないように改良した
ソケットホルダの取付構造を提供することを目的とす。
なお、本考案において背後、背面とはソケットホルダの
挿入方向の反対側を言い、挿入方向を前方と言うものと
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに創作した本考案の概要を、その実施例に対応する図
1(A)について略述すると、ソケットホルダ装着用の
円筒状部1dの前端に内フランジ1fを一体的に成形し
た。これにより、矢印a′の光路が前記内フランジ1f
で遮断され、漏光が防止される。上記実施例に表わされ
ている構成を普辺的に述べると、光源バルブのソケット
を装着されたソケットホルダを、灯具のハウジングに取
り付ける構造であって、上記ハウジングの背面側に円筒
状部が一体的に連設されるとともに、前記のソケットを
装着されたソケットホルダが上記円筒状部に嵌合されて
いるものにおいて上記円筒状部の前端に内フランジ状の
遮光部材が一体的に連設されていて、前記円筒状部とソ
ケットホルダとの嵌合部の隙間を通る漏光が防止される
ようになっていることを特徴とする。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、内フランジ状の遮光部材
が漏光の光路を遮るので漏光が防止される。
【0011】
【実施例】図1は本考案の1実施例を示し、前記先行技
術(未公知の先願)に係る図4に対応する図である。こ
の実施例は上記先行技術例に本考案を適用して改良した
ものであって、図4と同一の符号を付したものは上記先
行技術におけると同様ないし類似の構成部分である。次
に、図1が図4に比して異なる点、すなわち、本考案を
適用して改良した事項について述べると、ミラーハウジ
ング1の背面に設けられている、ソケットホルダ取付用
の円筒状部1dの前端部に、遮光部材としての内フラン
ジ1fが一体に連設して成形されている。本図1(B)
に表わされているように、本実施例における係合凹部1
c′は、内フランジ1fを設けたことの影響を受けて切
欠形の係合凹部1c(図4(B))であったものが透孔
形になっている。しかし、この変化(切欠形→透孔形)
は、係合凹部1c本来の機能に対して別段の影響を及ぼ
すものではない。
【0012】図1(A)から容易に理解されるように、
ミラーハウジング1の円筒状部1dとソケットホルダ1
0との間の隙間を通る矢印a′の仮想光路は、前記の内
フランジ1fによって遮られる。これにより、プリント
基板6の遮光性が充分でなくても、ソケットホルダ10
の周囲の嵌合隙間から漏光を生じる虞れが無い。
【0013】
【考案の効果】以上に説明したごとく本考案のソケット
ホルダ取付構造によれば、プリント基板が透光性を有し
ていても、ソケットホルダの周囲から漏光する虞れが無
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示し、(A)は要部断面
図、(B)は円筒状部の斜視図である。
【図2】未公知の先願(実願平1−55691号)に係
るソケットホルダ取付構造の垂直断面図である
【図3】本考案の適用対象であるソケットホルダ付近の
先行技術を示す分解斜視図である。
【図4】先行技術に係るソケットホルダ取付構造を示
し、(A)は断面図、(B)は斜視図である。
【符号の説明】
1…ミラーハウジング、1a…投光窓、1b…放熱孔、
1c,1c′…係合凹部、1d…円筒状部、1f…内フ
ランジ、2…ミラー、3…光源バルブ、4…レンズ、5
…リフレクタ、6…プリント基板、9…ソケット、10
…ソケットホルダ、10a…弾性アーム、10b…係合
突起、10c…凹円柱面。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源バルブのソケットを装着されたソケ
    ットホルダを、灯具のハウジングに取り付ける構造であ
    って、上記ハウジングの背面側に円筒状部が一体的に連
    設されるとともに、前記のソケットを装着されたソケッ
    トホルダが上記円筒状部に嵌合されているものにおい
    て、 上記円筒状部の前端に内フランジ状の遮光部材が一体的
    に連設されていて、前記円筒状部とソケットホルダとの
    嵌合部の隙間を通る漏光が防止されるようになっている
    ことを特徴とする、照明用ソケットホルダの取付構造。
JP7056992U 1992-10-09 1992-10-09 照明用ソケットホルダの取付構造 Expired - Fee Related JP2571317Y2 (ja)

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