JP2570809Y2 - 電子的撮像装置 - Google Patents

電子的撮像装置

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JP2570809Y2
JP2570809Y2 JP1990101884U JP10188490U JP2570809Y2 JP 2570809 Y2 JP2570809 Y2 JP 2570809Y2 JP 1990101884 U JP1990101884 U JP 1990101884U JP 10188490 U JP10188490 U JP 10188490U JP 2570809 Y2 JP2570809 Y2 JP 2570809Y2
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camera
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電子的撮像装置、詳しくは、電子ビューファ
インダ(以下、EVFと略記する)を有する電子的撮像装
置に関する。
[従来の技術] 従来、EVFを有するカメラにおいては、EVFとカメラの
それぞれに、例えば、ニッケルカドミューム電池等の二
次電池からなる電源部を有していた。そして、EVFはEVF
用電源部から、カメラはカメラ用電源部からそれぞれ給
電されるようになっていて、EVF用電源部からカメラ
に、あるいはEVFとカメラの両方に、給電するように構
成されたEVF付カメラはなかった。同様に、カメラ用電
源部からEVFに、あるいはEVFとカメラの双方に給電する
ように構成されたEVF付カメラもなかった。
[考案が解決しようとする課題] EVFは、電力を著しく消費するため、長時間使用する
ことが困難である。これを解決すべく、EVFに供給する
ための電源を大容量のものにすると装置が大型化してし
まう。
従来のEVF付カメラは、電力消費が著しいEVFの節電対
策やEVF使用時における使い勝手については必ずしも十
分な考慮がなされていなかった。
そこで、本考案の目的は、EVFの節電ができ、EVF使用
時に使い勝手が良い電子的撮像装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段および作用] 本考案の電子的撮像装置は、電源(11)と、自己に適
合する電子ビューファインダユニットを接続するための
接続部(24)と、自己の所定の回路部を作動可能になさ
しめるための給電回路(8)を制御するための電源制御
手段(4)とを有するカメラ(31)と、 電源(15)と、自己の所定の回路部を作動可能になさ
しめるための給電回路(12)とを有する電子ビューファ
インダユニット(41)と、 を含んでなり、上記電子ビューファインダユニットが
上記カメラに接続されたときに上記カメラより上記電子
ビューファインダユニットの給電制御を行うためのスイ
ッチ(39)が上記カメラ本体に設けられてなることを特
徴とするものである。
また、本考案の他の電子的撮像装置は、電源(11)
と、自己に適合する電子ビューファインダーユニットを
接続するための接続部(24)と、自己の所定の回路部を
作動可能になさしめるための給電回路(8)を制御する
ための電源制御手段(4)とを有するカメラ(31)と、 電源(15)と、自己の所定の回路部を作動可能になさ
しめるための給電回路(12)とを有する電子ビューファ
インダユニット(41)と、 を含んでなり、上記電子ビューファインダユニットが
上記カメラに接続されたときに上記電子ビューファイン
ダユニットの給電制御を行うためのスイッチ(44)が上
記電子ビューファインダユニット本体に設けられてなる
ことを特徴とするものである。
[実施例] 以下、図示の実施例により本考案を説明する。まず、
本考案の実施例を説明するのに先立って、本考案に係る
電源制御システムを適用したEVF付カメラの構成を説明
する。
第2図は、ズーム機能を有する電子スチルカメラ31
を、後方から見た斜視図である。このカメラ31の上面部
には、シャッタ釦32と、ズーム釦33と、各種操作スイッ
チ釦35と、第1のLCD表示部36とが、また、その右側部3
4の内部には撮影光学系を構成する各レンズ群が、それ
ぞれ配置されている。このカメラ31の後部には、円筒段
付凸部のファインダ接眼部38と、この接眼部38の周囲に
配置されたコネクタブロック24とがそれぞれ配設され、
更にその側面寄りに後記第5図で説明する第1の制御ス
イッチ39が配設されている。また、側面にはフロッピデ
ィスク等の記録媒体を挿脱する記録媒体挿脱孔37が配設
されている。
第3図は、上記電子スチルカメラ31の後方に装着して
使用されるEVF41を、その後方より見た斜視図である。
このEVF41の後部には、EVF用窓45と光学ファインダ用窓
43とがそれぞれ設けられていて、上記EVF用窓45内には
後記第4図で説明する第2のLCD表示部42が配設されて
いる。また、側面には後記第6図で説明する第2の制御
スイッチ44が配設されている。そして、このEVF41を上
記電子スチルカメラ31に装着するには、後述するよう
に、上記光学ファインダ用窓43と対向する面に配設され
た図示しないコネクタピンを、上記第2図におけるコネ
クタブロック24に挿入して行うようになっている。
第4図は、上記第3図における第2のLCD表示部42の
表示画面を示す図で、中央部に測距枠47が、また下部に
カメラ31とEVF41にそれぞれ内蔵されているバッテリの
残量を表示するバッテリ残量表示エレメント46a,46b
が、それぞれ表示されるようになっている。
第5図は、上記第2図における第1の制御スイッチ39
の詳細を示す図で、このスイッチ39はロータリスイッチ
で形成され、“OFF",“Auto",“Camera",“EVF"に切換
えられるようになっている。上記“Auto",“Camera",
“EVF"では何れもこのカメラ31に給電してカメラ動作が
行われるモードであるが、“Auto"ではカメラ31に内蔵
された第1のバッテリとEVF41に内蔵された第2のバッ
テリとを後記第1図で説明する制御手段により自動選択
する。更にスイッチ39を“Camera"位置にすると、カメ
31に内蔵された第1のバッテリからカメラに、また
“EVF"に位置させると、EVF41に内蔵された第2のバッ
テリからこのカメラに、それぞれ給電されるようになっ
ている。
第6図は、上記第3図における第2の制御スイッチ44
の詳細を示す図で、このスイッチ44はスライドスイッチ
で形成され、“OFF",“EVF",“OPT"に切換えられるよう
になっている。そして、このスイッチ44を“EVF"に設定
すると、EVF41に給電が開始されてEVFが機能する。また
“OPT"に設定すると、“EVF"への給電が停止され、上記
第3図に示す光学ファインダ用窓43で被写体を観測しな
がら撮影することができる。
第7図は、上記第2図におけるファインダ接眼部38と
コネクタブロック24の正面図で、第8図は、その縦断面
図である。各図において、これらのファインダ接眼部38
とコネクタブロック24は、カメラの外装壁51の一部を切
欠いて設けられている。このコネクタブロック24は、円
筒形状の接眼レンズ38aを保持する円筒凸状の光学ファ
インダ接眼部38の周囲に固着されている。そして、その
内部の同心円上の位置に、開口方向が光軸0と平行のコ
ネクタジャック16b,17b,……,23bが支持されている。こ
のコネクタジャック16b,17b,……,23bは、EVFに装着さ
れたコネクタピン16a,17a……,23aが圧接状態で挿入さ
れるよう径方向に弾性を有していて、カメラのプリント
基板52に固着されている。
第9図は、上記第3図に示すEVF41の縦断面図で、EVF
外装壁61の図における上方を切欠いてEVF用窓45が設け
られている。この窓45の背面には、EVFのプリント基板6
2に装着された第2のLCD表示部42が配設されている。そ
して、この基板62の背面には、第2のバッテリ15が格納
されている。また、下方には光学ファインダ用窓43が設
けられていて、この窓43を囲む円周上にコネクタピン16
a,……,23aが配設されている。
そこで、EVF41をカメラに装着するには、EVF41のコネ
クタピン16a,17a,……,23aを、カメラのコネクタジャッ
ク16b,17b,……,23bに挿入して保持するようにしてい
る。
以上がEVF付カメラの構成の概略である。次に本考案
に係る電源制御システムの実施例を第1図と第10〜14図
により、以下に説明する。
第1図は、本考案が適用されたEVF付カメラのブロッ
ク構成図で、コネクタブロック24の左側にカメラ部が、
右側にEVF部が、それぞれ配置されている。なお、光学
式ファインダをEVFと併用するようにしてもよい。
撮影レンズ1を透過した被写体光は、例えばCCD等の
撮像系2の受光面上に結像される。この撮像系2で光電
変換された映像信号は、第1の信号処理部3で信号処理
され、合焦動作に必要な信号がマイコン4に、また映像
処理に必要な色差信号R−Y,B−YがEVF部に、それぞれ
供給される。
上記合焦動作に必要な情報はマイコン4で処理された
後、レンズ駆動用のモータ5に供給され、このモータ5
で撮影レンズ1を合焦点に駆動する。この実施例におけ
る合焦手段は、撮影レンズ1のピントが合ってくるに従
い、映像信号中の高周波成分が増加することを利用す
る、所謂コントラスト検出法であるが、合焦手段として
は、このコントラスト検出法に限定されることなく、例
えば三角測距法等であってもよい。
マイコン4,第1のパワーコントローラ8の電源は、カ
メラ部にある第1のバッテリ11とEVF部にある第2のバ
ッテリ15とから、コネクタ端子21を介し、オアー回路を
形成するダイオード9,10によって給電される。マイコン
4は、第1の制御スイッチ39(第2,5図参照)からの制
御入力により電源のオン・オフを判断する。即ち、この
マイコン4は、第1の制御スイッチ39が“OFF"以外の
“Auto",“Camera",“EVF"のとき、電源オンと見做すよ
うになっている。
このようにして、マイコン4で電源オンが判断される
と、次にマイコン4は、コネクタブロック24のコネクタ
端子18の論理レベルにより、カメラ31にEVF41が装着さ
れているか否かを判断する。即ち、コネクタ端子18に接
続されたマイコン4の入力端は、電源にプルアップされ
ているので、この入力端がHレベルならカメラにEVFが
装着されていない、またLレベルならEVFが装着されて
いる、とそれぞれ判断する。
これと並行して第1のパワーコントローラ8により、
カメラ側の第1のバッテリ11と、EVF側の第2のバッテ
リ15との電源状態を確認し、使用可能か否かが判断され
る。そして、マイコン4は、第1の制御スイッチ39の設
定モードに適合したデータを第1のパワーコントローラ
8に指示する。すると、同コントローラ8は、この指示
に基づき電源をカメラ31と、コネクタ端子22を介してEV
F41とに、それぞれ供給する。なお、グランド側はコネ
クタ端子23により接続されている。そして、EVFが装着
されていると、コネクタ端子19を介して第2のパワーコ
ントローラ12に情報が伝達される。
次に、EVF41の説明を行う。第2のパワーコントロー
ラ12には、第2のバッテリ15と、カメラ31側の上記第1
のパワーコントローラ8より、ダイオード13,14を介し
て電源が供給されている。同コントローラ12は、コネク
タブロック24のコネクタ端子20の論理レベルによりカメ
31がこのEVF41に装着されているか否かを、上記コネ
クタ端子18の場合と同じようにして確認する。そして、
このEVF41にカメラが装着されていなければ、EVFへの電
源は第2のバッテリ15より供給される。
とことで、上述のEVF付カメラでは、カメラに装着さ
れたEVFへの給電制御を、カメラ側の第1の制御スイッ
チ39(第2,5図参照)で行っていたので、例えEVF付カメ
ラで光学ファインダを使用していてもEVFに給電されて
おり、バッテリが浪費されていた。
そこで、本実施例では、EVFに第2の制御スイッチ44
(第3,6図参照)を設け、EVF単独で使用する場合には、
第2の制御スイッチ44を“EVF"に設定したときのみEVF
に給電する。一方、EVFをカメラに装着して使用する場
合には、第2の制御スイッチ44が“OPT"以外の“OFF",
“EVF"に設定されているときは、カメラ側の上記マイコ
ン4からのコネクタブロック24のコネクタピン19を介し
た情報により、EVFの給電制御をカメラ側の第1の制御
スイッチ39により制御する。そして、このときの電源
は、EVF側の第2のバッテリ15あるいはカメラ側の第1
のパワーコントローラ8によりまかなわれる。
第2のパワーコントローラ12は、カメラ側の第1のバ
ッテリ11と、EVF側の第2のバッテリ15の電源状態を常
に検出して、その検出結果に基づいたデータを、第2の
信号処理部6に送る。すると、同処理部6は、ディスプ
レイ7に映像信号を表示すると共に、このEVF付カメラ
における各バッテリの消耗状況を、前記第4図に示した
バッテリ残量表示エレメント46a,46b上に表示する。
このように構成された本実施例の動作を第10〜14図の
フローチャートにより説明する。まず、カメラに内蔵さ
れた第1のバッテリ(以下、電源Aと呼称する)とEVF
に内蔵された第2のバッテリ(以下、電源Bと呼称す
る)のそれぞれの状態により、EVF付カメラの動作パタ
ーンを区別すると、下記第1表のようになる。
即ち、第1のパターンaは、電源A,Bとも使用可能な
場合で、このときは次の3個のパターンに再分類され
る。
a−1)電源Aでカメラ側を、電源BでEVF側を、それ
ぞれ各別に駆動させる。このパターンによれば、EVF付
カメラとして使用した場合、電源A,B共に略同程度の残
容量があると考えられるので、その後、カメラだけを光
学ファインダと組合わせて、あるいはEVFだけを、それ
ぞれ単独で使用することができる。
a−2)まず、EVFに内蔵された電源BでカメラとEVFの
両方を駆動させ、電源Bのバッテリ容量を使い切った
ら、電源Aに切換えて引き続きカメラとEVFの両方を駆
動する。このパターンによれば、電源Bを使い切っても
電源Aが残っているから、光学ファインダとの組合わせ
でカメラを使用することができる。つまり、カメラ優先
にすることができる。また、この逆に最初電源Aで駆動
し、その後電源Bに切換えてもよい。
a−3)一定時間毎に、電源Aと電源Bとを交互に切換
えて給電する。このようにする理由は、次の通りであ
る。ニッケルカドミューム電池を始めとした二次電池
は、自己回復機能を有するから、その休止期間中にバッ
テリ容量が回復するためである。
次に、第2のパターンbは、電源Aが使用可能で電源
Bが使用不可能の場合で、電源AからカメラとEVFの両
方に給電つまりA駆動を行う。
更に、第3のパターンcは、電源Aが使用不可能で電
源Bが使用可能のときで、カメラ,EVFともB駆動する。
最後に、第4のパターンdは、電源A,Bとも使用不可
能のときで、このときは、カメラ動作を行えないから、
使用不可の警告表示を行う。
第10図は、カメラ側の第1の制御スイッチ39を“Aut
o",“Camera",“EVF"の何れかに切換え、つまりパワー
オンしたときのフローチャートで、まず電源Aが使用可
能か否かをチェックする(ステップS1)。電源Aが使用
可能なら、次にEVFが装着されているか否かをチェック
し(ステップS2)、装着されていなければカメラを通常
の撮影状態に設定する(ステップS4)。一方、EVFが装
着されていれば、EVF側の電源Bをチェックし、電源B
が使用不可能なら上記第1表におけるパターンb、つま
りカメラ,EVFの両方をA駆動する。また、電源Bが使用
可能なら上記第1表におけるパターンa−1,a−2,a−3
の何れかを実行する。
上記ステップS1に戻って、電源Aをチェックした結果
使用不可能なら、EVFが装着されているか否かをチェッ
クする(ステップS6)。もし、EVFが装着されていなけ
れば電源Bもないことになるので、このカメラを使用す
ることができないから、このフローを終了して警告表示
を行う。一方、EVFが装着されていれば、次に電源Bを
チェックし(ステップS7)、使用不可能なら上記と同じ
ようにこのフローを終了して警告表示する。また、電源
Bが使用可能なら上記第1表のパターンc、つまりカメ
ラ,EVFの両方ともB駆動する。
第11図は、上記第1表における電源A,電源Bの何れも
が使用可能であるパターンa−1のフローチャートで、
まず、ファインダがEVFであるか光学ファインダである
かのファインダチェックを行う(ステップS11)。ファ
インダとしてEVFが使用されていれば、カメラ側をA駆
動(ステップS12)、EVF側をB駆動(ステップS13)す
る。このカメラ動作の間に、電源A,電源Bともバッテリ
残量が減少するから、電源Aと電源Bとが使用可能であ
るか否かをチェックする(ステップS14)。電源A,電源
Bの何れもが使用可能なら、上記ステップS11に戻っ
て、上記ステップS11〜S14を繰返し実行する。
そして、カメラ動作によって、電源A,電源Bのバッテ
リ残量が使用可能レベルを下廻るようになると、その使
用可能レベルを下廻ったバッテリが電源A,電源Bの何れ
であるかをチェックする(ステップS15)。使用不可能
のバッテリが電源Bなら、この電源Bを切離し、電源A
からカメラとEVFの両方に給電する上記第1表に示すパ
ターンbに移行する。また、使用不可能のバッテリが電
源Aなら、この電源Aを切離し、電源Bのみからカメラ
とEVFの両方に給電するパターンc(上記第1表参照)
に移行する。更に、使用不可能のバッテリが電源A,電源
Bの両方共であれば、このフローを終了、つまりカメラ
動作を停止する。
上記ステップS11に戻って、使用されているファイン
ダが光学ファインダなら、電源Bをオフして電源Aのみ
を駆動、つまりEVFへの給電を停止してカメラにのみ電
源Aから給電する(ステップS16)。この状態でカメラ
動作が継続されると、バッテリ残量が徐々に減少してい
くから、電源Aのバッテリ残量をチェックする(ステッ
プS17)。電源Aが使用可能状態なら上記ステップS11,S
16,S17を繰返し実行するし、電源Aのバッテリ残量が使
用不可能のレベルにまで減少すれば、この電源Aを切離
して電源Bから給電するパターンc(上記第1表参照)
に移行する。
第12図は、上記第1表におけるパターンa−2のフロ
ーチャートである。このフローがスタートすると、電源
Aをオフし、EVF側の電源BからカメラとEVFの両方に給
電するB駆動が行われる(ステップS21)。すると、電
源Bは当然消耗していくから、電源Bのバッテリ残量の
チェックを行う(ステップS22)。そして、電源Bのバ
ッテリ残量が使用不可能レベルに減少するまで、上記ス
テップS21,S22を繰返し実行しながらEVF付カメラのカメ
ラ動作が継続される。電源Bが使用不可能になれば、こ
の電源Bを切離してカメラ側の電源Aに切換え、この電
源AからカメラとEVFの両方に給電するA駆動(ステッ
プS23)、つまりパターンbに移行する。
第13図は、上記第1表におけるパターンbのフローチ
ャートで、このパターンbでは、電源Bはオフで電源A
のみから給電される。そこで、このフローがスタートす
ると、まずファインダチェック、つまり使用されている
ファインダがEVFか光学ファインダかをチェックする
(ステップS31)。光学ファインダが使用されていれ
ば、電源Aからカメラにのみ給電する通常撮影状態とな
る(ステップS32)。一方、EVFが使用されいていれば、
カメラ側の電源AからカメラとEVFの両方に給電するA
駆動が実行される(ステップS33)。そして、上記ステ
ップS32,S33の何れのステップであれ、電源Aのバッテ
リ残量は減少していくので、電源Aのレベルチェックを
行う(ステップS34)。このチェックで使用不可になる
まで上記ステップS31〜S34を繰返して実行し、使用不可
になればこのフローを終了する。
第14図は、上記第1表におけるパターンcのフローチ
ャートで、このパターンcでは、上記パターンbとは逆
に、電源Aがオフで電源Bのみから給電される。そこ
で、このフローでは、上記第13図における電源Aに代え
て電源Bを、A駆動に代えてB駆動を、それぞれ設定す
ると共に、電源Aがオフなので上記第13図におけるステ
ップS32のカメラの通常撮影状態への設定が不要にな
る。従って、上記第13図と同じステップには同じステッ
プ番号を、また対応するステップにはステップ番号の後
にaを付してその説明を省略する。なお、このパターン
cでは電源Bからカメラに給電されているので、上記ス
テップS31がなくてもこのフローは成立する。
[考案の効果] 以上のように、請求項1の電子的撮像装置によれば、
カメラに設けられたスイッチによりカメラ側から電子ビ
ューファインダユニットの給電制御を行うことができ、
カメラ本体の電源をオフにしたときでも電子ビューファ
インダユニットを消し忘れることなく、使い勝手が良
い。請求項2の電子的撮像装置によれば、電子ビューフ
ァインダユニットに設けられたスイッチにより電子ビュ
ーファインダユニットの給電制御を行うよう構成されて
いるため、必要に応じて電子ビューファインダユニット
の給電を行うことができ、使い勝手が良く無駄な電力消
費を防止することができる。請求項3の電子的撮像装置
によれば、請求項2の効果に加えて、上記スイッチが給
電制御を行う対象となる電子ビューファインダユニット
本体の表示部近傍に設けられてるため、誤操作を抑制す
ることができ、使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案が適用されたEVF付カメラのブロック
構成図、 第2図は、電子スチルカメラの外観斜視図、 第3図は、EVFの外観斜視図、 第4図は、上記第3図における第2のLCD表示部の表示
画面を示す図、 第5図は、上記第2図における第1の制御スイッチの詳
細を示す図、 第6図は、上記第3図における第2の制御スイッチの詳
細を示す図、 第7,8図は、上記第2図におけるファインダ接眼部とコ
ネクタブロック部とを拡大して示した正面図と縦断面
図、 第9図は、EVFの縦断面図、 第10図は、カメラ側をパターオンしたときのフローチャ
ート、 第11〜14図は、パターンa−1,a−2,b,cにおけるそれぞ
れのフローチャートである。 4……マイコン(電源制御手段)31 ……電子スチルカメラ(カメラ)41 ……EVF(電子ビューファインダユニット)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源と、自己に適合する電子ビューファイ
    ンダユニットを接続するための接続部と、自己の所定の
    回路部を作動可能になさしめるための給電回路を制御す
    るための電源制御手段とを有するカメラと、 電源と、自己の所定の回路部を作動可能になさしめるた
    めの給電回路とを有する電子ビューファインダユニット
    と、 を含んでなり、上記電子ビューファインダユニットが上
    記カメラに接続されたときに上記カメラより上記電子ビ
    ューファインダユニットの給電制御を行うためのスイッ
    チが上記カメラ本体に設けられてなることを特徴とする
    電子的撮像装置。
  2. 【請求項2】電源と、自己に適合する電子ビューファイ
    ンダユニットを接続するための接続部と、自己の所定の
    回路部を作動可能になさしめるための給電回路を制御す
    るための電源制御手段とを有するカメラと、 電源と、自己の所定の回路部を作動可能になさしめるた
    めの給電回路とを有する電子ビューファインダユニット
    と、 を含んでなり、上記電子ビューファインダユニットが上
    記カメラに接続されたときに上記電子ビューファインダ
    ユニットの給電制御を行うためのスイッチが上記電子ビ
    ューファインダユニット本体に設けられてなることを特
    徴とする電子的撮像装置。
  3. 【請求項3】上記スイッチは、上記電子ビューファイン
    ダユニット本体の表示部近傍に設けられたものであるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の電子的撮像装置。
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