JP2570773Y2 - サンドイッチ用包装体 - Google Patents

サンドイッチ用包装体

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JP2570773Y2
JP2570773Y2 JP1991100788U JP10078891U JP2570773Y2 JP 2570773 Y2 JP2570773 Y2 JP 2570773Y2 JP 1991100788 U JP1991100788 U JP 1991100788U JP 10078891 U JP10078891 U JP 10078891U JP 2570773 Y2 JP2570773 Y2 JP 2570773Y2
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JP
Japan
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sandwich
tape
adhesive
package
opening
Prior art date
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JP1991100788U
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JPH0548696U (ja
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渡辺克己
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Howa Sangyo Co Ltd
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Howa Sangyo Co Ltd
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はサンドイッチ用包装体
に関し、特に三角形状をなし、かつ、易開封処理を施し
たサンドイッチ用包装体に関するものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】一般に、サンドイッチを
包装するサンドイッチ用包装体としては図5に示すよう
なものが使用されている。すなわち、図5に示す従来の
サンドイッチ用包装体31はほぼ台形をなす2枚の一軸
延伸プラスッチクフィルム32、33を重ね合わせて両
端部34、34を熱融着するとともに、台形状のフィル
ムの上端部35のほぼ中央部付近に2本の切り込み4
3、43を施し、そのやや下側部においてフィルム3
2、33を熱接着36して袋状に形成し、その下端部を
開口部38とする形態のものが用いられている。
【0003】そして、上記のような形態にサンドイッチ
用包装体31においては収納物であるサンドイッチを挿
入し易くするために、一方のフィルム33の下端部を他
方のフィルム32の下端部より長くしてリブ37を形成
してある。
【0004】上記のように形成したサンドイッチ用包装
体31にサンドイッチを収納する場合には、まず開口部
38を開き、この開口部38からサンドイッチを挿入
し、この後、底部を折り畳んで粘着テープで止めて完了
する。
【0005】また、上記のようにサンドイッチ用包装体
31で包装されたサンドイッチを食べる場合には、図6
に示すように、上端部にある切り込み43、43間を摘
んで下方に引っ張れば延伸方向に引き裂き易いという一
軸延伸フィルムの特性により、引き裂き部44が先細り
することなく引き裂かれるので、内部に収納したサンド
イッチを容易に引き出せる位置(長さ)まで引き裂くこ
とができる。
【0006】その後、引き裂かれた43の線と熱接着部
36との接点のやや下側を摘んで図6の左右方向に引っ
張れば、前記熱接着部36の下側でフィルム32を引き
裂くことができ、サンドイッチ用包装体31の表面をほ
ぼ開放することができるので容易にサンドイッチを食べ
ることができる。
【0007】しかしながら、上記のような従来のサンド
イッチ用包装体にあっては以下の様な問題点を有してい
る。
【0008】すなわち、前記フィルムが切り裂き方向に
一軸延伸である必要があるとともに、引き裂く時に、熱
接着部36でフィルムが切断すること、および、まず切
り込み43、43間を用いて縦方向に引き裂いてから左
右方向に開くので開封作業が、いわゆるワンタッチでな
いこと等である。
【0009】この考案は上記のような従来のもののもつ
問題点を解決して、汎用のフィルムが使用できるととも
に、開封をワンタッチで行うことができるサンドイッチ
用包装体を提供することを目的とする。
【0010】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ためにこの考案は、透明な気体透過性のないシート状物
からなる包装体本体を、表部、および裏部からなり、底
部が開口して開口部が形成されているとともに、この開
口部に、再封止防止用の切り込み部を有する折り畳み部
が形成されるようになっている台形の袋状に形成し、該
包装体本体の開口している底部からサンドイッチを挿入
して底部を折り畳んだ後に、折り畳んだ部分を、前記再
封止防止用の切り込み部を覆った状態で易開封処理を施
したテープで止着することを特徴とするサンドイッチ用
包装体を構成したものである。
【0011】また、前記易開封処理がホットメタル接着
テープによる部分的シールのものや、粘着テープの一端
部を折り込んで非粘着部を形成し、この非粘着部を摘み
部としたものや、テープの端部に粘着剤が塗布されてい
ない部分を形成し、この部分で形成したものを採用する
ことができる。
【0012】
【作用】この考案は上記の手段を採用したことにより、
使用する包材は汎用フィルムで良くてコストダウンがで
きるとともに、収納したサンドイッチを取り出す時には
ワンタッチで底部を全面開放できるので、この部分から
容易に取り出すことができ、サンドイッチの具で手を汚
すことなく食べることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面に示すこの考案の実施例について
説明する。図1、図2にはこの考案によるサンドイッチ
用包装体が示されている。このサンドイッチ用包装体は
台形状をなす2枚の無延伸ポリプロピレンフィルム2、
3を用いて包装体本体1を形成し、この包装体本体1の
開口している底部8を除いて両側端4、4、および上端
部5を熱溶着して袋状に形成する。
【0014】なお、上記のような形態にサンドイッチ用
包装体においては収納物であるサンドイッチを挿入し易
くするために、一方のフィルム3の下端部を他方のフィ
ルム2の下端部より長くしてリブ7を形成してある。
【0015】そして、前記開口部8からサンドイッチを
挿入して底部を折り畳み、この底部を図2に示すように
テープ12で止着して収納するものであり、このテープ
12に易開封処理が施されている。
【0016】すなわち、図2において前記テープ12と
してホットメルト接着剤が塗布されたテープ12が使用
されており、10の部分はホットメルト接着剤によって
折り畳まれた底部に熱接着される接着部に形成されてい
るが、一方の端部は熱接着されない非接着部11となっ
ている。
【0017】このために、内部に収納したサンドイッチ
を取り出して食べる際には、非接着部11である一方の
端部を摘んで引っ張れば、テープ12を底部から剥離す
ることができるので、底部の全面を容易に開放すること
ができて好みのサンドイッチから取り出すことができ
る。
【0018】また、上記のように一度サンドイッチを収
納した場合、その後に開封されて、再びテープ12で止
着されるのを防止するためには前記のようにホットメタ
ル接着剤を使用すれば、ホットメタルの特性によりある
程度は再封止を防止できるが確実ではない。このため
に、開口部8を図3、4に示すように形成してある。
【0019】すなわち、図3にはサンドイッチ用包装体
を形成するフィルム2、3のうちの底部を形成する部位
のうち、折り畳んだ際に外側に位置する部位に切り込み
部9を設ければ良く、この切り込み部9を覆うようにテ
ープ12を止着するものである。
【0020】したがって、上記のように切り込み部9を
覆うようにテープ12を止着すると、テープ12を用い
て開封した際には開封時に包装体本体1が切り込み部9
から切断されるので、再封止が不可能となる。
【0021】また、前記テープ12に設けた易開封処理
として図3に示すようにセロハンテープの一端部を折り
込み、この折り込んだ部分を非粘着部13として易開封
処理である摘み部を形成し、粘着部14が前記切り込み
部9を覆うようにして止着する。
【0022】上記のように構成した場合であっても、内
部に収納したサンドイッチを取り出して食べる際には、
摘み部である非粘着部13を摘んで引っ張れば、テープ
12を底部から剥離することができるので、底部の全面
を容易に開放することができて好みのサンドイッチから
取り出して食べることができる。
【0023】そして、上記のように一旦サンドイッチを
収納した後に切り込み部9を覆うようにテープ12を止
着すると、テープ12を用いて開封した際には開封時に
包装体本体1の底部が切り込み部9から切断されるの
で、再封止が不可能となる。
【0024】また、図4には上記のように底部に形成し
た切り込み部9を覆うように止着されるテープ12の他
の例が示されていて、このテープ12は一方の端部のみ
が粘着剤が塗布されていないものであり、粘着剤が塗布
されていない非粘着部15で易開封処理が形成され、粘
着剤の塗布されている粘着部16を包装体本体1の底部
の切り込み部9を覆うように止着するものである。
【0025】したがって、テープ12の非粘着部15で
ある端部を用いて開封した際には開封時に切り込み部9
から切断されるので、再封止が不可能となるものであ
る。
【0026】
【考案の効果】この考案は前記のように構成したことに
より、汎用性のフィルムを使用できるので全体のコスト
ダウンを計ることができるとともに、開封用の切り込み
部やミシン目を形成することなくワンタッチで開封する
ことができる。
【0027】また、内部にサンドイッチを収納した後に
折り畳んだ底部を封止するために止着するテープに易開
封処理が施されているので、収納されたサンドイッチの
取り出しが非常に容易である。
【0028】しかも、底部を形成するサンドイッチ用包
装体の部位には再封止防止用の切り込み部形成されて
いるので、この部位を覆うように易開封処理を施したテ
ープで止着しておけば、テープを剥がした場合には再封
止防止用の切り込み部で裂開されるので、再封止は確実
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるサンドイッチ用包装体を示す全
体概略図である。
【図2】図1に示すものの内部にサンドイッチを収納し
た後に底部を折り畳んでテープを止着して封止した状態
を示す概略図である。
【図3】底部に再封止防止用の切り込み部を形成し、他
のテープを用いて止着した例を示す概略図である。
【図4】底部に再封止防止用の切り込み部を形成し、さ
らに他のテープを用いて止着した他の例を示す概略図で
ある。
【図5】従来のサンドイッチ用包装体を示す全体概略図
である。
【図6】図5に示すものの内部にサンドイッチを収納し
た状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1……包装体本体 2、3……無延伸ポリプロピレンフィルム 4、34……端部 5、35……上端部 7、37……リブ 8、38……開口部 9……切り込み部 10……接着部 11……非接着部 12……テープ 13、15……非粘着部 14、16……粘着部 31……サンドイッチ用包装体 32、33……一軸延伸プラスチックフィルム 36……熱接着 43……切り込み 44……引き裂き部

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な気体透過性のないシート状物から
    なる包装体本体を、表部、および裏部からなり、底部が
    開口して開口部が形成されているとともに、この開口部
    に、再封止防止用の切り込み部を有する折り畳み部が形
    成されるようになっている台形の袋状に形成し、該包装
    体本体の開口している底部からサンドイッチを挿入して
    底部を折り畳んだ後に、折り畳んだ部分を、前記再封止
    防止用の切り込み部を覆った状態で易開封処理を施した
    テープで止着することを特徴とするサンドイッチ用包装
    体。
  2. 【請求項2】 前記易開封処理がホットメタル接着テー
    プによる部分的シールである請求項1記載のサンドイッ
    チ用包装体。
  3. 【請求項3】 前記易開封処理が粘着テープの一端部を
    折り込んで非粘着部を形成し、この非粘着部を摘み部と
    した請求項1記載のサンドイッチ用包装体。
  4. 【請求項4】 前記易開封処理はテープの端部に粘着剤
    が塗布されていない部分を形成し、この部分で形成した
    請求項1記載のサンドイッチ用包装体。
JP1991100788U 1991-12-06 1991-12-06 サンドイッチ用包装体 Expired - Lifetime JP2570773Y2 (ja)

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JP1991100788U JP2570773Y2 (ja) 1991-12-06 1991-12-06 サンドイッチ用包装体

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JP1991100788U JP2570773Y2 (ja) 1991-12-06 1991-12-06 サンドイッチ用包装体

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JPH0548696U JPH0548696U (ja) 1993-06-29
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