JP2570691B2 - ビデオテ−プレコ−ダ - Google Patents

ビデオテ−プレコ−ダ

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JP2570691B2
JP2570691B2 JP61133516A JP13351686A JP2570691B2 JP 2570691 B2 JP2570691 B2 JP 2570691B2 JP 61133516 A JP61133516 A JP 61133516A JP 13351686 A JP13351686 A JP 13351686A JP 2570691 B2 JP2570691 B2 JP 2570691B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術(第8図及び第9図) D発明が解決しようとする問題点(第8図及び第9図) E問題点を解決するための手段(第1図) F作用(第1図) G実施例(第1図〜第7図) (G1)実施例の構成(第1図〜第3図) (G2)アセンブル編集(第4図及び第5図) (G3)インサート編集(第6図及び第7図) (G4)実施例の効果 (G5)その他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダ(VTR)に関し、特
に、電子編集機能を有するものに適用して好適なもので
ある。
B発明の概要 本発明はビデオテープレコーダにおいて、他のビデオ
テープレコーダの動作を制御する動作制御信号を発生
し、また、他のビデオテープレコーダから与えられる動
作制御信号に基づいて動作を行い得るようにしたことに
より、コントローラを用いない電子編集システムに対応
し得るようにしたものである。
C従来の技術 民生用VTRの中にも、電子編集機能に応じられるよう
にして機能アツプを計つたものが提案されており、電子
編集システムは第8図に示すように再生用及び記録用と
して用いる2台のVTR1、2に加えてモニタ装置3及びエ
デイトコントローラ4を具えて構築されている。
ここで、エデイトコントローラ4はアセンブル編集や
インサート編集時に、各VTR1、2から与えられるテープ
位置情報、動作モード情報等の状態信号を取り込み、そ
の内容に基づき、各VTR1、2に指令信号を送出して再生
動作、記録動作、ポーズ動作等の所定動作を実行させ
る。そのため、第9図に示すように、VTR1、2及びエデ
イトコントローラ4はそれぞれ、編集関連信号(指令信
号及び状態信号)を送受信するマイクロコンピユータ構
成の送受信回路6、7を具え、ケーブル5に出力用バツ
フア増幅回路8、9及び入力用バツフア増幅回路10、11
を介して接続するようになされている。しかして、8ワ
ードを送受信し得る通信サイクルにおける当初2ワード
の時間でエデイトコントローラ4からVTR1又は2に指令
信号を送信し、残りの6ワードの時間でVTR1又は2から
コントローラ4に状態信号を送信するようにしている。
このようにして、編集関連信号をコントローラ4及び
VTR1、2間で適宜送受信してカツトイン点、カツトアウ
ト点等の編集点の指定動作や編集動作を実行させて再生
側VTR1に装填されているオリジナルテープの所定カツト
を記録側VTR2に装填されているマスタテープに記録させ
る。
D発明が解決しようとする問題点 ところで、民生用VTRについて電子編集機能に応じら
れるようにしたとはいえ、これらVTRを用いて電子編集
システムを構築する場合、上述のように別途エデイトコ
ントローラ4が必要となり、コントローラ4を有しない
場合には、電子編集対応のVTRをオペレータが有してい
ても電子編集を行うことができず、機能アツプの実行が
ない。
また、コントローラ4自体もいわゆるプリロール編集
を適用した場合にはフレーム単位の制御を行うため、各
種信号を頻繁に送受信するため複雑な構成となつて高価
である。従つて、当該VTRを含む電子編集システム全体
を安価に構成することができない。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、エデイ
トコントローラを用いることなく、電子編集システムを
構築させることのできるビデオテープレコーダを提供し
ようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため、本発明においては、ビ
デオテープレコーダ部を有し、当該ビデオテープレコー
ダ部と他ビデオテープレコーダ40bとの間で信号を送受
することにより編集を行うビデオテープレコーダ40aに
おいて、ビデオテープレコーダ部の編集点情報PIN、POU
T(PIN1、POUT1)とビデオテープレコーダ部のサーボ手
段23から出力されるビデオテープレコーダ部のテープ位
置情報とに基づいてビデオテープレコーダ部の編集動作
を制御するとともに、ビデオテープレコーダ部の編集点
情報PIN、POUT(PIN1、POUT1)とビデオテープレコーダ
部のサーボ手段23から出力されるテープ位置情報とに基
づいて他ビデオテープレコーダ40bの編集動作をビデオ
テープレコーダ部の編集動作に同期して制御する第1の
動作制御信号EDITを送出する第1の制御手段21、25a
と、第1の動作制御信号EDITを出力する出力端子T1と、
他ビデオテープレコーダ40bから与えられビデオテープ
レコーダ部の動作を制御する第2の動作制御信号EDITを
入力する入力端子T2と、他ビデオテープレコーダ40bの
編集点情報と他ビデオテープレコーダ40bのサーボ手段
から出力される他ビデオテープレコーダ40bのテープ位
置情報とに基づく第2の動作制御信号EDITによって、他
ビデオテープレコーダ40bに同期してビデオテープレコ
ーダ部の編集動作を制御する第2の制御手段21、26aと
を備えるようにする。
F作用 コントローラを用いることなく、電子編集システムを
構築するためには、ビデオテープレコーダにコントロー
ル機能を持たせれば良い。そのためには、他のビデオテ
ープレコーダの動作を制御するための動作制御信号を発
生して送信させる構成が必要となる。また、逆に、コン
トロールされる構成をも持たせるようにすると、コント
ロールする側のVTRとして適用できる他、コントロール
される側のVTRとして適用し得、電子編集システムを構
築する際、融通性の高いものとなる。
G実施例 (G1)実施例の構成 以下、図面について本発明の一実施例を詳述する。
第2図において、19は全体としてVTRを示し、当該VTR
19についての動作モードは、スイツチ部20の各種スイツ
チのオン操作に応じて選択され、マイクロコンピユータ
構成のモードコントロール回路21において制御される。
また、この実施例の場合、所望の画像を迅速にサーチ
し得るようにダイヤルの回転角、回転量に応じて磁気テ
ープを走行させるためのジヨグダイヤル部22が設けられ
ており、このジヨグダイヤル部22からのダイヤル回転情
報をモードコントロール回路21に与えられる。さらにま
た、当該VTR19のビデオテープレコーダ部に設けられた
サーボ装置23の一部を構成するコントロールヘツド(図
示せず)がピツクアツプしたコントロール(CTL)信号
がモードコントロール回路21に与えられ、このコントロ
ール信号のカウント値がテープ位置情報として編集点の
指定及び編集に供されるようになされている。また、モ
ードコントロール回路21は、相手側VTRを編集時におい
て互いに制御し得るように編集関連信号EDITの送受信部
24を介して接続されている。
ここで送受信部24(24a、24b)は、第1図に詳細を示
すように、当該VTRがコントローラとして動作するとき
に関する編集関連信号を送受信するマイクロコンピユー
タ構成のコントロール送受信回路25a、25bと、相手側VT
Rがコントローラとして動作し当該VTRがコントロールさ
れるときに関する編集関連信号を送受信するマイクロコ
ンピユータ構成の被コントロール送受信回路26a、26bと
を具える。各送受信回路25a、25b、26a、26bは、それぞ
れ入力用及び出力用のバツフア増幅回路27a〜30a、27b
〜30bを介して入出力端子T1、T2、T3、T4に接続されて
おり、電子編集動作時には第1図に示すようにケーブル
31a、31bを入出力端子T1〜T4に接続してコントロール送
受信回路25aを相手側VTRの被コントロール送受信回路26
bに接続し、被コントロール送受信回路26aを相手側VTR
のコントロール送受信回路25bに接続する。
なお、編集関連信号の送受信は従来と同様、指令信号
について2ワード、状態信号についてはその2ワードに
続く6ワードの期間で実行される。
また、第2図において、モードコントロール回路21に
は、マイクロコンピユータ構成のメインコントロール回
路32が接続されており、スイツチ部20の各種スイツチに
より記録モード、ノーマル再生モード、巻戻しモード等
が選択されたとき、又は、送受信部24を介して相手側VT
Rから記録モード、ノーマル再生モード、ポーズ状態等
が指示されたとき、メインコントロール回路32は、ビデ
オ信号処理部33、オーデイオ信号処理部34、サーボ装置
23を駆動制御して磁気テープにビデオ信号及びオーデイ
オ信号を記録させ、又は磁気テープからビデオ信号及び
オーデイオ信号を再生させるようになされている。
さらに、この実施例においては、例えば陰極線管(CR
T)でなる外部のモニタ装置に再生画像と共に、編集情
報を表示させる構成を有する。すなわち、CRTコントロ
ール回路35及びキヤラクタジエネレータ36を具え、この
CRTコントロール回路35は、モードコンドロール回路21
の編集点レジスタに記憶された編集点情報に応じてキヤ
ラクタジエネレータ36を動作させて画面上所定位置に編
集情報を表示させるようなキヤラクタ信号CHAを出力さ
せ、これをビデオ信号処理部33から送出されたビデオ信
号VDにミツクス回路37でスーパーインポーズして又はは
め込んで出力させるような構成を有する。
以上の構成を有するVTRを用いて電子編集を行う場
合、2個のVTR40a、40bの一方のVTR40aにオリジナルテ
ープを装填して再生側VTRとして動作させると共に、他
方のVTR40bにマスタテープを装填して記録側VTRとして
動作させ、第3図に示すようにVTR40aからビデオ信号VI
D及びオーデイオ信号AUDをVTR40bに与えるようにケーブ
ルを接続し、また、両VTR40a及び40b間で編集関連信号E
DITを授受するようにケーブルを接続する。さらに、VTR
40bにCRT構成のモニタ装置41を接続して電子編集システ
ムを構築する。
このように構築された電子編集システムで編集する場
合、アセンブル編集モードにおいては、マスタテープ上
の記録が多くの場合空白であるので再生側VTR40aがエデ
イトコントローラとしてイニシアチブをとつて動作し、
インサート編集モードにおいては記録すべきマスタテー
プ上の領域に信号が既に記録されているのでその前後の
記録を消去することがないように記録側VTR40bがイニシ
アチブをとつてエデイトコントローラとして動作する。
従つて、編集モードによつて指令信号の送信側が異な
り、アセンブル編集モードにおいては、再生側VTR40aの
コントロール送受信回路25aと記録側VTR40bの被コント
ロール送受信回路26bとを通じて編集関連信号EDITが送
受され、インサート編集モードにおいては、再生側VTR4
0aの被コントロール送受信回路26aと記録側VTR40bのコ
ントロール送受信回路25bとを通じて編集関連信号EDIT
が送受される。
(G2)アセンブル編集 先ず、第4図及び第5図を参照してアセンブル編集モ
ードについて詳述する。再生側VTR40aについてアセンブ
ル編集モード選択スイツチがオン操作されると、VTR40a
のモードコントロール回路21はステツプSP1でアセンブ
ル編集モード処理プログラムを開始した後、ステツプSP
2で編集イベントについての指定されたイン点及びアウ
ト点を取り込む。その後、ステツプSP3において編集す
べきイベントがさらにあるか否かを判断し、肯定結果を
得ると次のステツプSP4に進む。
このステツプSP4は、自動編集を開始させるスタート
スイツチがオン操作されたか否かを判断するステツプ
で、スタートスイツチがオン操作されるのを待ち受け
る。実際上、オペレータはスタートスイツチをオン操作
する前に、記録側VTR40bに装填されているマスタテープ
についてイン点をサーチし、再生モードをポーズ状態に
し(VTR40bはかかる操作に応じてステツプSP20の動作を
実行する)、その後スタートスイツチをオン操作する。
再生側VTR40aのモードコントロール回路21は、ステツ
プSP4においてスタートスイツチのオン操作を第5図に
示す時点t1でセンスすると、ステツプSP5に進んで記録
側VTR40bにコトロール送受信回路25aを介してスタート
コード信号を送出する。記録側VTR40bのモードコントロ
ール回路21は、ステツプSP21において被コントロール送
受信回路26bを介してスタートコード信号を受信判別す
ると、時点t2からマスタテープMSTを現在位置(すなわ
ち、イン点)RINより5秒間相当分だけ巻戻して5秒間
相当分だけ前のテープ位置(以下、プリロール位置と呼
ぶ)RB5に位置した時点t4において再生モードのポーズ
状態にし、被コントロール送受信回路26bを介して再生
側VTR40aにプリロール位置にあることを送信する。
再生側VTR40aのモードコントロール回路21は、上述し
たステツプSP5の処理を終了すると、ステツプSP6に進ん
で時点t1よりオリジナルテープORGをプリロール位置PB5
になるまで高速走行モードで移行させる。例えば、時点
t1におけるオリジナルテープORGのテープ位置PNOWが第
5図に示すようにオリジナルテープORGのイン点PINより
進んだ位置にあるときには巻戻しモードでテープ走行さ
せる。このようにしてプリロール位置PB5に達すると、
その時点t3において再生モードのポーズ状態にする。
次いで、再生側VTR40aのモードコントロール回路21
は、ステツプSP7において、記録側VTR40b及び当該再生
側VTR40aが共にプリロール位置RB5及びPB5に達してポー
ズ状態にあることを確認すると、その時点t5においてコ
ントロール送受信回路25aを介して記録側VTR40bにプレ
イコード信号を送信し、同時に当該再生側VTR40aのポー
ズ状態を解除する。このとき、記録側VTR40bのモードコ
ントロール回路21は、被コントロール送受信回路26bを
介してプレイコード信号を受信すると、ステツプSP22に
おいて直ちに(時点t5)、ポーズ状態を解除する。従つ
て、再生側VTR40a及び記録側VTR40bはプリロール位置PB
5及びRB5から同期して再生していき、再生側VTR40aはそ
の再生によりビデオ信号VID及びオーデイオ信号AUDを記
録側VTR40bに送出する。
その後、再生側VTR40aのモードコントロール回路21
は、ステツプSP8において、オリジナルテープORGのイン
点PINから15フイールド前の位置より1フイールド分だ
けオリジナルテープORGが進むごとにイン点PINとのずれ
を表すカウントダウン信号を、当該カウントダウン信号
が「0」を内容とするまでコントロール送受信回路25a
を介して記録側VTR40bに送出する。記録側VTR40bのモー
ドコントロール回路21は、被コントロール送受信回路26
bを介して到来したカウントダウン信号が時点t6で
「0」となると、ステツプSP23において再生モードを記
録モードに切り換えて再生側VTR40aより到来するビデオ
信号VID及びオーディオ信号AUDをマスタテープMSTに記
録させて行く。
再生側VTR40aのモードコントロール回路21は、時点t6
以降においても再生モードで動作させ、ステツプSP9に
おいてこの再生モード動作中に編集動作中途停止用のス
イツチ(例えば、ポーズスイツチ)がオン操作されたか
否かを判断する。その結果、肯定結果を得るとステツプ
SP11に進み、否定結果を得るとステツプSP10に進む。ス
テツプSP10は、オリジナルテープORGの位置がアウト点P
OUTより2秒相当分程進んだ位置PA2(これは当該イベン
トについてのオリジナルテープORGのテープ走行停止位
置である)に対して15フイールド前の位置になつたか否
かを判断するステツプで、モードコントロール回路21は
否定結果を得ると上述したステツプSP9に戻り、肯定結
果を得るとステツプSP11に進む。
従つて、オペレータが編集動作を途中で打ち切るよう
な場合を除いては、ステツプSP10において肯定結果を得
ることによりステツプSP11に進むことになる。モードコ
ントロール回路21は、ステツプSP11において停止位置PA
2から15フイールド前の位置より1フイールド分だけオ
リジナルテープORGが進むごとに停止位置PA2とのずれを
表すカウントダウン信号を、当該カウンドタウン信号が
「0」を内容とするまでコントロール送受信回路25aを
介して記録側VTR40bに送出する。記録側VTR40bのモード
コントロール回路21は、被コントロール送受信回路26b
を介して到来したカウントダウン信号が時点t7で「0」
になると、ステツプSP24において再生モードに切り換
え、その後マスタテープMSTを2秒相当分だけ巻戻して
その時点t8においてポーズ状態にする。
かくして、時点t8になつたときには、オリジナルテー
プORG上のイン点PINからアウト点POUTまでのビデオ信号
VID及びオーデイオ信号AUDがマスタテープMST上のイン
点RINからアウト点ROUTまでの間に記録される。
再生側VTR40aのモードコントロール回路21は、上述の
ステツプSP11が終了すると、ステツプSP12に進んで処理
対象イベントを次のイベントにし、ステツプSP13におい
て新たな処理対象イベントについて編集動作を行うか否
かを判断し、行う場合には上述したステツプSP5に戻つ
て上述した一連の動作を実行し、これに対して、編集動
作を行わないと判断したときにはステツプSP14に進んで
当該アセンブル編集モードを終了させる。
このようにして、2台のVTR40a、40bを用い、再生側V
TR40aにコントロール機能を委ねてコントローラを用い
ることなくアセンブル編集を実行させることができる。
(G3)インサート編集 次いで、第6図及び第7図を参照してインサート編集
モードについて詳述する。記録側VTR40bについてインサ
ート編集モード選択スイツチがオン操作されると、記録
側VTR40bのモードコントロール回路21はステツプSP31で
インサート編集モード処理プログラムを開始した後、ス
テツプSP32で編集イベントについて指定されたイン点及
びアウト点を取り込み、次のステツプSP33に進む。な
お、ステツプSP32を終了した時点では、マスタテープMS
Tの位置は第7図に示すアウト点POUT1に位置するように
なされている。
ステツプSP33は、スタートスイツチがオン操作された
か否かを判断するステツプで、当該ステツプSP33を繰り
返してスタートスイツチがオン操作されるのを待ち受け
る。オペレータはスタートスイツチをオン操作する前
に、このモードにおいては再生側VTR40aに装填されてい
るオリジナルテープORGについてイン点PINIをサーチ
し、再生モードをポーズ状態にし(ステツプSP50対
応)、その後スタートスイツチをオン操作する。
記録側VTR40bのモードコントロール回路21は、ステツ
プSP33においてそのオン操作を第7図の時点t11でセン
スすると、ステツプSP34に進んで再生側VTR40aにコント
ロール送受信回路25bを介してスタートコード信号を送
出する。再生側VTR40aのモードコントロール回路21は、
ステツプSP51において被コントロール送受信回路26aを
介してスタートコード信号を時点t12で受信判別する
と、オリジナルテープORGをプリロール位置PB5Iまで巻
戻してその時点t14で再生モードのポーズ状態にし、被
コントロール送受信回路26aを介して記録側VTR40bにプ
リロール位置PB5Iにあることを送信する。
記録側VTR40bのモードコントロール回路21は、ステツ
プSP34の処理を実行すると、ステツプSP35に進んで時点
t11よりマスタテープMSTをプリロール位置RB5Iになるま
で巻戻してプリロール位置RB5Iに達したとき(時点t1
3)に再生モードのポーズ状態にする。
次いで、記録側VTR40bのモードコントロール回路21
は、ステツプSP36において、記録側VTR40b及び再生側VT
R40aが共にプリロール位置RB5I及びPB5Iでポーズ状態に
あることを確認して、その後の時点t15においてコント
ロール送受信回路25bを介して再生側VTR40aにプレイコ
ード信号を送信し、同時に当該記録側VTR40bのポーズ状
態を解除する。このとき、再生側VTR40aのモードコント
ロール回路21は、被コントロール送受信回路26aを介し
てプレイコード信号を受信すると、ステツプSP52におい
て直ちに(時点t15)、ポーズ状態を解除する。これに
より、再生側VTR40aは記録側VTR40bに対しビデオ信号VI
D及びオーデイオ信号AUDを送出し始める。
その後、記録側VTR40bのモードコントロール回路21
は、ステツプSP37に進んでマスタテープMSTがイン点RIN
Iより所定フイールド(例えば8フイールド)前になつ
た時点t16において再生モードから記録モードに切り換
え、再生側VTR40aから到来するビデオ信号VID及びオー
デイオ信号AUDをマスタテープMSTに記録していく。記録
が進んでいき、マスタテープMSTの位置がアウト点ROUT1
より所定フイールド(例えば6フイールド)前になつた
時点t17になると、記録VTR40bのモードコントロール回
路21はステツプSP38において記録モードから再生モード
に切り換える。
やがて、マスタテープMSTがアウト点ROUTIに達する
と、記録側VTR40bのモードコントロール回路21はステツ
プSP39でその時点t18において当該記録側VTR40bをポー
ズ状態にすると共に、コントロール送受信回路25bを介
して再生側VTR40aにポーズコード信号を送信してステツ
プSP40において当該インサート編集処理を終了する。
再生側VTR40aのモードコントロール回路21は、ステツ
プSP53において被コントロール送受信回路26aを介して
ポーズコード信号を受信すると、その時点t18において
ポーズ状態とする。
かくして、当該一連の処理を実行することにより、コ
ントローラを用いることなく、2台のVTR40a及び40bを
用い、記録側VTR40bにコントロール機能を実行させてオ
リジナルテープORG上のイン点PINIからアウト点POUTIま
でのビデオ信号VID及びオーデイオ信号AUDをマスタテー
プMST上の所定領域に記録させることができる。
なお、記録側VTR40bにおいて再生モードから記録モー
ドへの切換え、及び記録モードから再生モードへの切換
えをイン点RINI及びアウト点ROUTIより所定フイールド
前とするようにしたのは、イレーズヘツドにより消去さ
れた領域にビデオ信号を確実に記録し、テープ上消去領
域が残らないようにするためである。
(G4)実施例の効果 上述の実施例によれば、2台のVTRを用い、コントロ
ーラを用いることなく、アセンブル編集及びインサート
編集を行うことができる。かくするにつき、各VTRがコ
ントロール送受信回路及び被コントロール送受信回路を
具えているので、コントロール側として動作すること
も、また被コントロール側として動作することも可能で
あり、従つて、マスタテープ及びオリジナルテープの装
填VTRを換えることなく、オリジナルテープの装填VTRが
コトロール側VTRとなるアセンブル編集及びマスタテー
プの装填VTRがコントロール側VTRとなるインサート編集
を行うことができる。すなわち、オペレータはテープを
装填し直す操作を行うことなく編集モードを変えること
ができる。
(G5)その他の実施例 なお、上述においては、第2図に示すVTRを2台用い
て電子編集システムを構築した場合について示したが、
第2図に示すVTRと従来の編集機能に応じられるVTRとを
用いて電子編集システムを構築するようにしても良く、
この場合、第2図に示すVTRは編集モードに拘らずコン
トロール側VTRとなる。
H発明の効果 以上のように本発明によれば、電子編集を制御するコ
ントローラの機能を有すると共に、コントローラとして
動作したときに授受すべき信号、及び被コントロール機
器として動作したときに授受すべき信号の両方を送受信
できるようにしたので、当該VTRを用いて種々の電子編
集システムを構築し得、オペレータが有する機器に応じ
た電子編集システムを構築し得る互換性に富んだ汎用性
の高いVTRを得ることができる。
かくするにつき、当該VTRを2台用いた場合には、コ
ントローラを用いることなく電子編集を行うことがで
き、しかも、マスタテープ及びオリジナルテープの装填
をし直す操作を行うことなく各種編集モードの電子編集
を行うことができる。また編集点情報とサーボ手段から
のテープ位置情報を用いて編集制御することにより、編
集の開始を指示するだけで、目的の箇所を自動的に編集
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるビデオテープレコーダの一実施例
における編集関連信号の送受信部を示すブロツク図、第
2図はその送受信部を含むビデオテープレコーダを示す
ブロツク図、第3図は当該ビデオテープレコーダを用い
て構築した電子編集システムを示すブロツク図、第4図
はアセンブル編集モードにおける処理手順を示すフロー
チヤート、第5図はアセンブル編集モードにおけるマス
タテープ及びオリジナルテープの位置の経時変化の説明
に供する略線図、第6図はインサート編集モードにおけ
る処理手順を示すフローチヤート、第7図はインサート
編集モードにおけるマスタテープ及びオリジナルテープ
の位置の経時変化の説明に供する略線図、第8図は従来
のビデオテープレコーダを用いた電子編集システムを示
す略線図、第9図は従来のビデオテープレコーダにおけ
る編集関連信号の送受信部を示すブロツク図である。 19……ビデオテープレコーダ、21……モードコントロー
ル回路、24、24a、24b……送受信部、25a、25b……コン
トロール送受信回路、26a、26b……被コントロール送受
信回路、T1〜T4……入出力端子、EDIT……編集関連信
号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオテープレコーダ部を有し、当該ビデ
    オテープレコーダ部と他ビデオテープレコーダとの間で
    信号を送受することにより編集を行うビデオテープレコ
    ーダにおいて、 上記ビデオテープレコーダ部の編集点情報と上記ビデオ
    テープレコーダ部のサーボ手段から出力される上記ビデ
    オテープレコーダ部のテープ位置情報とに基づいて上記
    ビデオテープレコーダ部の編集動作を制御するととも
    に、上記ビデオテープレコーダ部の編集点情報と上記ビ
    デオテープレコーダ部のサーボ手段から出力される上記
    テープ位置情報とに基づいて上記他ビデオテープレコー
    ダの編集動作を上記ビデオテープレコーダ部の編集動作
    に同期して制御する第1の動作制御信号を送出する第1
    の制御手段と、 上記第1の動作制御信号を出力する出力端子と、 上記他ビデオテープレコーダから与えられ上記ビデオテ
    ープレコーダ部の動作を制御する第2の動作制御信号を
    入力する入力端子と、 上記他ビデオテープレコーダの編集点情報と上記他ビデ
    オテープレコーダのサーボ手段から出力される上記他ビ
    デオテープレコーダのテープ位置情報とに基づく上記第
    2の動作制御信号によって、上記他ビデオテープレコー
    ダに同期して上記ビデオテープレコーダ部の編集動作を
    制御する第2の制御手段と を具えることを特徴とするビデオテープレコーダ。
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