JP2569474Y2 - アプローチ等の組立建物 - Google Patents

アプローチ等の組立建物

Info

Publication number
JP2569474Y2
JP2569474Y2 JP1993002296U JP229693U JP2569474Y2 JP 2569474 Y2 JP2569474 Y2 JP 2569474Y2 JP 1993002296 U JP1993002296 U JP 1993002296U JP 229693 U JP229693 U JP 229693U JP 2569474 Y2 JP2569474 Y2 JP 2569474Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
girder
groove
approach
columns
building
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993002296U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0659544U (ja
Inventor
眞二 神尾
秀和 花田
Original Assignee
昭和アルミニウム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昭和アルミニウム株式会社 filed Critical 昭和アルミニウム株式会社
Priority to JP1993002296U priority Critical patent/JP2569474Y2/ja
Publication of JPH0659544U publication Critical patent/JPH0659544U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2569474Y2 publication Critical patent/JP2569474Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主としてアプローチや
カーポート等に立てられる組立建物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の組立建物としては、例えば複数の
支柱がアプローチ等の左右両側に所定間隔を保って列設
され、各列の支柱上に前後方向に伸びる左右一対の桁が
渡し止められ、さらに両桁間に屋根が支持されているも
のがあった。
【0003】そして、照明用の配線を行う場合、既設の
組立建物については、電線を予め所定長さのモール内に
嵌め込み、このモールを支柱および桁の外面に固定して
いた。また、新設の組立建物については、予め中空状の
支柱や桁の周壁に穴を開けておき、この穴から電線を挿
入して各支柱等の内部を通すようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の組立建
物において、照明用の配線の際、前者では、支柱や桁の
外面に固定されたモールが外見的に好ましくなく、特に
ホテルやレストランなどのアプローチでは、体裁が極め
て悪いものになるという問題がある。
【0005】一方、後者の場合、上記のような外見上の
問題はないものの、支柱、桁の組立ての際、電線をその
都度内部に通してゆく必要があるため、施工作業が煩雑
になるという問題がある。
【0006】本考案の目的は、既設、新設の別を問わ
ず、照明用の配線が簡単且つ美麗に行えるアプローチ等
の組立建物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、複数の支柱が
一定方向に所要間隔を保って立てられ、これら支柱上に
中空状の桁が設けられ、さらに桁上に屋根が支持されて
なるアプローチ等の組立建物において、桁の上下面およ
び左右側面のうち、いずれか一面に電線を通す溝部が桁
の長さ方向に形成されていると共に該溝部に蓋材が着脱
自在に設けられ、溝部と蓋材とによって形成された電線
収納用空所が桁の中空部と別に設けられているものであ
る。
【0008】
【作用】本考案に係るアプローチ等の組立建物によれ
ば、桁に照明用の配線を行うに当たっては、蓋材を外し
て溝部に電線を収納した上、再び蓋材を装着するだけで
配線することができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の構成をアプローチの組立建物
に適用した場合の実施例について説明する。
【0010】組立建物は複数の支柱(1) が所定間隔を保
って左右2列に立てられ、各列の支柱(1) 上に前後方向
に伸びる左右一対の中空状の桁(2) が渡し止められ、さ
らに両桁(2) 間に屋根(3) が支持されている。そして、
凹部(5) を長さ方向に有する断面逆コ字形のカバー(6)
が凹部(5) を支柱側に向けた状態で該支柱(1) に沿って
その外側面(1a)に着脱自在に取付けられ、また桁(2) の
下面に電線(4) を通す溝部(7) が長さ方向に形成されて
いると共に該溝部(7) に蓋材(8) が着脱自在に設けら
れ、溝部(7) と蓋材(8) とによって形成された電線収納
用空所(21)が桁(2) の中空部(2b)と別に設けられてい
【0011】支柱(1) はアルミニウム押出形材からな
り、外側面(1a)の両端よりに窪み(9a)を有する突条(9)
が設けられている。一方、カバー(6) の両側端には突条
(9) の窪み(9a)に嵌合可能な***部(6a)が設けられ、こ
れによりカバー(6) が支柱(1)に着脱自在に取付けられ
ている。そして、このカバー(6) が支柱(1) に取付けら
れることにより、支柱(1) の外側面(1a)とカバー(6) の
凹部(5) とによって電線(4) の収納スペースが形成され
る。なお、図中(10)は、支柱(1) の内部に必要に応じて
取付けられる鋼管を示し、また(11)は支柱(1) の下部に
設けられる排水部材である。
【0012】桁(2) は、アルミニウム中空押出形材製で
あって、内部に鋼管(12)を通す主体部(2a)と、これに隣
接して横樋部(13)が一体に形成されている。そして、本
実施例では、主体部(2a)下面に下向きに開口した溝部
(7) が形成され、この溝部(7)の下端両側に設けられた
縁板(7a)に、該縁板(7a)と嵌合可能な2つの爪(8a)を有
する蓋材(8) が嵌め込まれている。そして、この蓋材
(8) の取付けによって、上記電線収納用空所(21)が桁
(2) の中空部(2b)と別に設けられることとなる。なお、
桁(2) はボルト(14)を介して支柱(1) の上端に固定され
る。
【0013】屋根(3) は、桁(2) の上にボルト止めされ
た垂木(16)上に支持部材(14)を介して固定されている。
なお、図中(17)は桁(2) の端部に取り付けられるエンド
キャップを示す。
【0014】上記実施例の組立建物において、電線(4)
は地中を通って支柱(1) の下部におけるカバー(6) の下
端から支柱(1) の上方へ配線され、途中にスイッチ(18)
が設けられている。そして、電線(4) は支柱(1) 上端か
ら桁(2) の溝部(7) に配線され、桁(2) に設けられてい
る電灯(19)に接続される。また、さらに屋根(3) の下面
中央にも電灯(19)を別途取り付ける場合には、垂木(16)
にも配線する必要があるが、この場合、上記桁(2) と同
様の溝部(7) を設けて電線(4) を挿通する。
【0015】上記実施例で示した組立建物は、一棟だけ
に限らず、アプローチの長さに合わせて連棟することは
勿論であり、その場合、支柱(1) の全てに配線されず、
1本おきに電灯(19)を取り付けてその支柱のみ配線され
る。このため、配線されない各支柱のカバー(6) は空き
の状態となるが、このカバーは竪樋として使用される。
【0016】上記実施例では、アプローチの左右両側に
支柱(1) を一定間隔で2列に立てたが、本考案はこれに
限定されるものではない。例えば、アプローチの中央に
複数の支柱をアプローチに沿って1列に立て、各支柱の
上部に左右方向に伸びる梁を設け、これら梁の上面両端
よりにアーチ形の屋根を支持する桁が渡し止められる構
成とすることもある。この場合も桁は上記実施例と同様
にその溝部に電線が通されて蓋材が装着され、またこの
桁内の電線は中空状の支柱および梁内を通された電線と
接続される。
【0017】
【考案の効果】本考案のアプローチ等の組立建物によれ
ば、照明等の配線をする場合、支柱上の桁について、そ
の蓋材を外して溝部に電線を収納した上、再び蓋材を装
着するだけで良く、その作業が極めて簡単となる。そし
て、新設、既設の別を問わず、照明用の配線を行うこと
ができる。また、外観的にも、電線は桁内に収容されて
美麗であり、ホテルやレストランのアプローチにおいて
も体裁を損ねるおそれがない。
【0018】この他、本考案のアプローチ等の組立建物
において、その組立て後に電灯或いはネオンサイン等を
任意の位置に取付けて配線することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の組立建物の一実施例を示す側面図であ
る。
【図2】図1における組立建物の正面図である。
【図3】図1におけるA−A断面図である。
【図4】図1におけるB−B断面図である。
【図5】図1におけるC−C断面図である。
【図6】本考案の組立建物における支柱下部の一部切欠
側面図である。
【符号の説明】
(1) 支柱 (2) 桁 (3) 屋根 (4) 電線 (7) 溝部 (8) 蓋材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の支柱(1) が一定方向に所要間隔を
    保って立てられ、これら支柱(1) 上に中空状の桁(2) が
    設けられ、さらに桁(2) 上に屋根(3) が支持されてなる
    アプローチ等の組立建物において、桁(2) の上下面およ
    び左右側面のうち、いずれか一面に電線(4) を通す溝部
    (7) が桁(2) の長さ方向に形成されていると共に該溝部
    (7) に蓋材(8) が着脱自在に設けられ、溝部(7) と蓋材
    (8) とによって形成された電線収納用空所(21)が桁(2)
    の中空部(2b)と別に設けられているアプローチ等の組立
    建物。
JP1993002296U 1993-02-02 1993-02-02 アプローチ等の組立建物 Expired - Lifetime JP2569474Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993002296U JP2569474Y2 (ja) 1993-02-02 1993-02-02 アプローチ等の組立建物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993002296U JP2569474Y2 (ja) 1993-02-02 1993-02-02 アプローチ等の組立建物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0659544U JPH0659544U (ja) 1994-08-19
JP2569474Y2 true JP2569474Y2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=11525410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993002296U Expired - Lifetime JP2569474Y2 (ja) 1993-02-02 1993-02-02 アプローチ等の組立建物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2569474Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7060498B2 (ja) * 2018-12-21 2022-04-26 Ykk Ap株式会社 屋根構造体
JP7350640B2 (ja) * 2019-12-03 2023-09-26 三協立山株式会社 簡易建物
JP7350641B2 (ja) * 2019-12-03 2023-09-26 三協立山株式会社 簡易建物

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58111704U (ja) * 1982-01-27 1983-07-30 住友軽金属工業株式会社 簡易建築物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0659544U (ja) 1994-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2569474Y2 (ja) アプローチ等の組立建物
JP2503714Y2 (ja) カ―ポ―ト等組立建物
JP2503713Y2 (ja) カ―ポ―ト等組立建物
JPH0210163Y2 (ja)
JPH0230573Y2 (ja)
JP2604324Y2 (ja) バルコニーの囲い構造
JPS6141845Y2 (ja)
JPS642881Y2 (ja)
JPH0243124Y2 (ja)
JPS647122Y2 (ja)
JPH0546566Y2 (ja)
JPS6019864Y2 (ja) 自転車車庫
JPH0519441Y2 (ja)
JPH0522573Y2 (ja)
JPS6346584Y2 (ja)
JPH0411067Y2 (ja)
JP2004011222A (ja) シェルター
JPH0349223Y2 (ja)
JPH0318583Y2 (ja)
JPH0339562Y2 (ja)
JPH033690Y2 (ja)
JPH0234359Y2 (ja)
JPS6227640Y2 (ja)
JP2548562Y2 (ja) アプローチ等の組立建物における横樋
JPS6143866Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971125