JP2569427Y2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2569427Y2
JP2569427Y2 JP1991008951U JP895191U JP2569427Y2 JP 2569427 Y2 JP2569427 Y2 JP 2569427Y2 JP 1991008951 U JP1991008951 U JP 1991008951U JP 895191 U JP895191 U JP 895191U JP 2569427 Y2 JP2569427 Y2 JP 2569427Y2
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JP1991008951U
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JPH0739161U (ja
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恵治 高橋
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Ricoh Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、メンテナン
スあるいは記録紙ロールの交換などのため、装置本体に
対して外装カバーを回動可能に設けている。
【0003】前記外装カバーの表面には、一般的に操作
し易いように操作部を前方に片寄らせて設けてある。そ
してメンテナンスあるいは記録紙ロールの交換などのた
め、外装カバーを回動させて装置本体の後方を開放させ
る構成であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記の従来装置におい
て、装置本体の後方を開放させてメンテナンス,交換作
業を行うために、操作部以外の設置スペースをとってお
く必要があり、省スペース上で問題であり、また定期的
になされるメンテナンス,交換作業に際し、装置本体の
後方を開放することは作業性が悪く、煩雑であった。
【0005】そこで、図8に示すように、操作部1側の
装置本体2部分(A部分)が開放されるように、外装カバ
ー3の支軸4を操作部1の設置部分と反対側に設けるこ
とが考えられるが、外装カバー3には、操作部1と、操
作部1の下部に設けられた図示しない読取機構部とが備
えられており、重心の位置が支軸4から遠い部分に存在
することになる。
【0006】外装カバー3の開閉回動時には、図9に示
した説明図のように、支軸4に対して外装カバー3の部
品重量Wがモーメントとして重力方向へ働くため、開閉
回動時の力のバランスが難しい。図8に示した構成のも
のでは、重心の位置が支軸4から遠い部分に存在するた
め、モーメント負荷はさらに大きくなる。そして、外装
カバー3の開放回動が重いと、逆に閉鎖回動時に加速が
付き、急激に回動して問題である。
【0007】本考案の目的は、装置本体に対する外装カ
バーの開閉動作が円滑で、かつメンテナンスや交換作業
が容易で、しかも省スペース化が図れるファクシミリ装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案は、操作部が偏位して設置された外装カバー
を装置本体に支軸によって回動可能に支承してなるファ
クシミリ装置において、外装カバーの開放により操作部
側の装置本体部分が開放されるように前記支軸を操作部
の設置部分と反対側に設け、しかも支軸に外装カバーの
開放回動時に負荷を加えず、かつ外装カバーの閉鎖回動
時に負荷を加える負荷手段を設けたものであり、さらに
原稿を受ける原稿トレイと排出された用紙を受ける排紙
トレイとを外装カバーに対して独立させて操作部側に設
置し、前記原稿トレイを前記排紙トレイに対して着脱可
能に設け、排紙トレイの一部を装置本体における操作部
側に着説可能に係止したことを特徴とする。
【0009】
【0010】
【作用】上記の手段によれば、操作部側の装置本体部分
が開放されるように、外装カバーの支軸を操作部の設置
部分と反対側に設けたことによって支軸に対するモーメ
ントが大きくなっても、負荷手段により外装カバーの開
閉動作時の負荷が調整されることになり、外装カバーの
開閉動作が円滑になる。
【0011】さらに原稿トレイと排紙トレイとを外装カ
バーと独立させて操作部側に設置し、しかも原稿トレイ
および排紙トレイと、排紙トレイおよびこの排紙トレイ
を係止する装置本体とを着脱可能な構成にしたことによ
り、外装カバーの開閉動作と両トレイとが連動しないの
で、外装カバーの開閉動作時にトレイが邪魔にならず、
しかも必要に応じてトレイを取り付けたり、取り外すこ
とが可能であり、したがって、操作部での各種操作,受
信用紙や原稿の受け取り,メンテナンス,交換作業など
が全て一方向から容易に行える。
【0012】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1は本考案の一実施例の正面図、図2は
図1の実施例の平面図であり、10は装置本体、11は装置
本体10に対して支軸12によって回動可能に支承されてい
る外装カバー、13は装置本体10に対して外装カバー11が
不用意に回動しないように係止しておくためのロック
体、14はファクシミリ送受信などの操作、あるいは表示
をするために、前記支軸12の設置部と反対の外装カバー
11表面の左部に偏位して設けられた操作部、15は外装カ
バー11の右部に設けられた原稿載置部、16と17は前記操
作部14側の設置台18上に置かれた、排出された原稿を受
ける原稿トレイとコピー紙を受ける排紙トレイ、19は後
述する負荷手段である。
【0014】図3は図1の支軸12部分の負荷手段を示す
正面図、図4は図3の負荷手段の一部を断面した平面図
であり、20は外装カバー11内に固定されて、支軸12を中
心に回動する扇状のセクタギヤ、21はセクタギヤ20と噛
合している第1中間ギヤ、22は第1中間ギヤ21の中心軸
23と一方向クラッチ24を介して連結している第2中間ギ
ヤ、25は第2中間ギヤ22と噛合しているトルク負荷用ギ
ヤであって、前記第1中間ギヤ21と第2中間ギヤ22とト
ルク負荷用ギヤ25は装置本体10に回転可能に設けられて
いる。
【0015】図5は図1の原稿トレイ16と排紙トレイ17
との設置構造を示す一部断面図、図6は図5の両トレイ
の分解斜視図であり、排紙トレイ17の右端部には一対の
係合爪17aが突設され、この係合爪17aが装置本体10の側
壁に形成された係止孔10aに着脱可能に係止されてお
り、また原稿トレイ16には爪体26aが形成された一対の
垂下壁部26が設けられ、爪体26aが排紙トレイ17に形成
された止孔17bに着脱可能に係止されている。
【0016】上記の構成の実施例において、操作部14で
の各種操作、排出された原稿やコピー紙を原稿トレイ16
や排紙トレイ17から取ること、外装カバー11の開閉作
業、装置本体10の開放部分でのメンテナンスや記録紙ロ
ールなどの部品交換作業は、全て操作部14設置側の一方
側から行え、各操作や作業が容易になり、設置スペース
に制約を与えない。
【0017】図7は装置本体10の開放状態を示す正面図
であり、ロック体13によるロック動作を解除して外装カ
バー11を支軸12を中心に時計方向に回動させると、装置
本体10の左方、すなわち通常時に操作部14が設置されて
いる装置本体10側が開放される。
【0018】上記の装置本体10には、2本の記録ロール
である感熱ロール紙30a,30bが収納でき、カッタ31によ
って任意の長さに切断されるようになっている。前記感
熱ロール紙30a,30bは、開放された装置本体10の左側よ
り所定位置に入れ、また先端をカッタ31上に置くことで
セットされる。
【0019】上記の外装カバー11の回動に際して、原稿
トレイ16と排紙トレイ17とは外装カバー11と独立して設
けられているので、外装カバー11と共に移動せず、外装
カバー11の開放作業に両トレイ16,17が悪影響を与える
ことがない。
【0020】また外装カバー11の開放回動時には、図3
において、セクタギヤ20は支軸12を中心に時計方向に回
動し、第1中間ギヤ21を反時計方向に回転させる。この
回転方向では第1中間ギヤ21から第2中間ギヤ22へ回転
力が伝達されないように一方向クラッチ24が作用し、第
1中間ギヤ21には何等の負荷が加わらない。従って、セ
クタギヤ20が軽く回動し、外装カバー11を自重のみの負
荷で持ち上げることができる。
【0021】一方、外装カバー11の閉鎖回動時には、セ
クタギヤ20は支軸12を中心に反時計方向に回動し、第1
中間ギヤ21を時計方向に回転させる。この回転方向では
第1中間ギヤ21から第2中間ギヤ22に回転力が伝達され
るように一方向クラッチ24が作用する。この時、第2中
間ギヤ22にはトルク負荷用ギヤ25による回転負荷トルク
が加わっているため、外装カバー11の自重によるモーメ
ントと、前記回転負荷トルクとの釣り合いによるダンパ
作用により、外装カバー11は、加速が付いた閉り方をせ
ずに、静かに動いて閉鎖状態になる。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
外装カバーの開放により操作部側で装置本体を開放させ
る構成を採用しても、負荷手段により外装カバーの開閉
動作時の負荷が調整されるので、外装カバーの開閉動作
が円滑であって、しかも外装カバーの開閉動作に原稿ト
レイと排紙トレイとが邪魔にならない構成にすることが
でき、開閉操作が容易になると共に、トレイ,用紙類の
取り扱いを含むファクシミリ装置に必要な操作,作業
操作部側における一方向で全て行え、設置スペースの省
スペース化が図れるなど、実用的効果が大なるファクシ
ミリ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のファクシミリ装置の一実施例の正面図
である。
【図2】図1の実施例の平面図である。
【図3】本実施例の負荷手段を示す正面図である。
【図4】図3の負荷手段の一部を断面した平面図であ
る。
【図5】本実施例のトレイの設置構造を示す一部断面図
である。
【図6】図5のトレイの分解斜視図である。
【図7】図1の実施例の開放状態を示す正面図である。
【図8】装置本体と外装カバーの設置例の説明図であ
る。
【図9】外装カバーの開閉角(θ°)とモーメントとの関
係を示す説明図である。
【符号の説明】
10…装置本体、 10a…係止孔、 11…外装カバー、 1
2…支軸、 14…操作部、 16…原稿トレイ、 17…排
紙トレイ、 17a…係合爪、 17b…止孔、 19(20〜25)
…負荷手段、 26…垂下壁部、 26a…爪体。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部が偏位して設置された外装カバー
    を装置本体に支軸によって回動可能に支承してなるファ
    クシミリ装置において、外装カバーの開放により操作部
    側の装置本体部分が開放されるように前記支軸を操作部
    の設置部分と反対側に設け、しかも支軸に外装カバーの
    開放回動時に負荷を加えず、かつ外装カバーの閉鎖回動
    時に負荷を加える負荷手段を設け、さらに原稿を受ける
    原稿トレイと排出された用紙を受ける排紙トレイとを外
    装カバーに対して独立させて操作部側に設置し、前記原
    稿トレイを前記排紙トレイに対して着脱可能に設け、排
    紙トレイの一部を装置本体における操作部側に着脱可能
    に係止したことを特徴とするファクシミリ装置。
JP1991008951U 1991-02-26 1991-02-26 ファクシミリ装置 Expired - Lifetime JP2569427Y2 (ja)

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JPH0739161U JPH0739161U (ja) 1995-07-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4785574B2 (ja) * 2006-03-15 2011-10-05 キヤノン株式会社 画像形成装置および開閉機構
JP5146914B2 (ja) * 2008-08-07 2013-02-20 村田機械株式会社 自動原稿搬送装置及びこれを備える原稿読取装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63185934U (ja) * 1987-05-25 1988-11-29
JP2533326B2 (ja) * 1987-07-10 1996-09-11 株式会社リコー シ―ト材収納トレイ
JPH02213264A (ja) * 1989-02-13 1990-08-24 Minolta Camera Co Ltd ファクシミリ装置

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