JP2569329Y2 - 照明装置付き鏡ユニット - Google Patents

照明装置付き鏡ユニット

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JP2569329Y2 JP1992023497U JP2349792U JP2569329Y2 JP 2569329 Y2 JP2569329 Y2 JP 2569329Y2 JP 1992023497 U JP1992023497 U JP 1992023497U JP 2349792 U JP2349792 U JP 2349792U JP 2569329 Y2 JP2569329 Y2 JP 2569329Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光ファイバを用いた照
明装置を備えた照明装置付き鏡ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洗面所、浴室等においては、鏡ユ
ニットとして、白熱灯または蛍光灯からなる照明装置を
鏡の周辺に取り付けたものが用いられていた。また、照
明装置を蛍光灯等に替えて光ファイバを用いたものとし
た照明装置付き鏡ユニットが、特開昭56−12330
2号公報に示されている。この公報に示される鏡ユニッ
トは、光ファイバの束の先方を分散させて、鏡周りの支
持枠に設けられた間隔部にその光ファイバの分散した先
端部を収納したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、こうした従
来の照明装置付き鏡ユニットは、鏡の周辺に光の出射部
が位置していることから、鏡の前に位置する人にとっ
て、光の出射部からの距離が比較的長くなり、明るさが
不足しがちであるといった問題があった。特に、こうし
た照明装置は、鏡の周辺から部屋全体を照らすものであ
って、鏡の前に位置する人を正面方向から直接照らすも
のではないことから、鏡の前に位置する人にとっては、
顔面等の鏡に写したい部分に陰影が生じ易かった。
【0004】本考案の照明装置付き鏡ユニットは、こう
した問題点に鑑みてなされたもので、鏡の前に位置する
被照射体への光の照射を明るいものとし、さらには、そ
の光の照射により生じる被照射体における陰影を少なく
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】このような目
的を達成すべく、前記課題を解決するための手段とし
て、以下に示す構成を取った。
【0006】即ち、本考案の照明装置付き鏡ユニット
は、鏡と、光源からの光を出射端部側に伝送する光伝送
路としての光ファイバとを備えた照明装置付き鏡ユニッ
トであって、前記鏡は、側面から内側に切り込まれた孔
部を有し、前記光ファイバは、前記出射端部を前記孔部
に差し込んだ状態で固定して、前記鏡の側面方向から該
鏡の内部に光を入射すること、をその要旨としている。
【0007】ここで、鏡の側面とは、鏡の表面および裏
面を除く4方の側面のいずれであってもよい。
【0008】この考案の第1の照明装置付き鏡ユニット
では、光ファイバにより、鏡の側面方向からその鏡の内
部に光が入射されることから、鏡の表面から光が放射さ
れる。このため、鏡の前方に位置する被照射体に対して
近い位置から光を照射するように働く。しかも、鏡の側
面から内側に切り込まれた孔部に光ファイバの出射端部
が差し込まれた状態で固定されることから、光ファイバ
の鏡への取り付けの安定性が高い。また、この考案の第
2の照明装置付き鏡ユニットは、鏡と、光源からの光を
出射端部側に伝送する光伝送路としての光ファイバとを
備えた照明装置付き鏡ユニットであって、前記光ファイ
バは、前記鏡の側面方向から該鏡の内部に向かって、し
かも、前記鏡の表面と平行な方向に対して、前記表面ま
たは前記鏡の反射塗膜の側に、所定の傾斜角度だけ傾斜
した方向に、光を入射する位置に配設されることを、そ
の要旨としている。 こうした構成の第2の照明装置付き
鏡ユニットでは、光ファイバからの光は、鏡の側面から
入射して、その内部を、鏡の表面に向けて進むか、一旦
鏡の反射塗膜で反射して鏡の表面に向けて進むかする。
このため、鏡の表面から漏れ出る光量を増大させる。
記第2の照明装置付き鏡ユニットにおいて、前記鏡は、
側面から内側に前記所定の傾斜角度だけ傾斜した方向に
切り込まれた孔部を有し、前記光ファイバの前記出射端
部は、前記孔部に差し込んだ状態で固定される構成とす
ることができる。この構成によれば、光ファイバの出射
端部を孔部に差し込むだけで、光ファイバの向きを、鏡
の表面と平行な方向に対して、その表面または鏡の反射
塗膜の側に、所定の傾斜角度だけ傾斜した方向とするこ
とができる。このため、光ファイバの取り付けの方向の
決定を容易に行なうことができる。しかも、光ファイバ
の出射端部は孔部に差し込んだ状態で固定されることか
ら、光ファイバの鏡への取り付けの安定性も高い。
た、上記第2の照明装置付き鏡ユニットにおいて、前記
光ファイバの前記出射端部は、前記鏡の側面に当接した
状態または所定の間隙を開けて近接した状態で、前記所
定の傾斜角度を保ちつつ固定される構成とすることもで
きる。この構成によれば、鏡に孔明け等の加工を施すこ
となしに光ファイバの取付けが可能である。この考案の
第3の照明装置付き鏡ユニットは、鏡と、光源からの光
を出射端部側に伝送する光伝送路としての光ファイバと
を備えた照明装置付き鏡ユニットであって、前記光ファ
イバは、前記鏡の側面方向から該鏡の内部に光を入射す
る位置に配設されるとともに、前記照明装置付き鏡ユニ
ットは、前記光ファイバからの光が入射する前記鏡の側
面と相対する側面に配設され、鏡の内部からの光を、前
記鏡の表面と平行な方向に対して、前記表面または前記
鏡の反射塗膜の側に、所定の傾斜角度だけ傾斜した方向
反射する反射部材を備えたことを、その要旨としてい
る。この構成によれば、光ファイバから出射して鏡内部
を進行してきた光を鏡の側面で反射部材により、鏡の表
面あるいは鏡の反射塗膜に向けて反射することから
の表面から漏れ出る光量をより一層増大する。この考案
の第4の照明装置付き鏡ユニットは、鏡と、光源からの
光を出射端部側に伝送する光伝送路としての光ファイバ
とを備えた照明装置付き鏡ユニットであって、前記光フ
ァイバは、前記鏡の側面方向から該鏡の内部に光を入射
する位置に配設されるとともに、前記出射端部に、前記
光ファイバの軸方向に対して所定角度だけ傾斜した切断
を有する構成であることを、その要旨としている。
の構成によれば、光ファイバの出射端部から放射される
光は、広い放射角で光を照射する。
【0009】
【実施例】以上説明した本考案の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本考案の好適な実施例について説
明する。
【0010】図1は、本考案の第1実施例としての洗面
化粧ユニット1の要部を示す斜視図であり、図2は、そ
の洗面化粧ユニット1の外観を示す斜視図である。図2
に示すように、洗面化粧ユニット1は、陶器製の洗面器
3を上部に備えた基台5と、その基台5の片側に立設さ
れた側方棚7と、その基台5上部の正面に設けられた鏡
9と、その側方棚7および鏡9上部に設けられた上方棚
11とから構成される。なお、洗面化粧ユニット1の付
属品として、基台5に内蔵可能な椅子13が設けられて
いる。
【0011】図1に示すように、鏡9の左側側面9Sに
は、複数本の光ファイバを束ねた収束体21の端部が嵌
入されており、鏡9の左側側面9Sの方向から鏡9の内
部に光を照射している。鏡9の内部に入射された光は、
鏡9の表面9Fから漏れ出て、椅子13に座った使用者
Wの顔面を照射する。なお、こうした収束体21の構成
およびその鏡9の嵌入の仕方については、後程詳しく説
明する。
【0012】かかる収束体21は、鏡9の裏面側に回さ
れ、光を発する光源装置41に接続されている。
【0013】図3に示すように、光源装置41は、安定
器43からの電源の供給を受けて発光するランプ44
と、そのランプ44からの光の放射方向を規制するパラ
ボラ反射鏡45と、ランプ44から出た光の赤外線領域
の波長成分をカットする熱カットフィルタ46と、熱カ
ットフィルタ46を透過した光を絞る絞りレンズ47
と、その絞りレンズ47を透過する光の進行方向に光フ
ァイバの束の端部(入射端側の端部)を固定する口金4
8とを備えている。ランプ44から放射された光は、熱
カットフィルタ46を介して赤外線領域の波長成分がカ
ットされ、その後、絞りレンズ47を介して絞られ、口
金48に固定されている光ファイバの入射端に入力され
る。
【0014】次に、光ファイバの収束体21について詳
しく説明する。図4は、収束体21の正面図,入射端側
の端面図および出射端側の端面図である。同図に示すよ
うに、光ファイバの収束体21は、複数本の光ファイバ
を、入射端側で端面が円形となり、出射端側で各単線が
直線状に2列配列されるように、樹脂にて固定したもの
である。なお、これら光ファイバは、メタクリル樹脂を
材料として形成されている。
【0015】こうした光ファイバの収束体21の出射端
部は、前述したように、鏡9の左側側面9Sに嵌入され
ている。詳しくは、図5に示すように、鏡9のガラス部
分である透過基部9aにおける、その左側側面9Sに、
開口部が縦長の長方形をした光ファイバ挿入孔51が設
けられており、この光ファイバ挿入孔51に収束体21
の出射端部を挿入した状態で、接着剤あるいは図示しな
い止め具等で固定している。なお、こうして嵌入された
収束体21の光ファイバの嵌入部分は、図6に示すよう
に、鏡9の表面9Fに対して平行な方向となっている。
【0016】こうして出射端部が鏡9の左側側面9Sに
嵌入された光ファイバから出射される光は、鏡9の透過
基部9a内を透過し、鏡9の表面から漏れ出て、椅子1
3に座った使用者Wの顔面を照射する。
【0017】以上詳述したように、本考案の第1実施例
としての洗面化粧ユニット1では、鏡9の左側側面9S
から透過基部9a内に照明装置を構成する光ファイバの
収束体21が嵌入されていることから、収束体21から
出射される光は、鏡9の透過基部9a内を透過し、鏡9
の表面から漏れ出て、椅子13に座った使用者Wの顔面
を照射する。
【0018】したがって、鏡の前方に位置する被照射体
に対して近い位置から光が照射され、その結果、使用者
Wへの光の照射は明るいものとなり、特に、鏡の表面か
ら光が照射されることから、使用者Wを正面方向から照
らすことができ、その結果、その光の照射により生じる
使用者Wにおける陰影は少ないものとなる。なお、こう
した鏡の表面から照射される光は、比較的淡いもので、
使用者Wにとって幻想的な照明と感ずる。
【0019】次に、本考案の第1実施例の変形例につい
て説明する。前記第1実施例において、光ファイバの収
束体21は鏡9の側面9S(透過基部9aの側面、以下
同じ)に嵌入されていたが、これに換えて、図7に示す
ように、鏡9の側面9Sに収束体21の出射端部を当接
した構成としてもよい。また、図8に示すように、鏡9
の側面9Sと間隙をおいて収束体21の出射端部を鏡9
の側面9Sの方向に向けた構成としてもよい。両構成に
よれば、鏡9に孔明け等の加工を施す必要がない。
【0020】また、前記第1実施例において、鏡9の側
面9Sに嵌入された光ファイバの収束体21の嵌入部分
は、鏡9の表面9Fに対して平行な方向となっている
が、これに換えて、図9に示すように、鏡9表面9Fに
対して平行な方向に対して表面9F側に所定角度θだけ
傾けた構成としてとしてもよい。光ファイバから出射さ
れる光は、直進性が強く放射角が小さいことから、鏡9
の表面9Fから漏れ出る光量はそれほど多くないが、こ
の構成により、鏡9の表面に直接向けて光が放射される
ことから、使用者Wへの光の照射はより一層明るいもの
となる。
【0021】さらに、光ファイバの収束体21の嵌入部
分を、図9中、破線に示すように、鏡9表面9Fに対し
て平行な方向に対して鏡9の反射塗膜9b側に所定角度
だけ傾けた構成としてとしてもよい。収束体21から出
射された光は、鏡9の反射塗膜9bで反射されて、鏡9
の表面9Fから相当量漏れ出る。かかる構成によれば、
前記構成と同様に、使用者Wへの光の照射はより一層明
るいものとなる。
【0022】前記第1実施例において、さらに、図10
に示すように、鏡9の透過基部9aの右側側面9SS側
に、透過基部9a内を左側側面9S側から進行してきた
光を反射する反射部材61を設けた構成としてもよい。
かかる構成によれば、図9に示した構成と同様に、鏡9
の表面に向けて光を照射することができ、しかも、透過
基部9a内を進行して左側側面9Sまで達する光量を鏡
9の表面9F方向に向けることができることから、光の
照射はより一層明るいものとなる。
【0023】次に、本考案の第2実施例について説明す
る。本考案の第2実施例としての洗面化粧ユニットは、
第1実施例と比較して、収束体21を形成する光ファイ
バの出射端部の形状が異なり、その他の構成は同じもの
である。
【0024】即ち、第1実施例においては、光ファイバ
の出射端部は軸方向に対して垂直に切断されていたが、
これに換えて、本第2実施例では、光ファイバの出射端
部を、図11に示すように、光ファイバの軸方向(図
中、x方向)に対して時計周りに所定角度、例えば30
度の角度で切断した構成とし、かかる構成の光ファイバ
の収束体63を、図12に示すように、各光ファイバの
切断面が鏡9の反射塗膜9b側に向くように鏡9の光フ
ァイバ挿入孔51に嵌入する。なお、この切断面は、光
学研磨に至らない比較的粗い状態となっている。
【0025】前述した30度の傾斜角の切断面を備える
光ファイバにおける光の進行方向について次に説明す
る。光ファイバの端部までコアC1内を進行してきた光
は、その切断面で反射して、コアC1からクラッドC2
への境界線への入射角が臨界角以下となり、コアC1か
ら漏れ出る。なお、光ファイバのコアC1内を進む光を
マクロ的に見ると、この光は、図11中の2点鎖線に示
すように、光ファイバの長さ方向に直進する一つの光と
想定することができ、この光は、長さ方向に対して60
度の角度の方向にコアC1から漏れ出る。このことは、
30度の角度で切断された光ファイバから出射される光
は、長さ方向に対して60度の角度の方向に対して最も
強いものとなることを示している。即ち、30度の角度
で切断された光ファイバは、長さ方向に対して60度の
角度の方向を中心とし、その方向から広がった方向に渡
って光は照射される。
【0026】こうした30度の角度の切断面から出射さ
れる光の明るさを実験的に測定した結果を、図13のグ
ラフに示した。同図に示すグラフは、光ファイバの軸方
向を角度0として時計周りを正の角度方向とし(切断面
が角度30度となる)、最も強い明るさを示す方向を1
00[%]の明るさとして描いたもので、同図からわか
るように、出射光の明るさは、60度の方向に最も強い
100[%]の明るさとなり、ほぼ15度から90度に
渡って50[%]以上の明るさを示す。即ち、こうした
30度の角度の切断面を備えた光ファイバの収束体25
は、光ファイバの軸方向に対して15度から90度に広
がった方向に光を照射することが、実験的にも証明され
る。
【0027】本第2実施例は、こうした光ファイバを切
断面が鏡9の反射塗膜9b側に向くように鏡9の側面9
Sに嵌入する構成となっていることから、光ファイバの
出射端部から放射される光は、鏡9の表面9F側に広が
った方向に広い放射角で光を照射することができる。こ
の結果、使用者Wの顔面等を明るく、しかも、広い範囲
で照射することができる。なお、前記光ファイバを切断
面が鏡9の表面9F側に向くように鏡9の側面9Sに嵌
入する構成としてもよく、反射塗膜9b側に広がった光
を反射塗膜9bで反射して、鏡9の表面9から光を照射
させる。
【0028】前記第1実施例において、図14に示すよ
うに、光ファイバ挿入孔51の孔底にプリズム71を設
け、光ファイバ挿入孔51に嵌入される光ファイバの収
束体21から出射される光の出射方向を分散して、光の
放射角を広げるように構成してもよく、前記第2実施例
と同様な効果を奏する。
【0029】また、前記第1実施例および第2実施例に
おいて、鏡9の一方の側面9S(透過基部9aの側面、
以下同じ)に光ファイバの収束体21が嵌入されていた
が、これに換えて、図15に示すように、鏡9の左側側
面9Sおよび右側側面9SSの双方に光ファイバの収束
体21,81を嵌入する構成としてもよい。なお、収束
体21,81は、鏡9の裏面側で1つの束にまとめられ
て、光源装置41に接続されている。こうした構成によ
り、使用者Wへの光の照射はより一層明るいものとな
り、さらに、その光の照射により生じる使用者Wにおけ
る陰影もより少ないものとなる。
【0030】以上、本考案のいくつかの実施例を詳述し
てきたが、本考案は、こうした実施例に何等限定される
ものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において
種々なる態様にて実施することができるのは勿論のこと
である。
【0031】
【考案の効果】以上説明したように本考案の第1の照明
装置付き鏡ユニットによれば、鏡の周辺ではなくその内
部から光が放射される。したがって、鏡の前方に位置す
る被照射体に対して近い位置から光が照射され、その結
果、被照射体への光の照射は明るいものとなり、特に、
その光の照射により生じる被照射体における陰影は少な
いものとなる。しかも、光ファイバを鏡に確実に取り付
けることができ、鏡への安定性が高い。本考案の第2な
いし第4の照明装置付き鏡ユニットによれば、鏡の表面
から漏れ出る光量を増大することができる。したがっ
て、鏡の前方に位置する被照射体への光の照射はより一
層明るいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例としての洗面化粧ユニッ
ト1の要部を示す斜視図である。
【図2】その洗面化粧ユニット1の外観を示す斜視図で
ある。
【図3】光源装置41の構成を安定器43と共に示す概
略構成図である。
【図4】ライン状の照明を実現する光ファイバの収束体
21(23)の正面図,入射端側の端面図および出射端
側の端面図である。
【図5】鏡9の左側側面9Sに設けられた光ファイバ挿
入孔51を示す鏡9の斜視図である。
【図6】図1におけるA−A線断面図である。
【図7】第1実施例の変形例を示す断面図である。
【図8】第1実施例の他の変形例を示す断面図である。
【図9】さらに他の変形例を示す断面図である。
【図10】さらに他の変形例を示す断面図である。
【図11】本考案の第2実施例に用いられる軸方向に対
して30度の傾斜角で切断した光ファイバの出射端側を
示す説明図である。
【図12】本考案の第2実施例を示す断面図である。
【図13】軸方向に対して30度の傾斜角で切断した光
ファイバから出射される光の明るさを示すグラフであ
る。
【図14】第1実施例の他の変形例を示す断面図であ
る。
【図15】さらに他の変形例を示す鏡9周辺の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 洗面化粧ユニット 9 鏡 9a 透過基部 9b 反射塗膜 21,63,81 収束体 41 光源装置 44 ランプ 45 パラボラ反射鏡 46 熱カットフィルタ 47 絞りレンズ 48 口金 51 光ファイバ挿入孔 61 反射部材 71 プリズム C1 コア C2 クラッド W 使用者 51 光ファイバ挿入孔 61 反射部材 71 プリズム 9F 表面 9S 左側側面 9SS 右側側面

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡と、 光源からの光を出射端部側に伝送する光伝送路としての
    光ファイバとを備えた照明装置付き鏡ユニットであっ
    て、前記鏡は、 側面から内側に切り込まれた孔部を有し、 前記光ファイバは、 前記出射端部を前記孔部に差し込んだ状態で固定して、
    前記鏡の側面方向から該鏡の内部に光を入射する、 照明
    装置付き鏡ユニット。
  2. 【請求項2】 鏡と、 光源からの光を出射端部側に伝送する光伝送路としての
    光ファイバとを備えた 照明装置付き鏡ユニットであっ
    て、前記光ファイバは、 前記鏡の側面方向から該鏡の内部に向かって、しかも、
    前記鏡の表面と平行な方向に対して、前記表面または前
    記鏡の反射塗膜の側に、所定の傾斜角度だけ傾斜した方
    向に、光を入射する位置に配設される、 照明装置付き鏡
    ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の照明装置付き鏡ユニット
    であって、前記鏡は、 側面から内側に前記所定の傾斜角度だけ傾斜した方向に
    切り込まれた孔部を有し、 前記光ファイバの前記出射端部は、 前記孔部に差し込んだ状態で固定される、 照明装置付き
    鏡ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項記載の照明装置付き鏡ユニット
    であって、 前記光ファイバの前記出射端部は、 前記鏡の側面に当接した状態または所定の間隙を開けて
    近接した状態で、前記所定の傾斜角度を保ちつつ固定さ
    れる照明装置付き鏡ユニット。
  5. 【請求項5】 鏡と、 光源からの光を出射端部側に伝送する光伝送路としての
    光ファイバとを備えた 照明装置付き鏡ユニットであっ
    て、前記光ファイバは、 前記鏡の側面方向から該鏡の内部に光を入射する位置に
    配設されるとともに、 前記照明装置付き鏡ユニットは、 前記光ファイバからの光が入射する前記鏡の側面と相対
    する側面に配設され、鏡の内部からの光を、前記鏡の表
    面と平行な方向に対して、前記表面または前記鏡の反射
    塗膜の側に、所定の傾斜角度だけ傾斜した方向に反射す
    る反射部材を備えた照明装置付き鏡ユニット。
  6. 【請求項6】 鏡と、 光源からの光を出射端部側に伝送する光伝送路としての
    光ファイバとを備えた 照明装置付き鏡ユニットであっ
    て、前記光ファイバは、 前記鏡の側面方向から該鏡の内部に光を入射する位置に
    配設されるとともに、 前記出射端部に、前記光ファイバの軸方向に対して所定
    角度だけ傾斜した切断面を有する構成である、照明装置
    付き鏡ユニット。
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