JP2569318Y2 - フローティングブレーキディスク - Google Patents

フローティングブレーキディスク

Info

Publication number
JP2569318Y2
JP2569318Y2 JP1993017896U JP1789693U JP2569318Y2 JP 2569318 Y2 JP2569318 Y2 JP 2569318Y2 JP 1993017896 U JP1993017896 U JP 1993017896U JP 1789693 U JP1789693 U JP 1789693U JP 2569318 Y2 JP2569318 Y2 JP 2569318Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caulking
flange
brake disc
disks
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993017896U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0669463U (ja
Inventor
京介 小勝
喜久 野口
猛比古 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sunstar Giken KK
Original Assignee
Sunstar Giken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sunstar Giken KK filed Critical Sunstar Giken KK
Priority to JP1993017896U priority Critical patent/JP2569318Y2/ja
Publication of JPH0669463U publication Critical patent/JPH0669463U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2569318Y2 publication Critical patent/JP2569318Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、フローティングブレー
キディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディスクブレーキ装置のブレー
キディスクとして、ブレーキディスクを、ブレーキパッ
ドが圧接される環状の制動ディスクと、制動ディスクの
内側に装着されるハブディスクとに分割構成し、両ディ
スクを複数の連結機構を介してフローティング状態に連
結し、両ディスク間の隙間を介してブレーキ作動時にお
ける局部的な発熱によるブレーキディスク全体の変形を
防止するように構成したものが広く実用化されている。
【0003】前記連結機構としては、図12に示すよう
に、制動ディスク100の内周部に複数の制動側連結凹
部101を形成し、ハブディスク102の外周部に制動
側連結凹部と対向するハブ側連結凹部103を形成し、
両連結凹部101・103を組み合わせて形成される連
結穴104に連結ピン105を装着し、連結ピン105
の他端部のかしめ部105aに皿バネ106及び座金1
07を装着した後、かしめ部105aを仮想線で示すよ
うにかしめて抜け止め用の鍔部105bを形成し、両デ
ィスク100・102をフローティング状態に連結する
ように構成したものが広く採用されている(実公平2−
42897号公報参照)。前記連結機構においては、両
ディスク100・102を連結する複数の連結機構の皿
バネ106による付勢力がバランス良く一様になるよう
に、かしめ部105aを胴体部105cよりも小径に構
成して両者間に段部105dを形成し、段部105dと
座金107間に皿バネ106に固定して皿バネ106を
連結ピン105の軸方向に位置決めすることで、座金1
07と両ディスク100・102間の距離hが一様にな
るように構成してある。尚、前記皿バネに代えてウェー
ブスプリングを設けたものもある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記連結機構のように
連結ピンに段部を形成した場合、皿バネの付勢力を一様
に設定出来るものの、連結ピンの構成が複雑になりその
製作コストが高くなること、かしめ部が胴体部よりも小
径になるので、鍔部の外径を大きく設定することが困難
で、皿バネの抜け止め及び反転防止のため座金が必要と
なって部品点数が増えること、などの問題がある。本考
案の目的は、安価に製作可能なフローティングブレーキ
ディスクを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るフローテ
ィングブレーキディスクは、内周部に複数の制動側連結
凹部が形成された平板環状の制動ディスクと、制動ディ
スクの内側に所定の隙間を介して装着され、外周部に制
動側連結凹部と対向するハブ側連結凹部が形成されたハ
ブディスクと、両連結凹部を突き合わせて形成される連
結穴に組付られ連結ピンであって、連結穴に略隙間な
く装着され略円筒状の胴体部と、胴体部の一端部に形
成され且つ連結穴よりも大径の第1鍔部と、胴体部の他
端部からストレート状に延びるかしめ部をかしめて形成
された第2鍔部であって、連結穴よりも大径の第2鍔部
とを有し、両鍔部が両ディスクの軸方向への相対移動を
規制するストッパーとして夫々機能する連結ピンと、
1鍔部と両ディスク間において胴体部に外嵌状に装着さ
れ、両ディスクが同一平面内に位置するように付勢する
弾性部材とを備えたものである。
【0006】ここで、請求項2記載のように、かしめ部
の肉厚を先端側程薄肉に構成すること、請求項3記載の
ように、胴体部とかしめ部との境界部分に環状溝を形成
すること、請求項4記載のように、請求項1〜3のいず
れか1項記載のフローティングブレーキディスクにおい
て、かしめ部をかしめる前に、連結ピンの胴体部に弾性
部材を外嵌状に装着するとともに、弾性部材が第1鍔部
と両ディスク間に位置するように、連結ピンの胴体部を
両ディスクにより形成される連結穴に装着して、かしめ
部を連結穴から所望長さ突出させた状態で、かしめ部を
かしめて第2鍔部を形成することで、連結ピン及び弾性
部材を介して両ディスクを連結すること、が好まし実施
例である。
【0007】
【作用】本考案に係るフローティングブレーキディスク
においては、制動ディスクの内側にハブディスクを装着
し、両者の連結凹部を突き合わせて連結穴を形成し、
体部に弾性部材を装着した状態で、この連結穴に連結ピ
ンの胴体部を装着した後、かしめ部をかしめて第2鍔部
を形成し、制動ディスクをハブディスクに対してフロー
ティング状態に連結する。前記かしめ部と胴体部との境
界部分の外径が同じなので、かしめ部は胴体部と同径の
境界部分を中心にかしめられる。つまり、連結穴の口縁
でかしめ量が規制されるので、かしめ量を適性に設定す
ることが可能となる。また、かしめ部をかしめて形成さ
れた第2鍔部は無理なく連結穴よりも大径になり、第2
鍔部により弾性部材が連結ピンに対して確実に抜け止め
されるとともに、連結ピンが連結穴に対して確実に抜け
止めされるので、座金等を設けることなく、連結ピン及
び弾性部材を脱落不能に組付けることが可能となる。更
に、かしめ部と胴体部との境界部分の外径が大きくなっ
た分第2鍔部の強度・剛性も高くなる。更にまた、弾性
部材は、第1鍔部と両ディスク間において胴体部に外嵌
状に組付けられており、弾性部材の内縁部を第2鍔部で
挾持する必要がないので、内縁部に平坦な部分を有する
ような特殊な弾性部材を用いないでも、適性な位置に適
性な姿勢で弾性部材を組付けることが可能となる。しか
も、弾性部材を圧縮させた状態で、かしめ部をかしめる
ことが可能なので、かしめ部をバランス良く効率的にか
しめることが可能となる。
【0008】ここで、請求項2記載のように、かしめ部
の肉厚が先端側程薄肉に構成すると、かしめ部の強度が
胴体部よりも多少低く設定されるので、かしめ作業時に
おけるかしめ部の変形が促進され、かしめ荷重による胴
体部の変形が抑制される。 請求項3記載のように、胴体
部とかしめ部との境界部分に環状溝を形成すると、かし
め作業時におけるかしめ荷重が環状溝に集中し、かしめ
荷重による胴体部の変形が一層抑制される。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1に示すように、フローティングブ
レーキディスク1は、平板環状の制動ディスク2と、制
動ディスク2の内側に所定の隙間を介して装着されたハ
ブディスク3と、制動ディスク2とハブディスク3とを
フローティング状態に連結する8つの連結機構4とを備
えている。但し、前記連結機構4は8つ以外の個数設け
てもよい。
【0010】前記連結機構4について説明すると、図1
〜図3に示すように、制動ディスク2の内周部には複数
の制動側連結凹部5が形成され、ハブディスク3の外周
部には複数のハブ側連結凹部6が制動側連結凹部5と対
向状に形成され、両連結凹部5・6により両ディスク2
・3間に8つの連結穴7が形成され、連結穴7には両デ
ィスク2・3の相対回転及び軸方向への相対移動を規制
する連結ピン8が装着され、連結ピン8には両ディスク
2・3が同一平面内に位置するように付勢する皿バネ
(これが弾性部材に相当する)9が取付けられ、両ディ
スク2・3は連結ピン8及び皿バネ9を介してフローテ
ィング状態に連結されている。
【0011】前記連結ピン8は、図3に示すように、連
結穴7に内嵌状に装着された円筒状の胴体部8aと、胴
体部8aの下端部に形成された連結穴7よりも大径の抜
け止め用の第1鍔部8bと、胴体部8aの上端部に形成
された連結穴7よりも大径の抜け止め用の第2鍔部8c
であって、仮想線で示すように胴体部8aの上端部から
一体的に上方へ延びる略円筒状のかしめ部8dをかしめ
て形成された第2鍔部8cとから一体的に形成され、第
鍔部8と両ディスク2・3間において胴体部8aに
は皿バネ9が外嵌状に装着されている。尚、前記胴体部
8a及び連結穴7は楕円形に形成してもよい。
【0012】前記皿バネ9は、図3・図4に示すよう
に、方へ向けて縮小するコーン状のスカート部9a
と、スカート部9aの端部から内側へ向けて延びる環
状の部平板部9bと、スカート部9aの端部から外
側へ向けて延びる環状の部平板部9cとからプレス成
形などにより一体的に形成され、第鍔部8と両ディ
スク2・3間に皿バネ9を組付けた状態で、皿バネ9の
スカート部9aが多少圧縮されるように、両ディスク2
・3と第鍔部8間の距離Hは皿バネ9の自然状態の
高さよりも多少短く設定され、部平板部9bの端面
は第鍔部8端面に圧接され、部平板部9cの
端面は両ディスク2・3の下面に圧接されている。
尚、前記皿バネ9として、部平板部9b又は部平板
部9cを省略したものや、両平板部9b・9cを省略し
た皿バネを用いてもよいし、皿バネ9に代えてウェーブ
スプリングを用いてもよい。
【0013】ここで、前記フローティングブレーキディ
スク1を組立方法について簡単に説明する。先ず、図5
に示すように、かしめ装置のテーブル10に形成された
8つの位置決め凹部11に連結ピン8Aを夫々セット
て、連結ピン8Aの胴体部8aに皿バネ9を外嵌状に装
着する。この連結ピン8Aは、前記連結ピン8をかしめ
る前のもので、胴体部8aとかしめ部8dとは円筒状の
筒部材で構成され、胴体部8aの下端部には予め第1鍔
部8bが形成されている。また、前記凹部11の深さ
は、前記実施例における両ディスク2・3と第1鍔部8
b間の距離Hに第1鍔部8bの厚さを加算した深さに設
定される。尚、前記皿バネ9の組付けミスを防止するた
め、連結ピン8Aに対して予め皿バネ9を固定的に装着
してもよい。
【0014】次に、図6に示すように、制動ディスク2
の8つの制動側連結凹部5を8つの連結ピン8Aに夫々
臨ませて、上方より制動ディスク2をテーブル10の上
面にセットするとともに、ハブディスク3の8つのハブ
側連結凹部6を8つの連結ピン8Aに夫々臨ませて、上
方よりハブディスク3をテーブル10の上面にセットす
る。 次に、図7に示すように、スピニングヘッド12に
よりかしめ部8dをかしめて第2鍔部8cを形成し、連
結ピン8と皿バネ9とで両ディスク2・3を連結する。
前記連結機構4においては、かしめ部8dをかしめる
際、かしめ部8dと胴体 部8aとの境目部分に、制動側
連結凹部5とハブ側連結凹部6の上端部の角部2a・3
aが臨むので、この角部2a・3aを中心にしてかしめ
部8dをかしめることが可能となり、胴体部8aまでか
しめられることが確実に防止される。
【0015】このように、連結ピン8Aとして、胴体部
8aとかしめ部8dとが円筒状の筒部材からなる簡単な
構成のものを用いるので、その分フローティングブレー
キディスク1の製作コストを低減出来る。また、胴体部
8aと同径のかしめ部8dをかしめて第2鍔部8cを形
成するので、第2鍔部8cを無理なく大径に構成するこ
とが可能となり、皿バネ9及び連結ピン8の抜け止めの
ための座金などを皿バネ9と第2鍔部8c間に装着する
必要がなく、その分部品点数を少なくしてフローティン
グブレーキディスク1の製作コストを低減出来る。更
に、かしめ部8dの肉厚が胴体部8aの肉厚と同じにな
るので、このかしめ部8dをかしめて形成される第2鍔
部8cの強度・剛性も高くなる。
【0016】次に、前記連結ピン8Aの構成を部分的に
変更した変形例について説明する。第1変形例として、
図8に示す連結ピン8Bのように、かしめ部8dの内周
部を切り欠いて、かしめ部8dと胴体部8aとの境目部
分から上方へ向けて拡大するコーン状のテーパ面13を
形成し、かしめ部8dが先端側程薄肉になるように構成
してもよい。この場合には、かしめ部8dの強度が胴体
部8aよりも多少低くなり、かしめ作業時におけるかし
め部8dの変形が促進されて胴体部8aまでかしめられ
ることが抑制されるので、第2鍔部8cと両ディスク2
・3間の距離Hを精度良く適性に設定することが可能と
なり、フローティングブレーキディスク1に組付けられ
る複数の皿バネ9の付勢力をバランス良く一様に設定す
ることが出来る。第2変形例として、図9に示す連結ピ
ン8Cのように、かしめ部8dの外周部を切り欠いて、
かしめ部8dと胴体部8aとの境目部分から上方へ向け
て縮小するコーン状のテーパ面14を形成し、かしめ部
8aが先端側程薄肉になるように構成してもよい。第3
変形例として、図10に示す連結ピン8Dのように、か
しめ部8dの内周部に、胴体部8aの内径よりも大径の
大径部15を形成し、かしめ部8dを全体的に薄肉に構
成してもよい。
【0017】第4変形例として、図11に示す連結ピン
8Eのように、胴体部8aとかしめ部8dとの境界部分
に環状溝16を形成してもよい。この場合には、環状溝
16を中心にしてかしめ部8dがかしめられるので、胴
体部8aの変形が抑制されて第1変形例と同様の効果が
得られる。尚、前記連結ピン8B〜8Dに対して、環状
溝16を形成してもよい。
【0018】
【考案の効果】前記作用の項で詳細に説明したように次
のような効果が得られる。請求項1に係るフローティン
グブレーキディスクによれば、第2鍔部により弾性部材
及び連結ピンが確実に抜け止めされるので、座金を省略
して部品点数を低減出来ること、部品点数の低減により
組付けミスが少なくなること、かしめ部と胴体部とをス
トレート状に構成することが可能となり、連結ピンの製
作コストを大幅に低減出来ること、境界部分におけるか
しめ部の外径が大きくなった分第2鍔部の強度・剛性が
向上すること、連結穴の口縁でかしめ量を規制して、か
しめ量を適性に設定できること、特殊な構成の弾性部材
を用いることなく、適性な位置に適性な姿勢で弾性部材
を組付けることが可能となること、弾性部材を圧縮させ
た状態で、かしめ部をかしめることが可能なので、かし
め部をバランス良く効率的にかしめることが可能となる
こと、などの効果が得られる。
【0019】 ここで、請求項2によれば、かしめ部の肉
厚を先端側程薄肉に構成するという簡単な構成で、かし
め作業時におけるかしめ部の変形が促進されて胴体部ま
でかしめられることが抑制されるので、第1鍔部と両ス
ディスク間の距離を一定に設定することが可能となり、
ブレーキディスクに組付けられる複数の弾性部材の付勢
力をバランス良く一様に設定することが出来る。請求項
3によれば、環状溝を形成するという簡単な構成で、か
しめ作業時における胴体部の変形が一層抑制されるの
で、請求項2と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フローティングブレーキディスクの平面図
【図2】 両ディスクの平面図
【図3】 図1の3−3線断面図
【図4】 皿バネの斜視図
【図5】 かしめる前の連結ピンをテーブルにセットし
た状態を示す説明図
【図6】 連結ピンに対して両ディスクを組付た状態を
示す説明図
【図7】 連結ピンをスピニングヘッドでかしめる状態
を示す説明図
【図8】 第1変形例に係るかしめる前の連結ピンの縦
断面図
【図9】 第2変形例に係るかしめる前の連結ピンの縦
断面図
【図10】 第3変形例に係るかしめる前の連結ピンの
縦断面図
【図11】 第4変形例に係るかしめる前の連結ピンの
縦断面図
【図12】 従来の技術に係る連結機構の図3相当図で
ある。
【符号の説明】
1 フローティングディスクブレーキ 8a
胴体部 2 制動ディスク 8b
第1鍔部 3 ハブディスク 8d
かしめ部 4・4A 連結機構 8c
第2鍔部 5 制動側連結凹部 9
皿バネ 6 ハブ側連結凹部 16
環状溝 7 連結穴 8 連結ピン 8A・8B・8C・8D・8E 連結ピン

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周部に複数の制動側連結凹部が形成さ
    れた平板環状の制動ディスクと、 前記制動ディスクの内側に所定の隙間を介して装着さ
    れ、外周部に制動側連結凹部と対向するハブ側連結凹部
    が形成されたハブディスクと、 前記両連結凹部を突き合わせて形成される連結穴に組付
    られ連結ピンであって、連結穴に略隙間なく装着され
    略円筒状の胴体部と、胴体部の一端部に形成され且つ
    連結穴よりも大径の第1鍔部と、胴体部の他端部からス
    トレート状に延びるかしめ部をかしめて形成された第2
    鍔部であって、連結穴よりも大径の第2鍔部とを有し、
    両鍔部が両ディスクの軸方向への相対移動を規制するス
    トッパーとして夫々機能する連結ピンと、前記第1鍔部と両ディスク間において胴体部に外嵌状に
    装着され、両ディスクが同一平面内に位置するように付
    勢する 弾性部材と、 を備えたことを特徴とするフローティングブレーキディ
    スク。
  2. 【請求項2】 前記かしめ部の肉厚を先端側程薄肉に構
    成したことを特徴とする請求項1に記載のフローティン
    グブレーキディスク。
  3. 【請求項3】 前記胴体部とかしめ部との境界部分に環
    状溝を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の
    フローティングブレーキディスク。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項記載のフロ
    ーティングブレーキディスクにおいて、かしめ部をかし
    める前に、連結ピンの胴体部に弾性部材を外嵌状に装着
    するとともに、弾性部材が第1鍔部と両ディスク間に位
    置するように、連結ピンの胴体部を両ディスクにより形
    成される連結穴に装着して、かしめ部を連結穴から所望
    長さ突出させた状態で、かしめ部をかしめて第2鍔部を
    形成することで、連結ピン及び弾性部材を介して両ディ
    スクを連結したことを特徴とするフローティングブレー
    キディスク。
JP1993017896U 1993-03-16 1993-03-16 フローティングブレーキディスク Expired - Lifetime JP2569318Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993017896U JP2569318Y2 (ja) 1993-03-16 1993-03-16 フローティングブレーキディスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993017896U JP2569318Y2 (ja) 1993-03-16 1993-03-16 フローティングブレーキディスク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0669463U JPH0669463U (ja) 1994-09-30
JP2569318Y2 true JP2569318Y2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=11956497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993017896U Expired - Lifetime JP2569318Y2 (ja) 1993-03-16 1993-03-16 フローティングブレーキディスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2569318Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010014190A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Sunstar Engineering Inc フローティングブレーキディスク
JP5428505B2 (ja) * 2009-04-30 2014-02-26 サンスター技研株式会社 フローティングブレーキディスクの組立方法
JP7030279B2 (ja) * 2018-03-28 2022-03-07 キョーラク株式会社 カラー及びカラーの取付方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62110844A (ja) * 1985-11-07 1987-05-21 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 移動型連鋳機のノズルシ−ル方法
JP2547087Y2 (ja) * 1991-07-24 1997-09-03 株式会社イナックス 機能装置付浴槽

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0669463U (ja) 1994-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4792020A (en) Vehicle wheel assembly
US7957103B2 (en) Fixing of components
JP2564900Y2 (ja) クラッチカバー組立体
US4512063A (en) Button
US7097008B2 (en) Friction assembly and method for manufacturing same
JPH0319411B2 (ja)
US20050025610A1 (en) Locator stud, panel assembly and method of assembly
JP2569318Y2 (ja) フローティングブレーキディスク
KR960008106A (ko) 클러치 디스크 서브어셈블리, 그의 제조방법 및 조립용 지그
JPS6335840B2 (ja)
JP2001343010A (ja) 打込みボルト及び該打込みボルトの組立体
JP2569319Y2 (ja) フローティングブレーキディスク
JP3060156B2 (ja) ディスクブレーキのディスク連結部
JP3565383B2 (ja) 回転体のアンバランス修正用のリベット又はバランスウェイト
JPH02140403A (ja) タービン動翼の取付支持構造
JP2791593B2 (ja) ボールジョイントのボールシート
JPS6328001Y2 (ja)
JPS5922339Y2 (ja) デイスクブレ−キ
JP2581263Y2 (ja) ボールジョイント
JPH1182634A (ja) フレキシブルフライホイール
JPH0314569Y2 (ja)
JPS6248472B2 (ja)
JPH0242898Y2 (ja)
JP3283688B2 (ja) 部材同士の接合構造
JPS5855050Y2 (ja) 組立式ホイ−ル

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term