JP2569012Y2 - カップインソール - Google Patents
カップインソールInfo
- Publication number
- JP2569012Y2 JP2569012Y2 JP1993056857U JP5685793U JP2569012Y2 JP 2569012 Y2 JP2569012 Y2 JP 2569012Y2 JP 1993056857 U JP1993056857 U JP 1993056857U JP 5685793 U JP5685793 U JP 5685793U JP 2569012 Y2 JP2569012 Y2 JP 2569012Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insole
- cup insole
- cup
- diameter
- step convex
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、履物靴のカップインソ
ールに関する。
ールに関する。
【０００２】
【従来の技術】カップインソールとは靴の内部で中底の
全面に載置される革、合成樹脂、不織布、その他繊維或
いはこれらの組合せで製造されるシート（中敷）であ
る。
全面に載置される革、合成樹脂、不織布、その他繊維或
いはこれらの組合せで製造されるシート（中敷）であ
る。
【０００３】カップインソールは硬かったり凹凸のある
中底の表面へ載置し、足当りを良くするものであるが、
見える部分でもあるので外観を良くする意味もある。従
って、一般的に足当りの良い美しい表面や、歩行時に足
の移動を抑制するような摩擦抵抗のある材料が使用され
る。
中底の表面へ載置し、足当りを良くするものであるが、
見える部分でもあるので外観を良くする意味もある。従
って、一般的に足当りの良い美しい表面や、歩行時に足
の移動を抑制するような摩擦抵抗のある材料が使用され
る。
【０００４】足の裏は不感蒸泄により常に水分が発散さ
れているので、吸湿性及び透湿性の悪い材料はさけなけ
ればならない。特にスポーツシューズは中底を含めて靴
の中が十分厚く柔軟性を持ったパッドで包まれているた
め、激しい運動の最中に靴の中で足の摩擦により発熱発
汗が高まる。
れているので、吸湿性及び透湿性の悪い材料はさけなけ
ればならない。特にスポーツシューズは中底を含めて靴
の中が十分厚く柔軟性を持ったパッドで包まれているた
め、激しい運動の最中に靴の中で足の摩擦により発熱発
汗が高まる。
【０００５】従って、カップインソールには出来るだけ
吸湿性と通気性に優れ、且つ足に掛かる衝撃力を吸収す
る十分な弾力性があることが要求される。
吸湿性と通気性に優れ、且つ足に掛かる衝撃力を吸収す
る十分な弾力性があることが要求される。
【０００６】従来、カップインソールの材料としてはポ
リウレタンフォーム、エチレン酢酸ビニール共重合体、
植物繊維、不織布等が単独或いはこれらを複合して使用
されている。
リウレタンフォーム、エチレン酢酸ビニール共重合体、
植物繊維、不織布等が単独或いはこれらを複合して使用
されている。
【０００７】しかしながら、これらの材料は吸湿性、透
湿性、弾力性、耐久性等に一長一短があるため、材料の
組合わせだけではカップインソール特にスポーツシュー
ズ用のカップインソールに要求される性能を満足させる
ことは不可能であった。
湿性、弾力性、耐久性等に一長一短があるため、材料の
組合わせだけではカップインソール特にスポーツシュー
ズ用のカップインソールに要求される性能を満足させる
ことは不可能であった。
【０００８】
【考案が解決しようとする課題】上述の通りカップイン
ソールの単なる材料の組合せだけでは、カップインソー
ルの吸湿性、通気性、弾力性などを改良することが出来
ないので、本考案者はカップインソールの形状及び構造
を改良することによって性能向上を図ることを検討し
た。
ソールの単なる材料の組合せだけでは、カップインソー
ルの吸湿性、通気性、弾力性などを改良することが出来
ないので、本考案者はカップインソールの形状及び構造
を改良することによって性能向上を図ることを検討し
た。
【０００９】従来、カップインソールは中底に密着して
貼られ、突起などがないことが条件とされて来たが、本
考案者は強度低下を生じさせないで中底とカップインソ
ールとの間に足むれせず通気性に優れた空間を持たせる
ことによって、空気の流通性を良くすることを検討し
た。
貼られ、突起などがないことが条件とされて来たが、本
考案者は強度低下を生じさせないで中底とカップインソ
ールとの間に足むれせず通気性に優れた空間を持たせる
ことによって、空気の流通性を良くすることを検討し
た。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本考案はカップインソー
ルの中底と接する面の踏み付け部相当面及び又は踵部相
当面に対し直径５ｍｍ、高さ１ｍｍ程度の円柱台突起上
面へ更に直径１ｍｍ、高さ０．５ｍｍ程度の小突起を有
する二段凸体の多数を形成し、これら二段凸体の適宜間
隔内にカップインソールの厚さ方向を連通する透通孔を
穿設したことを特徴とする。
ルの中底と接する面の踏み付け部相当面及び又は踵部相
当面に対し直径５ｍｍ、高さ１ｍｍ程度の円柱台突起上
面へ更に直径１ｍｍ、高さ０．５ｍｍ程度の小突起を有
する二段凸体の多数を形成し、これら二段凸体の適宜間
隔内にカップインソールの厚さ方向を連通する透通孔を
穿設したことを特徴とする。
【００１１】
【実施例】図１は本考案品を示すものであってＡは底面
図、ＢはＡの線Ｙ−Ｙに於ける部分拡大断面図である。
本考案はカップインソール１の踏み付け部相当面と踵部
相当面４に対し、二段凸体５の多数を設けるのであり、
ここに二段凸体５は直径５ｍｍ、高さ１ｍｍ程度の円柱
台突起６の上面に更に直径１ｍｍ、高さ０．５ｍｍ程度
の小突起７を設け、これら二段凸体５の適宜間隔にはカ
ップインソール１の厚さ方向に向けて透通孔２を設けた
ものである。
図、ＢはＡの線Ｙ−Ｙに於ける部分拡大断面図である。
本考案はカップインソール１の踏み付け部相当面と踵部
相当面４に対し、二段凸体５の多数を設けるのであり、
ここに二段凸体５は直径５ｍｍ、高さ１ｍｍ程度の円柱
台突起６の上面に更に直径１ｍｍ、高さ０．５ｍｍ程度
の小突起７を設け、これら二段凸体５の適宜間隔にはカ
ップインソール１の厚さ方向に向けて透通孔２を設けた
ものである。
【００１２】本考案に於ける二段凸体はカップインソー
ルのグリップ性が向上し、結果的にフィット感の特に優
れたものとなるのである。なお、カップインソールの材
料は特段に制約されるものではなく、例えばエチレン酢
酸ビニール共重合体、ポリウレタン、植物繊維、不織布
など任意の材料が選択される。
ルのグリップ性が向上し、結果的にフィット感の特に優
れたものとなるのである。なお、カップインソールの材
料は特段に制約されるものではなく、例えばエチレン酢
酸ビニール共重合体、ポリウレタン、植物繊維、不織布
など任意の材料が選択される。
【００１３】更に本考案のカップインソールを成形する
に当っては、例えば土踏まずアーチ及び又は外側アーチ
の形状に沿って立上がるサイドウェッジを設けること、
或いは横断アーチの形状に沿うような形状に成形するこ
とを適宜採用することが出来る。
に当っては、例えば土踏まずアーチ及び又は外側アーチ
の形状に沿って立上がるサイドウェッジを設けること、
或いは横断アーチの形状に沿うような形状に成形するこ
とを適宜採用することが出来る。
【００１４】
【考案の効果】本考案は以上の通り構成するものであっ
て、カップインソールの強度を低下せしめないで足むれ
をさせない充分な空隙を形成して空気の流通性及び透湿
性を良くするのであり、加えてバネ効果による柔軟性及
びクッション性の向上のほか、フィット感の特に優れた
ものとなるのである。
て、カップインソールの強度を低下せしめないで足むれ
をさせない充分な空隙を形成して空気の流通性及び透湿
性を良くするのであり、加えてバネ効果による柔軟性及
びクッション性の向上のほか、フィット感の特に優れた
ものとなるのである。
【図１】本考案品を示すものでＡは底面図、ＢはＡの線
Ｙ−Ｙに於ける部分拡大断面図である。
Ｙ−Ｙに於ける部分拡大断面図である。
１ カップインソール ２ 透通孔 ３ 踏付部相当面 ４ 踵部相当面 ５ 二段凸体 ６ 円柱台突起 ７ 小突起
Claims (1)
- 【請求項１】 カップインソールの中底と接する面の踏
み付け部相当面及び又は踵部相当面に対し直径５ｍｍ、
高さ１ｍｍ程度の円柱台突起上面へ更に直径１ｍｍ、高
さ０．５ｍｍ程度の小突起を有する二段凸体の多数を形
成し、これら二段凸体の適宜間隔内にカップインソール
の厚さ方向を連通する透通孔を穿設したことを特徴とす
るカップインソール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993056857U JP2569012Y2 (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | カップインソール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993056857U JP2569012Y2 (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | カップインソール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0718609U JPH0718609U (ja) | 1995-04-04 |
| JP2569012Y2 true JP2569012Y2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=13039090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993056857U Expired - Lifetime JP2569012Y2 (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | カップインソール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2569012Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITUB20155843A1 (it) * | 2015-11-24 | 2017-05-24 | Diadora Sport S R L | Intersuola, o soletta, particolarmente per calzature |
| IT201900024036A1 (it) * | 2019-12-16 | 2021-06-16 | Geox Spa | Componente per calzatura |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5119937U (ja) * | 1974-07-26 | 1976-02-13 | ||
| JPH0219210U (ja) * | 1988-07-20 | 1990-02-08 |
-
1993
- 1993-09-13 JP JP1993056857U patent/JP2569012Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0718609U (ja) | 1995-04-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |