JP2568726B2 - 空調換気扇 - Google Patents
空調換気扇Info
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Description
ネルギーを回収する空調換気扇に関するものである。
増してきた。そこで、衛生上換気扇の設置が必要になる
が、換気することにより冷暖房された居室内の空気が排
気されるので冷暖房負荷を増大させていた。最近この排
気流中のエネルギーを回収しながら換気のできる空調換
気扇が普及しつつある。
について説明する。図において、101は外かくであり、
室内側吸込口102と室外側吐出口103と、室外側吸込口10
4と、室内側吐出口105を有し、内部には排気用送風機10
6と、給気用送風機107と、熱交換器108を備えている。
そして室内側吸込口102より熱交換器103を会して室外側
吐出口103に至る排気通風路A→A′および室外側吸込
口104より同じく、熱交換器108を介して室内側吐出口10
5に至る給気通風路B…→B′を形成している。
にそって室外に排気されるが、たとえば暖房時には熱交
換器108内で室内空気のもつ熱エネルギーを給気される
室外空気に与えたのち排気される。一方、室外の空気は
給気通風路B…→B′にそって室内に給気されるが、前
述のように熱交換器108内で室内空気のもつ熱エネルギ
ーを受取ったのち室内に給気される。冷房時には、給気
される室外空気のもつ熱エネルギーは熱交換器108内で
排気される室内空気に与えられる。したがって、冷暖房
時に換気を行っても空調換気扇であれば、換気による冷
暖房負荷を低減させることができた。
バコ111等の煙C1→C2,C1→C3で急激に汚れた場合、熱交
換器108の抵抗損失のため、タバコ111の煙の一部C1→C2
は排気されるものの、一部C1→C3のように給気通風路B
→B′の気流に誘引されて、室内に逆流しているように
見え、一般の換気扇に比べ換気能力が劣るという課題が
あった。本発明は上記従来の課題に留意し、タバコの煙
を速やかに排気する大風量を発生する機能を備えた空調
換気扇を提供することを目的とするものである。
室内側熱交換換気吸込口,室内側熱交換換気吐出口およ
び室内側普通換気吸込口と、室外と連通する室外側熱交
換換気吸込口および室外側熱交換器吐出口および室外側
普通換気吐出口とを有する外かく内に、前記室内側熱交
換換気吸込口と室外側熱交換換気吐出口を結び排気用送
風機を設けた排気通風路と、前記室外側熱交換換気吸込
口と室内側熱交換換気吐出口を結び、給気用送風機を設
けた給気通風路とを交差するように形成するとともに前
記室内側普通換気吸込口と室外側普通換気吐出口を結び
排気用送風機を設けた普通換気通風路を形成し、前記排
気通風路と前記給気通風路とが交差する部分に熱交換器
を配設し、前記排気通風路に給気通風路を開閉する熱交
換換気用のシャッタと前記普通換気通風路を開閉する普
通換気用シャッタとを備え、前記室内側熱交換換気吐出
口より下方にあって前記室内側普通換気吸込口の中心が
前記室内側熱交換換気吸込口の中心より下方に位置する
空調換気扇の構成としたものである。
ッタを開き、排気用送風機と給気用送風機を運転させ、
給気通風路と排気通風路の交差部におかれた熱交換器に
よって排気流と給気流との間で熱交換を行い、同時給排
気を行う。
を必要とする場合には前記の熱交換換気に加え、普通換
気用シャッタを開けて室内側熱交換換気吸込口の中心よ
りも下方に室内側普通換気吸込口の中心が位置する排気
用送風機を運転させることにより、タバコの煙の大部分
を低い位置にある室内側普通換気吸込口から普通換気通
風路を経て排気し、排気しきれなかった煙は室内側普通
換気吸込口より上方に位置する室内側熱交換換気吸込口
から排気通風路を経て排気することができることとな
る。
参照しながら説明する。
2と室外側交換換気吐出口3を結び、伝熱板4と間隔板
5とを交互に積層したプレートフィン型の熱交換器6と
モータ7により駆動される排気用羽根8を備えた排気用
送風機9などで形成された排気通風路X→X′を備えて
いる。
側熱交換換気吐出口11を結び、前記熱交換器6とモータ
7により駆動される給気用羽根12を備えた給気用送風機
13などで形成された給気通風路Y→Y′を備えている。
普通換気吐出口15を結び、モータ16により駆動される普
通換気用羽根17を備えた普通換気用送風機18などで形成
された普通換気通風路Z→Z′を備えている。
吸込口2は前記室内側熱交換換気吐出口11の下方に位置
し、さらに前記室内側普通換気吸込口14の中心は前記室
内側熱交換換気吸込口2の中心より下方に位置してい
る。
において排気通風路X→X′および前記室外側熱交換換
気吐出口10において給気通風路Y→Y′を開閉する熱交
換換気用のシャッタ19と、室外側普通換気吐出口15にお
いて普通換気通風路Z→Z′を開閉する普通換気用シャ
ッタ20とを備えている。
ャッタ19が開き、排気用送風機9と給気用送風機13が運
転され、室内空気は室内側熱交換換気吸込口2から吸い
込まれ熱交換器6にて室外空気と熱交換されて室外側熱
交換換気吐出口3より室外に排気され、室外空気は室外
側熱交換換気吸込口10から吸い込まれ熱交換器6にて室
内空気と熱交換されて室内側熱交換換気用吐出口11より
室内に給気される。
量ですみやかに換気する必要があるので、普通器用シャ
ッタ20を開き普通換気用送風機18を運転することにより
煙C1→C2を普通換気通風路Z→Z′を通じて排気すると
同時に前述のように熱交換換気運転も行う。このとき、
室内側普通換気吸込口14と室内側熱交換換気吸込口2は
室内側熱交換換気用吐出口11の下方に位置し、さらに室
内側普通換気吸込口14の中心は室内側熱交換換気吸込口
2の中心より下方に位置しているので、上昇するタバコ
の煙C1→C2は大半が初めに室内側普通換気吸込口14から
普通換気通風路Z→Z′を通じて排気され、残りの煙C1
→C3は室内側熱交換換気吸込口2から排気通風路X→
X′を通じて排気される。したがって給気通風路Y→
Y′を通じて室内側熱交換用吐出口11からの給気される
室外空気にはタバコの煙は誘引されることがなく効率の
よい換気が行える。
ば、室内側普通換気吸込口と室内側熱交換換気吸込口
は、室内側熱交換換気用吐出口の下方にあって、室内側
普通換気吸込口の中心が室内側熱交換換気吸込口の中心
より下方に位置しているので、上昇するタバコの煙は大
半が初めに室内側普通換気吸込口から普通換気通風路Z
→Z′を通じて排気され、残りの煙は室内側熱交換換気
吸込口から排気通風路X→X′を通じて排気される。し
たがって給気通風路Y→Y′を通じて室内側熱交換用吐
出口から給気される室外空気にはタバコの煙は誘引され
ることがなく、従来上昇するタバコの煙を排気しきれ
ず、室内側熱交換用吐出口から給気される室外空気にタ
バコの煙が誘引され、あたかも煙が逆流しているように
見えた状態が解消され、視覚的にも効率のよい換気が確
認でき、得られる効果はきわめて大きい。
転状態を示す断面図、第2図は同熱交換気と普通換気の
同時運転上体を示す断面図、第3図は同空調換気扇の正
面図、第4図は従来の空調換気扇の断面図である。 1……外かく、2……室内側熱交換換気吸込口、3……
室外側熱交換換気吐出口、6……熱交換器、9……排気
用送風機、10……室外側熱交換換気吸込口、11……室内
側熱交換換気吐出口、13……給気用送風機、14……室内
側普通換気吸込口、15……室外側普通換気吐出口、18…
…普通換気用送風機、19……熱交換換気用シャッタ、20
……普通換気用シャッタ。
Claims (1)
- 【請求項1】室内と連通する室内側熱交換換気吸込口,
室内側熱交換換気吐出口および室内側普通換気吸込口
と、室外と連通する室外側熱交換換気吸込口および室外
側熱交換換気吐出口および室外側普通換気吐出口とを有
する外かく内に、前記室内側熱交換換気吸込口と室外側
熱交換換気吐出口を結び排気用送風機を設けた排気通風
路と、前記室外側熱交換換気吸込口と室内側熱交換換気
吐出口を結び、給気用送風機を設けた給気通風路とを交
差するように形成するとともに前記室内側普通換気吸込
口と室外側普通換気吐出口を結び排気用送風機を設けた
普通換気通風路を形成し、前記排気通風路と前記給気通
風路とが交差する部分に熱交換器を配設し、前記排気通
風路と給気通風路を開閉する熱交換換気用シャッタと前
記普通換気通風路を開閉する普通換気用シャッタとを備
え、前記室内側熱交換換気吐出口より下方にあって前記
室内側普通換気吸込口の中心が前記室内側熱交換換気吸
込口の中心より下方に位置する空調換気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2082449A JP2568726B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 空調換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2082449A JP2568726B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 空調換気扇 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03282147A JPH03282147A (ja) | 1991-12-12 |
JP2568726B2 true JP2568726B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=13774831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2082449A Expired - Lifetime JP2568726B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 空調換気扇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568726B2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-29 JP JP2082449A patent/JP2568726B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03282147A (ja) | 1991-12-12 |
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