JP2568301Y2 - 配線基板へのicチップ取付構造 - Google Patents

配線基板へのicチップ取付構造

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JP2568301Y2 JP1991097288U JP9728891U JP2568301Y2 JP 2568301 Y2 JP2568301 Y2 JP 2568301Y2 JP 1991097288 U JP1991097288 U JP 1991097288U JP 9728891 U JP9728891 U JP 9728891U JP 2568301 Y2 JP2568301 Y2 JP 2568301Y2
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    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
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    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
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    • H01L2224/49109Connecting at different heights outside the semiconductor or solid-state body

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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、配線基板に装着される
ICチップの放熱構造に関し、特に、高出力用ICチッ
プのものに関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器に用いられるICチップは、稼
働に伴って発熱する。その熱は、ICチップの装着密度
にもよるが、100℃以上に達する場合もあり、ICチ
ップ自身の損傷や回路に誤動作を与える要因となる。そ
のため、従来はICチップ装着配線基板を製造するにあ
たり、ICチップ表面温度が少なくとも85℃以下にな
るように、種々の工夫がなされている。
【0003】従来、この種の放熱のための配線基板への
ICチップ取付構造の一例として、図2に示されるもの
がある。同図において、4層からなる多層配線基板1の
最下層基板1a上に、ICチップ2をはんだ付け、又は
共晶を用いて配設し、該ICチップ2から発生した熱
を、前記最下層基板1aの貫通穴3に充填した熱良導体
(例えば銀、銅、モリブデン、タングステンなど)4を
介して、前記配線基板1の裏面に被着したアルミニウム
放熱板5に放散している。なお、前記ICチップ2と前
記配線基板1とは、ワイヤボンダによる導線6で接続さ
れている。(実開平2−106856号公報)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
前記ICチップ2の取付構造においては、ICチップ2
が高出力用のものでは発熱量が大きく、そのためICチ
ップ2と前記最下層基板1aとの間の熱膨張の差による
熱応力が発生し、ICチップ2が該基板1aから剥離す
るという問題点があった。
【0005】また、前記最下層基板1aに設けられた熱
良導体4と被着されたアルミニウム放熱板5では高出力
用のICチップ2から発生した熱を十分放散できないと
いう問題点もあった。
【0006】本考案はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的は前記問題点を解消し、高出力用ICチッ
プが剥離しない取り付けであり、かつ同ICチップから
発生する熱を効率よく放熱できる配線基板へのICチッ
プ取付構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本考案の構成は、次の(1)および(2)のとおりで
ある。 (1) 配線基板に装着されるICチップを配設するた
めの空間に該ICチップが配設され、前記配線基板の一
方の面に、該ICチップに接合された熱拡散部材を介し
放熱部材を固着するICチップ取付構造において、前
記熱拡散部材がけい素材からなる熱拡散板であり、該熱
拡散板をその平面方向の熱膨張に対して伸縮可能に保持
する前記放熱部材を、前記熱拡散板とともに前記配線基
板に固着することを特徴とする。
【0008】(2) 前記(1)の前記熱拡散板は、熱
膨張係数がけい素材に近いもので、熱伝達率が配線基板
材より同等以上のものからなることを特徴とする。
【0009】
【作用】本考案は以上説明したように構成されているの
で、ICチップは接合された熱拡散板を介して間接的に
配線基板に取り付けられるとともに、該熱拡散板はIC
チップと同材質のけい素材又は、熱膨張係数がけい素材
に近いものからなるので、ICチップと前記熱拡散板と
の間では熱膨張による熱応力は発生せず、互いに剥離す
ることはない。
【0010】また、前記ICチップで発生した熱は、前
記熱拡散板を介して、放熱部材にて効率的に放熱され
る。なお、前記熱拡散板は、その平面方向の熱膨張に対
して伸縮可能に、前記放熱部材に保持されるので、前記
熱拡散板の熱膨張による平面方向の応力の影響は全くな
い。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例
を例示的に詳しく説明する。
【0012】図1は本考案の配線基板へのICチップ取
付構造の一実施例を示す断面図である。
【0013】図において、多層(本実施例では3層)配
線基板11内には、高出力用、例えば公称20W以上の
ICチップ12を配設できるように、図で上下方向に貫
通した空間13が設けられている。
【0014】前記配線基板11の材質は、通常用いられ
るアルミナ、ムライト、コージライト、窒化アルミニウ
ム等、あるいはそれらとガラス粉末とを組み合せたもの
である。前記配線基板11を作製するには、焼成して基
板11を得る前のグリーンシートに、あらかじめICチ
ップ12が装着される位置に、パンチングマシンを用
い、基板各層に段差をつけた貫通空間13を設けて焼成
する。
【0015】前記ICチップ12は、該チップ材質と同
一材質のけい素材からなる円形、又は多角形状の熱拡散
板14上に、はんだ付け、又は共晶により接合して、取
り付けられる。ICチップ12が取り付けられた該熱拡
散板14は、放熱フィン15に設けられた凹部15a
に、その平面方向の熱膨張に対して伸縮できるように、
耐熱性クッション16および間隙17を介して、収容、
保持される。
【0016】このようにICチップ12及び熱拡散板1
4を保持した前記放熱フィン15を、前記配線基板11
の前記貫通空間13に該ICチップ12が配設されるよ
うに、該配線基板11の下面11aに固定する。すなわ
ち、前記配線基板11の下面11aに、前記熱拡散板1
4を押圧しながら、該基板11に設けられた貫通穴11
bを介して、前記放熱フィン15を取り付けねじ18に
より固定する。
【0017】なお、19は導線で、前記ICチップ12
と配線基板11とをワイヤボンダによって接続する。2
0は耐熱性クッション、21は他のIC、又はチップ部
品である。
【0018】ところで、前記熱拡散板14は、その材質
がけい素材のほか、熱膨張係数がけい素材に近いもので
あり、かつ熱伝達率がけい素材又は配線基板材に比べて
同等以上のものが好ましい。例えば、この種の材質とし
ては表1のようなものがある。
【0019】
【表1】
【0020】前記けい素材は半導体であるため、けい素
材からなる熱拡散板14の全表面に酸化けい素膜を形成
させておけば、絶縁体として利用することもできる。
【0021】なお、本考案の技術は前記実施例における
技術に限定されるものではなく、同様な機能を有する他
の態様の手段によってもよく、また本考案の技術は前記
構成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
【0022】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように本考案の
配線基板へのICチップ取付構造によれば、該ICチッ
プにけい素材、又は熱膨張係数がけい素材に近いもので
あり、かつ熱伝達率がけい素材又は配線基板材と同等以
上のものからなる熱拡散板をはんだ付け、又は、共晶に
より接合し、該熱拡散板の平面方向の熱膨張に対して伸
縮可能に保持する放熱部材を、配線基板に、前記熱拡散
板とともに固着するので、高出力用ICチップは、前記
配線基板に間接的に取り付けられ、発熱により該配線基
板との剥離は全くなくなり、高出力用ICチップに適し
た取付構造となる。
【0023】同時に、ICチップからの熱を効率よく放
熱でき、高出力用ICチップが高温になることもなく、
同ICチップの損傷や誤動作をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の配線基板へのICチップ取付構造の一
実施例を示す断面図である。
【図2】従来の配線基板へのICチップ取付構造の断面
図である。
【符号の説明】
11 多層配線基板 12 ICチップ 13 貫通空間 14 熱拡散板 15 放熱フィン 15a 凹部 16 耐熱性クッション 17 間隙

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板に装着されるICチップを配設
    するための空間に該ICチップが配設され、前記配線基
    板の一方の面に、該ICチップに接合された熱拡散部材
    を介して放熱部材を固着する構造において、 前記熱拡散部材がけい素材からなる熱拡散板であり、該
    熱拡散板をその平面方向の熱膨張に対して伸縮可能に保
    持する前記放熱部材を、前記熱拡散板とともに前記配線
    基板に固着することを特徴とする配線基板へのICチッ
    ブ取付構造。
  2. 【請求項2】 前記熱拡散板は、熱膨張係数がけい素材
    に近いもので、熱伝達率が配線基板材より同等以上のも
    のからなることを特徴とする請求項1の配線基板へのI
    Cチップ取付構造。
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